水泳

【水泳】ジャパンオープン2017(50m) 1日目 伊藤完全復活 ベストに迫る好タイムでB決勝3位に

ジャパンオープン2017(50m)
2017年5月19日(金)
東京辰巳国際水泳場

リオ五輪100㍍平泳ぎ金メダリストのアダム・ピーティー(英)も参戦し、ハイレベルな戦いを見せた今大会。初日は法大から決勝進出者を出すことはできなかったが、B決勝に3選手が進出。女子200㍍バタフライの平野香緒里(人3)が2位。男子200㍍バタフライの伊藤瑞輝(経4)の3位に入り、男子200㍍自由形の齊藤凌(経4)も6位になった。

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病気から復活しベストに近いタイムを出した伊藤

試合結果

予選結果(女子)

種目順位選手名タイム備考
200mバタフライ  13位 平野香緒里(人3)  2分12秒88  B決勝進出 
200m自由形  35位 小松桃子(人4)  2分04秒01   
42位 長濱瑠花(経2)  2分04秒58   
100m背泳ぎ 42位 白井早弥香(現2)  1分04秒04   
100m平泳ぎ 29位 神宮司瀬里奈(現4)  1分11秒37   

予選結果(男子)

種目順位選手名タイム備考
 200mバタフライ 15位 伊藤瑞輝(経4)  1分57秒78 B決勝進出 
33位 馬場航平(スポ3) 2分01秒39  
50位 林孝晟(経3) 2分03秒47  
200m自由形  10位 齊藤凌(経4) 1分49秒72 B決勝進出 
54位 岡本拓巨(経1)  1分56秒02  
100m背泳ぎ 20位 内藤良太(人2) 56秒72  
32位 津村航平(経3) 57秒25  
42位 木下大輔(社1) 57秒57  
100m平泳ぎ 53位 塚本悠太(社4) 1分03秒26  

タイム決勝結果

種目順位選手名タイム備考
女子800m自由形  28位 河田華佳(スポ1)  8分57秒84  
男子1500m自由形  35位 市丸貴之(経2)  15分57秒57  

 

B決勝結果

種目順位選手名タイム備考
女子200mバタフライ  2位 平野香緒里  2分10秒91  
男子200mバタフライ  3位 伊藤瑞輝  1分57秒83  
男子200m自由形  6位 齊藤凌  1分49秒84  

 

戦評

 日本選手権から1カ月。ジャパンオープンが開幕した。インカレに向けても最後の大きな大会となる。HUSTには自信をつけてもらいたいところだ。
 初日となる今日は、B決勝に3人が駒を進めた。伊藤は男子200㍍バタフライに登場。B決勝では、自己ベストに迫る泳ぎを見せた。伊藤は、今季で競技から離れる。そのため慣れ親しんだ辰巳での水泳人生最後のレースだった。それだけに、このタイムには納得の表情を浮かべていた。それ以上に充実の笑顔を見せたのが平野。女子200㍍バタフライで約3年ぶりとなる2分10秒台を公認大会で叩き出した。日本選手権では調子は良かったものの、満足のいくタイムが出せず、本人はメンタル面を課題に挙げていた。今回は「楽に泳げた」と話し、成長の跡が伺えた。インカレでも今日のような笑顔を見たいところだ。また男子200㍍自由形でも齋藤がB決勝にまで進み、明日以降のレースに弾みをつけた。
 明日も注目のレースは続く。男子200㍍背泳ぎでは、木下、津村、内藤の3人が登場。この3人は今日の100㍍にも出場したが、1人も予選を勝ち残れなかった。それだけに雪辱に燃える。インカレでの躍進に向けて。残り2日間、HUSTの戦いに期待がかかる。(具志保志人)

選手インタビュー

平野香緒里

ー今のレースを振り返って
日本選手権よりタイムが上がったのと予選でタイムが遅かったので、ちょっと不安でした。決勝落ちてB決勝だったので逆に割りきって思いっきり泳げたので良かったと思います。

