アメフト

【アメフト】秋季リーグ戦閉幕特集③来季に期待の懸かる3年生RB、DLインタビュー

2016年12月4日(日)
法政大学体育会アメリカンフットボール部室

秋季リーグの幕が閉じた。法大は最終戦で慶大に勝利するも、早大に負けたため、法大・早大・慶大が1敗で勝率が並ぶという結果に。得失点差により早大の優勝が決まった。3位に終わった法大。そのOF、そしてDFの軸を担っていくであろう、3年生のRBとDLにインタビューを行なった。

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大学生日本代表に選出された高橋

選手コメント

徳山翔輝(生命4)・高橋孝綺(営3)

―慶大戦を振り返って
徳山:そうですね、早大に負けた後の試合ということで自分達としても後がない状況でモチベーションとしては凄く上がってました。その中で、2週間濃い練習が出来て慶大に勝ったというのは自分達の中で凄い成果だと思ってます。やっぱりその中でも、甲子園に行けないという結果を出せなかったのは悔しいですけど、2週間の中で得られたものは大きいと思ってます。
高橋:今までの歴代で慶大に負けたことがないという話を聞いていてプレシャーもあったりしました。正直、早大に慶大が勝った時は驚いて自分達はどうなのかという不安な気持ちはありましたが、早大戦で出来なかった準備をしっかり慶大戦で出し切って、自分達が練習してきたことをやった上であの結果が出せたので、甲子園にはつながりませんでしたが慶大に勝てたのは大きなことだなと思いました。

―今シーズンを振り返って
徳山:監督が変わったりしてチームにいろいろ変動があった中で、後半試合中にどんどん立て直していくというのはチームとしてチーム力が上がったのかなと思います。
高橋:個人的には春から試合に出ていたんですけど、甲子園をかけた戦いの早大とかだったりすると明らかなレベルの差を感じました。いくら日大に勝ったとしても甲子園に行けなければ意味がないのでまだまだだなと感じました。

―3位という結果について
徳山:今年のチームが始まって、3年生という立場で4年生と一緒にチームを作ってきた中での3位という結果は悔しかったです。今年こそは甲子園に行けると思って今年1年取り組んでいたものが崩れてしまったというのは本当に残念でした。
高橋:得失点差で3位ということで、同立1位ではありますが、結果、甲子園に行けないというのは昨年と同じであと一歩だったので、来年はあと一歩が何をやればいいのかをシーズンが始まる前から考えることが大事だなと思いました。

―高橋選手は日本代表の経験もありますが、そこでの経験をチームにどう生かせましたか
高橋:日本の相手のOLとかも凄い強いですが、世界のメキシコやアメリカとかは日本の強さとは桁が違うと思いました。当たって自分がやってきたことを出せば何とかなる日本のラインとかではなく、当たっても押せもしなくて差があると感じました。日本の相手で少し勝てたくらいで満足してるのでは、甲子園に行っても勝てないと思うので変な慢心だけはやめようという気持ちになりました。

―4年生の先輩方が率いる今年のトマホークスは
徳山:4年生が一番フットボールを楽しんでいるなぁと思いました。やっぱり、歴代の4年生も引っ張ってくれていましたが、自分達も学年が一つ違いということでフレンドリーに接したりして、練習中に笑顔が出てきた代だったと思います。
高橋:比べる訳ではないですが、僕が1、2年生の時はただ厳しくやり、固すぎる雰囲気でやってるイメージが強かったです。今年は特に試合の部分で、やってきたことが相手にしっかり出せたりすると楽しめることができました。4年生が中心になって良いプレーをすると喜びあったり、ディフェンスがやってる時にオフェンスが喜んだり、オフェンスがTDするとディフェンスが喜んだりしてキャプテンはもちろん周りの4年生達が率先してチームを一つにしてくれてたと感じました。

―来シーズンのチームをどのように引っ張りたいですか
徳山:あまりそういうことは考えてこなかったですが、下級生の力が大事になってくると思っています。下級生の力を引き出してあげられるのは自分もそうでしたが上級生だけだと思っています。なので、1年生が4年生にものを言えるやりやすい環境を作っていけたらなぁと思っています。
高橋:今年の先輩達が作りあげてきた良いところは自分達も実行して、悪い部分も次にどうつなげるかだと思っています。下がどれだけ強いかでチームの強さが変わってくると思っていて、自分達が4年生になるので、2年生の時から試合に出させてもらい実践で生かしたことを下級生に伝えて底上げをするべきだと思っています。

―オフシーズンの取り組みは
徳山:オフシーズンはまずはテストですかね(笑)。テストをとりあえず頑張りたいです。もちろん、フィジカルの差を早大戦で特に感じたので、ウェイトを真剣に取り組んでいきたいと思います。
高橋:監督が変わってからウェイトの体制が変わって体をしっかり出来上がった状態で秋を向かえられたのかというとちょっと違うのかなと思うこともあるので、それをオフシーズンのうちに作り上げて、土台作りをして基礎を固めていきたいです。あとは僕も単位を頑張りたいと思います(笑)。

