硬式野球

【硬式野球】東京六大学秋季フレッシュトーナメント 対東大戦 古屋敷、平元の完封リレーで見事勝利!! 5位でフレッシュトーナメントを終える

東京六大学秋季フレッシュトーナメント 対東大戦
2019年11月8日(金)
神宮球場

フレッシュトーナメント最終日、ようやく法大ナインに笑顔が戻ってきた。4回裏に野尻幸輝(営1)がしぶとく左前に適時二塁打を放ち先制すると、7回裏には後藤克基(法2)が二試合連続となる打点を挙げる。一方の投手陣は中1日での先発となった古屋敷匠眞(営2)が5回零封、後を継いだ平元銀次郎(営2)が4回完全の完璧な投球を披露し、完封リレーで勝利を飾った。

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4回完全で圧巻の投球を披露した平元

試合結果

トータル試合結果

 123456789HE
東 大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0
法 大 0 0 0 1 0 0 1 0 × 2 8 0

(東大)●田中啓、西山、井澤-松岡
(法大)○古屋敷、平元-後藤
[本塁打] なし

 

打撃成績

打順位置選手打率12345678
1 (4) 齊藤大 4 2 0 .417 左安   右邪   四球   左安 二飛
2 (6) 海﨑 3 1 0 .273 二ゴ    中安   中飛   三ギ  
3 (D) 大柿 4 2 0 .333 左飛    三ゴ   左安   左安  
  RD 0 0 0 ---                
4 (7) 小池 2 0 0 .273   左飛    四球 三ゴ      
  R7 中村泰 0 0 0 .000                
  H9 樺嶋 1 0 0 .000             三振  
5 (9)7 諸橋 1 0 0 .000   四球   投ギ 二ゴ   四球  
6 (2) 後藤 4 2 1 .500   左安   三邪   中飛 左安①  
7 (3) 野尻 4 1 1 .222   左飛   左二①   二ゴ 三振  
8 (8) 神野 2 0 0 .000   三ゴ   四球   四球   三振
9 (5) 中原 4 0 0 .182     遊ゴ 三振   遊飛   二ゴ
    29 8 2 .247                

 

投手成績

  球数 打者 防御率
古屋敷 5 63 17 2 6 1 0 2.31
平元 4 53 12 0 6 0 0 0.00
9 116 29 2 12 1 0 1.73

 

ベンチ入りメンバー

15 宮原大樹(法2=宇治山田商) 35 是澤涼輔(現1=健大高崎) 34 高田桐利(営1=広陵)
18 古屋敷匠眞(営2=八戸工大一) 3 肥後幸太(法1=法政二) 1  諸橋駿(法2=中京大中京)
19 平元銀次郎(営2=広陵) 6 中原輝也(人2=尽誠学園) 2 中村泰賀(経2=札幌一)
16 扇谷莉(営1=東邦) 24 齊藤大輝(人1=横浜) 7 神野太樹(キャ2=天理)
17 石田旭昇(文1=東筑) 31 海﨑雄太(文1=埼玉栄) 38  小池智也(営2=八戸学院光星)
20 後藤克基(法2=滋賀学園) 25 野尻幸輝(営1=木更津総合) 4 樺嶋竜太郎(人1=福岡大大濠)
32 長岡興平(人2=佐倉) 5 大本遼(経2=掛川西) 8 宮﨑秀太(営1=天理)
12 村上喬一朗(法1=東福岡) 26 東拓(人2=日大鶴ケ丘)    
27 大柿廉太郎(法1=健大高崎) 23 松田憲之朗(キャ1=龍谷大平安)    

 

戦評

 昨日はチーム計13安打の猛攻をみせるも失策で手痛い決勝点を与えてしまい、敗戦を喫した法大。なんとかフレッシュトーナメントで1勝を挙げるべく対東大戦に臨んだ。

 フレッシュトーナメント6位だけは避けたい法大は先発に古屋敷匠眞(営2)を起用。初回から東大の2番、3番打者を連続三振に抑え安定した立ち上がりを見せる。初回から流れに乗っていきたい法大は、今日1番に置いた齊藤大輝(人1)が3球目のストライクを取りにきた球をしっかりと捉え、左前安打を放ち先頭打者が出塁する。そして続く2番・海﨑雄太(文1)の打席で積極的に二盗を試みる。しかし相手捕手の好送球もあり際どいタイミングで盗塁死を喫し好機を潰すと、海崎そして3番・大柿廉太郎(法1)も打ち取られ、走者を出すも3人で攻撃を終える。その後2回、3回は互いに走者を出しつつも後続が打ち取られ両者0点のまま中盤に突入する。

