準硬式野球

【準硬式野球】東京六大学準硬式野球春季リーグ戦 対立大2回戦 延長13回にわたる総力戦の末つかんだ勝利!価値ある「勝ち点2」を手にする!

東京六大学準硬式野球春季リーグ戦 対立教大2回戦
2016年4月24日(日)
早稲田大学東伏見グラウンド

昨日の第1戦で先勝を挙げ迎えた対立大第2戦。
法大は栗田や小野の本塁打で得点を重ねていくが、後がない立大の粘りを受ける。
一進一退の攻防のもと、両チーム、次々に選手交代を行い試合は総力戦に。
そして迎えた延長13回。代打前川の犠飛で決勝点を挙げ、辛くも勝利。
3時間半に及ぶ熱戦を制して2つ目の勝ち点を手に入れた。

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公式戦通算16、17本目となる2打席連続の本塁打を放つ小野

試合結果

トータル試合結果

 12345678910111213HE
法 大 0 0 0 2 0 0 0 3 1 2 0 0 2 10 13 3
立 大 0 0 0 0 0 1 1 4 0 2 0 0 0 8 12 3

(法大)室木、渡邊、秋山、○竹内(1勝)、末次ー栗田、藤江
(立大)森田、横山、片山、●中川ー尾崎、杉山

本塁打:栗田1号ソロ(4回)、小野1号2ラン(8回)、2号2ラン(10回)
二塁打:小野(4回)
盗塁:窪田(9、13回)、萩原(9回)、中村(13回)

打撃成績

打順位置選手名出身校打数安打打点四死球打率
1 (5) 萩原幹斗(社3)  報徳学園 7 2 1 0 .368 
2 (4)  藤口帝(社3) 遊学館 6 0 0 0 .389 
3 (2) 栗田和憲(社3)  掛川西 5 2 2 0 .308 
  PR 福地誉(スポ4)  普天間 0  0  0  0  .400 
  2 藤江廣祐(社2)  法政  1   0   0   0  .333 
4 (9) 小野慶典(経4)  静岡 5 4 4 0 .389 
  9 内川慶一(経4)  佐賀北 1 0 0 0 .000 
5 (7)3 中村聖弥(経4)  藤代 6 2 0 0 .556 
6 (6) 三品勇人(社2)  報徳学園 4 1 1 0 .364 
7 (3) 宮原賢悟(スポ3)  川和 2 0 0 1 .400 
  PH 佐々木勇哉(社1)  花巻東 1 0 0 0 .000 
  1 竹内悠(社2)  藤代 1 0 0 0 .000 
  PH 前川祐樹(社4)  報徳学園 0 0 1 0 ――
  1 末次慶一郎(社4)  佐賀北 0 0 0 0 .000 
8 (1) 室木大(経3)  星稜 2 0 0 0 .286 
  1 渡邊勇大(キャ2)  西武台千葉 0 0 0 0 ――
  1 秋山駿介(経3)  藤代 0 0 0 0 .000 
  PH 福井寛(社4)  富山第一 1 1 0 0 1.000 
  PR7 窪田剛士(経3)  桐蔭学園 2 0 0 0 .000 
9 (8) 甲本裕次郎(社3)  鳴門 5 1 1 1 .438 

投手成績

 被安打奪三振四死球自責点防御率
室木 7 0/3 4 4 5 4 3.60 
渡邊 2/3 3 0 0 2 11.25 
秋山 1/3 0 0 1 0 5.45 
竹内 5 2 2 2 4.50 
末次 0 0 0 0 1.29 

リーグ戦途中経過(4/24現在) 

 法大慶大立大明大早大東大試合勝点勝率
――   ○○     ○○ 4 4 0 0 2 1.000
  ――   ○○ ○●   4 3 1 0 1 .750
●●   ――     ○○ 4 2 2 0 1 .500
  ●●   ―― ○●○   5 2 3 0 1 .400
  ●○   ●○● ――   5 2 3 0 0 .400
●●   ●●     ―― 4 0 4 0 0 .000

戦評

 昨日の立大1回戦では自慢の打線が爆発し、3試合連続となる2桁得点で快勝した法大。 その流れのまま、連勝で勝ち点を挙げられるか。この先の優勝戦線につながる注目の一戦となった。

 今日は、相手先発・森田の勢いのあるストレートと変化球の前に、打線が沈黙。3回までに単打2本を残すのみと苦しい立ち上がり。法大打線は、なかなか波に乗れない。
 一方、法大の先発は室木大(経3)。前回の登板では、滑り出しで不安定な投球と苦しんだ印象だったが、周囲の不安を尻目に三者凡退で幸先のいいスタートを切る。室木と森田、両投手の好投が続き、投手戦の様相を呈する。
 その空気を一変させたのは、クリーンアップだった。4回、先頭の3番・栗田和憲(社3)が、初球を一振り。空高く飛んだ打球は、ライトフェンスを越え、待望の先制弾。この一打に、ベンチは大きく沸いた。続く4番・小野慶典(経4)が、二塁打を放ちチャンスメイク。1死三塁とすると、6番・三品勇人(社2)が、犠飛でこの回2点を挙げた。
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先制の本塁打を放ち笑顔の栗田(写真左)

