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【サッカー】天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権 2回戦 法政大2-0東京ヴェルディ 今日の主役は俺たちだ!松澤彰と橋本陸のゴールでプロを堂々撃破!

【サッカー】天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権 2回戦 法政大ー東京ヴェルディ
2019年7月10日(水)
味の素フィールド西が丘

 ついにJリーグクラブとの対戦を迎えた天皇杯2回戦。序盤から積極的な攻撃を繰り広げた法大が優勢を保ち、得点こそ奪えなかったものの東京Vのシュートを0本に抑えて試合を折り返す。迎えた後半、57分に松澤彰が会心のヘディングシュートで先制点をもたらすと79分には橋本陸が速攻から追加点を奪い2‐0で完勝。J1の名門・ガンバ大阪が待つ3回戦へと駒を進めた。

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勝利の喜びをファンとともに
 

試合結果

トータル試合結果

2
法政大
0 前半 0 0
東京ヴェルディ
2 後半 0

試合スタッツ

時間経過大学選手名得点経過
57分 得点 法政大学 松澤彰 1-0 
64分 交代 法政大学 松澤→佐藤(大)  
79分 交代 法政大学 橋本陸  2-0
83分 得点 法政大学 森→竹本  
89分 交代 法政大学 末木→鳥居  

スターティングメンバー

背番号 ポジション  選手名 学部・出身校
12 GK 中野小次郎 経済3・徳島ヴォルティスY
23 DF 関口正大 現福3・新潟明訓高
DF 森岡陸 現福3・ジュビロ磐田Y
DF 加藤威吹樹(cap) 経済4・サンフレッチェ広島Y
DF 高木友也 経済3・法政第二高
MF 大西遼太郎 社会4・ジュビロ磐田Y
MF 末木裕也 スポ4・ヴァンフォーレ甲府Y
14 MF 森俊貴 情科4・栃木SCY
19 MF 平山駿 経済3・三菱養和SCY
11 MF 橋本陸 経済4・西武台高
FW 松澤彰 現福4・浦和レッズY
サブメンバー
21 GK 長島卓哉 スポ4・東京ヴェルディY
22 DF 鳥居俊 理工3・東京ヴェルディY
24 DF 宮部大己 経済3・法政第二高
10 MF 下澤悠太 社会4・柏レイソルY
17 MF 竹本大輝 経済3・成立学園高
20 FW 佐藤大樹 経済2・コンサドーレ札幌Y
30 FW 飯島陸 経済2・前橋育英高

 

マッチレポート

 今年も各地で「ジャイアントキリング」が巻き起こっている天皇杯。法大もその波に乗るべく、2回戦でJ2の東京ヴェルディと対戦した。法大は怪我で今季出遅れていた末木裕也がスタメンに復帰。慣れ親しんだ大西遼太郎とのダブルボランチでプロに挑んだ。

法大は東京Vに臆せず、序盤から積極的に前へとプレッシャーをかけて敵陣を主戦場とするサッカーを繰り広げていった。10分には対角からのフィードを受けようとした右SB関口正大へのボールが通らず、逆に前がかりになったスペースを突かれたが末木が安定したカバーでピンチの芽を摘んだ。20分、カウンターから平山がシュートまで持ち込んだがネットを揺らせず。さらに37分、エリア内でボールを受けた平山がダイレクトでゴール左隅にコントロールショットを放ったが柴崎貴広の好セーブに阻まれた。法大は球際のチャレンジとその後のカバーリングを徹底し、被シュートを0に抑えて攻め込む流れが続いたものの1点が遠くスコアレスで試合を折り返した。

   東京Vはハーフタイムで3バックから4バックに修正。ミラーマッチに近い形で法大を抑えにかかった。51分、54分と立て続けに左右からのクロスに大西が合わせたが枠を捉えられなかった。52分にはネマニャ・コイッチにシュートを許したが大きく枠の外へ。東京Vにも徐々に焦りの色が見えてくる。迎えた57分、試合が動く。左サイドから中央を経由して右に開いた関口にボールを展開。「ファーサイドにスペースがあったのでボールが来るのを信じて走り込んだ」と語った松澤彰が関口のクロスにドンピシャのヘディングで合わせ待望の先制点を挙げる。メンバー外の経験も多く味わっている松澤はゴール裏で待つ仲間達のもとに駆け寄って喜びを大爆発させた。続く65分、高木友也のクロスに平山駿が合わせたが惜しくもコース上のDFに当たってしまった。再び歓喜が訪れたのは79分。途中出場の佐藤大樹が推進力を発揮して左サイドを強引に突破するとDFとGKの間に絶妙なラストパスを送り、最後は橋本陸が流し込んで貴重な追加点をゲット。リードを抱えて受け身に回る時間も増えてきた中で手数の少ないカウンターからフィニッシュに結びつける理想的なダメ押し点により勝利が一気に近付いた。89分には東京Vユース出身の鳥居俊をボランチに投入して試合を締めにかかる。90+2分、竹本大輝がフリーで抜け出してGKとの1対1を迎えたがこれは柴崎に阻まれた。こうして最後まで冷静に試合を進めた法大が2-0で勝利。プロ相手にも浮き足立つ事なく戦ったイレブンに長山一也監督は「準備してきた事を最初から最後までやり通してくれた選手たちを称えたい」と手放しで称賛を送った。

