バスケットボール

【バスケ】第92回関東大学バスケットボールリーグ戦 対東洋大 2巡目は1勝もできず…1勝17敗で入れ替え戦へ

第92回関東大学バスケットボールリーグ戦 対東洋大
2016年10月30日(日)
日本体育大学世田谷キャンパス

長期にわたって行われてきたリーグ戦も遂に最終戦となった。この日の相手は1巡目で唯一勝ち星を奪い、また法大と同じく入れ替え戦出場が確定している東洋大だ。
両チームともに入れ替え戦を意識した戦い方の中、終始ロースコアで展開したこの試合。第2Q終盤、東洋大の4連続3Pが運命の分かれ道となり、終盤の追い上げもむなしく1勝17敗という不本意な結果でリーグ戦本戦を終えた。
1 R
ロースコアの中でも14得点を挙げた鈴木悠

試合結果

トータル試合結果

41
法政大学
6 1Q 11 57
東洋大学
9 2Q 22
7 3Q 12
19 4Q 12

 

法政大学スターティングメンバー

選手名身長/体重ポジション出身校得点リバウンドアシスト
#14 植村哲也(文3) 175/74 PG 明成 2 2 1
 CAP#7 藤井裕太(社4) 175/65   SG  厚木東  1
#11 中野広大(法4) 182/77 SF 土浦日大 3 0 0
#23 戸堀勇吾(法3) 190/79 PF 國學院久我山 3
#12 柳川知之(法3) 192/82  C 明成  4 2 0

法政大学交代選手

選手名身長/体重ポジション出身校得点リバウンドアシスト
#0 白井瑛生(理工2) 181/68 SF 星稜 0 0 1
#1 米山滉人(営1) 194/83 PF 湘南工科大附 0 9 0
#2 田勢陸(法4) 170/65 G 法政二 2 0 0
 #6 中村太地(法1)  190/65 PG   福岡大大濠附属
#8 新沢亮太(経4)  182/73 SG 新潟商  0 1
#10 和田直也(法3) 187/81 F 幕張総合 0 0 0
#13 鈴木蓮(現3) 180/69 G 東北学院 0 5 3
#24 鈴木悠介(法1) 197/92 C 洛南 14 5 0
#31 金剛鉉(文2) 187/78 F 報徳学園 0 1 0
#57 玉城啓太(法2) 175/65  PG 京北 10 6 1

戦評

 法大の最終戦の相手は唯一勝利している東洋大。入れ替え戦前、最後の試合。確実に勝利しておきたいところだ。
第1Q。ゲームはインサイドへの裏パスをうまく通した東洋大が先制。法大はインサイドを起点にゲームを展開するも、打つシュートがことごとくリングに嫌われてしまう。対する東洋大も得点が伸びず、試合は超ロースコアゲームに。そのなかで藤井の3P、玉城の強気なドライブが決まり、6-11で第2Qへ。

続く第2Q、今季インサイドを堅実に支え続けている戸堀がブロックショットやインサイドから得点。点差を詰める。対する東洋大は確実なパス回しからフリーを作り、イージーなショットを増やしていった。残り2分、法大はディフェンスを2-3のゾーンに変えるも、これによって試合が大きく動くことに。2-3に対し3ガードを敷いた東洋大は、ガード陣が3Pを立て続けに沈める。終了間際にも3Pが決まり、スコアは15-33。嵐のような2分間は、一瞬で勝利をさらっていった。

第3Q、植村がキレのあるドライブからジャンプシュートを披露し、流れを作りたいところだったが、法大のシュートは未だ当たらず。連続得点から勢いづくことができない。東洋大のディフェンスは激しさを増し、スティールを増やしていった。さらに点差を広げられ、会場の雰囲気も東洋大ムードに。ブザーと同時にリバウンドシュートを決められ、22-45で最終Qへ。

第4Q。この試合は途中出場の鈴木蓮のパスセンスが際立つ。好アシストで速攻からの得点を演出した。後半は玉城を中心にゲームを組み立て、速い展開を増やすも、最後の最後までフィニッシュに苦しみ、得点は伸びず。その玉城が連続して3Pを沈めるも、もはやそこまで。確実なショットとリバウンドを制した東洋大の流れを最後まで止めることはできなかった。スコアは41-57。初戦で勝利していた相手だっただけに、悔やまれる試合となった。

終始シュートに苦しみ、勝利を逃したウィザーズ。結果、入れ替え戦は本当の意味で負けられない戦いとなる。苦しんだ今シーズンの全てを発揮し、2部残留を決められるか。総力戦で勝利を掴みとってほしい。(阿部暁野)

