硬式野球

【硬式野球】東京六大学野球秋季リーグ戦 第7週 立大2回戦 最終戦を勝利で飾れず… 5位で今季を終える 

東京六大学野球秋季リーグ戦 第7週 立大2回戦
2020年11月1日(日)
神宮球場

 『集大成』を見せるべく最終戦に臨んだ法大だったが味方のミスから失点を重ね序盤に4失点。打線も小刻みな継投の前に4安打0得点と歯が立たず6連敗を喫してしまった。しかし、この1年間で培ってきた『和』は変わらない。試合後には外野スタンドの応援団に向かって賛辞を送り、最終戦を締めくくった。

DSC 1453 R
4年生はこの1戦で引退となる

試合結果

トータル試合結果

 123456789HE
立 大 0 1 3 0 0 0 0 0 1 5 5 2
法 大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 2

(法大)●高田孝、平元、落合、山下輝、鈴木—後藤、渡邉
(立大)○中﨑、宮海、比屋根、中川—片山
[本塁打] 柴田1号ソロ(二回=高田孝)

 

打撃成績

打順位置選手打率123456789
1 (9) 宮﨑 2 0 0 .091 三振   三振            
  1 落合 0 0 0 ---                  
  H4 齊藤 2 1 0 .182         中安   遊ゴ    
2 (6) 佐藤勇 3 0 0 .290 三振   三振   遊飛        
  H6 海﨑 1 0 0 .000               一ゴ  
3 (8) 岡田悠 2 0 0 .259 遊ゴ     三振      
 
  8 永廣 1 0 0 .214           二ゴ   四球  
4 (7) 村田 4 1 0 .273   中安   遊飛   遊ゴ   二ゴ  
5 (3) 羽根 3 0 0 .167   投ギ   遊ゴ   三振   中飛  
6 (5) 中村迅 3 0 0 .200   投ゴ     遊直   四球   三振
7 (2) 後藤 1 0 0 .000   三振
           
  2 渡邉 2 1 0 .250         左安   三振    
  H 地主 1 0 0 .000                 左飛
8 (4) 高田桐 1 0 0 .217     左邪        
 
  H 小谷 1 0 0 .000         三振        
  1 山下輝 0 0 0 ---                  
  H 片瀬 1 0 0 .143             遊ゴ    
  1 鈴木 0 0 0 .111                  
  H 宮本 1 0 0 .000                 投ゴ
9 (1) 高田孝 0 0 0 .200                  
  1 平元 0 0 0 ---                  
  H9 杉村 1 1 0  .200      四球   三安        
  H9 野尻 1 0 0 .000             三失    
    31 4 0 .205                  

 

投手成績

  球数 打者 防御率
高田孝 2 1/3 47 12 3 2 1 1 3.07
平元 0 2/3 9 2 0 0 1 0 0.00
落合 2 20 6 0 2 0 0 0.00
山下輝 2 31 8 1 1 1 0 1.50
鈴木 2 27 8 1 3 1 1 1.95
9 134 36 5 8 4 2 2.66

 

ベンチ入りメンバー

10 中村迅(営4=常総学院) 27 渡邉雄太(キャ4=いなべ総合) 2 永廣知紀(営4=大阪桐蔭)
鈴木昭汰(キャ4=常総学院) 3 宮本隆寛(人4=健大高崎) 6 杉村泰嘉(文4=広島新庄)
11 平元銀次郎(営3=広陵) 4 佐藤勇基(法4=中京大中京) 7 村田雄大(人4=横浜)
13 高田孝一(法4=平塚学園) 5 小谷敦己(文4=倉敷商) 8 片瀬優冶(人4=法政二)
15 落合竜杜(法4=常葉大菊川) 24 齊藤大輝(人2=横浜) 25 野尻幸輝(営2=木更津総合)
18 古屋敷匠眞(営3=八戸工大一) 31 海﨑雄太(文2=埼玉栄) 28 宮﨑秀太(営2=天理)
21 山下輝(営3=木更津総合) 33 地主聡太(営4=鎌倉学園) 39 岡田悠希(人3=龍谷大平安)
12 永岡大昇(法4=九州国際大付) 36 高田桐利(営2=広陵)    
22 後藤克基(法3=滋賀学園) 37 羽根龍二(社4=日大鶴ケ丘)    

戦評

 中村迅(営4)主将率いる法大野球部のラストゲーム。5連敗という悪い流れを断ち切り、有終の美を飾ることはできなかった。

 先発としてマウンドに上がったのは先日のドラフト会議で東北楽天から2位指名を受けた高田孝一(法4)。立ち上がりは上々で、一回を三者凡退に抑える。しかし続くニ回、5番柴田颯に甘く入った145㌔のストレートをレフトスタンドまで運ばれ、先制点を奪われる。迎えた三回の表、先頭打者に四球を選ばれると、犠打で得点圏に走者を送られピンチの場面に。1番・宮﨑仁斗に4球連続ファールで粘られ、投じた7球目。前進守備を敷いていた二遊間を抜き、中前適時打を放たれる。さらに味方の失策や山田健太の適時打もあり、この回3失点。先発の高田孝は3回途中で無念の降板となった。後を託された平元銀次郎(営3)は走者を出したものの、次の打者を併殺打に打ち取り切り抜けた。

 法大最大の好機は五回裏に訪れた。途中出場の渡邉雄太(キャ4)が左前安打を放つと、この試合2盗塁を決めている杉村泰嘉(文4)は三塁手強襲の安打、代打・齊藤大輝(人2)も続き2死満塁の場面。打席には昨日九回に適時打を放った佐藤勇基(法4)。3ボール1ストライクからの5球目を高々と打ち上げたものの、ボールは遊撃手のグラブに収まり、得点には結びつかなかった。

