アイスホッケー

【アイスホッケー】平成27年度関東大学アイスホッケーリーグ戦 対日大2回戦 連敗脱出! 着実に得点を積み重ね、7試合ぶり勝利!!

平成27年度関東大学アイスホッケーリーグ戦 Div I-A
2015年11月21日(土)
DyDoドリンコアイスアリーナ

 後半戦4連敗でなかなか波に乗れない法大。今日は1巡目で勝利した日大が相手となる。第1ピリオドで幸先よく先制すると、その後も着実に加点する。相手の反撃も1点にとどめ、7試合ぶりの勝利となった。

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4点目・中口(中央)のゴールを喜ぶ選手たち

試合結果

トータル試合結果

4
(33)
2(17) 1P 0(5) 1
(28)
1(7) 2P 1(5)
法政大学 1(9) 3P 0(18) 日本大学

※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。

ゴールデータ

チームピリ時間ゴールアシストアシストPP/PK
法大 1

13:02

13 松本力也 16 畑中大季 8 川上朝日
法大 1

19:59

23 末廣直樹 21 木戸啓太 PP
日大 2 01:22 57 館山裕太 16 山口雄太 7 皆川慎太郎
法大 2 12:10 6 松本勝利 21 木戸啓太
法大 3 17:30 22 中口郁弥 21 木戸啓太 23 末廣直樹

※PPは法大のパワープレー、PKは法大のペナルティキリングを示しています。

メンバー

SETFWFWFWDFDF
1 A 22 中口郁弥 21 木戸啓太 23 末廣直樹 6 松本勝利 C 81 横山恭也
2 13 松本力也 18 西口開羅 29 石田和哉 16 畑中大季 8 川上朝日
3 10 鈴木翔弥 A 88 吉村紀耶 50 沼田翔 3 高橋魁人 2 今将駿
4 61 大山翼 71 阿部拓斗 92 大野峻丈朗 14 藤本渓太 7 上村光輝

※#14 藤本はFW。GKは#25 久保田雄樹が出場。

 

戦評

 連敗を止めたが、1巡目で大勝した相手に対し攻めあぐねる場面も多く、後味の悪い勝利となった。

 第1P開始直後は法大がパックをキープし、一度も取られることなくDF横山恭也(営4)のミドルシュートに持ち込むなど上々のスタートを見せる。その後はシュートが枠内を捉えることができず、そのパックを相手にゴール前まで運ばれ、シュートを打たれるシーンが多く見られた。そんな中13分、FW松本力也(人3)がリンク中央付近でパックを受けるとそのまま右サイドを突破。ゴール前で落ち着いて右隅に決め、先制点を奪う。その後も敵陣でのプレーで再三チャンスを作るが決めきれない。終了間際、相手のペナルティで得たパワープレー(PP)。左サイドでパックをキープしたFW木戸啓太(営3)からの速いパスは、今日から1セット目に入ったFW末廣直樹(営4)の元へ。それを末廣がワンタイムシュートで決め追加点。相手の3倍以上のシュートを浴びせる猛攻で2点のリードを奪う。

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ゴールを決めた末廣(右)はガッツポーズ!!

 第1Pでの勢いそのままに差を広げていきたい第2P​だったが、開始早々に相手にサイドからシュートを打たれあっさりと失点してしまう。直後に2度のPPを得るもほとんどのシュートが枠外か相手GK正面とゴールを割ることができない。ただ、敵陣からのロングシュートをGK久保田雄樹(法3)がキャッチするなどDF陣も追加点を許すことなく試合は進む。すると12分相手ゴール裏で木戸がパックをキープし、ブルーライン付近にいたフリーのDF松本勝利(人4)にパス。松本勝がゴールへ思いっきり振り抜いたシュートはゴール右上に直接決まり、再び2点差とする。このゴールに松本勝は驚いた様子を見せながらも仲間と喜びを分かち合った。

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ミドルシュートで得点を決めるも「びっくりした」と松本勝(右)

