アイスホッケー

【アイスホッケー】平成28年度関東大学アイスホッケーリーグ戦 対早大 2回戦 快挙!4強の一角崩し、4位に並ぶ!

平成28年度関東大学アイスホッケーリーグ戦 Div I-A
2016年10月22日(土)
DyDoドリンコアイスアリーナ

2巡目の開幕戦となった東洋大との試合は9失点を喫するなど守備陣に課題を残し黒星をつけた法大。この日の相手は早大。昨年の早大戦2試合は共に、同点のところから残り1分を切ったところで勝ち越されての敗北となっていた。勝てそうなのに勝てない。そんなもどかしさが募る中、今日こそ勝つことができるのだろうか。勝利への期待が高まる。

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勝ち越しゴールを決めたのはやはりこの男

試合結果

トータル試合結果

4
 (37)
0(12) 1P 1(19) 3
 (44)
2(12) 2P 1(12)
法政大学 2(13) 3P 1(13) 早稲田大学

※(カッコ内)は、シュートの本数を表しています。

ゴールデータ

チームピリ時間ゴールアシストアシストPP/PK
早大 1 05:35 26 青木優之介 7 新井遥平 5 堰合芳貴 PK
法大 2 11:29 10 鈴木翔弥 71 阿部拓斗 29 石田和哉
法大 2 16:42 29 石田和哉 18 川上朝日
早大 2 19:01 5 堰合芳貴
法大 3 03:02 13 松本力也 18 川上朝日 PP
早大 3 05:37 8 青木孝史朗 5 堰合芳貴 16 鈴木ロイ
法大 3 08:52 13 松本力也 47 佐藤佑亮 48 小西遼

※PPは法大のパワープレー、PKは法大のペナルティキリングを示しています。

メンバー

SETFWFWFWDFDF
1 81 工藤将一郎 A 11 西口開羅 A 92 大野峻丈朗 2 今将駿 27 小堀健祐
2 47 佐藤佑亮 48 小西遼 C 13 松本力也 14 松井洸 4 福島勇啓
3 10 鈴木翔弥 71 阿部拓斗 29 石田和哉 76 田畑秀也 18 川上朝日
4 67 志田凌大 23 沼田翔 19 三田村哲平 77 岡野頌平 3 高橋魁人

※GKは#33伊藤崇之が出場。控えに#31吉田駿太。

 

戦評

 第1ピリオド序盤から早大ペースでの試合は続いていく展開でも、FW石田和哉(営2)のドライブからチャンスを作っていく。だが得点にはつながっていかない。すると5分。正面から左サイドにパックを振られて簡単に先制点を許してしまう。9分に法大はFW松本力也(人4)がシュートを決めたが、これはインクリーズの判定でノーゴール。同点にはならなかった。しかし、これをきっかけにチームが勢いづいたのは確かであり、FW沼田翔(法2)らの走って相手に当たりに行くプレーで相手の攻撃の芽を摘んでいく。その後、PP(パワープレー)のチャンスを得るが、セットを組み替えた影響もあるのだろうか。オフサイドが多くなり、流れを掴めない。そのまま1点ビハインドで第1ピリオドを終える。

 第2ピリオド前半は完全に早大ペース。猛攻を仕掛けられるが、この日からスタメンに復帰したGK伊藤崇之(法2)が勇猛果敢な好セーブを見せ、なんとかしのぎ切る。そこからロングパスやドライブでAゾーンまでパックを運ぶが得点に至らない。そんな中で11分。右サイドでパックをキープした石田がゴール裏を使い左サイドへ回るとシュートからFW阿部拓斗(文4)を経由し逆サイドのFW鈴木翔弥(営2)の元へ。ゴールのがら空きになった部分に狙いを定めつつ確実に決め、同点。16分には石田が今度は左サイドを駆け上がり自分でシュート。GKにシュートを止められたようにも見えたが、そのままパックはゴールの中へ飛び込み、2-1となる。しかし第2ピリオドも残り1分となったところで、中央からDFの間を抜くシュートを決められ同点となってしまった。

