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【サッカー】第93回関東大学サッカーリーグ戦 第8節 法政大4-0筑波大 これぞ法大の”底ヂカラ" システム変更で攻撃陣が爆発し無敗筑波相手に完璧な勝利を収める! 

第93回関東大学サッカーリーグ戦 第8節 法政大ー筑波大
2019年6月1日(土)
武蔵野市立武蔵野陸上競技場

 システム変更でついに法大が覚醒した。相手は今季リーグ戦未だ無敗の筑波大。厳しい戦いが予想されたが前半8分に上田綺世がゴールを奪うとそこからゴールラッシュ。10分おきにゴールを奪い続け4-0で前半を折り返すと後半以降は中盤の3枚を中心に試合を終始支配し、失点をすることなくタイムアップ。強豪相手に見事な勝利を飾った。

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3点目を決めた紺野
 

試合結果

トータル試合結果


法政大学
前半
立正大学
後半

試合スタッツ

時間経過大学選手名得点経過
8分 得点 法政大学 上田綺世 1-0 
18分 得点 法大大学 関口正大 2-0
28分 得点 法政大学 紺野和也 3-0 
40分 得点 法政大学 平山駿 4-0 
66分 交代 法政大学 長谷川→大西  
68分 交代 法政大学 上田→飯島  
83分 交代 法政大学 紺野→竹本  

スターティングメンバー

背番号 ポジション  選手名 学部・出身校 成績(出場・得点)
21 GK 中野小次郎 経済3・徳島ヴォルディスY 3・0
24 DF 宮部大己 経済3・法政第二高 5・0
23 DF 関口正大 現福3・新潟明訓高 5・1
DF 加藤威吹樹 経済4・サンフレッチェ広島Y 6・0
DF 高木友哉 経済3・法政第二高 8・0
26 MF 佐野晧平 現福3・清水エスパルスY 2・0
13 MF 長谷川元希 現福3・大宮アルディージY 7・0
19 MF 平山駿 経済3・三菱養和SCY 5・1
28 MF 田中和樹 社会2・浦和学院高 2・0
MF 紺野和也 現福4・武南高 8・2
18 FW 上田綺世 スポ3・鹿島学園高 8・3
サブメンバー
21 GK 長島卓哉 スポ4・東京ヴェルディY 0・0
DF 森岡陸 現福3・ジュビロ磐田Y 7・0
MF 大西遼太郎 社会4・ジュビロ磐田Y 7・0
17 MF 竹本大輝 経済3・成立学園高 7・0
15 MF 服部剛大 社会3・横浜FCY 1・0
20 FW 佐藤大樹 経済2・コンサドーレ札幌Y 7・3
30 FW 飯島陸 経済2・前橋育英高 1・0

※成績は試合終了時のもの

 試合後順位表

順位 大学名 勝点 試合数 勝-分-負 得点/失点 得失点
1位 明治大 21 7-0-1 19/4 15
2位 立正大 17 5-2-1 20/6 14
3位 筑波大 17 5-2-1 12/8
4位 駒澤大 16 5-1-2 11/13 -2
5位 順天堂大 15 5-0-3 9/6
6位 法政大 13 4-1-3 10/7
7位 桐蔭横浜大 12 3-3-2 11/7
8位 中央大 11 3-2-3 8/8
9位 早稲田大 2-1-5 7/12 -5
10位 専修大 1-1-6 8/23 -15
11位 東洋大 1-0-7 5/13 -8
12位 流通経済大 0-1-7 7/20 -13

 

前期リーグ途中経過

日付 対戦校 結果 会場
1 4月7日 中大 ●1-2 山梨中銀スタジアム
2 4月14日 早大 ○1-0 中台運動公園陸上競技場
3 4月28日 順大 ○1ー0 味の素フィールド西が丘
4 5月2日 桐蔭大 ●1‐2 相模原ギオンスタジアム
5 5月6日 流経大 ○1-0  龍ヶ崎市陸上競技場たつのこフィールド
6 5月19日 明大 ●0-2  味の素フィールド西が丘
7 5月29日 立正大 △1-1  熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
8 6月1日 筑波大 ○4-0 武蔵野市立武蔵野陸上競技場
9 8月4日 東洋大   18:00 KO  法大城山グラウンド
10 8月7日 専大  18:00 KO 法大城山グラウンド
11 8月10日 駒大  18:00 KO NACK5スタジアム大宮