 第3Pはこれまでとは一転、日大ペースの時間が増え、多くのピンチを作ってしまう。サイドを大きく使う相手の攻撃に苦しみながらも守り切るが攻撃に転換しようとするも、パスがつながらない。木戸や松本力がドリブルでゴール前まで運んでも、相手の引いて固めるディフェンスに対応できず、DF川上朝日(法2)らのミドルシュートもネットを揺らせない。残り3分で相手がタイムアウトを取り、間が空いた後で攻勢に転じたのは法大のほうだった。その直後、右サイドで末廣がパックを奪うと木戸へパス。木戸がダイレクトで逆サイドのFW中口郁弥(法4)へ後ろ向きにパス。中口はフリーで受けるとそのまま決め、試合終了。毎ピリオド得点を重ねる攻撃で連敗ストップ。7試合ぶりの勝利となった。

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得点を奪った中口(中央)をハイタッチで祝福する選手たち

 スコアだけ見れば4-1の快勝だが、松本力が「得点力不足」と振り返るように5度のPPで1得点であることをはじめとしてシュートを決めきれない場面が多くみられた。また、シュート後のリバウンドに詰めきれず相手にパックを奪われカウンターでピンチを作るなど、課題が多くみられた。ディフェンス面では1点は取られたものの、GK久保田が落ち着いてセーブしそれ以上の失点を許さなかったことは好材料だが、相手にチャンスを作らせないプレーをしていくことも重要になってくるだろう。

 残るは対日体大・慶大の2試合。ともに1巡目では勝利を掴み損ねているが、松田圭介監督が「法政大学としての意地を見せてほしい」と語るようにリーグ戦優勝回数14回を誇る名門としてのプライドを胸に、良いかたちで連勝してほしい。(飯田翼)

選手コメント

中口郁弥

ー今日の試合を振り返って
試合の最初の方は動けてなくて、なかなか点数も入らない状況だったんですけど、松本力也選手が決めてくれたおかげで、流れに乗ることができたと思います。でも全体を通して動きがよかったわけではないので、もっとみんなで考えて次の試合につなげたいですね。

ー失点数を1に抑えたことについて
GKの久保田選手も落ち着いてプレーしてくれたので、すごい助けられた部分もありました。DFは全員で意識していたことだったので、失点数を抑えることができたのはよかったです。

ー試合前から守りの意識について話し合っていましたか
そうですね。守りを意識するということは監督、コーチ陣も言っていたので、それを意識して試合に臨みました。

ーパワープレーのチャンスをなかなか生かすことができなかったと思いますが
今日の試合で得点には結びつきませんでしたが、パワープレーでシュートは数多く打てていたので、その点に関してはよかったと思います。

ー先制点後に追いつかれず、追加点を挙げたことができましたが
自分たちは得点直後に失点する場面が多かったので、連続で得点することができたのは非常に大きかったと思います。

ーご自身の得点場面について
自分はずっと得点できていなくて、木戸選手からいいパスがきたので、あとは決めるだけでしたね。

ー前節の試合で上位校との対戦は終わりましたが、試合後にチームで話し合ったことはありますか
リーグ戦をいいかたちで終えないと、インカレ(日本学生氷上競技選手権大会)につながらないと思うので、残りの試合は1試合も落とさずにいこうと話し合いました。

ー次の試合に向けて
次の日体大は前半戦で負けている相手なので、気持ちの面でも相手を下に見ずに、一所懸命プレーして勝ちたいですね。

松本勝利

ー今日の試合を振り返って
1巡目の日大との試合は出だしが0-0で悪かったのですが、今回は2点取ることができたので出だしとしてはよかったと思います。ですが、最後の方は集中力が切れてしまって攻めこまれる場面が多くなってしまったのでそういった面を修正していきたいです。

ー前回の日大戦との手応えの違いはありましたか
この前の方が点数をたくさん入れてますし(前回は8得点)、無失点で抑えられているので、出だしは今回の方が安定していたと思うのですが総合的に比べると前回の方がよかったかなと思いますね。

ー今回はセットに大きな変化がみられましたが
インカレに向けての調整という意味も少しはありますが、僕たちはそんな余裕を持っていられるチームではなくなっているので、次勝つためにはどうしたらよいかを一番に考えてやっていますね。まずは目の前の試合を確実に勝って消化していかないと、最悪の場合入れ替え戦もかかってきてしまいますしいまをしっかり耐えて戦っていかなければならないなと思っています。なので、そのためが一番大きいですね。

