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【サッカー】総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント 準々決勝 法政大3-3(PK:4-3)阪南大  関西の雄との大激戦!チーム一丸で乗り越え準決勝進出!

総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント 準々決勝 法政大ー阪南大
2017年9月6日(水)
ヤンマーフィールド長居

全国ベスト4をかけた準々決勝は、4日の試合で仙台大を破った阪南大と対戦した。試合は互いに点を取り合う展開でPK戦に突入。この日再三ファインセーブを見せていた吉田舜(社3)が決定的な活躍をし、見事4強に駒を進めた。

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上田綺がチームを救う2発
 

試合結果

トータル試合結果

3
法政大
1 前半 2 3
阪南大
2 後半 1
0 延前 0
0 延後 0
4 PK 3

試合スタッツ

時間経過大学選手名得点経過
5分 得点 阪南大 草野侑己 0-1 
20分 得点 阪南大 山口一真 0-2 
26分 交代 法政大 青柳→紺野  
45+2分 得点 法政大 紺野和也 1-2
46分 交代 法政大 上田慧→末木  
56分 交代 法政大 松澤→上田綺  
59分 得点 法政大 上田綺世 2-2
69分 得点 法政大 上田綺世 3-2
77分 交代 法政大 長谷川→高木  
79分 交代 法政大 ディサロ→平山  
90+3分 得点 阪南大 真瀬拓海 3-3

スターティングメンバー

背番号 ポジション  選手名 学部・出身校
12 GK 吉田舜 社会3・前橋育英高
DF 武藤友樹 社会4・八千代高
4 DF 森岡陸 現福1・ジュビロ磐田Y
3 DF 前谷崇博 スポ健3・ガンバ大阪Y
22 DF 黒崎隼人 経済3・栃木SCY
24 MF 大西遼太郎 社会2・ジュビロ磐田Y
25 MF 上田慧亮 現福4・前橋育英高
11 MF 青柳燎汰 現福3・前橋育英高
MF ディサロ燦シルヴァーノ 経済3・三菱養和SCY
14 MF 長谷川元希 現福1・大宮アルディージャY
18 FW 松澤彰 現福2・浦和レッズY
サブメンバー
GK 関口亮助 経済4・浦和レッズY
DF 加藤威吹樹 経済2・サンフレッチェ広島Y
23 DF 関口正大 現福1・新潟明訓高
30 DF 高木友也 経済1・法政第二高
13 MF 末木裕也 スポ健2・ヴァンフォーレ甲府Y
29 MF 森俊貴 情科2・栃木SCY 
MF 紺野和也 現福2・武南高
17 FW 平山駿 経済1・三菱養和SCY 
20 FW 上田綺世 スポ健1・鹿島学園高

  

マッチレポート

4日の二回戦から先発3人を入れ替えた法大。九産大戦で得点を決めた長谷川元希(現1)を始め、上田慧亮(現4)、松澤彰(現2)がスタメン出場を果たした。

開始5分、いきなり試合が動く。阪南大・山口拓真のスルーパスが前谷崇博(スポ3)とGK吉田舜(社3)の間に通ると、走りこんできた草野侑己と3人で混戦になり、前谷と吉田が交錯。無人のゴールにこぼれたボールを草野が押し込んで、阪南大が先制に成功した。法大は20分、黒崎隼人(経3)のコーナーキックを森岡陸(現1)がフリーで合わせたが、相手GKに弾き出されてゴールならず。
質の高いプレーを繰り返す阪南大。23分には中央でのパス交換でバイタルエリアを開け、そこで受けた山口一真が右足を一閃。J1・鹿島アントラーズ入りを決めているストライカーの一撃で、追加点を挙げる。さらに攻撃の手を緩めない阪南大は、31分にもカウンターから真瀬拓海がクライフターンで中央に切り込んでシュート。法大は35分に松澤がヘディングシュート、44分には長谷川が遠めから狙うが、惜しくも決まらない。
2点ビハインドでの折り返しが濃厚になっていた前半のアディショナルタイム、左サイドから黒崎がセンタリングを送ると、途中投入の紺野和也がボレーシュート。これが絶妙なコースに決まり、1点を返して後半へ。

47分に訪れた決定機を逃した阪南大。法大は55分にカウンターから大西遼太郎(社2)がミドルを放つなど、強度の高いプレスでミスを誘い、徐々にペースを掴む。すると59分、右サイドからのシュート性のボールに、直前に投入された上田綺世(スポ1)が反応。「2点取られた時点で自信を失っていたので、そういう意味でも点をとって楽にしようという気持ちで入りました」と話した1年生がいきなりネットを揺らし、試合を振り出しに戻す。
この得点で一気に形勢が逆転。ディサロ燦シルヴァーノ(経3)と上田綺のシュートが立て続けにゴールを襲うと、69分、右サイドを抜け出した武藤友樹のクロスを再び上田綺が合わせ、2点差をひっくり返した。
その後は攻勢を強める阪南大に押し込まれる時間が続く。78分には右サイドからのクロスをフリーで合わされ、大ピンチを迎えたが、吉田がギリギリで弾き出した。5枚が用意されている今大会のレギュレーションを生かし、法大は高木友也(経1)や平山駿(経1)といったフレッシュな1年生を投入。89分にも右サイドからクロスを入れられ、ゴール前約5mの位置からシュートを浴びるが、枠の上に外れて難を逃れた。
残すは4分間のアディショナルタイム。ここで追い込まれた阪南大が意地を見せる。90+3分、波状攻撃の流れで重廣卓也がシュート。これは前谷がライン上で跳ね返したが、そのこぼれ球に真瀬が詰めると、ボールは無情にも吉田の股を抜けてゴール。延長戦に持ち込まれる。