    試合前ミーティングで鑑賞するモチベーションビデオにはユニバーシアード代表招集で離脱中の上田綺世と紺野和也からのメッセージが含まれていたという。奇しくも本日のスコアラーはセンターフォワードの松澤と右サイドハーフの橋本。イタリアからのバトンを受け取った4年生ふたりがチャンスを活かし「誰が出てもおかしくない」と言われる法大の強固なチーム力を証明するような試合となった。

   天皇杯3回戦の相手はJ1のガンバ大阪。遠藤保仁や東口順昭をはじめ代表経験者を多く抱える名門との対決は8月14日に味の素フィールド西が丘で行われる。この勢いをそのままに更なる躍進を期待したい。 (岩瀬斗真)

監督・選手コメント

長山一也監督

ー今日の試合を振り返って
準備してきた事を最初から最後までやり通してくれた選手たちを称えたいです。

ー末木選手がスタメンに復帰しました
けがも治ってきましたし、この試合でキーになると思っていた中盤の球際での攻防での強さを持っていて彼自身トレーニングで良い準備をしていたので使おうと思いました。

ー大方の予想に反して攻め込む場面が多い試合展開でした
しっかりと勝つ準備をしてきたので。J1、J2のクラブと練習試合をしていく中で自分達はできるという感覚を持って今日挑んだので押されるという感覚はなかったです。中盤を支配できる時間がある事も考えてましたし、最後の所を決め切れば勝てるだろうと思って試合に臨めました。

ー先制してからの試合運びについて
多少下がっちゃった部分もあったのでもう少しラインを上げながら前に行く状況を作れれば良かったんですけど、そういった中で佐藤(大樹)を入れて攻め込まれた時にFWがしっかり準備しておけと伝えてましたし、カウンターで点を取れたので狙いを持ってその通りにプレーしてくれていたと思います。

ー結果を残した松澤、橋本両選手に一言お願いします
昨日2人と話して「勝たせます」と言っ ていたので有限実行してくれて嬉しいです。4年生なので結果を残す事によって進路も見えてくる部分があると思うのでチャンスを掴んでいって欲しいなと思っています。法政には良い選手がいっぱいいるという事を彼らが証明してくれたので、競争は激しいですけどこれからもチャンスを活かしてやっていって欲しいです。

ーガンバ大阪戦に向けて
リーグ3連戦の後で総力戦になると思うので次もチーム一丸となって勝てるように準備していきたいですし、ヴェルディさんの想いも背負って戦いたいです。中学校の先輩の遠藤(保仁)選手に勝ちたいなと思います。 

井上平コーチ

ーJリーグのチームに勝利した今の率直な気持ちは
みんなよく頑張ってくれました。素直にうれしいです。

ーしきりに選手達に声をかけていたがどのような事を話されていたのか
相手のフォーメーションや嵌め方だったり、立ち位置をもう少し変えたらボールを運べるとか、そういう話をしていました。

ーJリーグのチームとの差は感じたか
自分もJリーグでプレーして大学生と試合もしましたし、やりづらいという感覚も分かります。しかしやはりあれだけ足を使って球際で勝ちつづけて、サッカーする上で一番大事な部分で上回っていたので、今日に限ってですが、そこまで差は感じませんでした。

ー現役時代プレーした東京ヴェルディとの対戦となったわけですが、東京ヴェルディはご自身にとってどのようなクラブか
大学を卒業して一番最初に呼んでいただいたクラブですし、すごく…恩があるというか、愛着のあるクラブですね。

ー法大はご自身にとってどのようなチームか
素晴らしいチームです。

ー3回戦に向けて一言
相手がどうこうではなくて、監督から粘り強く、と常に言われているわけであって、学生らしく、プロに向かっていくという姿をお見せできればと思います