 4回表、古屋敷は1死から東大の2番・中井徹哉に右翼線への二塁打を許し先制のピンチを招く。しかし続く3番打者は内野ゴロ、4番打者を空振り三振に切って取りピンチを脱する。そろそろ先制点の欲しい法大はその裏、先頭の小池智也(営2)が四球を選んで出塁すると手堅くバントで送り好機を演出。二死となるも7番・野尻幸輝(営1)が詰まりながらも内野の頭を越える左前適時二塁打を放ち待望の先制点を挙げる。

 6回表からは平元銀次郎(営2)がマウンドに上がり、その回をわずか9球で抑えるとその後も9回まで1人の走者も許さない完璧な投球をみせる。終わってみれば打者12人に対して6個の三振を奪い相手打線を完全に封じ込めた。平元の投球で流れに乗った法大は7回にも二死満塁の好機を作ると、6番・後藤克基(法2)が左前適時打を放ち得点を挙げて、勝利をたぐり寄せた。

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2試合連続の打点を挙げた後藤

 昨日に続いて計8安打を放つも得点は2得点。なんとか勝利を収めたものの8安打で2得点は物足りない数字だ。四球を選び出塁するも後続が打ち取られる形が多く、計6個の四球を選ぶも残塁は9と拙攻も目立った。フレッシュリーグでの投手陣は今日の古屋敷、平元のように安定した結果を残しただけに野手陣の成長が期待される。「もっとチャンスで結果を出せるバッターになりたい」と後藤が語るように、好機は作るものの最後の1本が出ない打線は好機での勝負強い打線を目指して長いオフを迎える。
(吉本侑樹)

 

クローズアップ:平元 銀次郎

 フレッシュトーナメントの全試合に救援投手として登板し、ピンチを乗り切る気迫の投球で防御率は0.00の好成績。しかし、「勝たないとやっぱり意味がない」と平元銀二郎(営2)は試合結果に満足できずにいた。

 「学生コーチが最後の試合だったので、なんとしても勝ちたい」とチーム一丸で挑んだ今日の試合は平元が登板するまでわずか1得点となかなか東大を突き放せずにいた。その場面で先発・古屋敷匠眞(営2)からマウンドを譲り受けた平元は昨日に引き続き好投を披露する。7回裏には打線の援護を受け、さらにギアを上げ6奪三振。全ての回を三者凡退で打ち取り試合を締め、中村駿学生コーチ(キャ4)の花道を飾った。

 「2年生からリーグを投げたかったんですけれど、実力不足で投げれなかった」と振り返る今季。悔しさをにじませるのと同時に「来年こそは絶対に投げたい」と改めてリーグ戦登板への意欲を見せた。だが、間違いなく今大会の結果は来年への大きな弾みとなっただろう。「冬にどのくらい追い込むかが重要」と平元。これから来年の躍進に向けて試練の冬が始まる。
(須藤大樹)

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 学生コーチ・選手インタビュー

中村 駿 学生コーチ

—自身にとって最後となったフレッシュトーナメントを振り返って
優勝を狙っていたんですけど、結果的に2連敗してしまいました。選手は全力でやっていた中でこのような結果になったので、しょうがないところはあると思います、でも、今日の3戦目、最後となった東大との戦いでしっかりと粘り強く戦って、うちの本来の強さを出せたと思います。

—選手からは「最後に中村さんを優勝させたい」という意識が垣間見えました
そうですね。常に「自分を優勝させて胴上げする」ということを口々に言ってくれていて。それは本当に喜ばしいことでした。

—敗戦した2戦はともに終盤での逆転負けでした
試合の中には常に流れというものがあるので、その流れをどれだけ自分たちのものにできるかという部分で後手後手に回ってしまったというか、後は常に劣勢だったという部分で、受け身になったところが敗戦につながってしまったのかなと思います。

