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【アメフト】関東大学秋季リーグ戦 第7節 対立大 リード守り切り最終節を白星で飾る! 2位が確定し東京ボウル出場決定!

2019年度関東大学リーグ戦 対立大
2019年11月24日(日)
横浜スタジアム

ついにリーグ戦最終節を迎えた。優勝の可能性はなくなったが、『東西大学対抗戦 Tokyo Bowl』への出場権をかけた重要な一戦だ。法大は試合開始早々に2つのTDでスタートダッシュを切る。3QにFGで追加点を得ると、その後は立大の追い上げを振り切り僅差で勝利した。この日の第3試合で明大が早大に敗れたため、法大のTOP82位が確定。東京ボウルへの出場が決まった。

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試合前の選手入場

試合結果

トータル試合結果

17 14 1Q 0 14
0 2Q 7
3 3Q 0
法政大学 0 4Q 7 立教大学
 

試合得点

Q時間ポジション選手得点方法TFP
1 2:08 WR 小山昭瑛(キャ2) TD
1 5:33 TE 吉田貴宏(デ工4) TD
3 11:00 K/P 高橋慎太郎(営3) FG

 

戦評 

激闘の早大戦から2週間。週間。週間。優勝が消えた今こそ、今回の立大戦は改めて「常勝軍団」としての意地を見せる試合となる。東京ボウルで再び岩田オレンジを披露するためなんとしても負けられない。
迎えた法大レシーブの1Qは終始法大ペースの試合となる。RB阿部快斗(法3)の力強いランで順調にレッドゾーンまでボールを運ぶと、最後は1年生QB平井将貴(法1)からWR小山へのTDパスが成功し、早々に先制点をあげる。その後も法大は攻撃のペースを緩めず、すぐさまLB小澤優太(営4)のQBサックなどで攻撃をシャットアウト。さらに、またも法大自慢のRB陣が果敢なランでテンポ良く攻撃。最後は敵陣6yds地点からQB勝本将馬(法4)のショートパスからTE吉田が最後はエンドゾーンに運び再びTD。立大を大きく突き放した。

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TE吉田(中央)のTDでリードを奪う

順調に点を重ねていく法大だが2Qから苦しい展開となる。序盤からファンブルやインターセプトのミスが目立ち、ペースを立大に奪われると、序盤にTDを許し、点差を詰められてしまう。追加点を挙げ、立大を突き放したいところだが、なかなか1stダウンを更新できず、法大にペースをつかめないまま前半を終えることとなった。
流れを戻したいところだが法大、立大ともに一進一退の試合となる。その膠着状態を先に動かしたのは法大。3Q終盤に再び果敢にランで相手陣地の奥深くまで攻め込むと、最後はK/P高橋のFGでなんとか追加点をもぎ取った。4Qでは立大にTDを奪われてしまうも、そのまま逃げ切り17-14で最終戦を白星で飾った。
苦しみながらも秋を戦い抜いた岩田ORANGE。惜しくも甲子園への出場、さらにはチームの目標であった『社会人に勝つ』という目標はかなわなかったが多くのナイスプレーで我々に感動を与えてくれた。早大対明大の結果により今季は2位が確定。東京ボウル出場も決まり、岩田ORANGEの最終決戦は対神戸大となる。甲子園を逃した悔しさを糧に東京ボウルは絶対に勝利を目指す。『有終の美』はすぐ目の前だ。

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試合後には全員で記念撮影を行った。前列中央は幹部の5人

(記事:須藤大樹、写真:渡辺詩織)

監督・選手コメント

有澤玄 監督

―今日の試合はいかがでしたか
まずは、今日はホームカミングデーということで、法政大学生やファンの方にたくさん来ていただき、スタンドをオレンジで染めていただきました。また、応援団やチアの方にもすごく盛り上げていただいて、本当にチームとして感謝しております。ありがとうございました。そんな中、最後はギリギリでしたけど結果を出せたことは非常によかったと思っております。

―2TDから始まった試合展開でした
試合早々に2TDをとれたのですが、テンポといいますか、リズムをそのまま継続できないという所に反省点はあると思います。

―リーグ戦の総括をお願いします
リーグ戦全体としては良い意味でも悪い意味でもすごく苦しんだ試合が多く、明治、早稲田には負けてしまいましたが、その中でも今年のチームとしての力は出せたと思います。ただ、やはり勝負所でのミスも多かったので、そこら辺は、年間を通してもっとコーチ、選手、スタッフも含めてチームとして、意識高くやっていかないといけないなと感じております。

―具体的に良かった点はありますか
下級生ですかね。4年生も非常によく頑張りましたが、下級生からプレーの方で盛り上げてくれました。シーズン中に下級生で成長する選手が多くて、その選手が活躍して勝てた試合も多かったので良かったと思います。

