サッカー

【サッカー】インカレ初戦直前!最後のタイトルにかける4年生の思い ~インカレ連覇へ~

2019年12月4日(水)、6日(金)
法政大学城山グラウンド

悲願のインカレ連覇に向けて、加藤威吹樹(経4)、大西遼太郎(社4)の2選手にお話を伺った。

※この取材は12月4日、6日に行われたものです。

1026enjin copied R インカレ初戦の相手は九州第一代表の福岡大だ

選手コメント

加藤威吹樹

ー今季を振り返って
スタートは結構よかったんですけど、良い時と悪い時の波があるかなって。良い時は連勝できるけど一回負けてしまうと連敗してしまう部分は感じていました。そういった時に連敗をストップできる強さや引き分けそうな試合を勝ちにできる粘り強さをもっと出せていれば首位を狙えたのかなと思います。

ー今季は大学の試合と並行して天皇杯を戦ってきた事も大きかったと思います。天皇杯で成長できたと思う部分は
やっぱり他のチームから見られているという意識があったので、トレーニングでの向上心が高まりました。天皇杯で見られている分大学サッカーの中で勝たなくちゃいけないという責任を感じていましたね。

ー主将としての意識は
キャプテンの色とか、チームを引っ張っていく人間の色がチームの色になっていくと思っているので、自分の色として「勢い」や「勝つ事への執着心」は今シーズンのチームにあったのかなと思います。ただ、個人的にプレー面で波があるのでそういった部分もチームに流れてしまったのかなと感じています。

ー4年間で一番印象に残ってる試合は
やっぱり去年のインカレ決勝ですかね。ずっと4年生と近くにいましたし、みんな「誰よりも勝ちたい」って気持ちがあったので。自分達の代が結構出ていたのもありましたし、日本一が目の前にある試合を大勢の方の前でプレーできる喜びを感じました。自分達の手で日本一を取れる嬉しさや感動は誰でも味わえるものではないので、そういった経験ができたのは良かったと思います。

ー大学生活で心の支えになったものは
同学年の人です。ずっと試合に出てた人もそうだし、出てなかった選手もそうだし。いろんなキャラや性格がある中で同学年の言葉や行動には凄く励まされたし、自分のプレーに繋がってくるものが多かったと思います。Iリーグのキャプテンの飯塚(絢也)もそうですけど、Bチームでも4年間ずっと頑張ってきた選手を見ると(トップで)出てる中でも自分のためよりもその人達のためにって気持ちになります。それがパワーになっていくと思うので、法政は人数が少ない分一人一人の想いが通じやすくて良いチームだと思います

ー対戦相手もチームメイトも含め、4年間通して一番やりにくかった相手は
それはもうダントツで上田綺世です(笑)入ってきた当初からすげえなと思ってました。サッカー大好きっ子というか、あそこまでサッカーに対して全てを注げる人間はいないと思うので。怖い選手でしたし、いろんなものを自分にくれました。チームとしても個人としても更に上を目指すきっかけになったと思います。

ー上田選手もそうですが、自分より大きなFWと対峙する場面が多かったと思います。そういった時の心がけは
その人を倒せば自分の方が上に見られたり評価が上がるって考えると楽しくなって、よりパフォーマンスが高くなるので自分より凄い選手とやるのは楽しみにしていました。自分の存在をアピールする良いチャンスなので。

ー法大に入って人間的に成長できたと思う部分は
小さい頃からずっとキャプテンしかやってこなかったので元々思ってた事ではあるんですけど、誰かのためにプレーするという思いは大学サッカーでより強くなりました。高校でキャプテンやってた時は自分が勝たせなくちゃって思いが先走っちゃってたんですけど、出られない選手の気持ちとかを背負うと自分よりもチームの事を考えるようになりますし、パフォーマンスも良くなってより勝つ方向にチームを持っていける事に気付いたのでそこが一番大きかったと思います。

ーサッカーを始めたきっかけは
親の遊び心です(笑)始めたのは小2の冬で。親父の会社の知り合いに昔有名だったサッカー選手がいて、その人が近くのチームでコーチやってるから遊びに行こうやって言われたら埼玉県でも強豪の少年団に入っちゃって。ど素人だったけど身体能力は生まれつきあったから意外とできちゃって。気付けば夢中になって、皆もプロを目指してるからじゃあ俺もって感じで弟とプロを意識するようになりました。

ー地元の埼玉から遠く離れた広島ユースに行く事を決めたのは
広島には中3の冬に転校しました。なんで決めたかは覚えてないけど、親が高校も弟(陸次樹・中大サッカー部)と二人で行って欲しいって言ってたからそれに応えようと思って。いくつかオファー貰ってたんですけど、ちょうどその時サンフレがユース日本一を取っていてトップもJ1優勝してたからそこに魅力を感じて行きました。

