バスケットボール

【バスケ】第91回関東大学バスケットボールリーグ戦 対明大 リベンジ果たせず、4勝14敗の9位で最終戦を終える

第91回関東大学バスケットボールリーグ戦 対明大
2015年11月1日(日)
青山学院大学相模原キャンパス

2カ月に渡って熱戦が繰り広げられたリーグ戦も遂に最終幕を迎えた。法大にとって今季は苦しい戦いとなったが、この試合は入れ替え戦へ弾みをつけるためにも絶対に負けられない。
そんな最終戦の相手は1巡目でまさかの惨敗となった明大だ。前半からアウトサイドの得点でリードを奪われ、徐々に点差を離されてしまう。4Qでの猛攻も及ばず、リベンジは果たせなかった。この結果、4勝14敗の9位という結果でリーグ戦を終えた。
1 R
藤井のシュートがチームに希望をもたらす

試合結果

トータル試合結果

62
法政大学
13 1Q 19 72
明治大学
9 2Q 18
17 3Q 21
23 4Q 14

 

法政大学スターティングメンバー

選手名学年学部身長/体重ポジション出身校得点
#14 植村哲也 2 175/74  PG 明成 5
#7 藤井裕太 3 社会 175/65 SG 厚木東 19
CAP #35 山岸玲太 4 経営 179/72  SG 福島商 7
#24 加藤寿一 4 192/79  GF 法政二 0
#16 沼田凌 4 190/87 C 湘南工科大附 19

法政大学交代選手

選手名学年学部身長/体重ポジション出身校得点
#11 中野広大 3  182/77 SF 土浦日大 3
#12 柳川知之 2 192/82  PF 明成 5
#23 戸堀勇吾 2 190/79  PF 國學院久我山 4
#67 佐藤翔耶 3 181/78  G 宇都宮工 0
#91 竹内悠貴 1 195/85  C 西武文理 0
 

戦評

 第1Q。法大のスタメンは植村、藤井、山岸の3ガード体制。ガード陣のスピードを活かすスモールラインナップであったが、それとは裏腹にこのクォーターの主役となったのはセンターの沼田。オフェンスリバウンドから3Pまで、プレイの幅の広さを見せつけた。そんな沼田も明大#50伊澤とのマッチアップに苦しむ場面が見られ、ガード陣もシュートの不調に悩まされるなど、法大ムードとはいかず。13-19で第1Qを終えた。

 第2Q。法大のアウトサイドシュートがヒットしない。外角シュートの調子がチームの勢いを大きく左右する法大にとって非常に苦しい展開となった。スティールなどの好機も得点につなげられず、5分間無得点の憂き目にあった法大に対し、明大は#2齊藤のスピード、伊澤のシュート力を活かして着実に加点。終わってみれば22-37の大差で前半を終えることとなった。

 第3Q。大きなビハインドを背負って迎えた後半、躍動したのは藤井。このクォーターだけで2本の3Pを含む10得点の爆発を見せた。ポーカーフェイスだが、自らが「乗っている」と確信すると積極的にアタックし、ネットを揺らしていく。そんな彼の秘めたる闘志が垣間見えたクォーターとも言えた。他にも中野の3Pや沼田のドローアファウルなど、らしさが随所に見られたが、相手のシュートが落ちていた時間帯をものにできなかったのが響き、点差を広げられてしまった。スコアは39-58。

 第4Q。クォーター序盤に柳川が4つ目のファウルをコールされベンチへ。彼はリーグ戦を通じてファウルトラブルに悩まされた。しかし、その後交代した戸堀やキャプテン山岸が得点を重ねていき、点差は10にまで縮まる。しかしここで無情にもタイムアップ。残り10分間で背負った19点ものビハインドはあまりにも大きかった。最終スコアは62-72。

 リーグ戦全日程が終了し、法大は4勝14敗で9位。入れ替え戦行きとなってしまった。格上チームを「アップセット」し、金星を得た他大に対し、法大はリーグ戦上位6チームから1つの勝ち星も得ることができなかった。ただし筑波大を1点差まで追い詰めるなど、1部の強豪とも渡り合えることは数々の試合で証明済みだ。何としても1部残留。これがウィザーズに課せられた「至上命題」だ。(戎井健一郎)