—その中でも、リーグ戦でも活躍した齊藤大選手を中心に選手それぞれが力を見せつけました
特に斎藤に関しては、入った時から目をつけていて、リーグ戦でも結果を出していたので、フレッシュに関してはもう1番、3番でキーマンとして引っ張ってもらうつもりでした。勝負所での打撃には期待していたので、しっかりそれに応えてくれたと思います。

—1年間を通して1、2年生のまとまりはいかがでしたか
最初の方は『個人個人』だったんですけど、1年間やってきて、最終的にはチーム力というところができてきたのかなと思います。常に声も掛け合っていましたし、何よりもここぞという部分のチーム力はつけることができたのかなと思います。

—ご自身としてはこれで引退となりますが、1、2年生に向けてメッセージをお願いします
このフレッシュは選手たちにとって通過点だと思っています。ここからリーグ戦に絡んでこないといけないメンバーもいると思いますし、また、フレッシュで力をつけないといけない選手もいると思いますが、この冬の過ごし方というのを大事にして、来春での飛躍に向けて頑張ってほしいです。『野球』に全力で取り組んでほしいなと思います。

平元 銀次郎 投手

ー今日の試合を振り返って
学生コーチが最後の試合だったので、なんとしても勝ちたいなと思って挑みました。

ー学生コーチが最後の試合ということですが何かかけられた言葉などは
最後は野球人生を笑顔を終わらせてくれといっていただきました。

ー逆に平元投手は学生コーチにはどのようなお声がけをしましたか
充実した生活を送らせてもらって本当にありがとうございますと言いました。

ー今大会を振り返って
2年生からリーグを投げたかったんですけど、実力不足で投げれなくて、来年こそは絶対に投げたいと思います。その気持ちを改めて実感した大会でした。

ー個人としては全ての登板で無失点でした
でも勝たないとやっぱり意味がないですね。

ー今回の成績は来年に向けての弾みになられたと思います
冬にどのくらい追い込むかにかかっていると思うので、練習をいっぱいしていきたいと思います。

ーどのようなトレーニングをオフに行いますか
筋力アップです。筋力とか身体がしっかりしてくれば自然と球速も上がってくると思うので重点的にトレーニングしていきたいです。

ー来年に向けて
チームの一員となって戦えるように力をつけていきたいと思います。

後藤 克基 捕手

一今日の試合を振り返って
今までずっと継投がうまくいっていなくて、ピッチャーを延ばして打たれるという場面が多かったので今回の試合はスパッと切り替えて継投をうまくつなげられたかなと思います。

一今日の投手陣の調子は
古屋敷(匠眞、営2)も平元(銀次郎、営2)もしっかりと真っすぐも変化球も腕を振ってキレのあるボールを投げられていました。どの変化球でもストライクが取れていたので、今日はキャッチャーとして配球しやすかったなと思います。

一7回には追加点となる適時打も放ちました
前のバッターがバントしてランナー二塁というチャンスの場面で2打席目に打てていなかったので、切り替えて力を抜いてコンパクトにスイングしようということだけ考えて打席に入りました。

一フレッシュトーナメントを振り返って見つかった課題は
1試合目2試合目と終盤逆転されてという形になってしまい、バッティングの方が先制して中押しダメ押しという形ができなかったのでそこの終盤でのバッティングの課題が出たと思います。

ーオフに向けて
キャッチャーとしての技術もそうですし、1番はもっとチャンスで結果を出せるバッターになりたいなと思うので、もっと振り込んでひとまわり大きくなって春のリーグ戦に向けて頑張りたいなと思います。

野尻 幸輝 内野手

ー今日の試合を振り返って
2戦負け続きだったんですけど、今回最後の試合ということで大量得点は取れなかったですけれど、しっかりと粘り勝てたというのはチームとして良かったと思います。

ー4回の左前にタイムリーを放った時どのような気持ちだったか
自分も状態としてはあまり良くない状態なんですけれど、この短期決戦というのはしっかりと切りかえて次に繋げていかないとなというのは思っていました。中村駿(キャ4)さんという学生コーチで新人戦の監督をされてる方がいるんですけど、その人も野球人生最後の試合だったのでその人のために打ちたいなという思いがあったのでその人が打たせてくれたのかなと思いました。

