アイスホッケー

【アイスホッケー】平成28年度関東大学アイスホッケーリーグ戦 対東洋大1回戦 連携不足が原因か 流れ作れず黒星スタート

平成28年度関東大学アイスホッケーリーグ戦 Div I-A
2016年9月10日(土)
DyDoドリンコアイスアリーナ

リーグ戦の開幕でアイスホッケーは本格的なシーズンの幕開けとなった。初戦の相手は東洋大。昨季の対戦は1勝1敗だが、今年春の関東大学選手権では準々決勝で完敗を喫している。昨季は開幕戦の敗戦からチームが勢いに乗りきれなかっただけにスタートダッシュを決めていきたいところだ。

ishida2 R
2得点目を挙げた石田

試合結果

トータル試合結果

2
(27)
0(8) 1P 2(14) 5
(39)
0(6) 2P 1(11)
法政大学 2(13) 3P 2(14) 東洋大学

※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。

ゴールデータ

チームピリ時間ゴールアシストアシストPP/PK
東洋大 1 08:27 21 古川誠也 18 阿部魁 49 田中健太郎 PK
東洋大 1 15:53 49 田中健太郎 18 阿部魁 21 古川誠也
東洋大 2 01:41 50 山田大雅 PP
法大 3 05:26 4 福島勇啓 13 松本力也 29 石田和哉 PP
東洋大 3 05:58 32 坂本渓太 13 出口圭太 12 成田壱皇
東洋大 3 06:12 17 笹川太平 11 所正樹
法大 3 06:49 29 石田和哉 23 沼田翔

※PPは法大のパワープレー、PKは法大のペナルティキリングを示しています。

メンバー

SETFWFWFWDFDF
1 A 92 大野峻丈朗 A 11 西口開羅 C 13 松本力也 3 高橋魁人 2 今将駿
2 10 鈴木翔弥 23 沼田翔 29 石田和哉 14 松井洸 4 福島勇啓
3 81 工藤将一郎 71 阿部拓斗 19 三田村哲平 76 田畑秀也 18 川上朝日
4 77 岡野頌平 47 佐藤佑亮 67 志田凌大 5 松村夏海 27 小堀健祐

※GKは#33伊藤崇之が出場。控えに#25久保田雄樹。

 

戦評

開始早々から東洋大がパックをキープして試合を展開していく。自陣でのプレーの続く法大だが、阿部拓斗(文4)や松本力也(人4)が一人で持ち込みチャンスを作るというパターンの攻撃が増えていく。法大が数的不利な状態で迎えた8分。両サイドを大きく使うパスワークから強烈なシュートを浴び、先制を許してしまう。攻め込まれた中でのワンチャンスを生かしていきたい法大だが、カウンター攻撃を仕掛けようとしたところで、アイシングを取られチャンスの芽をつぶしてしまう。すると15分、ゴール正面のところから東洋大のDFにシュートを決められ、2点差に広げられてしまう。

2Pも1P同様東洋大ペースに1分半のところで法大は数的有利に。ここから反撃ののろしを上げようとしたところだった。直後のフェイスオフ。奪い合ったパックをそのまま持ち込まれると、GKとの一対一も簡単にかわされ、3点目を許してしまう。その後も劣勢は続いていくが、GK伊藤崇之(法2)の身を挺したセーブでこれ以上の失点は許さない。だがそれ以上に攻撃が機能しない。パスミスでパックを奪われることや、不用意なオフサイドを取られる場面も増え、シュートまで結びつかない。

3P開始直後はPPだったこともあり、松井洸(法1)の仕掛けるドライブを中心に攻めたてていく。しかし、得点にはつながらず5on5に戻ってしまう。だが、それまでとのピリオドとは違い、パスがつながっていき法大チャンスのシーンも増えていった。するとPPで迎えた5分。右サイドで石田和哉(営2)のキープしたパックは松本を経由して逆サイドの福島勇啓(文1)の元へ。パックの勢いを殺さず振り抜いたシュートはゴールに突き刺さり、ついに1点を返す。福島はこれが大学初ゴールとなる。しかしその32秒後、5人に戻った東洋大を止めきれず、失点してしまう。去年1年間苦しんできた得点直後の失点を今年も許してしまった。その後も沼田翔(法2)、鈴木翔弥(営2)のコンビネーションからチャンスを作るもGKの古川駿に阻まれてしまう。しばらく試合が動かぬまま迎えた16分に角度のないところからシュートを決められ5点目を献上する。だがその37秒後ゴール正面にいた沼田から右サイドの石田にパックが渡ると中に切り込みながらシュートを決め3点差とするが反撃もここまで。5失点を喫する完敗となった。

春と同様、5失点で東洋大に敗れた。チャンスを作り切れなった理由はアイシングやオフサイドの多さ。セット間の連携不足が原因だろう。そこから相手に流れを渡してしまうという試合だった。だが3Pに限ってみれば攻撃と守備がうまく連動し、2-2の同点に持ち込んでいる。このような試合ができるように、次戦までの24時間もない時間の中で修正してほしい。
次戦で相対するのはサマーカップで7失点を喫し大敗した早大。チームワークのいいチームのため複数人での連動した試合運びが持ち味だ。個人技の法大対チーム力の早大。総力戦になること予想されるが、しっかりと勝ちきってもらいたい。(飯田翼)

監督・選手コメント

松田圭介監督

ー今日の試合を振り返って
まず僕らは夏に行われたサマーカップで大敗してきたので、戦う気持ちを持ってチームで戦うぞと声を掛けてこの試合に送り出しました。なので、そういう意味では最後までチームとして戦うことはできていたと思います。