ー笑顔も出ていますが、このタイムには満足していますか
ベストではないが2分10秒台がここ2,3年ずっと出ていなかったので少しずつ戻ってきたなという感じがします。

ー日本選手権のインタビューでは、調子は良かったがレース本番に合わしきれなかったと言っていましたが、今回はいかがでしたか
今回は大会に向けた調整とかはしていなくて結構追い込んでる状態できているので、その中でのこのタイムは、まあまあだったと思ってます。

ー日本選手権では、メンタルが課題とも話してましたけど
メンタル的には、選手権の時よりは楽に泳げたと思います。

ーインカレに向けて
インカレで優勝するためには、8秒とか9秒台を出さないといけないと思うので、夏までにベースを作ってしっかりインカレで優勝できるように頑張ります。DSC 0032-2 R
約3年ぶりに2分10秒台に突入した平野

伊藤瑞輝 

―レースを振り返って
57秒台が出て良かったですね。ベストには及ばなかったですが、最後の辰巳でのレースになるので、最後に少し自分の満足のいくタイムが出て良かったなと思います。

―日本選手権は復帰レースでしたが、その後体調はいかがですか
もう完全に完治しています。監督等々とお話をして「オープンである程度の結果を残して、インカレで最後にしっかり結果を残して、大学に貢献して卒業できるように」という話だったので、やるべきことをやれたと思います。

―予選と午後で感覚は違いましたか
予選はちょっと朝御飯を食べ過ぎちゃって(笑)。体が重くてですね、自分の管理がおろそかになってしまっていいタイムが出なかったです。決勝は本当に辰巳に恩返しではないが、感謝を込めて泳いだという感じです。予選の終わった後に2回目が泳げるとは思っていなかったので、親のところに行って報告をしようと思っていたが、なぜか残れました。縁あってこういう形で終われたのは良かったかなと思います。

―八塚監督からは
今回の試合では、200㍍全体のタイムは良くても悪くても気にせずに150㍍までをベストラップで来れるようにという話でした。今大会で見つけた課題をインカレまでに修正していくということでした。

―辰巳最後のレースというのは意識していた
召集所で待っているときに今までのレースで良かったこと悪かったことが走馬灯のように流れていたので、感慨深いものはありましたね。

―B決勝3位という結果について
順位とかは正直全然期待していなくて、とりあえず早く本調子に戻せるようにやろうと思いました。ポジティブにとらえると、変な緊張もなく泳げたので、そういうところは良かったかなと思います。

―今後の課題は
やはりまだ体力が少し戻っていないです。このあとは八塚監督に厳しい指導を仰ぎながら、インカレで最高の結果が残せるように頑張っていきたいと思います。

―次に向けて
個人的にもですが、去年ようやくシードを奪還できたのて、しっかりと死守して、後輩にバトンパスができるようにやっていきたいと思っています。DSC 0167-2 R
自己ベストに迫るタイムを出し驚きを見せる伊藤

齊藤凌 

ー今のレースを振り返って
ベストじゃないので、予選からタイムも落ちたので良くないです。

ー本来は得意の種目ではあったと思いますが
一つ一つのレースに課題を持ってやっているつもりですが、その課題が今回は達成できていないと思います。特に得意な種目だけあってタイムを見てショックな気持ちは大きいですね。

ーちなみにジャパンオープンでの個人の中での具体的な課題はあったりしますか
課題としては、ベストはもちろんですが、中でも150㍍のタイムを意識して上げることを課題としています。

ーまだまだレースは残っていると思いますが、次に向けて
あと2日間とも僕はレースがあり、明日は2種目あるので、気持ちを切らさずにやっていきたいと思います。DSC 0411-2 R
タイムが思うように伸びなかった齊藤