―4年生についてはいかがですか
正直言いますと、レギュラーの選手が少なくて、シーズン前はどうなるかなと思ったんですけど、シーズンが進むにつれて4年生が必死にチームを引っ張り頑張っていたので、勝たせてあげたかったんですけど、そんな甘くはなかったなと思います。

―ファンの皆様へ
ひとまずリーグ戦を終えまして、チームとしてこのようにやってこれるのも支えてくださるファンの皆様のおかげです。本当に感謝しております。チームとしては、しっかりと練習して、試合で一生懸命な姿を見せることしかできませんが、今後も精進して参りますので、今後とも応援よろしくお願い致します。

RB 岩田和樹 主将

ー今日の試合を振り返って
最初はオフェンスが結構良くて、今回も2本TDが取れたんですけど、そこから気持ちが緩んでるわけではないですが、3rdダウンで終わってしまうことが多くて。それがシーズンを通してオフェンスとして多かったので、チームとしても流れが乗り切れず、結果勝ちには結びついたんですけど、そこが課題だなと思います。

ーリーグ最終戦でしたが
最終戦なんですけど、トーキョーボウルがあるかもしれないという状況で、最後だから思い切りやろうということではなく「秋の最終節だから、自分たちが今までやってきたことの全てを立教相手にぶつけてやろう」という気持ちで挑みました。

ー試合に対しての満足度などは
勝ったので良かったと言いたいところですけど、シーズンを通してオフェンスだったら3rdダウンで、終わってしまう場面が多くて、そこでディフェンスがどうしてもずるずる行かれてしまうとかボールも2回ロストしてしまって、そこが最終節で出てしまったというのは反省しなきゃ行けない点なので、そこは来シーズンにつなげていきたいと思います。

ーチームの雰囲気などは
悪くはないんですけど、早稲田戦で負けて、チームとして目標としていた「社会人に勝つ」というのが途切れてしまって。そこで全員がもう一度「全員が何の目的でこのアメフトに取り組んでいるのか」を考えて、今回のこの立教戦に臨みました。その面では早稲田戦みたいなチームとしての勢いがなかったと思うんですけど、この2週間は一人一人が自分の目標を見つめ直すいい2週間だったと思います。

ー今季を振り返って
今シーズンは特にファンブル、インターセプトが多くて、それでオフェンスが点取れない、ディフェンスも波に乗れないみたいなのが結構ありました。ディフェンスは結構止めてくれるのにオフェンスがスコアできないというのが多々あったので、これは今年だけじゃなくて去年、一昨年もそうなんですけど、去年、一昨年に比べればオフェンスとしては点数が取れてるんですけど、オフェンスが点数取らないと勝てないんで、そこは来年、スコアをしっかり仕切る部分とボールを絶対にロストしないというのをシーズンを通して徹底して欲しいなと思います。

ー主将として挑むシーズンでした
本当に1~3年生に助けられました。試合に出ている人もそうですけど、下級生、主に3年生を中心として結構試合に出ていて、4年生はそこ以外のところで何かを残そうということで取り組んできました。自分としては満足はいってないんですけど、シーズンが終わって「ここはこうできたな」とか「こういう風にやればよかったな」というのが本当に多いので、そこは来年、しっかりアドバイスをして来年はもっと良くしていってほしいなと思います。

ー一つの区切りとして4年間を振り返って
区切り区切りで考えると長かったんですけど、端的に見ると一瞬で、今年は秋シーズンに入ったと思ったら気づいたら終わっていたみたいな感じなのですごく早かったです。個人としては3年生がターニングポイントで、3年生でしっかり試合に出られてそこで自信をつけたので、シーズンを通して自分がどうやったら活躍できるかというのをずっと考え続けた4年間でした。

ー感謝を伝えたい人などは
主務の佐藤寛子(文4)ですね。今年のチームが始まってからマネージャー1人でずっと頑張ってきて、自分自身できないことや相談を寛子とかに頼っていろいろ乗ってもらいました。秋シーズンに入ってチームがうまくいかなかった時もいろいろ相談に乗ってもらったりして、一番自分自身が感謝を伝えたいですね。

ー来年に向けて期待の後輩は
一人には収まりきらないですけど、今年も副将を務めた山岸しかり、1年生から試合に出ていた平井、特にこの2人が自分は本当に頑張ってほしいですね。

ー後輩たちへ
今年のシーズンは良い意味でも悪い意味でも反面教師にできると思います。良い部分もあって、なおかつ悪い部分も明確になって、特に早稲田戦に対しての2週間は自分がこの4年間を過ごしてきた中で、一番濃かったのは事実で。それは1から3年生も本当に実感していると思うので、その練習を新チームが始まってからずっとでき続ければ、確実にメンツはそろっているので突き詰めていってもらいたいなと思っています。

ーファンの皆様へ
ファンの方たちがいてこその法政ORANGEなので、本当に力になりました。来年再来年と続いていくこの法政ORANGEを引き続き応援してくれたらなと思います。

