硬式野球

【硬式野球】東京六大学秋季フレッシュトーナメント 対明大戦 13安打を放つも、好機であと1本が出ず2連敗… 5-6位決定戦に回る

東京六大学秋季フレッシュトーナメント 対明大戦
2019年11月7日(木)
神宮球場

昨日の早大戦で黒星発進をしてしまった法大。『血の法明戦』を制し、一つでも上の順位でトーナメントを終えるべく、先発には杉下裕哉(営2)を起用。3回表には齊藤大輝(営1)の適時三塁打などで先制すると、6回表にも追加点を挙げる。しかしその裏に投手陣がつかまり、一挙4失点。そのまま試合は流れ、3ー4と2試合連続となる逆転負けを喫した。

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明日の5-6位決定戦は何としてもものにしたい

試合結果

トータル試合結果

 123456789HE
法 大 0 0 2 0 0 1 0 0 0 3 13 2
明 大 0 0 0 0 0 4 0 0 0 4 7 2

(法大)●杉下、扇谷、平元、宮原-後藤
(明大)〇米原、西條、渡部-植田
[本塁打] なし

 

打撃成績

打順位置選手打率123456789
1 (7) 宮﨑秀 3 1 0 .143 三振   中安 三振          
  H7 大本 2 0 0 .000             三振   投ゴ
2 (6) 海﨑 4 1 0 .250 左邪   投ギ   右安   中飛   右飛
3 (4) 齊藤大 5 3 1 .375 右安   中三①   二併   左飛   左安
4 (9) 小池 5 1 0 .333 遊ゴ   三振   遊ゴ     左二 一邪
5 (D) 大柿 4 2 0 .250   中二 二ゴ     遊安   三振  
6 (3) 野尻 3 1 0 .200   三振   中安   遊ゴ   四球  
7 (2) 後藤 4 2 0 .500   投ゴ   右安   右安   遊ゴ  
8 (8) 神野 2 0 0 .000   三振   投ゴ          
  H 諸橋 1 0 0 .000           二ゴ      
  8 中村泰 1 0 0 .000               三振  
9 (5) 中原 4 2 0 .286     中安 右飛   左邪     中安
  R 高田桐 0 0 0 .000                  
    38 13 1 .235                  

 

投手成績

  球数 打者 防御率
杉下 5 1/3 80 22 3 5 3 2 3.38
扇谷 0 0/3 10 2 2 0 0 0 0.00
平元 2 38 9 2 1 2 0 0.00
宮原 0 2/3 2 2 0 0 0 0 0.00
9 130 25 7 6 5 2 2.65

 

ベンチ入りメンバー

11 杉下裕哉(営2=氷見) 35 是澤涼輔(現1=健大高崎) 23 松田憲之朗(キャ1=龍谷大平安)
15 宮原大樹(法2=宇治山田商) 3 肥後幸太(法1=法政二) 34 高田桐利(営1=広陵)
19 平元銀次郎(営2=広陵) 6 中原輝也(人2=尽誠学園) 1 諸橋駿(法2=中京大中京)
16 扇谷莉(営1=東邦) 24 齊藤大輝(営1=横浜) 2 中村泰賀(経2=札幌一)
17 石田旭昇(文1=東筑) 31 海﨑雄太(文1=埼玉栄) 7 神野太樹(キャ2=天理)
20 後藤克基(法2=滋賀学園) 25 野尻幸輝(営1=木更津総合) 38 小池智也(営2=八戸学院光星)
32 長岡興平(人2=佐倉) 4 佐野瞭太(人2=法政二) 8 宮﨑秀太(営1=天理)
12 村上喬一朗(法2=東福岡) 5 大本遼(経2=掛川西)    
27 大柿廉太郎(法1=健大高崎) 26 東拓(人2=日大鶴ケ丘)    

 

