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【アメフト】秋季リーグ戦 対立大 2試合連続完封勝利!最終戦に向け完成度を高める

2018秋季関東リーグ戦
2018年11月11日(日)
横浜スタジアム

 前節の中大戦で完封勝利を収めた法大。勢いに乗る法大は、QB勝本将馬(社3)によるオプションプレーの的確な判断と、RB岩田和樹(営3)の鋭いランで先制点を獲得。法大ディフェンス陣は、DLがの立ち振る舞いで立教オフェンスを完全シャットアウトする。また、スペシャルチームの完成度も高く、幾度となくオフェンスとディフェンスを支える。試合を終えてみれば23-0と2節連続となる完封勝利。調子が右肩上がりの法大は、次節関東制覇をかけて今季全勝の難敵早大に挑む。

DSC 0135 R
敵QBに襲いかかる法大DL陣

試合結果

トータル試合結果

23 7 1Q  0  0
3 2Q  0 
3 3Q  0 
法政大学 10 4Q  0  立教大学
 
 Q時間 ポジション 選手 得点方法 TFP 
 1  12:00 RB 岩田和樹(営3) TD
2 8:15 K 三宅俊介(キャ4) FG
3 7:55 K 三宅俊介(キャ4) FG
0:02 K 三宅俊介(キャ4) FG
11:05 RB 小林篤実(理工4) TD
 

戦評 

 

今季初となる横浜スタジアムでの公式戦。ここ数年では甲子園への夢が潰えた地でもある。勢い失うことなく早大戦へ向け連勝を重ねられるか。

法大オフェンスで始まった1Q。ルーキー小田賀優介(営1)を司令塔に置き、アウトサイドゾーンを中心とした攻めを見せるも敵陣に入るかという位置で、小田賀が投じた浮き玉を立大がインターセプトで攻守交代。しかし、DL山下泰輝(法4)や吉田郁(人4)のロスタックルの活躍により立大オフェンスをシャットアウト。小田賀に変わり勝本将馬(社3)を投入すると、お庭芸のオプションプレーで立大ディフェンスを翻弄する。中のランをチョイスすると、ボールを受けたRB阿部快斗(法2)とRB岩田が密集地を縦横無尽に駆け抜け、TDに貢献。前節の勢いそのまま、1Qに先制する。

2Q始めのキックカバーで10yds位置からのディフェンスとなった法大だが、立大のエースRBに中央を突破されロングゲインを許す。その直後にロングパスを通され、立大が勢いづくも法大は粘りのディフェンスを見せ4thdown2yrdsでのパワーランを見事押し勝ち、主導権を渡さない。その後もCB小平泰雅(現3)のインターセプトにより、敵陣で攻撃権を得た法大は着実にFGを決め、10-0と点差を広げて前半を折り返す。

3Q始め、リードブロッカーとフォーメーションを効果的に使いエースRBを引き立たせる立大。しかし、今節の法大DLは一際輝いていた。ランストップに貢献すると、さらには敵QBに激しいパスラッシュをかけ、プレッシャーを与える。すると、思わずQBが投げ捨てたボールを主将寺林がインターセプトし、いい位置で攻撃権を獲得。その後はFGにとどまるも、2Qに引き続きディフェンス陣の活躍により点差を広げることに成功した。対するオフェンス陣は1QのTD以後、勝本のオプションプレーが立大にアジャストされ、TDに結びつかない。3Q終盤には攻撃の流れを変えるべく、もはやお馴染みとなったエースWR高津佐がQBとして出場。QBドローやパスを決め、敵陣に攻め込んで行く。

3QのQB高津佐の進撃はTDには及ばず、4QはじめにFGに終わるも、16-0と2ポゼッション差をつけた。その後もパントカバーでは敵陣深くに蹴り込み立大を苦しめ、ディフェンスではDB吉井のインターセプトにより、敵の反撃の芽を摘み取る。その直後、TDを決めている岩田が中央を走り込みロングゲインすると、その後RB小林篤実(理工4)が敵の開いたギャップを突いてエンドゾーンに駆け込み、4Q終了間際にTDを決める。得点後は危なげなく守りきり試合終了。2試合連続となる完封勝利を達してみせた。

試合を通して粘りのディフェンスが印象的だった今節。法大オレンジが掲げるダイハードディフェンスを具現化しつつある。またスペシャルチームの完成度も高まってきている。対してオフェンスは、FGにとどまる機会が多く、押し上げる力が物足りないようにも思われる。天王山となる早大戦ではそれぞれがどこまで通用するのだろうか。得失点差により1位が決定する可能性もある早大戦に競り勝つ為にも、2試合完封の勢いに乗り、法大攻撃陣に火がつくか。(上野翔)

監督・選手コメント

有澤玄 監督

ー本日の試合を振り返って
立教さんはタフなので、そう簡単には勝てると思ってなかったんですけれども、特にスペシャルチームとディフェンスチームが安定していたのでうまく試合展開を運べたのではないかなと思います。