ー第1、2ピリオドは東洋大にパックを支配される時間が長かったと思いますが
やっぱり特に東洋大はFW陣にキープ力があって、良くなってきているチームなので、支配される確率は高いと思っていました。でも我々はパックを奪ったら早く前に行くこと、簡単にパックを奪われないことをプランとして試合に臨んだんですけど、一対一の場面が弱いことが今のチームの欠点だと感じました。

ー第3ピリオドは法大のペースでしたが
そうですね。今日の試合では最後まで諦めない姿勢を選手たちから感じることができました。それでも第2ピリオドは特にもったいない失点でしたし、他に関しても防ぐことができた失点だったと思っています。

ー第3ピリオドでの得点直後の失点について
あの失点で試合が決まりましたね。本人にも言ったので、これがチームとして絶対にやってはいけないことだと分かったと思います。明日は早大との試合がありますが、当然得点力のあるチームですので、いかに今日のようなことがないようにプレーしないといけないかを話しましたね。

ー今日の試合で得た収穫について
気持ちの面で収穫はありましたね。第2ピリオドは良くありませんでしたが、第3ピリオドは最後まで諦めず、絶対に気持ちで負けるなということをチームに言い続けました。なので松本のアウトサイドからのドライブでの得点、あとパワープレーも含めてですけど、そういう部分が見られたのは明日に向けての収穫だったと思います。

ー夏の合宿などで重点を置いて取り組んだことは
体力面を鍛えることと戦う気持ちを見せること、そしてこのチームは特に4年生のDFが鍵になってくると思うので、もっとタフに戦える4年生になってもらいたいということで練習に取り組んでいましたね。

ー明日の早大戦に向けて
やっぱり連敗しないことですね。なので今日は負けてしまいましたが、明日は絶対にこのような結果を繰り返さないために選手たちがどれだけやれるかということと得点力が重要になると思いますね。我々の場合は2点から多くて4点取れるぐらいだと思っているので、失点も2点以内に抑えることが最大のターニングポイントになると考えています。なので、連戦の場合は特にそうですが今日犯したミスは次では絶対にやらないということが大事になってくると思います。

 

FW 松本力也主将

―今日の試合を振り返って
東洋大とは夏のときと同じ失点の仕方で負けてしまいました。力不足も感じました。完敗ではないとはいえ、コーナープレーなどで負けていたので、そのような1対1でのプレーでの負けがチームの敗戦に繋がったと思います。

―スペシャルプレーでの得点や失点が目立ったが
スペシャルプレーで得点できなかったことも敗因の1つだど思います。さらにパワープレーで失点してしまったのも良くなかったです。

―個人のプレーで反省はありますか
自分はFWなのでやはり、得点を決めなくてはいけない立場だと思うのですが、今日は得点できなかったのでそこが反省するべき点だと思います。

―夏場はどのようなトレーニングを行ってきましたか
走り込みやウェイトトレーニングといったパワーをつける練習をしました。

―今後に向けて
1敗してしまったので、後は1戦ずつ戦って優勝を目指します。そして、明日の早稲田戦は今日の課題を克服して勝ちたいです。

matsumoto R
チームをまとめる主将の松本(右)

 

DF 福島勇啓

ー今日の試合を振り返って
最初の第1ピリオドが流れが悪くて、結構ディフェンスのミスが多くて、そこでゲームが崩れてしまったと思います。でも、第3ピリオドはいい流れでできたので、次の試合に繋げていきたいと思います。

ー第1,2ピリオドは耐える時間が多かったですが
ディフェンスのパスがうまく繋がらなくて、相手にチャンスを与えてしまったのと攻めがうまく機能しなかったですね。

ー自陣にこもる時間が多く、攻守の切り替えがうまくいかなかったことが敗因でしょうか
そうですね。ディフェンスのミスと失点のタイミングとかが悪くて。1失点目は相手のパワープレーで仕方ない部分もあったと思うんですけど、(それ以外は)ゴール前を空けてしまってシュートを打たれるとか簡単なミスで入れられたと思うので、防げた失点だと思います。

ー今日は公式戦初ゴールを決めました
あのゴールはたまたまパックが来たという感じでラッキーゴールだったので、結果オーライといった感じですね。

ー攻守がうまく噛み合わなかった原因は
コミュニケーションが取れていなかったりだとかディフェンスとフォワードの距離が空いてしまったりしていました。

ー今日の課題は
セット間でしっかりコミュニケーションを取って、守りは全員で守って、攻めも全員で攻めることですね。

ー明日も試合ということで連戦ですが、改善策は
もっとディフェンスはシンプルにフォワードに繋いでいって、相手のゾーンで長くプレーできることが一番いいことだと思うので、明日は奥でなるベくプレーできるようにしていきたいです。

ー最後に明日の試合に向けて意気込みを
明日しっかり勝って次に繋げていきたいと思います。

fukushima R
大学初ゴールを決めた福島

  

フォトギャラリー

  • ishida2 R2得点目を挙げた石田
  • nishiguchi R主力として活躍する西口
  • suzuki R積極的にゴールへ向かう鈴木
  • DSC 0810 R第1セットで出場した大野
  • fukushima2 R初ゴールの祝福を受ける福島(中央)
  • matsumoto Rチームをまとめる主将の松本(右)
  • fukushima R大学初ゴールを決めた福島
 

 

最近の記事

 

スポーツ法政 最新号

sigatugou R

定期購読の申込み