戦評

 昨日はチーム全体で僅か3安打と打線が沈黙した法大。フレッシュトーナメント優勝の可能性がついえたものの、3位決定戦に進むべく対明大戦に臨んだ。

 法大の先発は春季フレッシュリーグで好投した杉下裕哉(営2)がマウンドにあがる。立ち上がりからキレのある直球を武器に見事なスタートをきる。初回に1つ四球を与えてしまうが、後続は併殺打に打ちとり、一、二回を三者凡退に封じ込める。打線は二回に早速好機を作り出す。先頭打者の大柿廉太郎(法1)が右中間に二塁打を放ち、先制ムードが漂う。だが、明大先発の米原大地は落ち着いていた。続く野尻幸輝(営1)、神野太樹(キャ2)を三振に切って取り、三塁を踏ませない投球を見せる。

 しかし、今日の法大は攻め続ける。三回、またも先頭の中原輝也(人2)が単打で出塁すると、宮﨑秀太(営1)もそれに続く。相手の失策からの俊足巧打の3番・齊藤大輝(人1)による適時三塁打で2点を先制する。その裏、ここまでテンポよくアウトを取っていた杉下が2死三塁のピンチを招くも、気迫あるれる投球で三振に打ちとり、流れを渡さない。

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ピンチを抑え、ガッツポーズを見せる杉下

 その後も毎回ランナーを出す攻撃で六回には代打・諸橋駿(法2)の内野ゴロの間に1点を追加し、3-0とリードを広げる。試合が大きく動いたのはその裏だった。先頭打者に安打を許し、次の打者を空振り三振にとったのも束の間、続く打者にも安打を許した上に失策も重なり、ついに失点を許す。明大の攻撃の流れを止めたい法大だったが、扇谷莉(営1)、平元銀次郎(営2)とこの回2人の投手を引っ張り出され、逆転を許してしまう。3-4のスコアのまま、その後もチャンスは作るが得点には至らず、無情にもゲームセット。

 昨日の試合とは打って変わって計13安打の打線を見せてくれただけに今日の敗戦は痛い。また、決勝点は捕逸だったことから分かるように守備では失策が多く見受けられた。まだまだ課題は多くある。しかし、それだけ成長の伸びしろがあるわけであり、時間にも余裕がある。フレッシュリーグで見つけられた課題を各々克服し、一皮むけた姿を待ち望む。
(高安寛)

クローズアップ:後藤 克基

前日の早大戦で惜しくも敗戦を喫した法大。3位決定戦に進む為にも絶対に負けられない中で臨んだ『血の法明戦』で扇の要として起用されたのは、来季の正捕手候補・後藤克基(法2)だ。

後藤は春季フレッシュリーグでは3試合に先発出場しており、正捕手候補としての高い期待がうかがえる。前日の早大戦こそ出場機会は無かったが、先発出場した今日はその打棒を発揮した。まずは4回表の第2打席、先頭打者の野尻幸輝(営1)が安打で出塁すると、後藤は明大先発、米原大地の投じた2球目を右翼線へ捉え無死一、三塁とチャンスメイクをする。続いて第3打席も安打を放ち、一塁にいた走者を三塁に進めるなどつなぎのバッティングで2安打を放ち、チームに貢献した。

夏の間は技術的な事を身につける為の前提として体幹を鍛えたという後藤。今季の法大は伊藤寛士(文4)が正捕手としてチームをけん引してきたために、来季の正捕手を巡る競争の激化は必至だ。後藤は来季に向けて「自分が一つ頭を抜けて出れるぐらいの勢いでやりたい」と話す。正捕手候補から正捕手へ、さらなる高みを目指す後藤の成長から目が離せない。
(五嶋健)

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選手インタビュー

杉下 裕哉 投手

ー今日の試合を振り返って
序盤に相手にヒットも打たれずにテンポよく抑えられていたんですけれど、(グラウンド)整備の終わった6回に捕まってしまって、大量失点につながったので、そこで自分がもう1回しっかりと試合を締められればなと思っていました。でも、結局フォアボールを出してしまってふがいない結果に終わってしまいました。

