硬式野球

【硬式野球】東京六大学野球秋季リーグ戦 第4週 明大2回戦 打線が機能せず2試合連続の零封…『血の法明戦』は2連敗で幕を下ろした

東京六大学野球秋季リーグ戦 第4週 明大2回戦
2020年10月12日(月)
神宮球場

 昨日の試合で完封負けを喫し、後が無い法大は先発・鈴木昭汰(キャ4)にゲームを託した。しかし、4回に2死から4連打を浴び2点を先制されると、後を継いだ救援陣も振るわず、5失点。打線も相手先発・竹田祐の前に7回途中まで無安打に終わるなど、反撃の糸口をつかめない。その後も明大を攻めあぐね、2戦連続の完封負け。『血の法明戦』は痛恨の連敗となってしまった。

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ここまで4戦連続で白星から遠ざかってる

試合結果

トータル試合結果

 123456789HE
明 大 0 0 0 2 0 0 1 0 2 5 12 0
法 大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 1

(明大)○竹田、髙橋、磯村、入江—植田
(法大)●鈴木、三浦、山下輝、高田孝—大柿
[本塁打] なし

 

打撃成績

打順位置選手打率123456789
1 (8) 岡田悠 3 0 0 .429 二ゴ     中飛   三振     四球
2 (9) 片瀬 3 0 0 .167 三振     左飛     二ゴ    
  H 渡邉 1 1 0 .200                 右安
  R 宮本 0 0 0 .000                  
3 (5) 中村迅 4 0 0 .273 三振     三振     三振
左飛
4 (7) 村田 4 1 0 .250   一ゴ     右飛   左安
左飛
5 (3) 羽根 2 0 0 .200   二ゴ     左直   死球   四球
6 (6) 佐藤勇 3 0 0 .300   三振
  三振   三振    
  H 野尻 1 0 0 .000                 三飛
7 (2) 大柿 2 0 0 .294     二ゴ     死球   左飛  
8 (4) 高田桐 3 0 0 .231     二ゴ     二ゴ   中飛  
9 (1) 鈴木 1 0 0 .167     二ゴ            
  H 中原 1 0 0 .000           三振      
  1 三浦 0 0 0 ---                  
  1 山下輝 0 0 0 ---                  
  H 小谷 1 0 0 .000               三振  
  1 高田孝 0 0 0 .286                  
    29 2 0 .242                  

 

投手成績

  球数 打者 防御率
鈴木 6 81 27 8 4 1 2 1.13
三浦 1 15 5 1 0 1 1 2.70
山下輝 1 16 4 1 3 0 0 0.00
高田孝 1 19 6 2 0 1 2 3.60
9 131 42 12 7 3 5 2.72

 

ベンチ入りメンバー

10 中村迅(営4=常総学院) 32 大柿廉太郎(法2=健大高崎) 37 羽根龍二(社4=日大鶴ヶ丘)
鈴木昭汰(キャ4=常総学院) 3 宮本隆寛(人4=健大高崎) 6 杉村泰嘉(文4=広島新庄)
13 高田孝一(法4=平塚学園) 4 佐藤勇基(法4=中京大中京) 7 村田雄大(人4=横浜)
14 水澤天(営4=広島商) 5 小谷敦己(文4=倉敷商) 8 片瀬優冶(人4=法政二)
15 落合竜杜(法4=常葉大菊川) 23 中原輝也(人3=尽誠学園) 25 野尻幸輝(営2=木更津総合)
21 山下輝(営3=木更津総合) 24 齊藤大輝(人2=横浜) 28 宮﨑秀太(営2=天理)
26 三浦銀二(キャ3=福岡大大濠) 31 海﨑雄太(文2=埼玉栄) 39 岡田悠希(人3=龍谷大平安)
22 後藤克基(法3=滋賀学園) 35 平柳圭汰(経4=聖望学園)    
27 渡邉雄太(キャ4=いなべ総合) 36 高田桐利(営2=広陵)    

戦評

 昨日の『血の法明戦』を完封負けと、痛い敗北を喫した法大。初戦の東大戦で勝利したのを最後に、白星からしばらく遠ざかっている。

 第2戦をものにしたい法大は、鈴木昭汰(キャ4)に先発を任せた。1回表から3番・丸山和郁に左前ニ塁打を浴び、いきなり得点圏までランナー進められるも、鈴木は変化球を織り交ぜながら落ち着いた投球で無失点に抑える。対する明大の先発は竹田祐。緩急を使った投球に手も足も出ず、法大はことごとく三者凡退に抑えられてしまう。
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第2戦での先発となった鈴木

 試合が動いたのは4回表だった。2死から、7番・陶山勇軌に中前安打を放たれ、後続の西山虎太郎に右前安打、竹田に左前適時打と連打を浴び、先制を許す。続く日置航にも左前安打を浴び、さらなる追加点を与えてしまう。

 なんとかして追いつきたい法大。6回裏に7番・大柿廉太郎(法2)が死球でようやくチーム初出塁を果たすと、その後盗塁に成功し、8番・高田桐利(営2)の内野ゴロ間に大柿は三塁へと進塁する。ここで好調を維持している先頭打者の岡田悠希(人3)に打席が回ってきたが、三振に倒れ好機を生かせない。

 これ以上の追加点を防ぐため、7回から三浦銀二(キャ3)をマウンドに送り込む。しかし、三浦も踏ん張ることができず、1番・日置に四球を与えると、2番・西川黎に犠打を決められる。さらに、1年生ながら4番を任されてる上田希由翔に右中間を破る適時三塁打を放たれ、さらに点差を広げられる。その後も明大は継投策で法大に反撃のチャンスを与えず、9回表に明大は2点を追加した。