マッチレポート

 昇格組の立正大相手に引き分け、勝ち点1を獲得した一夜から2日。法大は昨季2位の名門、筑波大を相手に迎えた。リーグ戦中断前最後の試合に勝利し、アミノバイタル杯に向け弾みをつけたい一戦だ。

 強敵との一戦。長山一也監督は普段のフラットなシステムではなく、中盤を逆三角形に構成したシステムを採用し、長谷川元希、平山駿、佐野皓平を配置。攻撃的なメンバーで臨んだ。この姿勢が功を奏したか、まずは立ち上がりの8分。ボールを受けた平山がシュートを放つと、混戦からこぼれたボールを上田綺世が押し込み、幸先良くリードを奪う。法大が誇るタレントのゴールに勢いづいた攻撃陣は、筑波大の動揺を見逃さなかった。18分には、アンカーのポジションで出場した佐野がふわりと浮き球のスルーパスを送り、右サイドから飛び込んできた関口正大が決め2点目。28分には左サイドの競り合いからこぼれたボールを拾った上田がグラウンダーのクロスを送り、これを紺野和也が落ち着いて沈め3点目。40分には上田のヘディングがポストに当たり、跳ね返りに平山がダイビングヘッドで押し込み4点目。堅守で知られる筑波大相手に圧巻のゴールショーを披露する。

 翻って守備の場面でも、法大は集中を切らさない。筑波大がボールを保持する際には中盤の平山が一列上がり、佐野と長谷川が横に並んだ、普段のようなフラットな守備ブロックを構築。中央を崩そうとする動きには粘り強く耐え、サイドでは今季初先発の田中和樹と紺野和也が走ってスペースを埋め何度もパスをカット。序盤こそ筑波大の森海渡にゴールを脅かされることもあったが、それ以外は目立った好機を作り出させることなく4点のリードで試合を折り返す。

 後半はやや押し込まれ気味の展開が増えるも、長身ゴールキーパー中野小次郎を中心に水際で筑波大を抑え込む。66分には大西遼太郎、68分には飯島陸を投入。すると、ロングボールから田中が快足を飛ばし抜けだし、ペナルティーエリア内でボールを受けた飯島が強烈なシュート。しかし、相手選手が体を張って跳ね返し枠外に。惜しくも初ゴールとはならなかった。終了間際の83分には竹本大輝を投入し、安定感のある守備で跳ね返し続け長い笛。難敵筑波大に土をつけ、勝ち点3を手に入れた。

 強豪である筑波大相手に勝利をつかんだということだけでなく、この一勝は今季初の複数得点、新たに採用したシステムの成功、初スタメンや初出場の選手の躍動など、法大の新たな可能性を感じさせた。ここでリーグ戦は一時中断し、次戦はアミノバイタル杯1回戦。日々成長を続ける法大の新たな挑戦を、楽しみにしていよう。(磯田健太郎)

監督・選手コメント

長山一也監督

ー今日の試合を振り返って
今年一番のナイスゲームができたと思います。

ー中盤のシステムを変更した狙いは
長谷川をボランチで使った時に下がり過ぎて前がかりになれない事があったので攻撃の時は4-1-4-1にして人数をかけられるようにしました。中央にも人がいる中でワイドには(紺野)和也と(田中)和樹を張らせてプレーの特長を出しやすいシステムにして今季初の複数得点を狙えたらという形でした。もっと難しい試合になるんじゃないかと思いましたけど、そうしたら4点も取れたので。良い意味で予想を裏切ってくれてよかったです。

ー中盤を攻撃的に組んだ中で無失点に抑えた事も自信になると思います
前半でシュートを10本打ったように攻撃の時間を増やして守備に回る時間を減らすという部分で上手くいきました。あとは後半になって相手が前に出てきた中でそのメンバーで安定してブロックを作れば良かったんですけど。そこは大西を入れて組織を整えていく対応ができたので個人を上手く当てはめながら全員がやってくれたかなと思います。