 援護点を貰った室木だったが、6回に適時二塁打を打たれ、1失点。7回にも2死までこぎつけながらも、9番・大井に中前に運ばれ、ついに同点。試合は、振り出しに。何とか奮起したい打線は、8回。この回先頭の1番・萩原幹斗(社2)が、右前に安打を放つとライトが後逸。それを見た萩原は、快足を飛ばし三塁へ。一気にチャンスを広げる。その後1死で、3番・栗田が、今度は右中間に適時打を放ち、勝ち越し打。4番・小野は、昨年9月20日以来となる公式戦での一発が飛び出し、計3点。これで、勝利が近づいたかに見えた。
 しかし、勝利の女神は簡単には微笑まない。その裏、無死から四球と長打で1点を失うと、2番手・渡邉勇大(キャ2)もこの勢いは止められず。勝ち越し打を浴び、無念の降板。その後、秋山駿介(経3)が抑えるが、この回だけで4失点。あと3アウトで敗戦が決まるという危機的状況に追い込まれた。
 それでも法大ナインはあきらめない。1死から、福井寛(社4)が、右前に鋭い当たりを放ち、チャンスを作る。2死二塁と得点圏にランナーを進めた後、迎えた打者は、1番・萩原。1ボール・1ストライクからの3球目を強く叩くと、転がった打球は三遊間を抜ける。この一打で走者が生還し、土壇場で同点に追いついた。その裏は、竹内悠(社2)が三者凡退で抑え、試合は延長戦へ。

 10回表に試合は動く。無死1塁で、4番・小野。2ボールから甘い球を逃さず、左中間に同じく昨年9月20日以来の1試合2発で、またも勝ち越した。だが、このリードを今度も守り切ることは出来ず。この裏、安打3本で2失点。サヨナラは免れたものの、勝ち切れない。その後は12回まで0行進のまま試合は進んでいく。  
 そして、13回表。先頭の中村聖弥(社4)が、内野安打で出塁。すかさず盗塁で二塁に進み、6番・三品の犠打で1死三塁のチャンス。ここで登場したのは、代打・前川祐樹(社4)。初球を力強く叩くと、これが決勝点となる右犠飛。13回裏の守備では、抑えに末次慶一郎(社4)を投入。法大のエースの前に、立大も歯が立たず。3人で試合を締め、ゲームセット。3時間半を超える熱戦は、辛くも法大の勝利で幕を閉じた。  

 「全勝優勝」を掲げる法大。この試合でその灯は消えようとしていたが、底知れぬ力でまたしても勝利をおさめた。今日の勝利で、六大学3連覇という偉業に一歩前進。全勝優勝という目標にも近づいた。法大ナインの歓喜の輪が見られる日もそう遠くはない。(橋爪優典)

 

選手コメント

前川祐樹(延長13回の犠飛が決勝点となる)

ー今日の試合を振り返って
とにかく勝ててよかったというのと、今日は総力戦だったんですけど落とさなくてよかったという一言に尽きると思います。  

ー代打で犠飛を放ちましたが振り返って
打った瞬間は抜けたかなと思ったんですけど、かなりライトが右中間寄りにいたので。正直ヒットで返したかったというのが本音なんですけど、最低でも外野フライっていうのを意識してやっているので良かったと思います。

ー打った球は
スライダーです。真ん中低めですね。  

ー初球を積極的に打ちに行きましたが
コントロールがまとまっているピッチャーなので、そんなにボール球は来ないと思っていました。ピッチャーも長い回投げてストライクが欲しいだろうなというのはすごく感じていて、球種で張るんじゃなくてストライクが来たら振ろうと思っていました。  

ー代打の楽しさややりがいは
みんながつないで、最後の最後で任されるというのはすごく責任感がある仕事だと思いますし、もちろん緊張もありますし、今年は4年生なので特に大事なところで一振りで決められる、それが大事だと思います。  

ー代打の難しさは
1打席っていうのは難しいと思いますね。  

ー打席に入るまでのルーティーンや投手の研究などは
ルーティーンはないんですけど、基本的にストレートを張るか、変化球を張るかは決めますね。  

ーネクストバッターズサークルでは大石選手が待機していましたが、監督の作戦でしょうか
そうですね。いろいろ監督さんも考えられて、臨機応変に行けるようにと。ランナーが3塁に進んだので、自分が行くってことになりました。  

ー次戦の明大戦に向けて一言
個々の能力というのもあると思うんですけど、全員で点を積み重ねて、点を守って勝ったというのは大きな意味があると思うので、必ずいい流れで行けると思います。絶対に全勝優勝できるように、次もしっかり1週間調整していきたいと思います。

