バスケットボール

【バスケ】第91回関東大学バスケットボールリーグ戦 対筑波大 3Q出だし崩れ入れ替え戦へまた一歩近付く

第91回関東大学バスケットボールリーグ戦 対筑波大
2015年10月25日(日)
明治大学和泉キャンパス

ラスト3試合の相手は筑波大、東海大、明大だ。入れ替え戦も迫っているなか、一瞬たりとも気が抜けない。

第2Qまでは筑波大にリードされるも後を追えていたが、3Qの出だしで崩れ、そのまま敗戦となった。これで入れ替え戦まで後がなくなった。

 

1
完全復帰まであと少し(加藤)

試合結果

トータル試合結果

60
法政大学
11 1Q 20 76
筑波大学
20 2Q 15
10 3Q 27
19 4Q 14

 

法政大学スターティングメンバー

選手名学年学部身長/体重ポジション出身校得点
#14 植村 哲也 2 175/74 PG 明成 12
#67 佐藤 翔耶 3 181/78 G 宇都宮工 10
#24 加藤 寿一 4 192/79 GF 法政二 7
#12 柳川 知之 2 192/82 PF 明成 6
#16 沼田 凌 4 190/87 C 湘南工科大附 10

法政大学交代選手

 
選手名学年学部身長/体重ポジション出身校得点
#7 藤井 裕太 3 社会 175/65 SG 厚木東 15
#23 戸掘 勇吾 2 190/79 PF 國學院久我山 0
CAP #35 山岸 玲太 4 経営 179/72 SG 福島商 0

戦評

 第1Q。この試合初めての得点は柳川の華麗なターンからのシュート。それに続き佐藤が素早いドライブで得点を重ね、好調なように思われたが、残り5分から流れが変わる。ターンオーバーが続発し、相手に速攻を許してしまう。攻撃のリズムも掴めず、残り5分から残り13秒の沼田のバスケットカウントまで無得点という苦しい時間が続いた。最後に筑波大#92村越に3Pを沈められ、11-20で第1Qを終える。

 第2Q。ルーズボールやリバウンドなどの場面で積極的なプレイを見せ、流れは徐々に法大へ。終盤では激しいオールコートディフェンスで相手の8秒オーバータイムを誘い、マイボールに。残り10秒で植村がスリーポイントを決め、31-35と4点ビハインドまで点差を詰め、後半へ。

 第3Q。勝利への道が見えたのも束の間、筑波大の「魅せるオフェンス」が炸裂。#17杉浦のフェイダウェイ、#8木林のバスケットカウント、#6馬場の2度やダンクなどで法大を引き離す。沼田のブロック、アウトサイドからの得点をしても筑波大の流れを止めることができず、41-61。

 第4Q。20点ビハインドでありながら、諦めない姿勢で法大は試合を進める。アウトサイド、インサイドバランス良く得点し、若干点差を詰めるものの、60-76で敗戦を喫した。

 1部リーグ9位と窮地に追い込まれたウィザーズ。残る試合は対明治大、対東海大の2試合。入れ替え戦回避のためには負けられない試合となる。今までの敗戦を糧に勝利へ突き進んでほしい。(高野 茜)

監督・コーチ・選手コメント

今井一夫 監督

ー今日の試合を振り返って
一時の状態よりはメンバーが揃ったというのがあるかもしれないけど、状態が悪いときに負けが続いてしまったので、今非常に苦しい立場になっていますね。まあ明るい兆しは見えているんじゃないかと思います。今日は3Qの出だしが悪かったですね。狭いところ狭いところにいってしまって。そういうところは改善の余地があります。…まあずっと改善の余地って言ってますけどね。ガードの奴らはもっと自信持ってやって良いと思うんですけど、なんだか知らないけどオドオドしてやっている感じがします。だいふ良くなったと思いますけどね。哲がレイアップにいってカットされたときがあるでしょう。2回くらいやっていたけど、普通のレイアップをやったらカットされるんだから、ファウルをもらえるようなステップを踏むとか、そういうずる賢さを持たなくてはいけないです。シュート打たなきゃいけない、パスをしなきゃいけない、っていう使命感だけでやっていて。ディフェンスなどを見てる心のゆとりがないですね。

ー加藤選手はまだ万全ではなく、沼田選手も疲れがきていると思いますが
沼田加藤がそういう状況の中で勝っている場面もあるので、他の奴らが確実に多少なりとも力をつけてきていると思います。それが毎試合のゲームに出せるがですね。