コーチ・選手コメント

塚本清彦 ヘッドコーチ

ーリーグ最終戦を終えて
選手は18ゲームよく頑張りました。あとは入れ替え戦にどういうメンタルで臨んでいけるかですね。やろうとすることは見えてるんだけど、法政はチームの気質的にそこにガーッと向かっていく感じじゃないんですよね。歴史だからしょうがないと思うんだけど、それをどう変えていくかがこっちの挑戦ですね。今日も途中のところで20点差開いちゃったけど……何とも言えないですね。ガードのところとか色々不都合があったりしたので。ただ、選手は考えて何かをやろうとしてたとは思うんですよ。それに対するものは評価しようかなというところです。沼田は18ゲーム本当によく頑張りました。
 
ーガードのところの不都合とは
ガードは色々使っていって…やっぱりターンオーバーが多いんですよね。大事なところでポンと出ちゃうから、そういうのがまだマッチしてないところなのかなと思います。今までやってきたこととは違うから、かなり落としてやっているんだけどね。なかなか上手いこと行かないですね。
 
ースタメンを変えましたが
今日は相手も小さいガードを使ってくるから(佐藤)翔耶を吉本(明大)につけようかなと思ってたんですよ。ただ、山岸も頑張ってたし、入れ替え戦になると4年生の力というのはすごく大事だからね。スタートで使ってみて、やっぱり得点力のところでちょっとね。まあ、今日は翔耶も良くなかったけど。でも山岸はよくやってると思います。彼がチームの動力だし、今日もディフェンスでいいところもあったから。逆に考えると、ガードがもっとケアできればいいかなってところかな。ガードはね、2年生の哲(植村)がかわいそうなんですよ。自分でやるしかないっていうことになっちゃうから。そこを作れというのはまだ難しいのかもしれないですね。どう作って良いか分からないというかね。まあ、これで入れ替え戦にそのまま入るのかは彼ら次第。結局やるのは選手だから、選手がどれだけのことができるかですよね。
 
ーやはりチームワークは課題でしょうか
僕らの世界っていうのは有言実行が良くて、無言実行ってことはないと思うんです。チームワークっていうものは、一人ひとりが自覚して仕事をこなして、それに対して協調する言葉というのがすごく大切なのかなという感じがします。今、本来のチームワークというのは作れてないから、これを何年か掛けて作っていくことが法政大学にとって一番大事なことなんじゃないかなと思いますね。
 
ーそのような中でも、今日はコートで声を掛け合う様子がありましたね
そうそう!それは変わってきたなという感じがするんですよ。だから、その思いはなんとか成就してあげたいよね。今日はこっちが「戦え」としか言わなかったから難しかったと思うけど。一番最初は作戦とか立ててやってきたんだけどなかなか浸透しなかったから。これは練習が足らなかったのかな。4月からだったので。だからまあ、来年に向けてどうやって行くかは考えたいと思います。
 
ー入れ替え戦まで期間は短いですが、どのように戦っていきますか
休養と考え方。水曜日の試合にはこれが大事です。水、木、巻き込まれたら金曜までだから、水曜日のゲームが一番大事になってくると思います。だから今日みたいに、ぼやーっとしたゲームだと終わっちゃいますよね。こちらができることは、なるべくディフェンスでプレッシャーをかけることですね。それから1部と2部の違いというと、ディフェンスの質やフィジカルの違いっていうのがあるから、そこの部分を出せるかどうかかな。それを明日のミーティングと明後日のチームワークアウトで、水曜日の18時20分からやるゲームに対してどう捉えていくかです。とにかく一番最初が肝心ですね。
 