選手コメント

塚本清彦 ヘッドコーチ

―今日の試合を振り返って
入れ替え戦に向かってどう動けるかが大事だったから、色々試してみましたね。
 
―調子が上がらない中でも、ボールが良く回るようになったと感じました
スタートのやつはボールも良く回るようになったからそこはすごくよくなったと思いますね。あと他の選手は、今年に限って言うとしょうがないとは思うんですよ。去年は(加藤)寿一(2015年度卒、現シーホース三河)、沼田(凌)(2015年度卒、現新生紙パルプ商事)がいたから、今年急に二人の働きを補うというのはずっと土台を作ってこないとできないよね。そういう選手をこの1年で作れたかといったらそれはできなかったし、そういうポジションがいないことが厳しかったですね。それを中村太地っていう1年生に求めなくちゃいけないというのも難しい話ですから。…いろいろあってこういう成績になりましたけど、全部コーチの責任だと思っています。
 
―リーグ18戦を振り返って
結果だけで1勝17敗という結果だけで見ればだめだと考えるけど、柳川が飛ぶことに関して成長したし、植村も厳しく注意できるようになったし、それぞれ成長もあった18ゲームだったんじゃないかな。藤井と太地のけがが痛かったですね。太地に関していうと、大学に入ってどうなるかというところで、けがしないでやってほしかったという思いはありますけどバスケットじゃしょうがないし。1年生たちは少ししか使えなかったけど、やれる限りのことはヘッドコーチとしてやりました。それに対して下を向かないで攻撃的にやってくれた選手たちのことは本当に誇りに思うし、まだ入れ替え戦がありますけど、それを財産にして彼らがどう次のステップに進むかが重要なんですよね。この18ゲームが神大の16ゲームより価値があったということを証明できることが一番大事です。
 
―入れ替え戦について
入れ替え戦は去年も経験したけど生きた心地がしないですね(笑)。あまり行きたいところではないし健康に良くない。ただ、戦う姿勢がないと負けてしまうところだから、そこはインカレと同じようなものかなと思います。
 
―入れ替え戦の相手の神大は強敵との声もありますが
やっぱり神大はやりづらいですね。策はもちろんとるけど、勝つだけを考えて戦うことは僕のフィロソフィーの中ではありえないです。精神負荷がかかった時にどれだけのアジャストメント能力を発揮できるかということがすごく大事だから、だからそこら辺が1番のポイントだと思います。頑張ります。
 

 

藤井裕太

ーリーグ戦を総括して
正直1勝17敗という結果は不本意なんですけど、チームとしてやってきて成長した部分とか見れたと思うし、そういう面では良かったかなと思います。
 
ーチームを集めて長時間ミーティングをすることもあったようですが
試合の流れっていうのは絶対あって、良いときも悪いときもあるんですけど、うちは悪いときに必要以上にやられて追い付けないというのが負けパターンなので、それをどうにか抑えて立て直してというのを試合中にできるように、みんなで話し合ったって感じです。
 
ー神奈川大学の印象は
そんなに身長はないんですけど、フィジカルもあってガツガツくる感じですね。
 
ー入れ替え戦でのポイントは
タフにくる分、うちも負けないようにしっかり戦うということと、1試合通してディフェンスで声出すことです。
 
 

中野広大

ー今日の試合を振り返っていかがですか
今日はもうどっちも入れ替え戦が決まってるチームで、向こうも入れ替え戦に繋げてくる試合をやってくると思ったので、自分たちも入れ替え戦に繋げられるような試合を展開できたらなと思って臨みました。
 
ー今日の試合、法政チームが力んでるように感じられたのですが、いかがですか
リーグを通してそういう日もあったし、入れ替え戦でもそういう展開もあるのかなと思います。そういうときは落ち着いてやることが必要なのかなって。あと今日は交代も多かったので、ベンチから来る人も思い切ってできる環境を作れたらなって思ってましたね。
 
ー試合前や試合中、塚本コーチから何か指示はありましたか
入れ替え戦を考えての試合だったので、一つひとつの場面も入れ替え戦であるかもしれないからそれがでたときに対応できるような形に繋げていけたらということを言ってましたね。
 
ーリーグ戦全体を振り返っていかがですか
この結果は全然良くなかった結果なんですけど、自分たちにできることも増えたと思います。逆にできなかったこともまだ入れ替え戦まで1週間あるのでそこで修正できる部分は修正して、それが自分の最後の試合になりますし、下の子たちを2部でやらせてあげたいって気持ちもあるので、それにむけて頑張りたいと思います。
 

 玉城啓太

 ―試合を振り返って
やっぱり入れ替え戦前の最後の試合だったので「意味のない試合」とか言われているんですけど、そこでどれだけ挑戦して入れ替え戦に臨むかだと思っているので。しっかりやっていこうと思っていました。