ー途中からはパスミスも目立ってきたように思えます
先ほども言ったように集中力が切れてしまったのは監督にも指摘されましたし、あとはやはり勝っている状況にあったのでどうしても気の緩みが出てしまったのが本音かと思います。気を引き締めて行かなきゃだめなんですけどね、ここ最近勝っている状況ではなかった中で久しぶりにリードしてる展開だったのでどうしても。それでミスも目立ってきたんだと思います。

ー松本選手ご自身の3点目のゴールについて
たまたまですね、FWが上手くスクリーンに入っていてくれたのでゴールできたって感じです。抑えて低いシュートを打とうとしたのがちょっと力んじゃって高めになってしまったのですが、それが上手い具合に入って僕もちょっとびっくりしました(笑)

ー7試合ぶりの勝利となりましたが
嬉しいですね。どんな形であれ、どんな相手であれ、勝てるのはやっぱり嬉しいです。前半戦では逆転されたり引き分けに持ち込まれたり苦しかったですし、さらに後半戦入ってからもひとつも勝てずここまできたので、もうギリギリな状態でした。その中で初勝利と言うことでまずは一安心です。ここから残り2試合も絶対に負けられないので気を引き締めて頑張りたいと思います。

ー次の試合に向けて
一巡目で負けてしまって、周りからも「歴史的大敗」だとか言われているので、毎回言っていることにはなるのですが、絶対に負けられないですね。休みが1日しかないので練習もないですけど、ミーティングだったりセット同士でしっかり話し合っていきたいです。氷上で実際に修正する時間はありませんが、コミュニケーションでしっかり修正し、イメージを共有できたらいいなと思います。

松本力也

―今日の試合を振り返って
得点力不足ですね。決めきれなかったことが多かったんで、個人的にも2、3点欲しかったですね。

―1得点を決めたことについては
今日は得点狙ってたんで、ああいう形で入ったのはよかったと思います。もっとシュート決めていいかなって場面があったんで、反省してます。

―シュートよりもパスを出すシーンが多かったですが、やはりシュートを打ちたかったのですか
もっと、自分が自分がっていうプレーをしなきゃいけないなっていうのも思いましたし、もっと自分が点取りたいっていう気持ちでシュート打たないとチャンスにならないと思うので、もっと積極的に行きたいなって思います。

―1セットから2セットに変わったことで意識の変化は
1セットでしか点が取れない部分が前まであったので、自分が2セットに入った以上もっと点取らないといけないと思ってるんで、自分が引っ張ってスコアにつなげていきたいなと思ってます。

―各ピリオドの立ち上がりが悪かった印象ですが
難しいプレーが多かったかなって思います。シンプルにやればいいのに、パスパスってみんな考えちゃったんで、そこが悪かった部分だと思います。もっとシンプルにやれば、立ち上がりもそんな悪いプレーにならなかったと思うんで、パスが多かったですね。

―パスミスが多く、セット内で連携が取れていないようにも見えましたが
このセットで初めて試合やって、多少のズレはあると思うんですけど、インカレに向けて2試合あって練習もあるんで、そこで修正して残り2試合やインカレにしっかり調整できるようにしていきたいです。

―シュートを打った後にカウンター攻撃をされる場面が多かったですが
FW3人が攻めばかり意識してて、全員入っちゃって、カウンターで4対2とか3対2とかが多かったので、ちょっとそこはセットで声出し合わないといけないと思います。2人入ったら1人高めとかを意識していかないと、上位と戦う時にカウンターで失点っていうのが多いんで、そこをちょっと直していきたいなって思います。

―3Pは相手にペースを奪われましたが
チャンスを相手に与えてばっかだったんで、法政のいつも言われている守り。人数が同じときでも敵のマークを見切れていない場面も多くあるので、守りを集中してやらないとダメかなって思います。

―2Pの途中でパックが当たって退くシーンがありましたが、けがのほうは大丈夫ですか
ひじにあたったんですけどもう大丈夫です。DFがシュート打つって分かってたんで、スクリーン入った結果で、全然痛くもないんでしょうがないです。ちょっとよけてれば入ったかなって感じなんで、自分のミスですね。