 このまま無失点で終わることのできない法大。9回に岡田が四球を選び、この回代打で出場した渡邉雄大(キャ4)の右前安打で無死一、二塁の好機を作り出すも、3番・中村迅(営4)と4番・村田雄大(人4)がともに、陶山の好守備によって左飛に阻まれる。その後も5番・羽根龍二(社4)が四球で出塁するも、代打の野尻幸輝(営2)が三飛に倒れ試合終了。最終回に粘りを見せるが、得点に結びつけることはできなかった。
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またしても投打がかみ合わなかった

 昨日に引き続き、完封負け。さらにチーム全体の安打数はわずか2本と打線が沈黙した。この反省を再来週の慶大戦に、どう生かすのか。春の勢いを取り戻すべく、いま一度チームが『和』となり立て直しを行う必要が求められる。

(山岡菜月)

クローズアップ:渡邉雄太

 明大投手陣に8回までわずか1安打に抑えられていた法大。渡邉雄太は「なんとか勝ちたい」とベンチから戦況を見つめていた。9回裏、その渡邉に声がかかる。「絶対に次につなげてチャンスを広げてやろう」と並々ならぬ覚悟を持ち打席へ向かった。同郷・愛知県出身の磯村峻平が投じた2球目。渡邉の放った打球は一二塁間をきれいに割り、右翼手の前へ転がっていく。うれしい今季初安打に、4年生捕手は塁上で笑顔を見せた。

 「この4年間で1番の思い出が作れる1年にしたい」。そう春先につぶやいた渡邉。今季はここまで先発出場はわずか1試合だが、それでも今までと気持ちは変わらない。ある時はブルペン捕手としてリリーフ陣のコンディションを整え、またある時はベンチからナインへ積極的に声を送る。今日の安打はそんな渡邉の『支え』が生んだ一打だったのかもしれない。

 「粘り強く負けない野球でこれから4連勝します」と力強い言葉も聞こえてくる。苦しい戦いが続くが、天皇杯を掲げたあの夏のように、ここから『1番の思い出』を築きあげるだけだ。

(加瀬航大)

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選手インタビュー

羽根龍二 副将

ー今日の試合を振り返って
野球の結果どうこう言う以前に、私生活などに問題があり、チームが1つにまとまることができず負けてしまいました。

ー明大の竹田祐選手に7回途中まで無安打に抑えられました
球自体に怖さは無かったのですが、緩急をつけながらうまくコントロールされてる印象がありました。

ー今日の試合では2出塁、どのようなことを心がけて打席に入りましたか
打てなくてもなんとか次に繋げようと、ボール球には絶対手を出さない気持ちで入りました。

ー昨日は途中出場でした
早稲田戦での結果が悪かったので、出ませんでした。

ー次の試合に向けてひとことお願いします
今週は空き週となるので、私生活の部分からしっかりと見直し、チームが1つになれるよう副主将としてできることをやっていきたいです。とにかく死ぬ気で振り込んで、万全の状態で臨みます。

鈴木昭汰 投手

ー今日の試合を振り返って
率直に勝てなかったのが悔しいです。

ー前回の先発登板と比べて意識したことは
昨日負けていたので相手に勢いをつかせたらこっちが不利になると思ったので、やはり先に点を与えずにチームに勢いのあるピッチングをしようと意識していました。

ー2死からの悔しい失点でした
詰めが甘すぎです。抑えるところを抑えないと投打もかみ合わないですし、申し訳ないですね。

ー来週の慶大戦に向けて意気込みをお願いします
これ以上情けない試合はできないので慶應戦までにしっかり調整して、必ずチームー丸となって勝ちに行きます。

山下輝 投手

ー今日の試合を振り返って
投打がかみ合わず、良い時の試合運びではなかったです。

ー前回登板から間隔が空きましたが、ここまでの調整方法は
体の状態を悪くしていたので、なんとか間に合うように仕上げました。

ー好調の明大打線に対してアウトはすべて変化球で空振り三振でした
悪い流れをなんとかして切りたいと思って投げました。

ー打線好調な慶大との試合に向けて
良い状態で試合に入れるよう精一杯頑張ります

渡邉雄太 捕手

ー今日の試合を振り返って
絶対勝つぞとやってきた中で結果0点で抑えられて2連敗してしまったのが非常に悔しいです。

ー戦況をベンチから見ていて
なんとか勝ちたいという一心でした。

ー9回、代打で出場した時の気持ちは
絶対に次に繋げてチャンスを広げてやろうという思いで打席に入りました。

ー4年生として最後のシーズンを迎えています
リーグ戦の形が変わっているんですけど、いつものリーグ戦の戦い方のように気持ちはいつも通り入っています。

ー代打での出場の際、何か心がけていることは
ワンチャンスで回ってくることが多いので、なんとかピッチャーを助けてあげようとしか考えていません。

ー残るは慶大戦と立大戦です
粘り強く負けない野球をして4連勝します。

ー再来週の試合に向けて意気込みをお願いします
自分はチャンスがあればなんでもやろうと考えているので、しっかりと準備して次の試合に臨みたいと思います。

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フォトギャラリー

  • DSC 2651 R今季の三浦は救援に回りチームを支えている
  • DSC 2735 R7回にチーム初安打を放った村田
  • DSC 2809 R東大戦以来の登板となった山下輝
  • DSC 2849 Rここから逆襲に燃える

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