ー先発を告げられた時期
結構前です。2週間前ぐらいからもう決まっていました。

ー立ち上がりはどのような気持ちで
自分は立ち上がりがあまり良くないので、1人目のバッター重視でマウンドに上がりました。

ー3回にはピンチをしのぎ、ガッツポーズも見せました
あの場面は自分たちが先制して、次の回だったので、チームに流れを持っていきたいなかで、ツーアウトからランナーを出してしまいました。そこで無失点で抑えられたのでガッツポーズが出たと思います。

ーそのような中で、6回の降板でした
そうですね、あの回まではせめて行きたかったんですけれど、そこで交代をしてしまって、あとは任せたぞという気持ちでマウンドを降りました

ー後藤選手とは試合前にどのような会話を
サマーリーグでも(一緒にバッテリーを)組んでいたので、研究もされてくるだろうという中で、どれだけ自分の投球ができるか、それを課題にしてやっていこうというふうに話して、結果5回まで無失点に抑えられたので、その点は良かったかなと思います。

ー明日は5-6位決定戦です
自分が投げるかは分からないですけれど、チームが勝って5位で最下位にはならないようにやっていきたいと思います。

後藤 克基 捕手

ー今日の試合を振り返って
そうですね、序盤は杉下が結構いいテンポで投げてくれて、バッター陣も昨日あんまり打てなかったところをしっかりとヒットも出てたんで良かったんですけど、終盤、ちょっとした隙をいかれたって感じで差が出たというのはあります。

ー先発の杉下選手と試合前に話した事
杉下は今まで、試合前のブルペンで調子良いと試合でちょっと崩れるような傾向があるんですけど、そこはちょっと切り替えていつもと違うような感じでいこうっていう風には話してました。

ー明大で警戒していた打者
1番バッターの長南と、4番の植田は警戒してやってたんですけど、その二人ぐらいですね。

ー今日は2安打でした
調子はあまり良くなかったんですけど、次のバッターにつなげるって気持ちが結果につながったんではないかなと思います。

ー同じ捕手というポジションで伊藤寛士(文4)選手はどのような存在でしたか
技術とかもそうですし、配球面がキャッチャーとしてすごく上手なので、そこは真似出来るところは真似しながら、自分の武器に出来るようにはっていうのはずっと思ってました。

ー来季に向けての意気込み
ずっと練習もA(チームに)入ったり、B(チームに)落ちたりっていうところにいるので、来シーズンはキャッチャーが白紙になるので、そこは自分が一つ頭を抜けて出れるぐらいの勢いでやりたいというふうに思います。

ー夏に取り組んだ事
体幹は少し意識的に鍛えるようにはしたんですけど、技術的な事はやっぱり体がしっかり、体力とか筋肉とかが無いと技術的なものはつかないと思うので、もう一回体を見直して体力、筋力作りというのをやりました。

ー明日の試合に向けて
ここ2連敗で来て、なかなか法政の良いところを出せてないんで、明日は初回から自分らの良いところを出せたらいいなって思います。

大柿 廉太郎 捕手

ー今日の試合を振り返って
昨日今日と逆転負けという結果で、試合出ている人と出ていない人の、勝つためにどうしたら良いかと言ったコミュニケーションができていなく、そういうのが逆転負けにつながっているんじゃないか、ということをミーティングで確認しました。

ー昨日は捕手として先発出場でした、古屋敷匠眞(営2)投手と試合前に話していたことは
(直球で)押せるところは押して、変化球でかわすところはかわして、打たれ始めたら配球を変えて、攻めて行こうという話はしていました。

ー実際に2人の投手をリードしてみて
ミスから点を取られたのは悔いが残りますけど、(古屋敷投手と)試合前に話していた真っ直ぐで押して、変化球でかわすところはかわすことは試合中できていたので良いところかなと思います。平元さんとはあまりバッテリーを組んだことはないんですけれど、結構良い感じでコミュニケーションを取りながら投げられたと思っています。

ー今日は指名打者として出場されましたが打撃のコンディションは
狙い球絞りながら「この球は狙っていこう」とか、そういうのが打席の中で考えられるようになってきたので、そういうのが結果につながっていると思います。

