バスケットボール

【バスケ】第33回京王電鉄杯 2日目

第33回京王電鉄杯 対青学大・対早大
2017年4月8日(土)
エスフォルタアリーナ八王子

2日目は青学大、早大と、ともに1部の強豪校との対戦となった。早大戦では中村太地(法2)が第2Qだけで18得点をあげる大爆発(計26得点)を見せるなど、見せ場もつくったが、全体的には相手のフィジカル、プレッシャーに屈する場面が目立ち、両試合大差で敗れた。その結果Bブロック4位となり、最終日は同じくAブロック4位の拓大と顔を合わせることとなった。

IMG 1015 R
中村は早大戦の第2Qだけで18得点の荒稼ぎと、まさに「中村タイム」(写真は青学大戦)

試合結果

トータル試合結果:青学大戦

47
法政大学
12 1Q 22 97
青山学院大学
10 2Q 27
17 3Q 25
8 4Q 23

 

法政大学スターティングメンバー:青学大戦

選手名学年学部身長ポジション出身校
#57 玉城啓太 3 175 PG 京北
#6 中村太地 2 191 PG 福大大濠
#7 千代虎央太 1 188 F 光泉
#12 柳川知之 4 192 PF 明成
#24 鈴木悠介 2  法 197 C 洛南

 

トータル試合結果:早大戦

60
法政大学
7 1Q 21 96
早稲田大学
22 2Q 21
14 3Q 27
17 4Q 27

 

法政大学スターティングメンバー:早大戦

選手名学年学部身長ポジション出身校
#6 中村太地 2 191 PG 福大大濠
#57 玉城啓太 3 175 PG 京北
#7 千代虎央太 1 188 F 光泉
#12 柳川知之 4 192 PF 明成
#24 鈴木悠介 2  法 197 C 洛南

戦評:青学大戦

 第1Q。強豪・青学大相手に食らい付きたい法大だったが、試合開始直後からアップテンポな青学大のオフェンスに苦められる。攻守のリズムを崩され、開始5分でまさかの無得点。0-11と突き放される。その後柳川がウェイダウェイジャンパーで初得点を決めるも、あとが続かず。12-22で1Qを終える。

 第2Q。青学大のオフェンスが止まらない。インサイドを起点に攻められ、じわじわと点差が広がっていく。法大は柳川がインサイドの個人技で得点するも、決定打見つけることができない。最後に残り6秒で中村が3Pを放つも、リバウンドから速攻でフザービーターを沈められる。21-49で後半へ。

 後半はメンバーを玉城、大久保海斗(法1)、千代、和田直也(法4)、鈴木悠の5人に変更。するとこの変更が好を奏す。スピードのある玉城と中心に、シューターの和田を入れてアウトサイドを起点としたオフェンスを展開。インサイドは鈴木悠が奮戦し、良いテンポを作り出す。しかし3Q終盤、連続したターンオーバーから徐々に点差が開き始めると、その流れは4Qにも断つことはできず。最後は47-97で大敗を喫した。

 立ち上がりの悪さ、ターンオーバーの数、チームとしての完成度はまだまだだろう。各ピリオドの終わらせ方、ミスの切り替え方など、課題ははっきりと見えている。今後に向けてどう修正することができるか。(阿部暁野)

戦評:早大戦

試合開始から数分はどちらも決め手に欠き、得点が伸びない。中盤は鈴木悠のショートレンジからのシュートで加点していくが、早大の勢いのあるドライブやペイントからのシュートにファウルがかさみ、フリースローでじわじわと離される。結果第1Qは7-21の大差で終える。

第2Q。第1Qではシュート不調だった中村が3Pをヒット。ここから中村のショータイムがはじまる。さらに2本を沈め、3本連続成功とすると、ミドルからのプルアップジャンパーなどでさらに得点。終盤には4本目の3Pも沈め、このクォーターだけで18得点の荒稼ぎ。本領を発揮した形となった。

中村の活躍もあり、29-42と点差を縮めて前半を終えたが、後半開始早々、早大にスローインを狙われ崩れる。クォーター開始2分で11点を失ってしまった。その後は大きく離されることはなかったものの、43-69の大差で第4Qを迎えることとなった。

第4Qもまた早大の勢いにのまれ、開始2分で10点を失う展開。その後は鈴木悠のペイントでの体を張ったプレーが連続して飛び出し、早大をファウルトラブルに追い込む。与えられたフリースローもしっかりと沈めるが、失点は抑えることができず、60-96で敗れた。

「強豪校」のフィジカルやプレッシャー、そして勢いを肌で感じたウィザーズの選手たち。自分たちとの間にある大きな差を感じたことだろう。この貴重な経験を糧に、目下5月に控える関東トーナメント、そして6月に控える新人戦で是が非でも結果を残したい。(戎井健一郎)

コーチ・選手コメント

多治美篤 学生コーチ(社3)

ー今季のチームの印象は
去年のいいところを残しつつ、悪いところを改善するために、大人の人たちと学生との間で何ができるかを模索しながら練習をつくっています。ただそれが試合で出ないというのが現状です。

ー今季は学生コーチとしてチームに指示を出す場面が増えたように見えますが、コーチの交代も大きいのでしょうか
(佐藤俊二)監督がバスケ的なところでは表に立っていいと言ってくれてるんで。言っていかないと伝わらない部分はあると思うので。

ーチームに足りていないと思うところは
言われてからやれること、例えば声を出すなどといったことは、最初からできることだと思います。それを最初にやってくれればもっと密度の高い練習ができると思います。日によってモチベーションに波があったり、昨日言われたことができてなかったりとかがあるので、それができれば試合にもつながってくると思います。