 同点に追いつかれて迎える第3ピリオド。先の東洋大戦と全く同じ流れになるが、選手たちに焦りはなかった。改めて、法政らしい足を動かしたホッケーを。チームの意思は共有された。主将の松本は「絶対に点を入れる」という強い意気込みで臨んでいた。3分、早速、有言実行する。松本はパックを得ると、1人で中央突破していき、相手の間をすり抜けシュートを決めた。これで勝ち越し。だが2分後にミドルシュートから失点し、またもや同点に。一進一退の攻防が続く中、8分。FW佐藤佑亮(人2)がゴール横でパックをキープし、ゴール前ほぼ正面のところにパスを出す。そこで待っていたのは松本だった。トラップしてから放ったシュートはゴール右上に突き刺さり、またも勝ち越しに成功する。その後は、6人攻撃を仕掛けてくる早大に対し、伊藤を中心とした粘り強い守備で対抗。そのまま試合は終了。4-3で法大の勝利。4強の大学相手に今季初勝利で4位に勝ち点で並んだ。

 法大からすると4強の中で最も勝利から遠ざかってきた早大相手に勝利を挙げることになった。昨年の早大戦2試合は共に、同点のところから残り1分を切ったところで勝ち越されての敗北となっていた。勝てそうなのに勝てない。そういうもどかしさが募る中でついに勝利を手にすることができた。プレー面でも、攻撃ではPPでの得点こそ1点にとどまったが、シュートを数多く打ち、チャンスを演出。守備では不調に苦しんでいた伊藤の復活。安定したセーブ面はもちろんのことながら、試合に出ない期間を経たことでワンチャンスをものにしてレギュラーを奪い取ろうという貪欲さ。そして猛攻を受けながらも絶対に勝てると信じる気持ちの強さを見せつけた。選手のプレーが攻守に相乗効果をもたらしたこの勝利は、チームに自信を与える結果になったことだろう。
上位の中大・明大・東洋大がそろって勝利を挙げたことで優勝の可能性は完全に消滅してしまった。だが昨年5位である法大は1つでも上の順位をと残り5戦一戦必勝を誓う。ここからは明大・中大と続き、苦戦が予想されるが、1巡目のように上位校に完敗を喫する法大の姿はもうここにはない。一人一人の活躍で勝利の糸口は必ず見つかる。(飯田翼)

選手コメント

 FW 松本力也主将

―接戦だった今日の試合について
第1ピリオドは足が動いてなくて良くない出だしだったんですけど、第2ピリオド以降は上手く試合に入ることができました。自分たちのホッケーにはまだ満足していないんですけど、逆転して最終的に勝つことができたので良かったです。 

―第2ピリオド終了時に松田監督と話していましたが
シンプルなことなんですけど、運動量が足りなかったのでもっと足を動かして法大らしいホッケーをしようという会話をしました。
 
―PPについて
上手く守られてしまったので、自分自身キーマンとして戸惑った部分もあって決めきれなかった場面が多かったです。それでもシュートまでは持ち込めていたので、悪いPPではなかったと思います。
 
―4強との試合で初勝利を収めることができました
そうですね。一つでも多く勝って一つでも上の順位で終えたいので、今日勝てたことは非常に安心しましたし、これからまた1週間後に向けていい準備をしないといけないなと思いました。
 
―前節の東洋大戦から切り替えは
前の試合は負けてしまったんですけど、四強のチームとも対等に戦えたことがチームとして自信になったと思うので、全員が必ず勝とうという気持ちで試合に臨めて一体感が生まれたので良かったと思います。
 
―3失点に抑えたディフェンスについて
相手にビッグチャンスを与えてしまっていたんですけど、伊藤選手を中心にみんなが粘り強く守っていたので、それにFW陣も応えないといけないと思ってプレーしていました。結果的に勝つことができたので3失点に抑えることができて良かったと思います。
 
―次の明大戦に向けて
明大との1巡目の時は完膚なきまでにやられてしまいました。でもチームはいい流れで来ているので、いい準備をして絶対に勝ちたいと思います。

 