―ポイントランキングに絡みたいという話でしたが今日終わった時点で23Pというのはどう思われてますか
個人的にこんなポイント取れるって思ってなかったんで、結果として出てるのは今まで頑張ってきたのもあるのかなった思ってて、それを継続してもっと取れるようにもっと活躍できるようにしたいなって思います。得点王の方を狙っているので今日はあと2、3点取りたかったですけど、取れなかったので残り2試合。日体大と慶応に4点ずつくらい取りたいです。

―次の日体大戦への意気込みを
前回負けてるんで、気も抜けないですし、法政みんなで一生懸命やらないと勝てないんで、余裕ぶっこかないで上位のチームとやるくらいの気持ちを持って、しっかり勝ちたいです。

阿部拓斗(文3)

ー試合を振り返って
結局は快勝だったのですが、前半は1Pが厳しい状況でした。今回、1Pからガンガンいこうと話でいったんですけど、今回もスタートが悪くて、前半の0ー0よりかは良かったのですが、エンジンがかかるのが遅かったです。あとは見ていて個々で調子の悪い選手も多かったです。実際ぼくも4つ目から調子の悪い選手と変わったりもあったので。準備不足だったというのはありますね。調子の悪かったのは交代した西口選手や主に2つ目、3つ目のDFの選手ですね。

ー試合前にはどのような話を
やはりスタートが悪いから、1Pからチェックとか勝負を決めていこうと話していたんですけど、上手くいかなかったです。

ー第1セットと第2セットを組換えていましたが
それは前回の試合が終わってから、次の練習から変わっていました。なんで変えたかとかは監督は言わないので理由はわからないですが。

ーチームは4得点でしたが
もっとチャンスは作れたと思います。シュートが少なかったですね。

ー第3Pは相手に攻め込まれましたが
3Pの最後は監督も言われていたように、どんどんチェックをかけて良い動きで1点も取れたのですが、やはり点を取られてはいけない相手なので、これからやっていく上で守りの意識を強くしないといけないと思いました。

ーPPのチャンスも多くありましたが、1得点にとどまりました
練習はしているのですが、もっと打てるところで打てていないのが原因だと思います。綺麗に決めようとし過ぎていて、ちょっとシュートが足りなくなっているかなと。もっとPPの得点率を上げていかないと上のチームには適わないと思います。練習ではそこそこ時間を使ってやっているので、もっと得点につながればと思います。

ー阿部選手自身は第2ピリオドから西口選手の代わりで出場されましたが
途中出場なのもあって足がフルで動かなかったので、まずは必死に走って足を動かして試合に慣れようという気持ちで入りました。3つ目の役割として失点しないことが絶対の目標だったので、戻りとかも必死にやって、相手も相手だったのですが、結果そんなに危ない場面もなかったです。目標としては悪くなかったのですが、特に何かができたわけでもなかったので、今後は守りは絶対で更に攻めでも何か機転の効くプレーをできればいいかなと思います。

ーセンターFWとして出場する際に意識されていることは
まずはフェイスオフを絶対負けちゃいけないという気持ちと、あとは司令塔というポジションなので、両サイドも1年生ですし、守りでも攻めでもどんどんでかい声を出して、プレー面で実力が伴ってないところを声でサポートすることを心がけています。

ーリーグ戦残り試合と、インカレに向けての意気込みをお願いします
あとは日体と慶応と下位のチームなのですが、前半は負けと引き分けでした。ここは確実に勝たなきゃいけない相手なので、必死にやって勝つことが最低条件です。インカレに向けては、前半戦で東洋にしか勝っていないので、上位チームと渡り合えるように練習から試合の雰囲気を持ってやっていかないといけないと思います。正直練習を見たりやっていて、監督も言っていたのですが、そこまでの危機感がないというか、ふらーっとやってる感じもあるので意識を変えてやっていこうと思います。

フォトギャラリー

  • aiho0044点目・中口(中央)のゴールを喜ぶ選手たち
  • aiho003末廣はこの試合、第1セットで出場
  • aiho008松本力は今回の試合で23ポイント目を記録
  • aiho010これからも「絶対に負けられない」と松本勝
  • aiho009川上はDFながら攻撃参加も見せた
  • aiho013木戸は周りを生かし、3アシスト
  • aiho007途中から第3セットのセンターFWに入った阿部
  • aiho014畑中大季(法2)は1アシストを記録
 

 

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