ーディフェンスは春から強化してきましたが、本来の力が出せれば問題はないのでしょうか
14敗もしちゃうと、どうやって勝てばいいのか分からないというのもあると思います。だけど、それが本当にゲームを分かり始めたら、本当のバスケットの面白さってそこだから、あとはどう構築させていくかですね。まあそこは少しづつは出ているんだけど、自分たちのディフェンスをやれば勝てるというよりも、自分たちのgood patience=良い忍耐をどう持つかの方が大事かもしれない。もちろん自分たちがやってきた18ゲームと練習を信じることはすごく大事だと思う。ただ、我慢できないから14敗したんですよね。我慢できるところで我慢して、相手が我慢できなくなったところでリードするということができていれば何試合か取れてるはずなんですよ。それが我慢できなかったというところで、どこに出るのかというと、今までの自分たちの軌跡になっちゃうんじゃないかな。厳しく練習して来たらこんなの屁だと思うけど、やってこなければすごい苦しいと思うし、後者の方を取ってしまうと我慢ができなくて悪い結果になりますよね。だから、その辺が一番の問題だと思います。
 

山岸玲太 主将

ー試合を終えて
もっと戦う部分が見えたらもっといい試合が出来たのかなと思います。
 
ー昨日の試合の反省から、今日の試合で意識して望んだことは
昨日、戦う気持ちというのが全く見られなかったので、気持ちの部分で戦っていこうというのを言われたんですけど、出せなかったですね。
 
ー山岸選手個人としては久々のスターター出場でしたが、意識したことは
一巡目の試合で明治のシューターの#55の選手に3Pを気持ちよく決められてたので、そこを抑えようということは考えて入りました。
 
ーチームのコミュニケーションが課題になっていますが、主将としてどうお考えですか
試合中にチームがバラバラになることがあったんで、そういうときに声を掛けようということができればもっと良かったかなとは思います。
 
ー最後のリーグ戦が終わりましたが
最初、1年2年のときは2部で、3年から1部になって、1部という日本で1番レベルが高いリーグで2年間プレー出来たので充実した部分があったんですけど、その中で、去年も今年も4勝しかできていなかったので、もっと勝ちたかったという思いはありますね。
 
ー昨日の試合で入れ替え戦が確定となりました。相手の早稲田大について
早稲田は身長が低いので、うちも低い部分があるので、そこでルーズボールとかで負けたら完全に向こうに流れが行くと思いますし、そこの小さい選手同士のルーズボールを絶対に負けないようにしたいですね。
 
ー次の試合に向けて
負け込んで、気持ち的に落ちてる部分はあると思うんですけど、その気持ちのまま入れ替え戦に行ったら向こうのほうが勢いがあって飲み込まれてしまうと思うので、2日間しかないですがしっかりもう1回気持ちをリセットさせたいです。入れ替え戦で固くなってしまうと思うんですけど、それを楽しみながら、気持ちよくできればいいと思いますね。
 

加藤寿一

ー今日の試合を振り返って
勝負しようという強気なプレイがあまり見られなかったな、と。

ーリーグ戦を9位で終えることとなりましたが
チーム的にもうまくいかなくて、個人的にもけがして完全に治ってからの復帰じゃないんで、引きずっちゃってるところもチームに迷惑かけてると思うし、申し訳ないなという気持ちでいっぱいです。

ー今回のリーグ戦で見えたチームの一番の課題は
「強さ」と「徹底すること」じゃないですかね。前半できててもそれが継続できなくて3ピリやられてる場面が多いので。もっともっとみんなが必死に。がんばってると思うんですけど、周りに比べると全然がんばってないというか。もっと必死こいてがむしゃらにならなきゃいけないところもあるんじゃないかな、と。自分もそうですけど。沼田1人ががんばってる状況なんで、それに続く選手が出てこないと。

ー今後のキーマンとなる選手は
全員ですね。みんながうまくいってない状況なんで。誰かが一人ぽんと出てきてくれたらそいつがキーマンになると思うし。全員がキーマンだと思います。

ーリーグ戦で得た収穫は
個人的には外から見る機会が多くて、今まで気付かなかったこととか、ベンチでもやれることがあるっていうことが。今までベンチでの過ごし方とか考えたことなかったので個人的にはそういったところが収穫になったかなと。ゲーム的にはまだまだですかね。

