ハンドボール

【ハンド】令和元年度全日本学生選手権 準決勝 法政大 対 筑波大 健闘するも惨敗を喫し、73年以来の決勝進出ならず!

令和元年度全日本学生ハンドボール選手権 準決勝 法政大‐筑波大
2019年11月11日(月)
グランディ21

 インカレ優勝まで残り2つ。そんな法大の前に立ち塞がるのは強敵筑波大であった。序盤から高木アレキサンダー(経1)の好セーブが随所で光り、互角の戦いをみせる。後半に入ると、フローター陣への当たりがさらに強くなり、得点できない状態が続いた。小林昇太(スポ4)、能條裕太(国文4)の両サイドが奮闘するものの21-29で敗れ去った。

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準決勝敗退が決まり、肩を落とす選手たち

試合結果

トータル試合結果

21
法政大学
12 前半 15

29
筑波大学

9 後半 14
 

メンバー

背番号 スタメン ポジション 選手名 学部・出身校 今試合得点 通算得点
2 RW 山本晃大 スポ健4・雄城台 1 24
3 CB 山本祐輝 社会4・浦和学院 2 11
4   RB 服部流征 経済4・高岡向陵 1 7
5 LB 松岡寛尚 経済3・藤代紫水 11 33
6     青沼優介 社会4・昭和学院 0 0
7 RB 能條裕太 国文4・法政二 4 12
8     中惣康介 経済4・小松 0 0
9  〇  PP 柿沼健吾 社会3・藤代紫水 0 4
11    RW 本田悠也 社会3・大分 0 0
16  〇 GK 高木アレキサンダー 経済1・市川 0 0
17   CB 宮腰大夢 経済4・法政二 0  1
18   LW 小林昇太 スポ健4・法政二 2 3
21   GK 河村直人 生命1・昭和学院 0 0
22   PP 橋口博隆 社会2・雄城台 0 5
32   CB 輪島優太 経済2・横浜創学館 0 0
34 〇  LW 佐々木隆斗 社会2・浦和学院 0 6

戦評

27年ぶりのベスト4入りを決め、悲願のインカレ優勝まで残り2つに迫った法大。次なる敵は筑波大学だ。秋季リーグは6位と低迷したものの1回戦では西の強者福岡大を25-19で下した強敵である。

1回戦、2回戦は立ち上がりで差をつけられ苦戦を強いられた法大。今試合も試合開始1分、山本祐輝(社4)がいきなり2分間の退場処分をくらう。しかし、高木アレキサンダー(経1)がその後のPTを止め、一気に流れは法大に。人数不利ながらも山本晃大(スポ4)、松岡寛尚(経4)が得点し、互角の戦いをみせる。だが、中盤に連続4ゴールを決められ、エース松岡が前半だけで9得点を決める活躍をみせるもリードを奪えず3点ビハインドで後半へ。
後半も筑波ディフェンスに法大フローター陣が苦戦し、なかなか点差を埋められない。両サイドの小林昇太(スポ4)、能條裕太(国文4)がそれぞれ点を決めるが、21-29で敗れ4年最後の大会が幕を閉じた。
『黄金世代』と呼ばれた山本晃率いる今チームは、インカレ優勝を果たすことは出来なかったものの実に27年ぶり、ベスト4という快挙を成し遂げた。
インカレ出場メンバーはほぼ4年生であったため、戦力ダウンが予想されるものの次期主将である本田悠也(社3)をはじめ、柿沼健吾(社3)、サイドとして活躍した佐々木隆斗(社2)、3試合通して好セーブを連発した高木などまだまだ実力者そろいである法大。この長い冬を越え、さらなる成長を遂げた選手たちが春季リーグ戦でどのような姿を見せてくれるか楽しみである。(木庭優斗)

選手コメント

山本晃大

ー今日の試合を振り返って
素直に相手が強かったということを認めます。僕らより強かったと、ただそれだけですね。

ー筑波大には4年間を通して苦戦を強いられました
やっぱり身長が高くて、フィジカルが強い分、走ることだったり、技術の部分だったりというところで勝負しようということだったんですけど、それを上回ってくる強さと、相手のうちに対する対策というところがありました。

ー前半を終えて3点ビハインドと食らいついていました
まだ3点差だから全然焦らなくて良いということを話していたんですけど、やっぱり相手には選手層の厚さというところがあって、こっちもいろいろな選手を使って対応しようとしたんですけど、対応しきれませんでした。

