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【サッカー】全日本大学サッカー選手権 準決勝 法政大2-1順天堂大 試合を決めたのは延長前半の紺野和也弾!!優勝候補撃破で二季連続の大舞台へ

【サッカー】全日本大学サッカー選手権 準決勝 法政大ー順天堂大
2018年12月19日(水)
味の素フィールド西が丘

 リーグ戦王者の早大を破った優勝候補・順大との対戦。前半はやや固さも見られたものの、徐々に攻撃を形作っていった。結局90分では決着がつかず、延長戦に突入するも、99分に紺野和也が技ありのシュートを決めて勝負あり。二季連続となる決勝の舞台へ臨むことになった。

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紺野のゴールに喜びを爆発させる
 

試合結果

トータル試合結果

2
法政大
0 前半 0 1
順天堂大
1 後半 1
1 延前 0
0 延後 0

試合スタッツ

時間経過大学選手名得点経過
12分 交代 法政大学 蓑田→加藤  
63分 交代 法政大学 松澤→上田  
67分 得点 法政大学 上田綺世 1-0
68分 交代 法政大学 ディサロ→青柳  
77分 得点 順天堂大学 上野揺介 1-1 
90+4分 交代 法政大学 末木→鳥居  
99分 得点 法政大学 紺野和也 2-1 
120分 交代 法政大学 紺野→橋本  

スターティングメンバー

背番号 ポジション  選手名 学部・出身校
GK 吉田舜 社会4・前橋育英高
17 DF 高木友也 経済2・法政第二高
DF 前谷崇博 スポ4・ガンバ大阪Y
27 DF 蓑田広大 現福1・青森山田高
22 DF 黒崎隼人(cap) 経済4・栃木SCY
MF 大西遼太郎 社会3・ジュビロ磐田Y
13 MF 末木裕也 スポ3・ヴァンフォーレ甲府Y
11 MF 森俊貴 情科3・栃木SCY
MF 紺野和也 現福3・武南高
MF ディサロ燦シルヴァーノ 経済4・三菱養和SCY
18 FW 松澤彰 現福3・浦和レッズY
サブメンバー
12 GK 山岸健太 経済3・前橋育英高
DF 加藤威吹樹 経済3・サンフレッチェ広島Y
23 DF 関口正大 現福2・新潟明訓高
19 DF 鳥居俊 理工2・東京ヴェルディユース
32 MF 田部井涼 経済1・前橋育英高
15 MF 橋本陸 経済3・西部台高
31 MF 竹本大輝 経済2・成立学園高
10 MF 青柳燎汰 現福4・前橋育英高
20 FW 上田綺世 スポ2・鹿島学園高

 

マッチレポート

 関学大を退け、ベスト4入りを果たした法大。決勝進出を懸けた一戦の相手は関東1部で共にしのぎを削ってきた順大だ。今季リーグ戦での対戦成績は1勝1敗。鹿島内定MF名古新太郎や川崎内定FW旗手怜央を擁する好敵手を前に今季の白黒をつけるべく試合へ臨んだ。
法大は準々決勝に引き続き190cmのFW松澤彰を先発起用。相手CBの身長が高くないことを活かしたミスマッチを狙う形だ。
ボールを保持しながら崩しの局面で強さを発揮する順大攻撃陣に粘り強く対応したい法大。12分にCBの蓑田広大が負傷退場するアクシデントがあったものの、急きょ出場した加藤威吹樹がすぐさま試合にフィット。17分にはDFライン裏へのフィードでチャンスを作り、23分にはエリア内に侵入した名古のシュートをブロックするなど攻守に安定した。26分、右サイドからのクロスを松澤が落として最後は末木裕也がフリーでシュートを放ったがGKの好セーブに阻まれた。43分には左サイドの高木友也と森俊貴のコンビネーションからチャンスを演出し、最後は高木がダイレクトシュートを放ったが僅かにバーの上。互いにゴール前まで迫りながらも粘り強く対応する展開が続き、0-0で前半を終えた。
 