ー立大の印象は
基本的にタフでヒットが強くて、力強い良いチームです。

ー法大のディフェンスやパントカバーでの集まりの早さが印象に残りましたが
ディフェンスに関しては、前節も完封できたので誰がいいというわけではないですが、チームとして仕上がってきているのではないかと思います。まとまりもできてきていると思います。スペシャルチームに関しては、SA(学生アシスタント)が担当をやっているんですけれども、何度も研究と反省を繰り返して対戦校用に戦術立てをしてくれています。それに対して選手がしっかりと実行してくれています。

ー1QのTDのドライブでは勝本選手のオプションプレーが型にはまっていましたが
彼なりに色々と考えて思い切ってプレーしてくれているので、その成果が出たのではないかなと思います。

ー立大の警戒していたプレーや、試合前の対策などは
2番と21番のラン、あとは3番のQBのタイミングパスですかね。

ーロングゲインを許した後も、粘りのディフェンスで無失点に抑えましたが
ダイハードディフェンスを掲げてやっていますが、みんながそれをしっかり理解しているからロングゲインされても気落ちせずに守れているのだと思います。

ー関東リーグ戦、残すは早大のみとなりましたが、対策などは
早稲田さんは全勝ということもあって、格上かと思いますが、手も足も出ない相手ではないと思うので、選手はしっかりとフィジカルやファンダメンタルを今一度しっかり鍛え直すことと、コーチングスタッフに関してはしっかり対策を練って、真っ向勝負で勝てるようにしたいと思います。

ー早大の特徴は
全体的に穴がなく、パワフルなチームだと思います。

ー早大戦の意気込みをお願いします
次からは負けたら終わりという試合が続きますので、今年やってきたことを出し惜しみなく試合で出せるようにチーム一丸となって頑張りたいと思います。

寺林翼 主将

ー今日の試合を振り返って
チーム全体として、ユニットというより個人個人で課題が出ていて、思ったより上手くいかなかったです。そういったときにどう立て直すかをもう少しこの2週間でつめていかないとなっていう思いです。

ーLBのブリッツが多いように思えましたが
結構うちはブリッツもベースに近い形で入れているので、DLが入ってるかLBが入ってるかぐらいなので。ブリッツいれて、止まっていたのでそのまま入れようということで入れてました。

ー立大戦に臨む上で意識した点は
立教は結構今年勢いがあって、一瞬気を抜くとモメンタムごと持っていかれるチームだったので、この2週間は一つ一つ細かいことを意識してやっていました。本当に基礎に立ち返って練習しましたね。

ー最終戦での早大と試合が勝負となります
僕は1年生のときから浜スタで早稲田に負けているので、この勢いで勝って甲子園に行きたいです。

ー早大戦にかける思いは人一倍強いと
強いと思います!そこは、絶対に負けたくないんで!

ー現在のチームの状態としては
すごくいい方向に向かっていると思います。やっぱり、明治戦負けてから自分達の取り組みの甘さだったり、やらなければいけないところでやれてなかったりというのが多かったで、明治戦負けた次の日から意識してみんな取り組めていたと思います。なのですごくいい方向に進んでいると思います。

ー千羽鶴がチームの旗と一緒にかけてありましたが、どんな意味があるのでしょうか
スタッフが夏からみんなで作ってくれている千羽鶴です。あれがあるとないとで選手もシーズン盛り上がらないですね。あの千羽鶴のおかげで普段以上力が出せるところもあるので、スタッフへの感謝とかがつまっている千羽鶴です。

ー最後に早大への意気込みを
ここ2試合無失点で来れているので早稲田戦もディフェンスが点を取られなければ負けないので、まずはディフェンスがきっちり抑えてオフェンスにいい形で渡していいゲームで勝ちたいと思います。

高津佐隼矢

―本日の試合を振り返って
オフェンスで取り切れなかったことが多く、そこを修正しないと早稲田に勝てないと思うので修正します。

―立大の印象は
スカウティングしていたのですが、トリッキーな動きをしてきたりしていたので、強かったですね。

―QBとして起用されていましたが、QBとしての手応えなどは
練習通りなので別に。練習が今日出たかなという感じです。

―ロールパスが多かったですが理由は
そうですね。僕は走って投げるのが得意なので、コールしてというようには言っています。

―早大戦でQBとして起用される可能性は
2戦やっているので、あるとは思います。

―早大戦へ向けて、レシーバーとしての目標などは
法政のレシーバーは結構良く、自分のプレーができれば絶対勝てると思うので、練習通りのことをすればいけると思います。

―練習通りにとありましたが、早大戦に向けての特別な対策などは
レシーバーはすることすれば勝てるので。あとはSAがしっかり相手のディフェンスを研究してくれるので、SAを信じてやります。

―早大戦へ向けての意気込みを
勝てば甲子園で負ければ引退ということなので、しっかり勝って甲子園に繋げていきたいと思います。

利根川公紀(営4)