ー入れ替え戦も迫っていますが
寿一がけがした時点で入れ替え戦は考えに入れいました。沼田以外が170センチ台っていうのを見て「これは入れ替え戦だな」と。まあ残りの2試合をきちっと戦うことですね。リーグ戦の最後に勝つか負けるかで大きな違いがありますから。勝って勢いをつけていくのと、このまま下を向いていくのでは雲泥の差かありますね。特に最後の明治は勝たなきゃいけない試合だと思います。東海戦は無理をせずに。けがしないように。

塚本清彦 ヘッドコーチ

ー今日の試合を振り返って
今日は立ち上がりが大事なところでした。流れが壊れてしまうのは仕方ないところだけど、開けられ方というところで27点も取られたので。向こうはターンオーバー0で走られたっていうところが悪かったですね。逆にそこらへんは修正していかなければいけません。あとは寿一がまだ本調子ではなくて、来週くらい完全になるんじゃないかな。ようやく翔耶も戻ってきたけど、逆に言うと、こうやって何試合もやってると疲れが出てくるか、それを取りながら、って感じですね。

ー今井監督も「改善の余地はあるけどなかなか改善されない」と仰っていましたが
そうですね。簡単にはいかないですね。流れが壊れないようにするのに、例えばすごい選手ばっかりいるとかだったら、交代させて改善できるかもしれないけど、そうではないし、スタンダードなことを法政は練習でやっているから、飛び抜けてすごいことはできないんですよ。今スタンダードなことでちゃんとできることを作るのが大事だし、そこの部分を半年以上頑張ってやっています。

ー練習ではいかがですか
練習では良いんですよ。試合になると動きが悪くなるというのは、この時期疲れてきちゃったのか、フィジカルの面でもいつもぶつかり合いだし、精神的にもかなりプレッシャーのかかる試合になっているからかなとも思います。そういった、法政のプレイヤーたちが削られているなかで、どうやっていくかがポイントじゃないですかね。ベンチプレスで例えて、リーグ戦は9試合を1セットとして考えたら、今2セット目の7回目くらい。こっから筋肉つくかどうかなんですよ。トレーニングと一緒で。次の2試合と入れ替え戦合わせてマックスで5試合だけど、これでチームの中の考え方も整理されて改善されるのではと思います。

ー来週の試合に向けて
今週の東海、明治戦は試合の勝敗よりはどれだけできるかですね。試合の勝敗を考えるチームっていうよりは、試合しながら練習しているみたいなものなので。時間というものもすごく大事なところ。練習プラス試合での経験を次にいかにリンクできるのかがリーグ戦。試合でできなかったことを平日に練習して、また次の土日で表現する、その繰り返しでわかってくるし、良いプレーに繋がっていきます。それが今わかり始めているところだと思います。

ー今日でいえばどんなところでしょうか
今日柳川が先制点でシュートを決めたような、1つ1つところですね。それが継続できなかったり、回数が少なかったりするけど、1本1本を自信に繋げていくときだと思います。4年生はあと少しで引退だけど、来年残るやつは今回試合使っていったやつらがどういう経験をしていけるか、そこに新しい1年生が加わって、良いプレーヤー、チームになっていくかというのが、法政大学がリニューアルされていくためにはすごく大事なところ。登山でも頂上に行くまでにどういうルートを通るかって考えるのと一緒で、最短ルートで行こうとしても、簡単にはいかないんですよ。なにかしら障害があったり。それを迂回しながら頂上に上がっていく。それが一直線に上がれるやつもいれば螺旋状になったり、紆余曲折しながら上ってくやつもいる、それは1人1人の問題で、最終的に4年間で良いプレーヤーになればいい。法政はそれが薄かったから整理をして良い方向に持っていきました。みんなが1つのディフェンスをやれるように。チームで何をやるかっていうと、やっぱり強いチームがどこも考えるのはディフェンスですね。守備こそ、チームの1番最初の基礎になるから。そのディフェンスが今まで無かったから、それを一生懸命教えてきました。その結果1試合の2Q、3Q途中くらいまで良くなりました。そこから先がまだ壊れたりしてしまうんですが。それでも下を向く必要はないです。これから20点差を10点差に、それをまた一桁差に、そこから逆転するっていう風に持っていかなればならないです。これは大変。でもそれができたときに「なんで逆転できたんですか?」と言われたら、「今」があるからです。今は我慢の時期です。

ー入れ替え戦が迫っていますが
どこと当たっても大きさもあるし、早稲田だったら機動力もありますね。まだ相手はわからないです。結果は我々が作ったことであるし、その責任はヘッドコーチかもしれない。選手は頑張っていますから。それでもフィロソフィーみたいなものは変えないし、一歩一歩しか上がっていけないので、大学としてどうやって良くなっていくかを考えなくてはならないてす。