ー学生コーチとして具体的に取り組んでいることは
基本的にNBAなど海外のバスケットを見て情報を取り入れて、使えるところを模索しています。

ー昨季のスローなオフェンスからアーリーオフェンスへの転換は容易なことではないように感じられます
試合の要素の中でもスローなオフェンスも必要なのですが、速い展開を止めてまで遅い展開にしてしまうところが去年の悪いところだと思ったので、そこを改善していくべきだと思います。

ー最終日、そしてトーナメントに向けて
外国人インサイドにいかにつけるかというところを意識していきたいと思います。

 

中村太地(法2)

ー今日の試合を振り返って
もっとパスで展開したいと思ってるんで。ただ1試合目(青学大戦)がチームとして全然攻めれてなかったので、2試合目(早大戦)は攻め気出したつもりで。それがたまたま結果としてシュートが入っただけで、自分としてはもっとパスさばいて簡単なシュートで点をとっていきたいなと思っています。個人の得点だとやっぱり波が出てしまうので。

ーディフェンスのプレッシャーに対応できなかった部分があったと思います
交代してきたフレッシュな人間が運動量をあげて、活力をあげていくのが必要だと思います。(ー前から当たられる場面も多くありましたが)そこは哲(植村)さんと幹太(水野)が戻ってくれば問題ないと思います。

ー春のトーナメントでは江戸川大学との対戦が濃厚とされていますが
保岡(龍斗)さんをまず止めるためにディフェンス思考でやらないといけないですね。ここぞというときに抑えられてないですから。去年の方がまだできていたかなと思います。

 

大久保海斗(法1)

-今日を振り返って
なかなか一部のチームとやる機会がなかったので、ミスも目立ったんですけどチャレンジすることが多かったなと思います。自分たちに今足りないことが明確に見えたように思います。

-具体的に足りないこととは
ディフェンスはリバウンドだったり、声を出すことだったり。オフェンスに関してはセットプレーとかでちょっと慌ててしまう部分があったので。そこはガードとして的確に指示を出せたらなと思います。

-大学のバスケットボールにどのような印象を持っていますか
高校と違って体の強さだったり頭を使うプレーが多いので難しいなと思います。

-法大の雰囲気は 
先輩も優しいので、雰囲気も良くてやりやすいです。

-仲のいい選手は
玉城(啓太)さんです。

-ガードというポジションについて
ガードは試合に出て先頭に立つべきだと自分は思っていて。もっと引っ張っていかなくちゃいけないなと。責任と自覚が必要かなと思います。

-自分のセールスポイントは
スピードだと思います。あと1年生なので元気良く一生懸命やることだと思います。

-今後の目標は
小さくてもチームに必要だと思われる選手になりたいです。

-今後に向けて
1年生だからって遠慮しないでもっと向かっていけるようにしたいです。

 

戸井堅士朗(営1)

ー今日の試合を振り返って
けがでずっと出れてなくて練習もできてなかったんですけど2週間前復帰しました。試合は初めて出ましたが、出られてよかったです。楽しかったです。

ー高校との違いは
みんな上手いです。今まですごく上手い人とはやってこなかったので。任せられるというか頼れるので自分で無理しなくても大丈夫っていうのが大学に来て思ったことですね。ポジションは変わりましたが元々押し込むのが苦手だったので今は楽にできてます。でもフィジカルもなくてはダメだと思うのでゴリゴリ攻めることもできるように頑張りたいです。

ースタッフからの指示は
思い切ってやれってことですね。躊躇しないでいいよとは練習でも言われているので、ミスしてもいいから攻めようとは思いました。

ー今、重点的に練習していることは
ハンドリングが自分あんまり良くないんですよね。ボールがもらえればシュートはできるんですけどシュートしか選択肢になかったんでドリブルをできるようにしたらもっとプレーの幅が広がるかなっておもいました。今はハンドリングに取り組もうと思っています。

ー進学の決め手は
迷いは若干ありました。チーム状況はあまり良くないとは聞いていました。他のところに行こうかなとも思ったんですけどこの学校に進学したいと思いました。それは高校、大学と法政で続けたいと思ったからですね。3部でも1部にあげてやろうって思って。将来的にはそういう選手になれたらいいかなって思います。

ー仲のいい選手は
いるかな(笑)。でもセンターの先輩たちとは優しくしてもらってます。柳川さんとか茨城さんとか。いろいろ教えてくれたりします。

ー今後の目標は
下級生だし、高校生の時より出場時間は少ないから出た時間帯に全力でプレーして、次に出る人につなげられたら、と思います。やなさん(柳川)とか悠介さん(鈴木)とかが調子悪かった時に出て、粘って粘ってそういう人たちが回復するのを待つこととか、いい流れを受け渡すっていうのが役割だと思ってます。それは自分が下級生だからってだけではなくて自分のセンターというポジションだからってこともあります。まだまだ主力ってわけじゃないので。今のところは出た時間で相手にやられず、自分も得点できればと思っています。

フォトギャラリー

  • IMG 1015 R中村は早大戦の第2Qだけで18得点の荒稼ぎと、まさに「中村タイム」(写真は青学大戦)
  • IMG 1084 R最上級生らしくタフショットで貢献した柳川
  • IMG 1174 R鈴木悠の存在感、信頼感は日に日に増している
  • IMG 1189 R大久保のスピードで法大にアップテンポなバスケを復活させられるか
  • IMG 1324 Rスピードと跳躍力を生かしたドライブで魅せる千代
  • IMG 1023 Rシュートは不発だったが、プレッシャーに動じない安定したボール運びを見せた玉城
  • IMG 1263 R今日が初出場の戸井
  • IMG 1075 R今季茨城には一層オールラウンドな活躍が求められる
 

 

最近の記事

 

スポーツ法政 最新号

2017-09-254 R

定期購読の申込み