ー本日の試合を振り返って
全体的にディフェンスとしてまず完封できたことが良かったです。

ーDL陣としては
自分たちの役割を徹底した結果、止まるプレーもあったので、次の早稲田戦もしっかり遂行していきたいです。

ー立大のOLの印象は
全体的にみんな強かったです。でもその分自分たちは練習で対策をしてきて、その通りにできたので脅威ではありませんでした。SAがしっかりと立大の分析をしてくれていたおかげで自分たちのシステムがあったりしていたので、SAに感謝です。

ー相手のゾーンブロックをしっかりと縦に押し込めている印象でした
DLは全員LOSを押し上げる日頃の練習の成果が出たかなと思います。

ーいい場面でのパスカットがありました
たまたまですね、まぐれです(笑)。

ーDLのロスタックルも多くありました
まずは役割を果たして、その上でそれ以上の活躍ができたので良かったと思います。

ー早大のOLの印象や対策は
OLユニットしてもファンダメンタルが高いので、早稲田を意識して自分たちも日々練習に取り組みたいです。

岩田和樹

ー今日の試合を振り返って
オフェンスとしては最後レッドゾーンにTDを持っていけなかったというのが何回もあったので、それを早稲田戦までにしっかりと直さないと勝てないと思うので、そこをもっとつきつめて行きたいなと思います。

ー先制TDを決めることができました
しっかり走れるホールが空いたのでいつも通りに出来たかなと思います。

ー今日の試合においての反省点、よかった点は
反省点としてはオフェンスとしてまだ得点力がないので、パスもランもしっかり出してTDを取り切るということが大切だと思います。
よかった点としてはランは結構突きつめることができていて、OLとRBの連携がしっかり取れています。早稲田戦はディフェンスのラインが変則なのでここ2週間でもっとやっていきたい思います。

ー立大戦に臨む上で意識したことは
自分は常にフィジカルというのを掲げていますが、まだもっとできるなと思います。

ー早大戦に向けて意識していることは
やっぱり個人としてはもっとフィジカルで圧倒したいというのと、チームとしてはオフェンスユニットで、もっと得点を取らないと勝てないのでもっとやっていきたいなと思います。

ー現在のチームの状態は
結構雰囲気もいい感じではあるので、この前2週間やっていければ絶対に早稲田戦勝てると思うので、頑張っていきたいと思います!

ー最後に早大に向けて意気込みを
結構きつい戦いになると思いますが、その中でしっかり法政の底力を出し切って勝ち切りたいと思います。

小平泰雅

―本日の試合を振り返って
自分は3年生から(試合に)出始めたので、初めての横浜スタジアムで緊張したのですが、いつも通りやればいいかなと思ってやりました。

―立大の印象は
スカウティングでは、ランが結構強いチームというのと、80番のレシーバーがすごいと聞いていました。その80番にうちのDBが結構やられてしまったので、そこが課題かなと思いました。

―インターセプトがありましたが、そのときの状況は
何も考えていなかったのですが、ラッキーボールだったので、反応してしっかり取ったという感じですね。

―ロングパスを多く狙われました。DB内で話し合ったことなどは
相手のレシーバーが大きく、身長はどうしようもないので、それまでの駆け引きを修正していこうということになりました。しかし、試合の中ではアジャストできなかったので、あと2週間ではそこが課題だと思います。

―DL、LBのランストップが多かった分、パスに集中しやすかったと思うのですが
そうですね、なんとか前が止めてくれていたので、自分たちはパスだけ見てれば良いという感じというか、とてもやりやすいです。

―本日の試合を受けて、特筆すべき反省点や課題などは
ディフェンスとしては完璧でした。(あとは、身体の)大きいレシーバーがきたときの対処なので、早稲田にも大きいレシーバーがいるので、その選手たちにどう戦っていくかというのをあと2週間で詰めていきたいです。

―早大に大きいレシーバーがいるとありましたが、早大で警戒している選手は
QBの柴崎選手と、WRのブレナン翼選手です。

―次戦への意気込みを
今回、初めてインターセプトできたので、次の試合も(相手の)レシーバーやQB(の選手たちが)良いですけど、自分たちの力を出して、またDBでインターセプトをいっぱいして甲子園ボウルに行けたらなと思います。

 

フォトギャラリー

  • DSC 0135 R敵QBに襲いかかる法大DL陣
  • DSC 0390 RオプションプレーでTDに貢献した勝本㊨
  • DSC 0179 R個人技でエンドゾーンまで運んだ岩田
  • DSC 0198 R4本中3本のFGを決め、優位な展開をつくった三宅
  • DSC 0452 RQBとしての活躍も見せた高津佐
  • DSC 0143 R何度もピンチをしのいだDLメンツ
  • DSC 0543 Rパワフルなランで中央突破をはかる小林篤
  • DSC 0549 R第4QにTDを決め勝敗を決定づけた
 

 

 
 
 
 
 

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