準硬式野球

【準硬式野球】東京六大学準硬式野球秋季リーグ戦 対早大1回戦 投手粘投も打線の援護なく逆転負け...春の雪辱果たすべく勝負の第2戦へ

東京六大学準硬式野球秋季リーグ戦
対早大1回戦
2019年10月19日(土)
大田スタジアム

東京六大学秋季リーグ戦最終週。既に前カードの立大戦で勝ち点を逃し、今季優勝争いから離脱した法大。早大戦は、悔しくも4年生にとって法大のユニフォームを身にまといプレーする最後の戦いとなった。初回から4番佐々木勇哉(社4)の適時三塁打で先制するも、4、5回に計2失点と中盤に逆転を許し、1-3で第1戦は黒星スタートとなった。

DSC 0839 R
第1戦敗戦に肩を落とす堀と大石智(左)

試合結果

トータル試合結果

 123456789HE
法大 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 3 1
早大 0 0 0 1 1 0 1 0 × 3 10 3

(法大) ●尾崎、伏見、湯浅−乘松
(早大) 〇清水、前田、杉山-吉田

三塁打:佐々木(1回)
二塁打:乘松(7回)
盗塁:大石智(1回)
併殺:大石智(6)-鎌田(4)-土倉(3)(2回、5回)

打撃成績

打順位置選手名出身校打数安打打点四死球
1 (5) 堀江悠介(経2) 健大高崎 4 0 0 0
2 (6) 大石智貴(経4) 静岡 4 0 0 0
3 (7) 堀皓貴(社4)  鳴門 4 0 0 0
4 (9) 佐々木勇哉(社4) 花巻東 3 1 1 0
5 (3) 中川大輔(社3) 日大三 4 0 0 0
6 (8) 鎌田航平(社3) 鳴門 4 1 0 0
7 (3) 土倉徳(社4) 遊学館 3 0 0 0
8 (2) 乘松幹太(現4) 新田 3 1 0 0
9 (1) 尾崎海晴(社3) 鳴門 2 0 0 0
  PH 大石悠月(経3) 静岡 1 0 0 0
  1 伏見颯真(営1) 帯広緑陽
  1 湯浅創太(経2) 國學院久我山
※通算打率は対戦カード終了時に掲載致します。

投手成績

 被安打奪三振四死球自責点防御率
尾崎  6 7 3 0 2 3.25
伏見  1 3 0 1 1 5.87 
湯浅  1 0 0 1 0 1.69 

 

戦評

 今季の優勝の可能性を失ってしまった立大戦から空き週を挟み、法大は最終カードである難敵早大との一戦に臨んだ。

 春の王者相手に厳しい試合展開が予想されたが初回。犠打失敗の入れ替わりの走者の大石智貴(経4)が盗塁で進塁し、1死二塁の好機を演出すると、左打席には主砲、佐々木勇哉(社4)。「狙っていたボールではなかったですが」と振り返りながらも振り抜いた打球は、右中間を深く破る適時三塁打に。チームの象徴として法大を引っ張ってきた背番号1番の活躍で先制に成功する。しかし、流れが変わったのは4回。敵失が続き2死満塁の好機を演出するも、後続が倒れ無得点。嫌な空気が流れる。するとその裏、3番打者に安打を放たれると、5番打者に左中間を破る適時三塁打を許し、試合を振り出しに戻される。すると、早大の勝負所を逃さない攻撃が牙をむく。5回には2死から内野安打と適時二塁打でついに勝ち越しを許す。もう1点もやれない法大は伏見颯真(営1)をマウンドに送るも、先頭打者を安打で出塁させると、1番打者にこの日2本目の適時打でリードを広げられてしまう。反撃の狼煙を上げたい法大だったが、5回以降は三塁を踏めず、早大の盤石な投手リレーの前にほぼ完璧に抑え込まれ、1-3で試合終了。カード初戦を落とす結果となった。

 散発3安打と貧打に苦しむ打線。早大が3つの失策を記録するも、攻めきることができず、リーグを代表する選手達が並ぶ早大打線を投手陣が3点に抑え込んだが、打線が応えきることが出来なかった。早大戦は最終カードであり、今季も残すところ数試合。すなわちこれは4年生が残るところを何試合戦えるかを表している。残り少ない時間で、後輩達にどれだけ多くのことをチームの財産として残せるか、最上級生達の奮起を祈るばかりだ。

