硬式野球

【硬式野球】エース・田中誠攻略へ 勝ち点奪取に向け打線の奮起に期待 東京六大学野球秋季リーグ戦 対立大戦展望

東京六大学野球秋季リーグ戦 対立大
2019年9月20日(金)
神宮球場

 18イニング連続無失点を達成し、開幕2連勝で最高のスタートを切った法大。次に対峙する相手は昨季連敗を喫した相手・立大だ。立大は昨季優勝を果たした明大から唯一白星を挙げたチーム。エースの田中誠也や、柴田颯・宮﨑仁斗・山田健太の1年生トリオ、また、けがから復帰した太田英毅など、今季に向けた戦力は万全だ。しかし、法大も開幕戦で『結束』を示し、準備は万端。優勝に向け、今カードでも勝ち点奪取を狙う。

 

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初戦の先発が予想される田中誠

第1週終了時点リーグ戦結果(9/20現在)

順位 試合勝利敗戦引分勝点勝率
1位明大 ――     ○○     2 2 0 0 1 1.000
1位法大   ―― ○○       2 2 0 0 1 1.000
3位早大   ●● ――       2 0 2 0 0 .000
3位東大 ●●     ――     2 0 2 0 0 .000
 慶大         ――   0 0 0 0 0 ---
 立大           ―― 0 0 0 0 0 ---

立大戦展望

 18イニング連続無失点で開幕2連勝。最高のスタートを切った法大が次に迎え撃つは昨季2連敗を喫した相手・立大だ。

 立大の中心選手と言えば何といってもエースの田中誠也だろう。昨季最優秀防御率の技巧派左腕は今季がラストシーズン。当然今季もそのタイトルを狙ってくるはずだ。先日対戦した早川隆久と同じく、左投手に対する対策は必要不可欠と言える。また、同じくラストイヤーを迎える右の手塚周やアンダースローの中川颯、威力のある直球が武器の中崎響介など、力のある投手が後ろに控える。

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初戦の先発が予想される田中誠

 対する法大打線。先週の早大2連戦の中で、先発メンバーには左翼手で違いがあった。初戦の左投手・早川に対しては、オープン戦で好調を維持していた右の杉村泰嘉(文3)を、翌日の右投手・徳山壮磨に対しては左の毛利元哉(法4)を起用。毛利が3打数3安打で状態の良さをアピールしただけに、初戦の先発が予想される左の田中誠に対し、杉村と毛利のどちらを起用するかという点は1つの注目すべき点だ。また、早大との2戦では合計3得点と本調子とは言えない法大打線。リードオフマン・舩曳海(キャ4)の復調と、まだ安打を放っていない日本代表コンビ・宇草孔基(営4)、安本竜二(営4)が本領を発揮すれば、現在好調の8番・相馬優人(営4)まで、切れ目のない打線が完成する。このカードで打線に一気に火をつけたいところだ。

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安本(上)と宇草の奮起に期待がかかる

 立大打線の注目は昨季活躍を見せた柴田颯・宮﨑仁斗・山田健太の1年生トリオに集まるが、主将の藤野隼大をはじめ、江藤勇治などの4年生が調子を上げてくるとさらにその怖さは増してくる。また、昨季はけがで出場3試合にとどまった太田英毅には要注意だ。昨季、立大は優勝を果たした明大から唯一勝利を挙げたチーム。その勝利を挙げた試合で2安打を放ち、活躍を見せたのが太田だった。広角に打ち分ける技術に加え、足の速さも一つの武器である太田。この太田の出塁をいかに防ぐことができるかという点は勝利に向けた重要なポイントと言って良い。

 そして、その立大打線に対峙する法大投手陣。開幕カードでは継投により18イニング連続無失点を達成し、昨季の嫌なイメージは払拭できた。今カードでもその力を発揮し、立大打線を封じ込めてほしいところだ。初戦の先発にはやはり、開幕戦で5回無失点の好投を見せた高田孝一(法3)の起用が予想される。しかし、開幕カードでの戦いぶりを見ればわかるように、今季の法大投手陣は『総力戦』だ。第2戦で5回から3イニングを投げリーグ戦初白星を手にした朝山広憲(法3)の先発起用や、現在クローザーとして活躍している三浦銀二(キャ2)についても青木久典監督が「本当は先発をしてもらいたいというところはある」と語るように、調子次第では早々の先発復帰ということも考えられる。やはり、投手陣については今カードも「試合前からいろいろなプランを考えている」 という青木監督の采配に期待がかかる。

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三浦の起用法は今後のカードを戦う上での鍵となりそうだ

  開幕カードの2連勝から間を空けずに迎える立大戦。投手陣が先週に続く安定感を見せ、打線がそれに応え、奮起できるか。『勝ち』に貪欲となり、2つ目の勝ち点を狙う。

(山﨑有馬)

 
 
 
 
 

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