 迎えた後半も、前線の連携からゴールに迫る。48分、ディサロ燦シルヴァーノのスルーパスに抜け出した松澤がシュートを放つも、枠を外れた。
その後も松澤の高さを生かしたプレーで空中戦を優位に進める法大だったが、61分にピンチを迎える。CKから相手にフリーで合わせられるも、ディサロが体を張ってブロック。事なきを得た。
63分には松澤をお役御免とし、ジョーカー・上田綺世を投入。すると早速エースが仕事をやってのけた。66分、PA内へ強引に仕掛けると、相手のファウルを誘いPKを獲得。これを沈め、待望の先制点をゲットした。しかし、失点を機に前への圧力をさらに強めた順大。77分には旗手に右サイドの突破を許すと、最後は途中出場の上野揺介に頭で合わせられ、同点とされる。その後は両者が前に出るオープンな展開となるも、これ以上の得点は生まれず、試合は延長戦へ突入した。
 
 中1日での延長戦突入。満身創痍の状況ながら法大にはプレーの強度を落とさない力が残っていた。延長前半開始早々、上田の突破からラインを押し上げつつセカンドボールを拾い、二次攻撃へと繋げる展開が続いた。そして迎えた99分、敵陣でプレッシャーをかけると紺野がボールを奪取。そのままエリア手前まで運び、最後は左足でファーサイドに流し込み勝ち越しゴールを挙げた。
2-1のまま迎えた延長後半、手数をかけて何としてでも1点を奪いに来る順大に対して防戦一方の展開を強いられたものの、数少ないボール保持の機会ではしっかり時計の針を進めた法大。120分間の死闘を制し、2年連続11回目の決勝進出を決めた。
流経大に1-5の大敗を喫した昨年の雪辱を晴らすべく、ついに決勝の舞台に帰ってきた。優勝を懸けた相手は今季4度目の対戦となる駒大。互いに知り尽くした関東1部相手という所まで昨年と同じだ。悲願を果たすには格好のシチュエーションとなる。
 勝っても負けても現チームでの試合は次戦が最後。今日の勝利で「一番長い冬」を過ごす権利は得た。次は「一番嬉しい冬」を過ごすチームになる番だ。(岩瀬斗真、赤染徳光)

選手コメント

加藤威吹樹

ー試合を振り返って
準決勝ということでお互い緊張していた中で、接戦でした。その中で延長で勝てたのは大きかったです。
 
ー途中出場となりましたが試合への入りは問題なかったですか
そうですね。いつでも入れるように準備はしていましたし、気持ち的にも今まで我慢していたので準決勝でアピールできたのも自分的には大きいかなと思います。
 
ー相手の三國選手とのマッチアップは高さの面では不利だったと思います
競り合いは結構得意ですし、身長が小さい分飛ぶしかないと思っています。その合わせ方というのも先に飛ぶかゴロかというのを合わせることができたので、そこら辺は身長差は気になりませんでした。
 
ー嫌な時間帯に失点しましたが焦りはなかったですか
なかったですね。前が点を取ってくれると思っていましたし、守備を安定させてこれ以上失点しないことを心がけるだけでしたので。
 
ー今大会では初出場となりましたが総理大臣杯から生かした部分は
守備の部分で崩れてしまうことが多かったので、守備の部分で気持ちを引き締めて、チーム全体で守備に入れたので良かったです。
 
ー決勝戦は4年生とプレーする最後の試合になりますが思うところは
今の4年生と一番長くプレーしていたのが今の3年生です。その3年生は多く試合に出ていて、勝たせられるのは自分たちだと思うので、最後は活躍して4年生に華を持たせられるように頑張ります。

紺野和也

ー試合を振り返って
順大とはいつも拮抗した展開になるというのは言われてましたし、複数得点で勝つ意識を持って前線の選手がやれていたのでそれが形になってよかったです。
 
ーリーグ戦で何度も対戦し、順大の持ち味を把握した上で意識したところは
全部に対して前から行っても相手は上手くて剥がされてしまうので、引ける所は引くことを意識していました。
 
ー攻撃面でのチームとしての狙いや変化を加えた所は
(松澤)彰は高さがあってクロスとかの狙いがあって、(上田)綺世は強さも速さもあるのでそこに裏への選択肢ができて攻撃のバリエーションを加えられました。
 