ーインカレ全体を振り返って
本当に、チームが1つになれたと思います。(今大会は)逆転勝利が多かったんですけど、試合に出ているメンバーだけではなくて、スタンドで応援してくれている仲間たちの応援がすごく力になりました。その、チームが1つになれたという点は、今回のインカレを通してすごく感じることができました。

本田悠也(次期主将)

—今日の試合を振り返って
筑波大学は自分たちより強かったので、自分たちのやりたいことが出来なくて惨敗したという感じでした。

—次期主将にいつ選ばれたのか
2、3週間前です。監督と3年生全員で話し合った結果、僕になりました。

—キャプテンの経験は
高校の時にキャプテンをやっていました。

—どんなチームを目指しますか
今の4年生のチームをお手本にしながら、さらに良いチームづくりをみんなで話し合いながらチームが1つになっていければ良いかなと思ってます。

—本田選手から見て4年生はどうでしたか
4年生はみんな和気あいあいとしていて楽しそうにしていて、仲が良さそうでした。

—4年生との思い出は
4年生とはゲームしたりご飯食べに行ったり、本当に仲良くさせてもらっていたのでとても楽しかったですし、感謝しています。

—春季リーグでの目標
リーグ戦が始まってみないことには、わからないんですけど、とりあえず入れ替え戦を回避するために7位以上を目指して頑張ります!

 佐藤浩監督

ー今日の試合を振り返って
このインカレに入り、全ての試合出だしからリードを許す展開で、今日の試合もそうなるだろうと想定して試合に臨みました。事実リードされましたが、慌てている様子はありませんでした。後半に入りジワジワと点差も離れていき、15分くらいで7点差になりました。東海大に逆転勝ちした時も同じような状況で、ここから逆転していこうと4-2ディフェンスを機能させて、速攻で逆転というのイメージしてましたが、そこが上手くいかずに点差が開いていってしまいました。

ーこれまでの3試合を振り返って

とにかくディフェンスが試合の出だしで調子悪く、相手に気持ちよく点を取られてしまうというところから、自分たちのペースが取れないということが続きました。そのディフェンスを試合の中で修正して、そこから速攻などで得点につなげましたが厳しい戦いでした。しかし調子の悪い中でも勝ちきったことは、「このインカレはいけるぞ」と選手の自信につながったのではないかと思います。

ー今日のゲームプランは

まずはディフェンスとして、一戦ディフェンスからというのは全ての試合に通して言えます。攻撃のメンバーも変えずに、そのままで試合に臨んで、その中で点差が開くようなことがあれば、ディフェンスのフォーメーションを変えたり7人攻撃を仕掛けるなどして自分たちのペースに引き込もう考えていましたが、実際はあまりうまく機能しませんでした。

ーリーグ戦からの期間でどのようなご指導を

負けた試合がどうだったのかということを振り返り、自分たちのバリエーションを増やし、試合の流れを変えるようなことができないと負けてしまうのがインカレなので、その部分の徹底を図りました。ディフェンスで言えば、一戦ディフェンスと5-1ディフェンスと4-2ディフェンスとこの三つがインカレでも機能しました。攻撃は特に昨日の日大戦がそうであったように、7人攻撃です。必ず(山本)晃大や松岡にマンツーで付かれることが十分に考えられていました。リーグ戦でそこでうまくいかなくて、ずるずるいってしまった試合があったので7人攻撃に対応して、しっかりと機能したと思います。ただチーム内にあまり身長の大きな選手がいないので、筑波のような大きな選手が多いチームに対しての普段から体に染み付いて練習することができなかったのが痛いところです。

ー来年に向けての課題

今年の中心選手がごっそりと抜けてしまい、チームの体制は大きく変わります。新キャプテンの本田悠也を中心にチームをどうしたらいいのかを考えていきたいです。また身長も変わらず、関東リーグの中では低い方になってしまうので、テクニックで身長差を補えるようなチームになってほしいと思います。

ー来年からチームの方針

インカレが終わったばかりで、まだ具体的に話ができていないので、これから話し合っていきたいと思っています。

(4年生のインタビューは後日掲載いたします。)

フォトギャラリー

  • DSC 8029 R副将、ディフェンスの要としてチームを支えた山本祐
  • DSC 8109 R随所で好セーブをみせた守護神高木
  • DSC 8398 R今大会合計33得点を決めた松岡
  • DSC 8417 R指令塔としてベスト4に導いた主将山本晃
  • DSC 8610 R今試合4得点を挙げ、チームを鼓舞した能條
  • DSC 8930 R準決勝敗退が決まり、肩を落とす選手たち
 
 
 
 
 

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