ー入れ替え戦に向けて
自分たち来年はいないんですけど、最低限4年生が形として残せることは1部残留なので。入れ替え戦行っちゃったのはしょうがないので、チームが成長できるように、勝って1部残留したいです。

佐藤翔耶

ー今日の試合を振り返っていかがですか
個人としては良いところは1つもありませんでした。チームとしては時折良いプレイはあったけど流れに乗り切れず、決めたいところで決められないからいつもの悪いパターンで最後まで挑戦できずに終わってしまいました。
 
ー入れ替え戦が決まった中での試合でしたが
僕個人としては今日の試合はスタートではなかったので気持ちが落ちてしまったっていうのはあります。チームとしても心のどこかで「いいや」っていう気持ちがあったんだと思います。
 
ー途中からの出場でしたね
やっぱりスタートからの出場じゃないと集中力切れちゃいますね。途中からの出場だと体が動かないので自分には合ってない気がします。でも頑張ってディフェンスしようっていう気持ちはあったので頑張って体を動かしました。
 
ー今日は無得点でしたね
無得点でしたね。集中はしていたんですけどどこか違うなっていう違和感は感じてました。アップから集中して取り組んだし、シューティングではタッチも良かったんですけど、試合になってタッチがいきなりおかしくなってしまいました。何が原因なのかは入れ替え戦までにはっきりさせておきたいと思います。試合の途中からポイントガードをやれって言われたので、点を取りに行くってことよりも合わせに行くってことを意識していました。そうすると体がよく動いた感じはするんですけど、リングに向かえなくなってしまったのが弱いなって感じました。悔しいです。
 
ー今季リーグ戦をひとことにすると
「波乱」。このひとことですね。リーグ戦の前半出れなかったり、出始めても出場時間が日によって違ったり、シュートも入ってた時期もあったのに今入らない時期に突入したり。チームとしても寿さん(加藤)のけがもあったし、ガード陣のターンオーバーも多かったので。塚本さんが入ってから初めてのリーグ戦っていうことも大きいと思います。
 
ー入れ替え戦にむけて
負けません!たくさんシュート決めます!

クローズアップ

10個の質問で法大バスケットボール部員の素顔に迫る新企画。バスケや普段の生活について伺います。

※次回の人を指名する制度。※毎回更新できない可能性もあるのでご了承ください。

佐藤翔耶

DSC 0348

①#67という番号の由来は
好きな数字の6と7を組み合わせました。
 
②誕生日はいつですか
5月23日です。
 
③出身地はどこですか
生まれは秋田なんですけど、小学生からは栃木県の佐野に住んでいました。
 
④地元の好きなところは
日光東照宮とさのまるくんです(笑)。
 
⑤オフの過ごし方は
最近は1人で家で過ごすことが多いです。
 
⑥バッシュ選びのポイントは
アシックスならなんでもいいです。アシックス一筋!
 
⑦相性の良かった会場は
専修大学の生田キャンパスです。日体大の世田谷キャンパスもわりと好きです。
 
⑧今までで1番大きなけがは
左肘の脱臼と右足のジョーンズ骨折です。
 
⑨バスケ部内のジンクスはありますか
財前大輝の言うことを気にすると何事も失敗する。財前は言いたいことを適当に言ってるだけだから(笑)。
 
⑩次の人の指名とその理由をお願いします
目黒で。3バカトリオの1と2っていう流れなので3番目の目黒にしました(笑)

フォトギャラリー

  • 1 R藤井のシュートがチームに希望をもたらす
  • 2 R18ゲームでチームを支え続けた沼田
  • 3 Rチームの動力となる山岸主将
  • 4 R2年ながらリーグ全試合でスタメン出場した植村
  • 5 R今リーグでチャンスを掴んだ戸堀
  • 6 R加藤がどこまで調子を戻せるかが鍵となる
  • 7 Rこの日はシュートが不調だった佐藤
  • 8 Rこの試合、得点トップの二人がリバウンド数も1位(沼田)、2位(藤井)を飾った

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