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LB 小澤優太

 ―本日の試合を振り返って
最後の試合、自分たちのプレーをして圧倒しようということで臨んだんですけど、点差を見て分かる通り結構僅差でした。ディフェンスも(失点)ゼロを掲げていたんですけど取られてしまったので、そういった意味では悔いの残る試合でした。

―立大の印象は
複雑なフォーメーションだったりプレーをしてくるので、それに対して数的有利を作らないようにちゃんとアジャストしてやろうと。結構小賢しいというか、頭を使ったプレーをしてくる印象ですね。

―リーグ戦全体を振り返って
最初はオフェンスディフェンス分かれて考えたり、鼓舞するのもそれぞれのユニットだけだったんですけど、それがチーム一丸となって徐々にできてきたというのはあります。『オフェンスがつらい時はディフェンスが頑張ろう、ディフェンスがつらい時はオフェンスが頑張ってもらう』みたいなものがチーム全体にあってそういうのが徐々に出てきたなと思います。

―その中でもディフェンス全体を振り返ると
集まりだとか最後までやるとか、そういう当たり前のことをしっかり徹底してやろうということでずっと言ってチームでそうなっていました。最初はボールボールって攻めるプレーとかを意識して、そういう基礎的な部分が疎かになってしまったんですけど、どんどん基礎を大切にしていくようになりました。

―本日はホームカミングデーでした
やっぱり観客の声は聞こえているのでそれが今までとは明らかに違うなって(思いました)。やっぱりつらい時でも声を掛けてくれる観客だったり、そういう声がすごい力になったのですごく良かったです。

―試合ではQBサックを決めました
あの僕のブリッツのプレーがあれを狙ってろという意味も込められていて、それを他の役割や自分の役割以上のことをやろうとするとあれが逆に止まらなかったので、そこはコーチやSAの狙ったことを、狙う意図を理解してできた良かったプレーだったと思います。

―本日で一区切りですが、4年間を振り返って
結構僕はいろいろあったので、やっぱりすごく仲間の大切さを感じました。3年生の時に一回チームを辞めて病気が良くなって戻って来る時に、そのいなかった期間すごい迷惑を掛けていたのもあって。受け入れてくれた仲間とそれからコーチ、またチャンスをくれた親にもすごく感謝しています。そういう仲間や周りの大切さを感じた4年間でした。

―自身の今後は
一応病気と向き合いつつも、弟もアメフトをやっていていつかどこかで戦えたらなと思うので、何かしら続けていきたいなとは思います。

―期待の後輩は
いっぱいいるんですけど、みんなではだめですか?(笑)名前を挙げるなら清野諒(法2)で。僕の今(同じポジションの)後輩なんですけど、オンとオフしっかりしていて、やると決めた時はすごい熱量でできる後輩なのでその精神的にもスキルの面でも今後のLBを引っ張っていける存在だと思います。

―後輩の皆さんへ一言
このシーズン負けてしまいましたが、何をやれば勝てるとか、僕たち日本一を経験していない代でそれを模索してやってたんですけど、なんとなくヒントは見えたような1年間だったのでそれを次のシーズンからというよりも、もう今からそのヒントを軸としてどんどんやっていってください。この悔しさを忘れないでほしいです。

―同級生の皆さんへ一言
本当にありがとうしか言えないです。けがで今日出れなかった勝田(駿、人4)や試合に出れていない4年生もいたりスタッフに行ってしまった子もいるんですけど、僕はもう本当にみんなのおかげでここに、フィールドに立てたのでみんなに感謝しかないです。

―ファンの皆様へ一言
日本一と『社会人に勝つ』という目標は達成できなかったんですけど、僕らがチーム改革をしている中ですごいためになるというか、次につながる1年になったと思うので、今後の法政ORANGEも期待してほしいです。

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WR 小山昭瑛

 ―今日の試合を振り返って
今日の試合で初めて自分がTDを取れて、素直にうれしく思います。

―先制TDのシーンについて
相手の選手と1対1のところで勝てたのでよかったです。

―リーグ戦全体を振り返って
今年は自分はあんまり活躍できてなくて。一個上に神(優成、人3)さんがいて、自分がもっと良いプレイヤーになるために抜かさないといけない存在で、良いライバルとしてチームにいることがとても良い影響になっています。

―収穫などはありましたか
今シーズンはチーム的にパスが少なかったんですけど、最後までやる気持ちとか、諦めないということが一番意識してやれました。

―今後の目標などは
もっと自分が結果を出すことにこだわってやっていきたいです。

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フォトギャラリー

  • flag R試合前の選手入場
  • koyama RWR小山が先制のTDを挙げた
  • kobayashi RRB小林颯希(法4)をはじめ、多くの部員がけがで離脱した副将・DB勝田駿(人4)の背番号『2』を記した
  • df R立大オフェンスを抑えるディフェンス
  • senior2 R1年間チームをけん引した4年生
 

 

 
 
 
 
 

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