ー2点目のシーンは今のチームの狙い通りのゴールでした
和也と和樹がサイドに張ってシャドーの平山と長谷川がインサイドにある程度いるような状況で、その間のスペースをマサ(関口)が見つけてランニングしてくれて、(佐野)晧平が外も意識しながらマサに出してくれて。今日は相手をよく見てサッカーしようと言っていたので凄く良いプレーだったと思います

ー飯島選手が久しぶりに途中交代で出場しました
3連戦の間のトレーニングで点を取っていましたし、けが明けで体も切れてきていたので。今日のチャンスは相手にブロックされて残念でしたが、これから(上田)綺世が代表招集でいなくなったりする中で選手層を厚くしていきたいので彼も活躍して欲しい選手の一人です。きょう数字を残せればベストでしたけど、悪くなかったかなと思います。

ーアミノバイタルカップに向けて
昨年チャンピオンになっているので連覇を目指してやっていきたいです。中1日での試合が続くので連戦の準備をチーム全体でしながらまずは総理大臣杯の出場権獲得に向けて考えていきたいです。

長谷川元希

―今日の試合を振り返って
普段は4-2-3-1のフォーメーションで戦っていますが今日は変化を加えるということで4-1-4-1で挑みました。自分の役割としては攻撃時はしっかりと上がり、守備時は4-4-2で守るというものでした。運動量を必要として非常にきつかったのですが明大戦からいろんなことを学び、今日の試合でチームのために戦うということをしっかりできたのでよかったです。

―今日のフォーメーションについて
試合前日に4-1-4-1でいくと伝えられて自分は攻撃の選手だったので与えられたポジションにすぐに対応することができましたしそういう対応力という部分が良かったと思います。

―早い時間帯に点を取ることができました
ハーフタイムに監督から今シーズンで1番の前半だったとうい言葉をいただいて自分たち的にもすごく楽しかったですし、筑波相手にリスペクトした上で4点とれたことは凄く自信になりました。入りという部分では非常に良かったと思います。

―前半4点とって逆に後半の入りが難しかったと思いますが
4点取って気持ち的にも引き締めようと言っても浮く部分もありますしその中でできればもう1点取りたかったですが取れませんでした。それでも交代で投入された選手たちが役割を理解して試合を優位に進めることができたので法大のチーム力を生かすことができたと思います。

―後半、戦術面での変更は
前半同様に変わらず運動量を上げてプレーするというのと自分含めて疲れ始める選手が出てきた中で大西(遼太郎)を投入して4-2-3-1に戻して普段の戦いかたをするという形をとりました。試合の状況を読んだ中での対応がしっかりできたのが良かったと思います。

―試合を通じてかなりの運動量を発揮したと思います
かなりきつかったですがやはり勝つ喜びを味わいたいですし、まだまだ自分はチームのために走り切るという点が課題だと思います。

―アミノバイタル杯に向けて一言
まず大臣杯に行けないと話にならないですし1,2回戦は格下の相手になると思いますが相手をリスペクトして今日みたいにしっかりと戦っていければと思います。

関口正大

ー今日の試合を振り返って
試合前に複数得点を取って勝とうと話していた中で前半に4点取って勝てたのは課題に対してしっかり取り組めた結果なのかなと思います。

ー今季初ゴールとなったゴールシーンを振り返って
いつも自分はサイドハーフを活かす事を意識して動いてるんですけど、今日は相手がサイドハーフの(紺野)和也くんに食い付いていて、その中で(佐野)晧平が自分の動きをよく見て良いパスを出してくれたので後は流し込むだけでした。


ー今季はクロスだけではなくシュートまで絡むプレーが増えていますが意識している点は
これから上でやっていく以上は結果の部分が自分の課題になってくると思っているので、そういった意味でもゴールやアシストで目に見えてチームを勝たせる事は今年1年強く意識している所です。その中で今日ゴールに絡めたのは自信になりますし、もっとやっていかなきゃなと思います。