ーゴールシーンを振り返って
あそこ(ゴール正面からやや右側)のシュートは普段から練習していて、それが試合の大事な場面で出たので凄くよかったです。
 
ー公式戦では久々のゴールとなりました
マークが厳しくなって数字を残せないようになったのは自分の課題でもあったので、それを少しでも克服できたのはよかったと思います。
 
ー決勝への意気込みをお願いします
去年大敗して悔しい思いをしているので今年は4年生としっかり優勝して送り出せるように頑張りたいです。

末木裕也

ー試合を振り返って
今日は最初のほうから順大さんにボールを持たれる状態だったんですけど、粘り強く最後まで対応しようというのは試合前に皆で統一していたので最終的にショートカウンターで勝ち越せたのは凄く大きかったと思います。
 
ー順大と何度も対戦し、持ち味を把握している中で名古選手らを相手にした中盤の攻防でしたが意識した点は
名古選手は凄く上手いので、そこは自分だけじゃなくてチーム全体で見て守備しようと統一しました。
 
ー最近は攻撃的な長谷川選手や下澤選手とボランチを組む事が多かった中でまた大西選手と組むようになりました。攻守のバランスを取る上で変えたところは
今までは守備の事を結構考えてたんですけど、(大西)遼太郎は守備もできるので頼りながら僕が攻撃に参加する機会も増えました。遼太郎も攻撃に参加する事はあるのでそこは僕もバランスを取って上手くやれています。
 
ーセットプレーのキッカーとしてファーを狙うシーンが多く見られました
相手の背が高くない事は試合前に話していたので意識してファーに蹴っていました。
 
ー決勝で戦う駒大もリーグ戦で何度も対戦している相手です。改めて対策するところは
ロングボールやロングスローは脅威になるのでしっかり対策して、なおかつその中で自分達の持ち味であるパスサッカーを貫ければ勝てると思うので頑張ります。
 
ーインカレ決勝への意気込みをお願いします
今の4年生が本当に大好きなので、その4年生を日本一にさせる為に全力でやりたいと思います。

松澤彰

ー試合を振り返って
チームとしては苦しい時間帯が多い中で前半は耐えきれたというか、悪くはないという感じでした。チャンスがありながら点が入らないのは危ない流れだと思っていたので、僕と替わった上田選手が結果を出してくれてホッとした所もあった試合でした。
 
ー前線のターゲット役としての狙いや監督からの指示は
身長が低いCBが1枚いたのでそこでボールを収めてチームの為に時間を作れという指示でした。今回の試合はあまりボールが入って来なかったという点で自分のボールを呼び込む技術が足りないというのがわかりました。
 
ー今季は出場機会をなかなか得られない中、この大事な大会で2戦連続の先発出場を果たしました
今年は関東リーグで試合に関わることができなくて、自分の中で(上田)綺世の事や自分自身のパフォーマンスについて葛藤しながらやってきました。結局はチームの為にというのが第一で、そのチームの為に自分にしかできない事をピッチで表現するという事を知って、今回の出場機会が実現したのかなと思います。
 
ー次の試合では勝っても負けても今のチームで最後の試合になります。4年生への想いは
4年生が皆にひとこと言う機会があって、その中でも「一番長い冬にしよう」という言葉が印象的でそれ以来ずっと言い続けてきました。いま言葉通りになったんですけど、一番長い冬だけではなくて最後に優勝をプレゼントできたらいいなと思います。
 
ー決勝への意気込みをお願いします
チームには良い選手がたくさん居るので 、誰が出ても勝てると思ってます。自分はチームの事を考えて絶対に優勝できるようにしたいです。

フォトギャラリー


  • IMG 4227 inkareeeo松澤は高さで相手を圧倒

  • IMG 4232 inkareeeo加藤はスムーズな入りを見せた

  • IMG 4265 inkareeeoボールを追う森

  • IMG 4313 inkareeeo上田がPKを決める

  • IMG 4319 inkareeeoベンチが上田を祝福

  • IMG 4396 inkareeeo紺野のゴールに喜びを爆発させる

  • IMG 4418 inkareeeo吉田は安定した守備を見せた

  • IMG 4472 inkareeeo栄冠へまた一歩近づいた

 

 
 
 
 
 

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