ーずっと一緒だった陸次樹選手と大学で初めて別のチームになった理由は
(広島の)トップに上がるか上がれないかのシビアな所で俺は早い段階で上がれないって蹴られたから大学しか選択肢がなくて。弟はギリギリまで上がれる可能性があったけど、結局上がれなくてその頃にはもうチームがなくて。そこでユースの監督(沢田謙太郎監督)の出身校だった中大に入れて貰って違うチームになった形です。
 
ー今季のリーグ開幕戦では陸次樹選手と公式戦初マッチアップを果たしました
途中からでしたけど、4年間通してなかなかできなかった中で短い時間でも一緒にプレーできたのは楽しかったです。もっとやりたいなと思った部分もあるし、最後インカレでやれるチャンスがあるのでそれを楽しみにしたいと思います。

ー最後にインカレへの意気込みをお願いします
去年優勝したときの感動や喜びをもう一回味わいたいです。今までずっとキャプテンをやってきた中で最後に良い経験ができたことがないので、学生生活最後のインカレを全員で掴み取れるようにやっていきたいです。
 

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加藤は主将として最終ラインからチームを奮い立たせる

 

大西遼太郎

ー今季を振り返って
チーム全体としては悪くなかったと思うんですけど、やっぱりタイトルという結果が出せてないという所があって。個人的にはまだプロが決まってないので物足りなさはあるのかなと思います。

ー天皇杯ではゴールも決めて躍進に貢献しました
モチベーションが高い状態でやれた大会だったし、良い経験ができて自信にもなったと思います。

ー大西選手は「大舞台で何かをやってくれる」というイメージがありますが、自身としてそういう場に強いイメージは持ってますか
自分としては意識してないですけど、周りからは「持ってる」って結構言われてて。(一昨年のインカレ決勝での)退場とかも含めて何かをやるって感じはあると思います(笑)今年はそれを良い方向に持っていきたいですね。

ー4年間で一番印象に残ってる試合は
2年生の時の流経大戦(関東リーグ14節●0-1)です。4年生の武藤(友樹)くんが前半20分くらいで退場して10人になったんですけどその後もいい試合をしてて。けど最後の最後で自分がミスして失点してしまってメッチャ泣いたっていう。悪い方ですけど、その試合は凄く覚えてます。

ーその直後の専大戦(関東リーグ15節○4-2)では勝利に貢献し、長山監督からは「悔しさも考えて起用した」との言葉がありました
僕的にもその時は状態が良かったですし、期待されているのは感じていたので失点した事よりも次ちゃんとやる事が大事だと思っていました。

ー4年間で心の支えになったものは
一緒にやってきたチームメイトです。辛い事も多かったし、サッカーが嫌になる事もあったけど、私生活で一人でいる時間がなかったからマイナス面の事もすぐに忘れられて。仲間には凄く助けられたと思います。

ーサッカーを始めたきっかけは
幼稚園の時に遊びみたいな感じでやってたのが最初です。小学校からはチームに入ってずっとやってました。僕の家はスポーツ一家でお父さんがやってたバスケも結構やらされてたんですけど、やらされてたからあまり好きじゃなくて。幼稚園での遊びがサッカーしかなかったのでその流れでずっと続けてます。

ー法大進学を決めた理由
ジュビロユースでプロに上がれなかった時に大学へ行こうとなって、最初に声をかけてくれたのが法政でした。大学の事はよく分からなくてこれと言った理由はないんですけど、チームの雰囲気が良くてレベルも高かったので法政に行こうと決めました。

ー大学生活で人間的に成長できた部分は
法政は私生活の面でもしっかりしているので寮を綺麗にしたり細かい所に気を遣ったり、そういった面は成長できたと思います。

ー大学サッカーで一番やりにくかった相手は
明治の安部柊斗ですね。本当に嫌なイメージでした。寄せの速さが他の人とは全然違うので自分も見習いたいと思ってました。

ー他にも明大だと磐田ユースで同期だった森下龍矢選手がプロ入りを決めています。刺激になっていますか
当然刺激になっていますし、負けたくない気持ちはあります。現段階では注目度的にも向こうの方が上だと思いますけど、ここから取り返せると思っていますし、追い抜くチャンスはいくらでもあると思うのでプロになっても切磋琢磨していきたいです。

ー今後の進路は
オファーはもらっているんですけど、まだ決めていないです。

ーインカレに向けて
2連覇が懸かってますし難しい試合ばかりだと思うんですけど、1試合1試合を全力で戦って個人としてアピールできる所ではアピールしながらチームのために全力を尽くして優勝したいと思います。

 

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大西は法大の中盤に欠かせない存在となっている

 

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取材にご協力いただいた4年生の皆さん、お忙しい中ありがとうございました!

 

 

 

 

 
 
 
 
 

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