バレーボール

【バレー】 秋季関東大学男子2部リーグ戦 対青学大 昨季2部リーグ戦優勝校相手にフルセットも接戦ものにできず セット率の差で順位逆転 秋季リーグ戦5位という結果に…

2018年秋季関東大学男子2部リーグ戦
2018年10月14日(日)
国際武道大学3号館体育館

 昨日の亜大戦で入れ替え戦行きが消滅した法大。リーグ最終戦の相手は、昨季ストレートで敗戦した実力校青学大だ。何とか維持をみせ勝利したい一戦だったが、要所要所でブロックを決められ、フルセットまでもつれ込む接戦をものにすることができず、敗戦を喫した。今日の試合に敗れた法大は、セット率の差で大東大を下回り、5位という結果で秋季リーグを終えた。試合後行われた閉会式では西田寛基(営3)が2季連続でセッター賞を受賞した。

9286
ワンハンドトスをあげる西田

試合結果

トータル試合結果

2
法 大
24 1セット 26 3
青学大
25 2セット 20
26 3セット 24
13 4セット 25
12 5セット 15

法大スターティングメンバー

背番号選手名ポジション
21 村岡拓海(経2) WS
8 前田隆二(営3) MB
11 蔵田大輝(法3) WS
16 佐藤優弥(文2) WS
24 緒方悠大(法1) MB
12 西田寛基(営3) S
10 三木裕人(文3) L
19 竹田将也(法2) L
 ※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ
 

途中出場選手

背番号選手名
9 伊元幸正(営3)
17 中田啓貴(文2)

 

今季最終成績(上位5校まで掲載)

 順位大学名 勝敗 
1位 青学大 10勝1敗(セット率 4.571)
2位 専大 10勝1敗(セット率 4.000)
3位 亜大 9勝2敗
4位 大東大 8勝3敗(セット率 1.929)
5位 法大 8勝3敗(セット率 1.867)

戦評

 昨日亜大に負けを喫し、入れ替え戦への道が途絶えた法大は青学大との最終戦に臨んだ。

 第1セット、村岡拓海(経2)の相手ブロックの後ろを狙ったフェイントが決まり先制するも、両者一歩も譲らず、シーソーゲームの展開に。緒方悠大(法1)のスパイク、相手のミスで2点差をつけ、先に20点台に乗ったのは法大であった。24ー23の場面で村岡のスパイクがコースギリギリに入ったと思われたが悔しくもアウト。デュースとなり相手に追いつかれた法大はここでタイムアウトを取る。何とかものにしたい展開であったが、タイムアウト明けも2点連続で得点を許し、24ー26でセットを落とした。

 第2セット、いきなり青学大に3連続でスパイクを決められる。1セット目の終盤の流れのままかと思われたが、ここでタイムアウトを取ったことで法大に流れがくる。緒方のスパイクを皮切りに、一気に5連続得点。村岡のライトからのストレートも2本決まり、蔵田大輝(法3)のエース、セッター賞を受賞した西田寛基(営3)と前田隆二(営3)の息のあったクイック攻撃などで一時8点差の大量リードを奪う。その後は法大のミスもあり相手に得点を許すも、25ー20でこのセットをものにした。

 続く第3セット、2セット目の勢いのままに序盤、蔵田の連続スパイク得点などで5点差のリードを奪うも、相手の果敢な攻撃に押され追いつかれる。両者一進一退の攻防を見せ、1セット目同様またもデュースの展開となるも西田のエース、村岡のスパイクが決まり、26ー24で法大が何とか奪取した。

 勝利まであと一歩となった第4セットだったが、流れは青学大に。法大は立て続けにミスを犯し、相手との差を縮めることができない。このセットは終始相手のペースで進み、13ー25で失セットとなった。

 勝負の第5セット、序盤からシーソーゲームが繰り広げられる。必死につないだボールを前田が決めると一気にチームが盛り上がる。さらにネット際に上がったボールを西田が片手でトスを上げ佐藤が決めるなど、何としてでも勝負をつかみたいと言う全員の思いが感じられるようなプレーが見られた。このまま一気に青学大を振り切りたかったが、前田のクイック、村岡のスパイクなどが相手のブロックにつかまり、12ー15とあと一歩及ばず、悔しくも最終戦を白星で終えることはできなかった。

 「1部の舞台で活躍する法大バレー部が見たい」法大を応援する誰もがそう思っていたはずだ。しかし1部昇格とはそう簡単ではなかった。今季は重要な局面でチームの最大限の力を発揮できず、入れ替え戦へも進むことができなかった。リーグ戦が終わった今、この悔しさを糧に変え、課題として見つかったことを修正し、前へと進むしかない。次の大舞台である全日本インカレへ向けて彼らの戦いは続く。(春名結衣)

インタビュー

吉田康伸監督

ー入れ替え戦に行くことができませんでしたが、現在の心境としては
昨日、目の前で専修大学が勝った時点で、自力で2勝すれば行けるという状況であったにも関わらず、選手がプレッシャーを感じてしまったのか、思うようにプレーができずに負けしまいました。しかも入れ替え戦の可能性を最終日を前にして、なくなってしまったことは非常に残念です。