 

栗田和憲(公式戦初本塁打がチームの先制点に)

ー今日の試合を振り返って
「勝った」と思ったチームの油断がこのようなもつれる試合になってしまったのかなと思います。辛かったです。  

ー公式戦初本塁打となる先制の本塁打も放ちましたね
うまく衝突してくれて、すごく気持ちよかったです。あまりホームランを打てるバッターではないので、これにおごらずにヒットを打てるようにしたいです。  

ーその後の適時打もあり、2打点をあげましたね
チャンスで打てるバッターになりたいと思っているので、その点は良かったと思います。  

ー延長13回までもつれて、勝ち切ったという点については
勝ち切れたということは一つの財産だと思います。理想は1戦目のような大差での勝利をすることなんですが、このような試合でも集中力を切らさずにやれたということは良かったと思います。  

ー今日は4人の投手をリードしましたが
基本的にピッチャーのその日の1番良いボールを投げさせることを意識しています。今日は8回の室木を続投させるさせないという場面で、イマイチ室木の調子がつかめず、なあなあにしてしまったかなと思うので、はっきりと言えるようにしたいです。  

ーご自身の3番という打順に対してはいかがですか
ちょっと重荷ですね(笑)。後ろの4番、5番がすごいので、とにかく塁に出てチャンスを広げていけたらなと思っています。  

ー来週の明大戦に向けて
来週も2戦で勝ち点を取りたいです。また1週間練習して、この良い勢いのまま来週に臨みたいです。

 

萩原幹斗(9回2死1点ビハインドの崖っぷちで同点打を放つ)

ー長い延長戦でしたね
本当にしんどかったですね。向こうも粘り強かったですけど勝ったので。勝った方が強いということで。  

ー随所に気迫あふれるプレーも目立ちました
日頃はそういうキャラではないですけど、試合だとそういう面が出ちゃいます。でも、今日は試合を通しても本当に良かったと思います。  

ー9回には2死からの同点打も放ちました
昨日も戦ったピッチャーで最初からインコースを狙ってました。三遊間も広く空いていて、ランナーも窪田だったので、あまり大きいのは狙わず叩きにいったのが大きかったと思います。  

ー関東大会での対決も試合には影響しましたか
はい。関東大会の時から立教も勢いあるなと思ってました。今日は向こうにも粘られて疲れさせられました。  

ー延長戦で本来のポジションではない選手もいましたが配慮などはしましたか
今日はチーム一丸で、みんなが1つのアウトに集中してたと思います。先輩方も頑張っていたと思います。  

ー4試合連続で二桁得点の打撃陣について
打の法政なので、当たり前ですね。次も10点取ります。  

ーこれで勝ち点は2つ目です
チームとして10勝で終わりたいと思っているのでそれを目標にする上でも、今日の勝ちは大きかったと思います。  

ー最後に明大戦への意気込みをお願いします
必ず2勝して、2試合で終わらせられるように頑張りたいと思います。

 

竹内悠(いくつものピンチを乗り越え、嬉しいバースデー勝利)

ー今日の試合を振り返って
長かったですけど、自分がきっちり抑えるところをし抑えてればもう少し早く終わったのかなと。勝って良かったですけど。

ー自身の誕生日に勝ち投手ということですが、お気持ちは
おいしいところいただいた感はありますね(笑)。ありがとうございます。

ー不確定要素の多い中継ぎ登板は調整が難しいのではないですか
準備はいつでもしてたんで。まあ難しくはないですね。普段の先発とやることは変えずに相手を抑えることだけを意識して投げてました。

ー10回の2失点について
2アウトになって勝ちを意識した部分があって、そこで甘い球をどっかーんと打たれちゃって(笑)ちょっと油断してましたね。

ーこの勝利で優勝に大きく前進しましたね
そうですね。とりあえず1戦1戦先を見ずに、一つずつ勝って、最終的には優勝できればと思います。

ー来週の試合に向けて 

出番があれば、チームを勝利に導けるようなピッチングをしたいです。

 

フォトギャラリー

  • DSC 7586 R公式戦通算16、17本目となる2打席連続の本塁打を放つ小野
  • DSC 7684 R6回途中までノーヒットピッチングを続けた室木
  • DSC 7549 R栗田からは先制の公式戦初本塁打が飛び出した
  • DSC 7612 R積極的な走塁が得点に結びついている(小野)
  • DSC 7946 R勝利投手となった竹内は自身の20歳の誕生日に花を添えた
  • DSC 7936 R9回2死から同点打を放った萩原は塁上でガッツポーズ
  • DSC 8008 R代打前川の右犠飛が決勝点となった
  • DSC 8155 R昨日は先発で登板したエース末次が試合を締めくくった(写真右)
 

 

 

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