ー最終戦への意気込み
3敗はできないので、しっかりチームが勝つように貢献したいと思います。

齊藤 大輝 内野手

ー今日を振り返って
チームの雰囲気が最近良くないなっていう感じですね。先取点を昨日も今日もとって逆転負けしてるので雰囲気を変えないと良くないなって思います。

ー昨日と今日の試合では中盤と終盤に逆転されるパターンが続いています、チームの共通認識は
バッティングは水ものだからみたいなことやベンチ裏での休憩が多いので、ラグビーの『ONE TEAM』のように行こうみたいな話はしました。

ー今日は猛打賞、昨日の試合後から何か修正したことや取り組んだこと
昨日も感じは悪くなかったので(寮に)帰って逆方向を意識して(バットを)振ったりしてました。

ー最終回にバットを折りながらの安打には執念を感じました
1人出れば自分まで回ってくる状況だったので後ろにつなごうという意識で打席に入って後ろに小池さんなど良いバッターがいたので後ろに繋ごうという意識で打席に入りました。

ー三拍子揃った選手というイメージがありますが守備と走塁で常に心がけていること
守備では相馬(優人、営4)さんがセカンドにいて、相馬さんは守備が上手いので色々教えてもらったり、走塁では法政の走塁は結構鋭い部分があるので宇草(孔基、営4)さんなどにリードの取り方とかをよく先輩に聞いてます。

ー秋季リーグ戦ではスタメンでも出場しましたが、齊藤大選手にとって今大会はどのような位置づけ
六大学は神宮でやるっていうのは決まっているので東大戦で打っていいイメージで試合に臨むことが出来たのでこのフレッシュリーグも自信を持って入ることが出来ました。自分が一番持ち味としているのはバッティングだと思うのでそれをどんどん魅せていきたいなという気持ちで臨みました。

ー明日の試合への意気込み
負けが続いているので最後勝って、相手がどうこうよりは自分たちがしっかり柱を持ってやっていきたいと思います。

小池 智也 外野手

ー今日の試合を振り返って
昨日は、あまり良くない結果だったので今日はしっかり昨日の反省を生かして試合をしようということをみんなで掲げてやりました。打撃としては良かったんですけど、チャンスで1本出なかったのでそこが反省点かなと思います。

ー秋期のリーグ戦は久しぶりの出場だったものの、悔しいシーズンになった
1年の秋から経験させてもらって、今年の秋も何試合か出させてもらったんですけど、結果が出ませんでした。その悔しさをこのフレッシュリーグに向けたことで、熱い気持ちを持てました。ヒットが2日連続が出ているのでそれが良かったと思います。

ーフレッシュリーグで四番を任されているが、意気込み
特にないんですけど、やっぱり学生コーチに言われた「4番と言われている限りは4番らしく」という言葉を胸にいつも打席に立っています。

ー秋の試合に向けて取り組んでいたこと
ウエイトをいつもより多く増やしました。

ーよく一緒に練習をする選手
控えの東(拓、人2)君と仲が良いので、いつもあいつからアドバイスをもらってます。

ー昨日から2試合連続で安打を放っているが、打席で意識していること
昨日は力を抜いて打席に入ろうっていう考えでいって、全打席感じが良かったんですけど、今日はどうしても力が入ってしまったので最初の方はあまり打てなかった印象があります。

ー明日の試合に向けて
負けが続いているのでとりあえず勝てるように全員で頑張りたいと思います。

フォトギャラリー

  • DSC 4982 R併殺を完成させる1年生二遊間の海﨑(左)と齊藤大
  • DSC 5272 R齊藤は打撃でも猛打賞とリーグ戦からの好調を維持
  • DSC 5036 R二塁打を放ち、塁上で笑顔を見せる大柿
  • DSC 5438 R4回表に痛烈な中前安打を放った野尻
  • DSC 5647 R杉下は5回まで完璧な投球を披露
  • DSC 5668 R後藤はマルチ安打の活躍
  • DSC 5811 R今試合もリリーフでの登板となった平元
  • DSC 6121 R明日の5-6位決定戦は何としてもものにしたい
 

 

 
 
 
 
 

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