硬式野球

【硬式野球】東京六大学野球春季リーグ戦対早大 展望

東京六大学野球春季リーグ戦対早大
2018年5月18日(金)
神宮球場

前週の明大と立大の対戦で明大が勝利を収め、優勝争いは慶大と明大に絞られた六大学春季リーグ戦。法大の11季ぶりの悲願の優勝はまたも叶わなかったが、秋季リーグにつなげるためにこれからは1つでも上の順位を狙う戦いが始まる。今週末に対戦するのは法大と同じく勝ち点1の早大。エース小島和哉や早川隆久など好投手がそろう早大を先週の勢いで打ち崩し、2カード連続の勝ち点奪取としたいところだ。

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エースで主将の小島

予想スタメン(成績は5月18日現在)

法大  

打順 位置 選手(学部学年=出身校)
1 (4) 相馬優人(営3=健大高崎) 27 9 0 3 .333
2 (6) 川口凌(人4=横浜) 28 5 0 3 .179
3 (9) 向山基生(営4=法政二) 27 9 1 4 .333
4 (7) 中山翔太(人4=履正社) 31 13 1 6 .419
5 (5) 福田光輝(人3=大阪桐蔭) 27 7 1 4 .304
6 (3) 安本竜二(営3=静岡) 12 7 0 4 .583
7 (2) 中村浩人(営4=多良木) 23 11 0 7 .478
8 (8) 大西千洋(営4=阪南大) 6 1 0 0 .167
9 (1) 菅野秀哉(キャ4=小高工) 9 1 0 0 .111

早大

打順 位置 選手(学年=出身校)
1 (7) 鈴木萌斗(1=作新学院) 11 3 0 1 .273
2 (4) 丸山壮史(1=広陵) 22 5 0 1 .227
3 (5) 福岡高輝(3=川越東) 26 9 0 1 .346
4 (9) 加藤雅紀(3=早稲田実業) 24 10 1 2 .417
5 (3) 吉澤一翔(2=大阪桐蔭) 27 5 0 6 .222
6 (2) 岸本朋也(4=関大北陽) 17 8 0 1 .471
7 (8) 山田淳平(3=早稲田実業) 15 1 0 0 .067
8 (6) 檜村篤史(3=木更津総合) 20 5 0 2 .250
9 (1) 小島和哉(4=浦和学院) 9 0 0 0 .000

主な投手陣

法大

選手(学部学年=出身校)
菅野秀哉(キャ4=小高工) 5 1 3 23 1/3 9 3.47
森田駿哉(営4=富山商) 1 0 0 2 0 0.00
高田孝一(法2=平塚学園) 3 1 0 15 1/3 8 4.70
河野太一朗(文4=法政二) 1 0 0 1 0 0.00
朝山広憲(法3=作新学院) 5 0 0 4 1/3 1 2.08
石川達也(キャ2=横浜) 5 0 0 8 2/3 1 1.04
三浦銀二(キャ1=福岡大大濠) 3 0 0 5 1/3 4 6.75

早大

選手(学年=出身校)
小島和哉(4=浦和学院) 4 1 2 30 11 3.30
早川隆久(2=木更津総合) 4 0 2 15 8 4.80
今西拓弥(2=広陵) 5 1 0 6 0 0.00
徳山壮磨(1=大阪桐蔭) 3 1 0 5 2 3.60
柴田迅(2=早大学院)
2 0 0 2 2/3 3 10.13
藤井寛之(3=東筑) 1 0 0 2 1/3 6 23.14

展望

前週の東大戦で今季初の勝ち点を挙げた法大。すでに優勝の可能性は完全に消滅しているが、最後まで応援してくれるファンに意地を見せたいところだ。その法大が次に戦うのはエンジの伝統校である早大だ。昨季は東大と同率ではあるが、70年ぶりに最下位に沈んだ早大。再起をかけて挑んだ今季も、すでに優勝の可能性は消滅。勝ち点は東大に苦しみながら奪った1のみと、法大同様苦しい戦いが続いている。

投手陣は早大が誇る左腕2人の先発が予想される。まずはエースの小島和哉だ。主将となった左腕エースは、今季は4試合に登板。明大3回戦では5回9失点と精彩を欠いた。しかし、残りの3試合に限れば、計25回を投げ4失点。3試合分の防御率は1.44と完ぺきな投球を見せている。2人目は2年生の早川隆久だ。昨年はルーキーながら、15試合に登板。飛躍を誓うシーズンとなっている早川だが、今季はまだ勝ち星がなく、防御率4.80と苦しんでいる。しかし、実績はあるだけに油断は禁物だ。中継ぎ陣では昨春大阪桐蔭でセンバツ優勝を経験した徳山壮磨らに注目だが、まずはこの2人の先発左腕を打ち崩さなければならない。東大1回戦でサイクル安打を達成した中山翔太(人4)や、主将の向山基生(営4)、そして首位打者の中村浩人(営4)らの打撃に期待がかかる。

投手陣は決して悪くない早大。だが、得点力不足は深刻だ。得点数は7試合で19得点(法大は7試合で42得点)。これはリーグ5位の成績だ。元気がない打線だが、福岡高輝と加藤雅樹の3、4番には注意が必要だ。打率は加藤が.417と打率ランキング4位の成績。福岡も.346と好調だ。法大投手陣は走者をためない状況で2人と対戦するように注意したい。

今季投打が嚙み合わず、苦戦してきた両校の一戦。法大は先制点を奪い、クリーンアップの前に走者を溜めず相手打線を封じ込めることができるか。『紺碧の空』が神宮に繰り返し響かないような試合展開となれば、法大の2つ目の勝ち点が見えてくる。
(藤原陸人) 

Pick Up New Player!!~~

第3回の今日は、昨季初ベンチ入り、試合出場を果たし、今季は代打と守備力でアピールしレギュラーを狙う内野手、西山翔真選手(法3)です。

東大2回戦、代打出場した西山翔真(法3)は今季リーグ戦初打席の死球について、「もったいなかった」と物足りなさそうに話した。

市立和歌山高では、1年時からレギュラーの座を勝ち取り、2年の夏には1番遊撃手として甲子園にも出場した。球児として経験を積んだ3年間。そこで特に鍛え上げたのは守備力だった。守備の基礎である捕球の形を徹底的に叩き込まれた鉄壁の守りは、現在の西山の最大の武器となっている。

高校卒業後の進学先には、いくつかの候補の中から六大学である法大を選んだ。しかし、入部後は大学野球のレベルの高さに驚かされたという。西山がリーグ戦のベンチ入りを果たしたのは、昨季明大1回戦。「入ると思っていなかったので、素直にうれしかった」と振り返った。

3年目を迎え、上級生としてチームを引っ張る立場となった今季。「代打でも良いので、出場する機会をもらいたい」と力強く語った。一日千秋の思いで、リーグ戦出場の機会を伺う。
(大平佳奈)
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