ー守備の時よく声を出しているイメージだったが具体的にどのような声掛けを
ピッチャーにはやっぱりいい状態で投げて欲しいのでピッチャーがプラスになれるような声掛けを意識してかけています。

ー今大会をを振り返って
まだまだ5位という結果で終わってしまったことはしっかりと受け止めて秋冬と自分たちもしっかりと練習を積み重ねて、来年の春にはしっかりとリーグ戦で活躍してチームに貢献できる選手になっていけたらいいなと思います。

ーフレッシュで見つかった課題点と良かった点
自分の持ち味はバッティングなのでそこの確率が悪くなった時にどうしても迷ってしまうところがあって、迷ったら打てないと思いますし割り切って行かないといけない時とあるのでそこを割り切っていくというのと、守備の面に関してはやっぱり声掛けというのが1番重要で、ピッチャーに対してのプラスの声掛けと状況、場面に応じてどういう動きをするかという守備の声掛けというのも意識してやって行きたいなと思います。

ーオフに取り組みたいこと
来年の春のリーグ戦は主軸を打ちたいと思っているのでやっぱり(実力は)まだまだですけど、そこの目標というのをぶらさず自分ができることを地道にやっていきたいと思います。

ー来季に向けて
必ず主軸になってチームをしっかり勝利、リーグ優勝に導けるようにこの冬しっかりと頑張っていきたいと思います。

諸橋 駿 外野手

ー今日の試合を振り返って
毎試合、序盤に先制をしていた所で、今日も先制をできたんですけれど、明治、早稲田の2試合は序盤に先制をしてから逆転をされるということがあったので、そこを粘り強くいくというのをチームでやってきていて、粘ることができて結果的に勝利することができたのでそこは良かったかなと思います。

ー今大会初スタメンでした
正直、春のフレッシュとサマーリーグではスタメンで出させていただいたんですけれど、今回、初めて前の2試合はスタメンを外れて、悔しい気持ちもあったので、今日はなんとしてでもチームに貢献しようという思って、出番を待っていました。

ーその言葉通り、四球を2つ選び、犠打も決めました
後ろにつなぐという気持ちでそんなにバッティングの調子がいいというわけでもなかったので、とにかく後ろにつなぐ気持ちを大事にしてやることができました。

ー今大会では主将を務めました
やっぱりまだ下級生で、個々の能力は強いんですけれど、チームとしては戦えていなくて、自分自分という、結果を意識してしまう選手が多いと思います。まだチームになれていなかったので、これから来年、再来年と自分たちが上級生になった時にチームとして勝っていかないといけないし、今回も1勝2敗ということで悔しい結果に終わってしまったので、ここからは個々の能力を上げるのはもちろんですけれど、チームとしても強く仕上げていきたいので、自分が先頭に立って引っ張っていけたらなと思います。

ー春季フレッシュリーグも主将を務めましたが、そこからチームで変えたこと
サマーリーグも今年は行かせてもらって、(普段は)実戦する機会というのが下級生はとても少ないんですけれど、そういう経験をさせてもらって、試合に慣れていくということは春から秋にかけてやっていきました。

ー今オフに取り組みたいこと
自分の持ち味はバッティングなんですけれど、この1年間通して、少しバッティングに苦しみました。バッティングで、来年はリーグ戦に出られるように自分の持ち味を磨いて、春のリーグ戦からメンバーにくい込んでいけるようにこの冬は取り組んでいきたいと思います。

ー来季に向けて
今季はお手本となる4年生がとても多かったので、その方達のあとを継げるように、次は自分たちがこの神宮でその姿を見せていきたいので、冬にしっかり練習して、来年3年生からどんどん(試合に)出られるようにこの冬頑張っていきたいと思います。

フォトギャラリー

  • DSC 9066 R投手陣の好投が勝利をたぐり寄せた
  • DSC 9215 R中1日での登板となった古屋敷
  • DSC 9363 R野尻は適時打を放ち白い歯を見せた
  • DSC 9430 R昨日に引き続き指名打者での出場となった大柿
  • DSC 9635 R代走で起用され、盗塁を決めた東
  • DSC 9647 R諸橋は3試合とも主将としてチームを引っ張った
  • DSC 9763 R4回完全で圧巻の投球を披露した平元
  • DSC 9133 R随所に光るプレーを見せた齊藤大
 

 

 
 
 
 
 

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