(記事:磯田健太郎、写真:梅原早紀)

sasaki R
初回に右中間を破る適時三塁打を放った佐々木

選手インタビュー

佐々木勇哉

―今日の試合を振り返って
力負けだと思いますし、もう少し打てないといけないなと思いました。

―早大の印象は
総合力が高くて、本当に良いチームで、全然勝ててないですね。

―先制の適時三塁打を放ちましたが、打った球は
スライダー系のボールでした。狙っていたボールではなかったですが、たまたま当たってくれた感じです。

―勝負を分けたのはやはり4回の攻防か
やっぱり相手が自滅してくれてチャンスをくれたのにそこを取り切れなかったから流れをつかみきれなかったのかなと感じますね。

―試合を通して、勝負を分けたポイントはどのような点があるか
攻撃面では4回を含めて自分達の攻撃が全然出来なかったので、大きい節目は4回以外にはあまりなかったですが、全体的にバッティングは見直さないとな、という感じです。

―早大との差を感じた部分は具体的にあるか
投手力も層が違いますし、早稲田の方が全然(バットが)触れていると思いますし、総合力で劣っているのかなと思いますが、野球は何があるか分からないので、諦めずにやっていきたいですね。

―法大準硬式野球部でプレーするのもあと少しだが、思うことは
すごくさみしいです。準硬で野球するのがとても楽しかったので、本当にさみしいです。野球を出来るのもほんとに最後だということもありますし、みんなと出来るのも最後なので思うところは色々ありますね。

―次戦に向けて意気込みをお願いします
明日、あさって絶対に勝って、最後勝って気分良く終わりたいです。

乘松幹太

—今日の試合を振り返って
力負けでした。やはり早大は日本一を獲っているチームなので、打力が違うということを感じさせられました。

—好機で回ってきた時、どのような意識で打席に入ったか
僕自身、このリーグでもそうですし、元々打撃が良い選手ではないので、あのような好機で1本だけでも打てれば結果的に良いと思っていました。チームを楽にしたかったのですが、それが力みに繋がり、空回りしてしまいました。

—二塁打を放った場面ではどのようなイメージで打ったか
2死で、次の打者が代打で大石(悠月、経3)が出ることがわかっていました。右投手相手に左打者で美味しい場面で、良い打者であるので、大石に回せば何かやってくれると思い、塁に出てやるという気持ちがあのような安打に繋がりました。

—今日はどういった意識で投手陣をリードしたか
早大には春も打たれて負け、そして日本一にもなり、打撃が強いチームなので、小手先で投げても通用しないと考えていました。真っ直ぐが持ち味の尾崎投手や伏見投手といった投手には、真っ直ぐで勝負させることを意識しました。結果的には負けてしまいましたが、尾崎投手中心に、勝負するところでしっかり勝負できたことは収穫にもなりました。

—今季は打撃陣が打てず、投手陣に負担がかかってしまったことについて
僕自身も打線の一員として、打線を盛り上げられていないので、なんとかしてあげたい気持ちでいっぱいです。ただそのような中でも、後輩の投手陣をリードして抑えていかなくてはならないので、色々考えることはあります。明日勝ったら3戦目があり、勝っても負けてもそれ以降に試合はないので、今まで助けてもらった後輩に4年生として、なんとか先輩の意地を見せれるようにしていきたいです。

尾崎海晴

ー今日の試合を振り返って
今日はいい試合だったと思うのですが、2アウトから要らない失点が多かったのでちょっと(投げていて)申し訳ない気持ちでした。

ー4、5回の失点の場面でで良くなかった点は
その前の回に、満塁のチャンスがあったのですが得点することができませんでした。相手に流れがいってしまうなと思っていたのですが、その通りになってしまった点が良くなかったです。

ー要所で適時打が出ない打線について
(打てないことは)しょうがないかなあと思います。

ー今季は先発起用が多いが
東大戦の時にちょっと肉離れをしてしまって、立教戦はあまり投げることができませんでした。その中で、今日先発として起用していただくことができました。調子はまあまあだったのですが、出ることができてよかったです。

ー台風の影響で空き週の過ごし方は
台風で練習が出来なかったこともあるんですけど、けがをきちんと治す時間があったので良かったです。

ー今季自身の投球に点数をつけるならば
今季は離脱もあって、勝ち星も少ないので50点くらいです。明日負けてしまったら4年生は最後の試合になってしまうので、絶対勝てるようにベンチから声を出します。頑張ります。

フォトギャラリー

  • DSC 0839 R第1戦敗戦に肩を落とす堀と大石智(左)
  • sasaki R初回に右中間を破る適時三塁打を放った佐々木
  • norimatsu R7回に安打を放ちガッツポーズする乘松
  • kamada R内野安打を放った鎌田
  • DSC 0446 R先発の尾崎
  • hushimi R伏見は7回から継投も追加点を許した
  • yuasa R8回を無失点に抑えた湯浅
 
 
 
 
 

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