―大差で勝利した一巡目から一転、大差での敗北となりました
タイムシェアとかしていたのもそうだし…何ですかね…順位が決まったからもういいやとかではなかったと思うんですけど。最初ちょっとぐだぐただったからかなぁと思って。あと、2ピリかな。ゾーンやったんですけど、そのときに連続で3P入れられたのが痛かったと思います。まあそこは練習とかで立て直してしっかりゾーンで守れるようにしていきたいですね。

―リーグ戦を振り返って
ほとんど負けばっかりだったんですけど、自分の足りないものとかを見つけられたと思うし、それをあと一週間でどれだけ改善して入れ替え戦に臨んでいけるかだと思います。頑張っていきたいと思います。

―足りないものとは
やっぱガード(1番)として出たときとかに攻め気がないとか。全部攻める意識を持って。パス回そうとばっかりしてるし。あとはピックの使い方とかですね。

―チームとしての足りないところは
…攻撃力とか!攻撃力ですかね。

―得点力の高い神大が入れ替え戦の相手となりました
ディフェンスはずっとやってきたので、ロースコアゲームで相手を抑えれば何とかなるんじゃないかと思います。ディフェンスだけは緩めずにやっていきたいと思います。

―来年の今ごろにはどんなプレーヤーになっていたいでしょうか
ガードとして指示もできるようにしていきたいし、2番とかで出たときはフォワードとして点取ったりもどっちもできるようになりたいです。

―入れ替え戦に向けて
頑張ります。
 

鈴木悠介

ー今日の試合を振り返って
今まで負けてきて、最後の試合でもみんなで声出してやりきれたところが入れ替え戦につながると思うので、この1週間入れ替え戦まで練習も励んでいきたいです。
 
ー順位が確定した中、どのようなモチベーションで試合に臨んだのでしょうか
もうビリとか入れ替え戦は決まっていたんですけど、声を出すこととかバイタリティ持って最後まで自分たちのやるべきことをやり通すっていうことを目標にやっていました。
 
ースコアが伸びなかった原因は
シュートの確率が悪かったので、フリースローももらえてなかったのでそこがちょっと。向こうが2ピリの最後で4連続でスリーきめられたのが離された大きな理由かなと思います。1本目決めて、2本目決められた時に抑えきれなかったことがその後3本目4本目もやらせてしまった原因ですね。
 
ー第4Qはシュートの確率も上がっていたように思います
4ピリは結構ボールが回ってて、ピックアンドロールとかフリースローとかももらえていて。ディフェンスからリズムをつくって、ボールが回っていたからだと思います。
 
ー入れ替え戦に向けて今日の試合で試したことはありますか
今日はディフェンスで塚本さんの言ったことをできるかどうかっていうことを前半試したんですけど、最後の方はもうマンツーマンで普通にやってましたね。
 
ー塚本さんのいうやりたいこととは具体的に
ゾーンとかゾーンからのマンツーに切り替わる場所とか指示通りにできるかどうか。今日の試合はダブルチームからのゾーンっていうところがあんまりできてなかったんですけど、この1週間頑張りたいです。
 
ー入れ替え戦はどのような戦い方を
塚本さんに言われたことをしっかりやって、ディフェンスから入っていけば負けるような相手ではないと思うのでしっかり頑張っていきたいです。
 
ー対戦相手となる神奈川大学の印象は
まだ見てないんですけど、ここからビデオ見て対策していきたいです。
 
ー今日のご自身の調子は
最後の方は合わせでパス出してもらって点とれたんですけど、ミスもあったので、そういうところは反省していかなきゃいけないですね。
 
ーその合わせは練習からされていたんでしょうか
そうですね。だいぶ自分もタイミングをつかめてきたので、もっと練習します。
 
ー最後に入れ替え戦に向けての意気込みを
入れ替え戦を経験できるチームも少ないと思うので(貴重な経験ができると)ポジティブに考えて、しっかり勝って2部に残って来年に繋げたいと思います。
 

フォトギャラリー

  • 1 Rロースコアな中でも14得点を挙げた鈴木悠
  • 2 R入れ替え戦を前に調子を取り戻した玉城
  • 3 R万全ではないものの、チームのためプレーする藤井
  • 0X0A3022 R今リーグ戦での成長を評価された柳川
  • 0X0A3412 R司令塔として18ゲームを率いた植村
  • 5 R戸堀も今季目覚ましい成長を遂げたひとりだ
  • 7 R要所で最上級生としての意地を見せる新沢
  • 8 R終盤に出場し、ボールへの執念を見せた白井
 

 

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