ー組み立ての部分でも今までよりディフェンスと前線の意思疎通ができていたと思います
自分達がどうしたいかという事をピッチの中で話し合えるようになったのが一番大きいと思います。自分のやりたいプレーをお互い伝えるようになって最終的にゴールという結果に結びついたのかなと思います。

ー前半で4-0とした後、無失点でゲームを終えられた点についてDFとしての思いは
無失点で終える事は後半が始まる前に話していましたし、悪い時間もあった中で集中を切らさずにゼロで抑えられた事は良かったと思います。

ーアミノバイタルカップへの意気込みをお願いします
昨年優勝しているので前回王者として自信を持ってプレーしながらも謙虚に取り組んで、総理大臣杯や天皇杯に繋げていきたいと思います。

田中和樹

ー今日を振り返って
早い時間に点を取れてリードで折り返せましたし、今季は点を取る力が足りていなかったので、ハーフタイムでもっと点を取ろうということを話しました。自分もチャンスがある中で決め切れなかったので、そこは今後の課題ですね。

ー筑波大の印象は
全体的にレベルが高いですし、足元で繋いでくることはみんなで共有できていたので、そこは準備して臨むことができました。

ー今季初スタメン、監督から求められたことは
持ち味であるスピードを生かして裏に抜けることや、パワフルなランニングでの貢献ですね。

ーボールを奪った後の縦への強い意識が見られたが、攻撃の具体的な狙いは
攻撃の時はボランチが一枚上がる形だったので、サイドハーフの選手はサイドに張って仕掛けて行くことを意識しました。

ー対面には強力なサイドアタッカーである筑波大の山原選手がいたが、守備で意識したことは
同学年ということもあって自分はどうしても負けたくないという意識がまずありました。そこで、山原選手の得意なチャンスメイクを少しでも限定できたらと思いながらプレーしましたね。

ー4点リードで迎えたハーフタイムの修正点は
監督からは今までで1番いい前半だというお話をいただきました。その流れを後半も続けようということも言われたのですが、後半の立ち上がりはそこまで良くなかったので、今後の課題となりました。

ー今季はスタメンに様々な選手が起用されているが
自分は今日初スタメンで、チームの戦力となるためにもこういうチャンスを逃さずに少しでもレギュラー陣に食い込んでいきたいです。

ーアミノバイタル杯に向けて一言
去年は優勝していますし、自分の良いところを出して活躍したいですね。

飯島陸

ー今日を振り返って
複数得点をチームの目標としていて、それを前半のうちにできたのは良かったです。ですが、自分たちの出た後半にゴールに結びつかなかったので改善したいですね。

ー今季初のベンチ入り、伝えられたのはいつ頃か
おとといの練習くらいですね。

ー攻撃で具体的に意識したことは
とにかく結果が欲しかったので、点を取ることを意識してプレーしたのですが、上手くいかないこともありました。

ー途中出場となったが守備で意識したことは
相手はパスをつなぐのが上手いので、相手にしっかりついて行くことと、相手の隙をついてボールを奪うことですね。そこは自分の得意なプレーでもあるので。

ー筑波大には同じ高校の角田選手が在籍するが
試合中にはそこまで意識することはありませんでしたが、やはりともに戦ったことのある仲間と同じピッチに立てるのは嬉しいことなので、次は点を決めて勝ちたいです。

ーアミノバイタル杯に向けて一言
まだチームに貢献できていないので、結果を出して活躍したいですね。

フォトギャラリー

  • DSC 3058 R先制直後のシーン
  • DSC 3128 R3点に絡む活躍を見せた上田
  • DSC 3163 R今季初ゴールの関口
  • DSC 3184 R今日もドリブルで右サイドを制圧

  • DSC 3201 R佐野は公式戦3試合連続フル出場

  • DSC 3209 Rドリブル突破を試みる竹本

  • DSC 3216 R田中の活躍が勝利をもたらした

  • DSC 3227 R次の試合はアミノバイタルだ!

 

 
 
 
 
 

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