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豊富な運動量で圧倒的な存在感をみせた松本

 

 FW 沼田翔

—今日の試合を振り返って
とりあえず勝てたことは良かったです。でも内容が良くなかったので、来週に向けて切り替えて頑張らないといけないと思います。

—沼田選手個人としての出来はどうでしたか
自分自身コンディションの調整不足もあって、守備の人には迷惑をかけてしまいました。その中でも精一杯のプレーを心がけました。

—色々なセットで組み込まれることが多いですが難しさなどは感じていますか
セットだけでなく、ポジションも変わるので難しいですけど、チームで与えられたポジションなので頑張るしかないですね。

—上位校相手に多くの得点を挙げられていますが、そのことをFWとしてどう捉えていますか
この2試合はチームとしてよく得点出来ていますが、個人としてはゴール出来ていないのでもっと頑張らないといけないです。

—早大と勝ち点で並びました
もっと上にいけるように来週、再来週の明治、中央戦に向けてコンディションを整えてチームに貢献したいです。

—今後に向けて
自分は走って、ガツガツ当たっていくプレースタイルなのですが、今季はそれが出来ていないので、来週からリスタートして頑張っていきたいです。

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どんな場面でも臨機応変に対応する沼田

 

GK 伊藤崇之

 ─今日の試合を振り返って
久しぶりに先発で出させてもらって、自分に与えられた仕事はできたかなと思います。リーグ一巡目では最初の方は先発で出れていたのにミスをして、試合に出れなくなったのは自分でまいた種だったので誰のせいにするわけでもなくチャンスをまた取り返すために一生懸命練習して今日が来るのを待っていました。

─早稲田に勝ち星をつけたのは3年ぶりですが
去年は残り9秒のところで入れられて逆転負けをしたり、今まで何度も勝てる試合を落としているのでリベンジを果たせたのは良かったところですね。その残り9秒で入れられた去年の試合なんかは何度も何度もトラウマのように思い出してきたのですが、今日の試合中はそういったことを考えることも無かったですし、ポジティブに目の前のシュートを止めることだけを考えていました。

─今季初めて4強に勝利しました
去年はリーグ戦で一度東洋大に4-3と今日と同じスコアで勝っていますが、同じ点数でも今日の方が価値のある試合になったと思います。4強に勝たないことには自分らの成績は上がらないわけなので、勝たないといけないですしね。

─今回のこの逆転勝ちを振り返って
3ピリにキャプテンが2ゴールを決めてくれたので感極まる場面もありましたし、非常に嬉しいです。自分も最低限の仕事はできたと思うのでチームにとって良い一勝になったと思います。

─伊藤選手自身、今日は一段と声を出していると感じました
毎試合あれくらいの声を出さなければいけないってことですよね。逆を言えば今日くらいの姿勢でやれていないと負けてしまうということになるので、こうして結果に出たからにはこれからはこれを普通にしてやっていく必要があると考えています。

─3ピリの残り5分は勝ち越してはいたものの苦しい時間が続きましたが
そうですね、とりあえず早く時間が経ってほしいと思っていました。去年の僕ならやばいなやばいなって考えてしまっていたと思うのですが今日は絶対に勝てると自信が沸いてきていました。

─今日の試合を通して自分にとって頼りになった選手は
チーム全員がもちろん頼りではありましたが、やっぱりキャプテンですかね。2ピリと3ピリのインターバルの間に次のピリオドで絶対に点をいれるぞと意気込んでいて、それを有言実行した姿がかっこいいと思いました。尊敬します。やっぱりキャプテンだなと思いました。

─次の試合に向けて
順位どうこうではなく目の前の試合を今日のように頑張っていきたいと思いました。今日の試合だって決して良い試合だったわけではなく、1ピリ2ピリは早稲田の方が力で上回っていたと思うのでその反省点を個人個人で見直して今日よりもっと良い試合ができるように頑張りたいです。

 

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伊藤は最後まで集中力を切らさずにゴールを守り抜いた

 

 

フォトギャラリー

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