ー今季はけが人も多く出ました。チームのコンディション的にはあまりよくなかったのでしょうか
けが人に関しては練習とか試合とかをやってる中でのことなので、選手も一生懸命やっている中でのことだと思うので、仕方がないと思います。チームのコンディションとしてはトレイナーさんにも来てもらったりだとか、疲労が溜まっての肉離れや腰痛、そういった面に関しては改善されてきていたのでコンディション的には問題はなかったです。たられば言ってしまうと仕方がないのですが、やはりけが人が複数出てしまったというは残念でした。

ーリーグ戦序盤の失セットが後々響いてくる結果となりました
春は取りこぼしはなかったのですが、秋に関してはいくつかのチームにセットを落としてしまったということもあり、内容的には課題は見えてはいました。ただ、専修大学さんに関しては大事な試合だと思って、しっかり内容的にも互角以上の力が出せたというところにおいては十分自信を持っていいのかなと思います。ストレートで勝ち切るチームに関しては取りこぼしてしまったというところは否めないと思います。

ーこれで秋季リーグ戦終了となりますが、今季の法大の戦いをどのように振り返りますか
結果を出すために夏場を含めてやって来ました。1部に行く可能性はなくなってしまったということに関してはチームとしても課題はあるので、大いに反省して、来年は特にレギュラーから抜ける選手はいないので何とか今年の反省を踏まえて来年につなげていきたいなと思います。

ー具合的にその課題とは
技術的には数字に出ないものと出るものがありますが、今年監督になって、見た感じでは日頃の練習や練習ゲームでは力を発揮しているところを大事な試合になるとメンタル面なのか、力を発揮できなくなってしまうというところがあります。練習の状況からプレッシャーのかかるような雰囲気に持っていくということが大事なのかなと思います。

ー最後にいつも応援してくださっている方々に一言お願いします。
今年から監督になりまして、本当にここ数年1部に行けそうで行けないという状況が続いています。何とかそれを打破するために私なりにはやってきたつもりですが、春もリーグ戦の入れ替え戦を含めてあと1歩のところで結果が出ないということに関しては非常に申し訳なく思っています。とにかく今年出た課題を解消して、来年はいい結果を残して皆さんにいい報告ができるように頑張りたいと思います。

河西孔明主将

ー今日の試合を振り返って
序盤は自分たちのバレーができていたけど、自分たちから崩れていった試合展開でした。

ー今季のリーグを振り返って
勝負どころで精神的に弱くなっていたかな、という展開が続いて、最終週に2試合連続で負けたのは大きかったと思います。専修戦で負けてから立ち直れなかったって言うのは今後の課題かなと思います。

ーインカレまでに修正したいことは何でしょうか
やっぱり、去年もそうなんですけど、メンタル面でけっこうやられているので、そこはチームの一生の課題ですし、取り組んでいかないといけない部分だと思います。

西田寛基

—亜大にストレート負けしてから一夜が明けましたが青学戦へどのような気持ちで臨みましたか
昨日亜細亜大学にストレートで負けた時点で入れ替え戦に行けなくなってしまったんですけど一応最終戦ですし、リーグ戦も今日までだからしっかり次の大会に向けて良いスタートとなるように今日はしっかり切り替えて頑張ろうという気持ちで臨みました。

—第5セット目の心境は
第5セット目は、気持ちの部分が1番重要になってくるので引かずに攻めていこうとみんなで話し合っていました。

—ご自身のプレーを振り返って
5セット目にトスを上げるところを間違えたなぁと思います。ブロックも全体的にあまりできてなかったですね。

—5位で終わりましたが
今季を振り返って セットを取れるところを取れなかったり、サイドアウトを取りたいときにサーブレシーブが返ってこなかったりしていて、メンタル面が弱かったと思うので練習の時から試合の気持ちでメンタル面を向上していきたいですね。

—春に続いて2季連続でセッター賞を授与されましたが
セッター賞は取れて良かったですけどチームがあまり良い結果ではなかったので、そこは自分の責任でもあるのかなぁと思いますね。

—全日本インカレに向けて一言
もう入れ替え戦に行けないことは分かっているので次のインカレに向けて秋リーグでできた課題をしっかり修正して臨みたいと思います。 

フォトギャラリー

  • 9286ワンハンドトスをあげる西田
  • 9138けがから復帰し打点の高い速攻を放つ緒方
  • 9191正確なサーブカットで攻撃の起点となった佐藤
  • 9227ピンチサーバーとしてもセッターとしても機能した中田
  • 9152今季初スタメンで躍動感のあるプレーをみせた村岡
  • 9210相手の威力あるスパイクを二枚でブロックする村岡(左)、前田(右)
  • 9256タイムアウトで気合いを入れ直す法大
  • 93562季連続セッター賞を受賞した西田
 
 
 
 
 

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