加藤寿一

ー今日の試合を振り返って
リバウンドのところをみんな意識できて、前半終わって相手にオフェンスリバウンドを取られませんでした。だけど、それを継続できなかったことが課題だし、ディフェンスのところでもっとコミュニケーションなどをしっかりやっていかないといけないです。やはり相手の方が上手いし能力もあるので、そういうところをやらないといけないなと感じました。

ー第2Qで追い上げましたが、第3Qの最初に突き放されてしまいました
2ピリの入りがすごく悪くて、そのまま相手のリズムで全部いってしまいました。一度立て直したのですが、やはりシュートが単発になってしまってそれで相手に速攻に持っていかれたりしました。あの時間帯はオフェンスをやってディフェンスといった感じだったので、逆にしてディフェンスからオフェンスという形に変えていかないとダメだと思いました。

ーけがの状態はいかがですか
まだちょっと完全復帰までとはいかないですけど、先週よりかは全然動けるし、ここからどんどん調子を上げていきたいです。みんながこのリーグ戦で頑張ってくれているので良い形で終われるように。ほとんど入れ替え戦は確定なので入れ替え戦を良い形で迎えられるようにしたいですし、インカレにも繋げたいです。

ーけがでベンチからチームを見守ることが多かったですが、それが今活かされていることはありますか
声を掛けることはどんどんやっていきたいなと思っています。ずっと試合中やって来なかったことなので。ベンチからやれることと言ったら声を掛けてあげたりすることで、僕は試合中に声を掛けてもらえたら嬉しいですし、そういうことをベンチでも試合の中でもやっていきたいなと思っています。

ーあと残り2戦となりましたが、この1週間でどうしていきたいですか
個人的にはもうちょっと動けるようにしたいです。チーム的には詰められるところはたくさんあるので、そこをみんなと話し合っていきたいです。1週間で上手くはなれないので変えられるところは変えて、みんなで話し合ってもっと良い形で迎えられるように徹したいです。

植村哲也

ー今日の試合を振り返って
今日は相手の得意の早いペースで試合を展開されてしまったので点差が開いてしまいました。ディフェンスも修正できなくてそのまま相手のペースで試合を運ばれた感じでした。

ーターンオーバーが目立った試合でしたが原因は
相手のプレッシャーを受けて、ガード陣が高い位置でボールを受けるようになってしまったり、選手同士の距離が長かったりしたことですね。だからパスが回らなくてボールの持ち時間が長引いてターンオーバーにつながることが多かったように思います。

ー今日はシュートが好調でしたね
第1,2Qまでリズムも悪くて全然シュート入らなかったです。打ってても入る気がしなかったです。塚本さんから「動いてるチームメイトを使って余裕を持って打ってけ」と言われて、第2Qの後半と第3Qはそれを意識して打ちました。自分ではあんまり入った感じはしなかったです。

ー第4Qでは点差が離れてましたがその時のお気持ちは
点差が離れた時にスリーポイントを打つだけみたいに、オフェンスが単発になってしまっては次の試合に繋がらないし、点差が離れた試合の中でも学べることや得るものがあると思うので、一旦みんなを落ち着かせてインサイドを使って着実に点を取りに行くことを意識してプレイしてます。点差が離れたからといって雑にならないことを意識しています。

ー1巡目の筑波との対戦は接戦でしたが、今日の試合との違いは何でしょうか
スタッズ的には今日の試合でリバウンドはほとんど互角でした。1巡目は相手の早い展開を止めてインサイドで点を取られてた印象なんですけど、今日は速攻も何本もとられてしまったのでそこが原因かな、と思います。

ー次の試合に向けて
まだ入れ替え戦決まったわけではないので東海大にしても明治にしてもチームの気持ちをひとつにしてミーティングの時だけでなく練習からどう戦っていくのかを選手同士でも話し合っていけたらな、と思っています。

フォトギャラリー

  • 1完全復帰まであと少し(加藤)
  • 23Pだけでなく、自らも切り込んでいけるのが佐藤の魅力だ
  • 3先制点を決めたのは柳川
  • 4抜群の安定感(沼田)
  • 5シュートが好調だった藤井
  • 6植村自身も積極的に攻めることでターンオーバーを減らした
  • 7ディフェンスで相手を囲む場面も見られた

 

最近の記事

 

スポーツ法政 最新号

sigatugou R

定期購読の申込み