 その後得点の動きはなく、両チームとも継投でつないで終盤へ。法大の5番手として最後を託されたのはエース鈴木昭汰(キャ4)だった。時折笑顔を見せながら、最後のリーグ戦登板をかみ締めた。最終回に失点を許したものの、堂々とした投球で締めくくった。
DSC 1206 R
最後の登板をかみ締めた鈴木 

 結果として、東大戦以降は勝ち星に恵まれず6連敗でリーグ戦を終えた。連覇の目標は早々と消え、立て直すことはできなかった。しかしながら、チームのスローガンである『和』は随所で見て感じとれた。これで4年生は引退し、監督も新しく代わる。来年こそ『和』をもって団結し、今季の雪辱を果たしてくれると願わずにはいられない。
DSC 1443 R
最後は外野スタンドの応援団に向かって挨拶をした

(高安寛)

クローズアップ:中村迅

 「応援ありがとうございました!」。夕暮れ時の神宮球場に中村迅主将(営4)の甲高い声が響いた。観客席に挨拶し、主将としてチームを引っ張った中村迅の1年間が幕を閉じた。

 1年前、青木久典監督から「チームを主将として引っ張ってくれ」と主将に指名された中村迅。『日本一』を目標にチームを作っていく中、新型コロナウイルス感染拡大の影響でリーグ戦開催の危機に見舞われた。それでもチームをまとめ、挑んだ昨季はリーグトップとなる46回目の優勝へ導く。105年の歴史を持つ法大野球部に新しい歴史を作った。
 
 連覇を目指して迎えた今季。開幕カードの東大戦に2連勝し、好スタートを切ったように思えた。しかし、それ以降勝ち星が遠のく苦しい戦いが続き、中村迅も今季は貧打にあえいだ。今日まで全10試合に出場し、安打は7、打率は.200。この試合でも一つの四球を選ぶも3打数0安打。決して満足のいく成績ではないだろう。それでもチームのためベンチから大きな声援で声をからし、ピンチの際にも三塁から投手に声をかけた。その姿はまさに常にチームのことを考え、試合に臨む『主将』の姿であった。誰よりもチームスローガンである『和』を体現していた。

 橙将は卒業後も社会人で野球を続けると言う。この1年で培ったキャンプテンシー、常にチームの勝利ために試合に臨む意識は次の舞台でも必ずや大きな武器になるだろう。

 新型コロナウイルスに悩ませられながらもチームをまとめ上げ、1年間チームを引っ張った中村迅。今年達成できなかった『日本一』、そして『春秋連覇』は後輩たちに託す。

(須藤大樹)

DSC 1100 R

選手インタビュー

落合竜杜 投手

ー今日の試合を振り返って
負けて悔しいですが、楽しくやり切ることができました。

ー立大打線を無安打に抑えていました
準備を1番大事にして来て、それが結果として現れたんだと思います。

一昨日に続いての連投となりました
疲れはありませんでした。良いコンディションで臨めました。

一昨季は思うように結果が出なかったと思いますが、今季は防御率0.00。意識したことなどは
春からずっと状態は良かったです。任されたポイント、イニングを絶対に抑えようとした結果です。

ーリーグ戦は全日程終了となりました、4年間応援してくれたファンの皆様へ
4年間熱いご声援ありがとうございました!球場での応援が力となり、楽しんでプレーすることができました。これからも法政大学野球部にご声援をよろしくお願いします。

渡邉雄太 捕手

ー今日の試合を振り返って
最後は勝ちたいという気持ちだったんですけど、結果的に5位に終わってしまったのが悔しかったです。

ーベンチから声掛けされている姿が印象的でした、ベンチから戦況をどう感じていましたか
ベンチも試合に出てる選手も一体となって試合に臨んでいる最後の集大成ができたんじゃないかなと思います。

ー途中出場で安打を放ちました
とにかく塁に出たいという気持ちでした。

ー今季の自身のプレーを振り返って
途中から出場することが多かったんですけど、少しでもチームに貢献できたんじゃないかなと思います。

ー退任の決まってる青木監督に対する思いは
青木監督には4年間指導していただいて、時には厳しく、優しくしていただいて感謝しかありません。

ー応援してくれたファンの皆さまに向けてひとことお願いします
4年間応援していただいてすごく力になりましたし、応援のおかげでここまでやってこれました。これからも後輩たちが頑張るので引き続き法政大学野球部の応援をよろしくお願いします。

※選手インタビューは都合により一部掲載を見送らせていただきます。楽しみにしてくださった読者の方々、大変申し訳ございません。

お知らせ

スポホウでは4年間のリーグ戦を戦い抜いた4年生へのインタビュー及び記事を掲載予定!ぜひお楽しみに!

『unlim』で法政大学硬式野球部を応援しよう!

『unlim』では選手たちに直接訴えかけたい声援やメッセージを届けることができ、チーム支援を目的としたギフティングも可能です!
寄付された資金はチームの備品整理や、六大学野球振興のために役立てられます。
詳しくは下記のリンクからどうぞ!

応援する

フォトギャラリー

  • DSC 0320 R先発した高田孝
  • DSC 0404 R5試合連続安打を記録した村田
  • DSC 0812 R落合は連投にもしっかりと応えた
  • DSC 0999 R杉村は2盗塁にリーグ初安打と活躍した
  • DSC 1060 R山下輝は4番手で仕事を果たした
  • DSC 0345 Rベンチの明るさが垣間見えた
  • DSC 0903 R春秋すべての試合にベンチ入りし、チームを支えた福島主務
  • DSC 0621 R背番号『30』はこの試合で神宮を去る

最近の記事

 

スポーツ法政 最新号

2020-11-16

 

 

定期購読の申込み