―来シーズンに向けて
徳山:今年は3位という結果に終わり悔しい思いをしたので、自分達の代こそは甲子園に行って勝ちたいです。それと今年の4年生を見て下に残せるものは残していきたいと思いました。下に残していかないと存在した意義がなくなっちゃうのでそういうのは残していきたいです。
高橋:僕は正直結果が全てだと思っています。いくら良い勝負して負けたとしても結果的に甲子園に行けていないという意味では、自分達の記憶には残りますが、世間からしたら2位がどこかや2位以下がどういう順番だったのかという覚えられていない記憶で忘れられないようにしたいです。自分達で「2位までいけた」のような慰めの言い訳はしたくないので残せる結果を出せるように頑張りたいです。

桑原進之助・日比悠仁

―3位という結果に終わりましたが
桑原:それに関しては本当に悔しいです。ただ、初めて勝って終われてたので。3位だけど勝てたという変な感じです。
日比:去年も3位で終わって今年は色々変えて、もう本当に今年は甲子園に絶対行けるっていう自信もありました。チームの雰囲気も「今年は絶対甲子園行くぞ」という感じになっていました。実際、(早大、慶大との)得失点差で決まるというところまで行きましたけど、結果3位だったので。試合の内 容は去年と比べてだいぶ違いましたけど、外から見たら3位なので、そこは来年もっと頑張らないといけないなと思いました。

―今シーズンを振り返って
桑原:春季は結構試合に出れて、少ないながらもチャンスをモノにできたかなと思っていたんですけどそこから成長できなかったです。その分出てなかった人達が成長してきて、秋季も結果を残せず、シーズンを終えてしまった感じです。激動の一年といえば一年なんですけど、どちらかというと何もできなかったって感じです。
日比:春季は少ないチャンスの中であまりアピールできなかったので、正直RBとしては悔しい一年でした。でも、後輩がその少ないチャンスのなかをものにして活躍してくれたのは素直に嬉しかったです。でも、RBとしてはやっぱり悔しかったです。

―来年に向けての目標は
桑原:(今井)憲史朗(法4)さんとか鎌田(洋輔・社4)さんはフットボールIQとかも高くて、OFの上にもものが言えたりしていたので、次に自分達が4年になって、4年としての役割を果たすために勉強をして、なおかつ努力をしてウエイトや勉強面から後輩や同期に言えるように変わっていきたいです。
日比:去年から引っ張ってくれていた鎌田さんとか憲史朗さんがいなくなってしまうので、後輩が今試合に出ている中で、本当にそこをどう4年としてリーダーシップを発揮するかが問題だと思うので。まずはみんなに説明できるようなIQと練習面での努力とかを体とか背中で見せていけるようにしていきたいと思っています。

―やはり4年生という存在は大きかったですか
桑原:良い面でも悪い面でも、だいぶ大きかったですね。
日比:自分の中でも大きかったですね。後輩のミスとかに対して、自分ら3年が言わないといけない立場だったんですけど、そういうのは鎌田さんとか憲史朗さんとかが引き受けてくれていて、嫌われ役をかってでてくれていました。3年生以下はのびのびとやらせてもらっていました。けど、そういう4年生がいなくなってしまうということで自分達がそういう役をかってでなければならないし、逆にそういうことをするためにプレーとか生活面でも見せていかないといけないということを考えると、4年生の存在というのは大きかったですね。

―石神主将率いる今年のチームは
桑原:自分達が3年だったからというのもあったと思うんですけど、監督が変わったりといろいろあった中でも自由にやらせてもらえました。でも締まるところは締まっていたし、石神さんが緩いなって思ったら、ちゃんと途中で集めて、言ってくれていたので、いいチームだったと思います。
日比:今年こそ、本当に激動の中で始まっていきましたね。正直4年生がずっとミーティングをしてて、でも自分達は好きなようにフットボールさせてもらえてて、すごくありがたかったです。やっぱりちゃんと楽しむんですけど、オンとオフがしっかりつけれるチームだったと思います。

―来シーズンから最上級生となるにあたって、意識していることは
桑原:同期や後輩に対してもリーダーシップを持って、何でも言える性格なので良いことだけでなく、悪いことに対しても言っていきたいと思っています。でも調子に乗っていいときは調子に乗るし、メリハリをつけてやっていく一年にしようと思っています。
日比:後輩に見せないといけないので、今2年の川村龍ノ介(デ工2)と1年の小林颯希(法1)とかが試合に出ていて、そこに自分が入って追い抜くという強い気持ちを持っていきます。まずはウエイトから徐々に力をつけて、実力面でも生活面でも引っ張れるようにしていきたいです。

―新制トマホークスの目標は
桑原:甲子園で勝つことっていうのは変わらないです。今年は絶対に行けると思っていて、チーム自体頑張っていたんですけど、そういう雰囲気の中で行けなくて、しかも3位ということはまだまだやらなくてはいけないなと思います。
日比:やっぱり、目標は日本一ですね。今年3位に終わったのでチームとしても、ウエイトやフィジカル面でも圧倒して、日本一というのは目標ですね。

フォトギャラリー

  • IMG 8232 R結果が全てだと語った高橋。その経験値を盾に来年度こそ日本一へ
  • IMG 8234 R決意新たにここから再稼働だ(写真は徳山)
  • IMG 8238 R開口一番、熱き想いとともに悔しいとこぼした桑原
  • IMG 8240 R来年度の日比の活躍に大きな期待が懸かる

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