大西遼太郎

―今日の試合を振り返って
ここ一週間、相手の3バックに対して自分たちがスカウティングして挑んだ結果、上手くはまって良い結果につながったと思います。

―今季始めて末木選手とボランチでコンビを組みました
今までずっとコンビを組んできた関係でもあったので試合の中でも上手くコミュニケーションを取りながら試合を通じてプレーすることが出来ました。

―立ち上がりについて
相手が前からガツガツ来るという予想でしたがあまり前からプレスをかけてこなかったのでそれが自分たちのペースで守備を構築して攻撃でも組み立てられたのだと思います。

―無得点でハーフタイムを迎えました
前半のことは全部忘れて、後半に点を取ることをまずは考えようと監督から声をかけられました。

―後半の早い時間帯で先制点を取りましたがその後の試合の運び方は
チームの中で少し引いてしまうという意識があって守備に追われる時間がありましたがボランチを中心に前に押し上げようと意識を変えられたので守備の面で上手く前からはめられるようになりました。

―前半以上に後半はインターセプトがよく見られました
前半からの修正を上手く生かして後半は守備の連動が非常にうまくいったことでボランチのところでボールを奪うことが出来ました。

―2-0になって残り時間は短かったですが試合の締め方は
1-0の時と同じようにあまり引くことなく前から守備をはめていくことを行いました。押し込まれる時間もありましたがピンチというピンチはなかったので良かったと思います。

―G大阪の印象は
J1のチームでもありますし、常にその中でもトップレベルを維持していると思います。そういったチームと戦う経験は必要になってくると思いますし、チャレンジャー精神を忘れずに挑みたいと思います。

―直近の試合はアミノバイタル杯の順位決定戦になりますが一言お願いします
勝って5位で総理大臣杯に行こうという認識はチーム全体として共有しているので必ず勝ちたいと思います。 

高木友也

ーJリーグのチームに勝利した今の率直な気持ちは
勝ったということは大きいことですが、切り替えて、次も必ず勝って、どんどんJリーグのチームを倒していきたいです。

ー東京ヴェルディの印象は
3バックでボールを無理矢理でもつないでくるということはスカウティングで分かっていて、最後まで粘って守備をすればどこかでボールを奪ってチャンスになる、カウンターで攻められるという意識はありました。スカウティングで分かっていた部分があったので、その分前日の練習で嵌め方を練習して、それを試合で実行できました。

ー同点で迎えたハーフタイムに話したことは
前半は入りも良くて守備もしっかりできていたので最後までハイプレスをし続ければ勝てるということを話していたので、特に不安とかはなかったですね。

ーJリーグのチームと戦ったわけですが、力の差は感じたか
正直誰もが分かっているとは思うのですが、胸を借りるとか、リスペクトしすぎることなく対等な相手だと意識できていたので、球際までしっかり厳しくいけたのだと思います。

ー今日はユニバーシアードに参加している上田綺世選手と紺野和也選手を欠いていたわけですが、彼らのためという気持ちはあったか
モチベーションビデオを見たときに、(紺野)和也くんと(上田)綺世がメッセージをくれたので、あの2人が次の試合に出るためにも勝って次につなげようという話をしていました。

ー3回戦に向けて一言
次もまた一ヶ月ほど間が空くと思うので、そこでまた選手達で高め合って準備して、ガンバ大阪さんにいい勝負ができるように頑張りたいですね。

鳥居俊

ーJリーグのチームに勝利した今の率直な気持ちは
素直に嬉しいの一言です。

ー交代出場を告げられたのはいつ頃か
残り10分位の所ですね

ー東京ヴェルディユース出身ですがいつから在籍か
小学校4年生の頃からですね。

ー東京ヴェルディは自身にとってどのようなクラブか
今の自分があるのは、やっぱり小学校の頃からヴェルディで育てていただいたおかげだっていう意識があるので、常にヴェルディのことは気にかけてますし、戻りたいと思わせてくれるクラブです。

-3回戦に向けて一言
ガンバ大阪さんはJ1のチームでとてもいいチームだと思うので、この勢いのまま勝ちたいですね。

フォトギャラリー


  • DSC 4649 R攻守において存在感を見せた高木

  • DSC 4703 Rドリブルを仕掛ける橋本

  • DSC 4734 R森の攻撃は相手の脅威となった

  • DSC 4749 R先制点を決めた松澤

  • DSC 4778 R不動のボランチ末木がついに復帰

  • DSC 4790 R2点目をチームにもたらした橋本

  • DSC 4818 Rファンの後押しが選手の力に

  • DSC 4836 R次はG大阪との一戦だ!

 

 
 
 
 
 

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