「切るカードがなくても、『応援してくれている人のために自分たちがやらないといけない』というのを示してくれました(長山一也監督)」。互いに死力を尽くして戦った延長戦。徐々に中盤が空き、オープンな場面も増える。98分、阪南大はサイドからのクロスを契機にゴール前で混戦となり、最後は濱野雄太がオーバーヘッドを打つが、枠の右に逸れた。102分にはロングボールに抜け出した上田綺がペナルティーエリア内で転倒。微妙なプレーだったが、笛は鳴らず。105分には阪南大、田中彰馬が黒崎のアンクルブレイクを誘う深い切り返しから狙うが、ここは吉田がなんとかゴールラインに逃れた。その後のコーナーキックでもゴール前でスクランブルが起こるが、シュートはポストを直撃。延長の計20分間を何とか耐え抜き、試合はPK戦に突入する。

先攻は阪南大。「自信を持って臨んだ」と話した吉田が、アミノバイタルカップに続いて大活躍を見せた。1本目を外した阪南大に対し、法大は紺野と高木が連続して成功。迎えた3本目を吉田が足で弾き出し、法大は2本分のアドバンテージを得る。阪南大は4、5本目を落ち着いて決め、法大も大西は失敗したものの、決めれば勝利となる5人目のキッカーは上田綺。これをしっかりと決めて、筑波大の待つベスト4へ駒を進めた。(下田朝陽)

監督・選手コメント

長山一也監督

—試合を振り返って
苦しい試合でしたが、やらないといけないことを整理して、試合をコントロールできました。ビハインドの展開でも上田だったり紺野だったりと、効果的に選手を使えましたし、我慢する部分でも少しづつこういった試合ができるようになってきました。

—後半、一気にエンジンが入ったように見えました
ハーフタイムに「15分経ったら(上田)綺世を入れるよ」と伝えていました。本当は前半の途中にも入れようと考えたのですが、1-2にしてくれたので、15分くらい待とうと変えました。少し待って、相手のセンターバックがバテてきた頃に彼を入れれば、スピードには対応できないと思っていまして、実際にひっくり返すところまでは行けました。正直、そこからの展開としては、もう少し投入した選手に頑張って欲しかったですね。収められずに奪われて守備の時間が増えてしまいました。課題としてはそこですかね。そうすれば90分で決着をつけられたかもしれないです。

—90分より先はかなり厳しい試合だったと思いますが
そういったところは鍛えてきているので。ミーティングするときにはベンチの選手も一緒に戦っていましたし、それがこのチームの良さです。切るカードがなくても、『応援してくれている人のために自分たちがやらないといけない』というのを示してくれましたし、それが粘り強く戦えた要因だと考えています。

—準決勝に向けて
筑波さんにはこの予選でも負けていますし、リーグ戦でも負けましたので、何とか勝ちたいです。良い選手が揃っていますので、我慢強く戦っていけば勝機があると思います。

 

吉田舜

ー試合を振り返って
前半から逆転して、追いつかれての展開で。立ち上がりと終わり間際の失点があったので、そこを改善していきたいと思います。

ーPK戦前は非常に明るい雰囲気が印象でしたが
そうですね。暗いよりも明るいほうが絶対キッカーが蹴りやすいと思ったんで、意識して雰囲気をつくりました。

ー後半何度かファインセーブがありましたが
シュートは止められる自信しかなかったので、逆にミスを何度かしてしまったので。そこ以外は良かったと思います。

ー1失点目は少し重なる形でしたが
1失点目はセンターバックの選手とコミュニケーション不足で、勝敗にも絡んでくるので、そこを明日の練習で修正していきたいと思います。

ーサブに回る関口選手から何かアドバイスなどはありましたか
本当はすごく悔しいと思うんですけど、プラスの声をかけてくれました。

ー準決勝に向けて
絶対にノーミスで無失点で勝ちたいと思います。

上田綺世

—試合を振り返って
厳しい試合でしたが、チームとして戦って勝てたので良かったです。個人的にも2点取れて、少しは満足しています。

—後半の早い時間からの出場でした
2点取られた時点でチームが自信を失っていたので、そういう意味でも点をとって楽にしようという気持ちで入りました。自分の特徴はスピードだったりフィジカルです。疲れている分相手に脅威をあたえようと思っていましたし、それで貢献できたのならば良かった思っています。

—PK戦では5人目のキッカーでした
PK戦は自分で決めたいというのがあります。助走に向かうときだったり蹴る時に、見ている人に『あいつ外すな』とは絶対に思われないような雰囲気を出したくて。相手が心を折れるようなPKを目標としているので、『外す気はしなかった』とチームメイトに言ってもらえたので嬉しかったです。

—準決勝に向けて
筑波はアミノバイタルカップで負けている相手です。もう一度全国大会で勝負できるということで、勝てば結果オーライくらいの気持ちで臨みたいです。チームとしてはあと2勝して優勝できるように頑張ります。

 

フォトギャラリー

  • a R武藤は3点目をアシスト
  • aaa R前半途中に投入された紺野が流れを一変させた
  • aaaaa R爆発的なスピードで脅威を与えた黒崎
  • aaaaaa R上田綺の得点に歓喜するベンチ
  • aaaaaaa R長谷川は攻守両面に存在感
  • aaaaaaaa R吉田がPKを防ぎガッツポーズ
  • aaaaaaaaaaa1年生の高木は粘り強い守備を見せた
  • aaaaaaaaa R勝利を決め上田綺の元に駆け寄る選手たち

 

 

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