塚本悠太

―レースを振り返って
今回は調整しない中でどれだけのタイムが出せるかと75㍍までをベストタイムで行けるかというのを意識しながらのレースでした。トータルを見た限り75㍍までのタイムもベストではないと思うので、悔しいです。

―調整しないのは意識してやられたことですか
一番頑張らなければいけないのはインカレなので、ここで調整しても意味がないです。この試合はトレーニングの一環として出る試合です。

―チームの中で4年生になって変化したことは
僕の役職は寮長なので、寮で1番偉いだけでプールの中では何も役職はないです。だが平泳ぎの中では1番年上で、まだできていないが、去年の渡邊一輝(平28年度卒=現全日空商事)さんくらいの結果を出せるようにしていきたいです。これから頑張って下も引っ張っていけるようにしていきたいです。

―インカレではメドレーにも出場されると思いますが、どのように調整していきますか
この結果ではメドレーでは僕が足を引っ張ることになってしまうので、あと3カ月で八塚監督の元、しっかり頑張っていきたいです。

小松桃子

―レースを振り返って
練習してきたことは出そうと思っていました。100㍍のラップを58秒台で入ろうと思っていたが、遅かったのでちょっと微妙かなといった感じですね。

―練習の拠点について
大学に変えています。自分の心がクラブじゃもたなかったので、環境を変えようと思いました。すごくマイナスからだったが、少しずつ戻ってきているかなとは思います。

―一番大きな変化は
もう1回水泳を素直に頑張りたいと思えるようになりました。

―日本選手権後にやってきたことは
150㍍まではベストラップでと思っていたんが、ちょっとできていないと思います。

―次に向けて
あまりできてないので、もう1回頑張るしかないかなと思いますね。

神宮司瀬里奈

―レースを振り返って
感覚は悪くなかったが、タイムはもうちょっとかなと思います。

―日本選手権よりタイムは落ちてしまいましたが
日本選手権には(調子を)合わせていってたんですけど、ジャパンオープンはインカレに向けての強化期間の中なので、まあまあかなと思います。

―練習で取り組んでいる部分は
泳ぎを選手権から改善しようと思って泳いでいるので、それがこれからレースでやっていければいいかなと思います。

―次に向けて
明日は50㍍があるので、50㍍は2本泳げるように頑張りたいと思います。

馬場航平

―レースを振り返って
コーチが代わって今は泳ぎ込みの時期なので、タイムというよりは泳ぎを意識してやったきました。その辺りに関してはできているのかなと思います。

―日本選手権は体調不良から調子が上がらないとの言葉もありました
戻ってきてはいるが、まだ万全という状態ではないです。ただタイムを出さなければいけないのはインカレなので、そこでしっかりタイムを出せるようにしたいですね。

―その中で取り組んできたことはありますか
ウエイトですね。今まではそんなに意識してこなかったんですけど、今年からしっかりやるようにしています。

―コーチが代わって一番の変化は
気持ちの面でマイナス思考からポジティブになってきたと思います。

―次に向けて
インカレではしっかり結果を残すので、応援よろしくお願いします。

市丸貴之

―レースを振り返って
前半から思うようにタイムが出なかったです。調整してこの大会に合わせてきたわけではないがある程度はベストに近いタイムで泳ぎたいです。

―100㍍64秒のペースで刻んでましたが
そのタイムが基本的に遅いので、今は大体63秒切るくらいにしたいです。今日できなかったのは力不足だと思います。

―ここ最近で強化してきた点は
最近は距離を多く踏んできました。これまで1チームだったのが3人のコーチに見てもらえるようになって、ロングはロングの練習ができるようになりました。距離を泳いでも練習に付いて行けるように体力をつけて、試合につなげていけたらと思います。

―今日も含め短水路で結果を残しても長水路で結果の出ないことが多いですが、長水路でも結果を残すためには
短水路ではスピードが出ていてもそのスピードが長水路では保てていないと思うので、短水路に近いスピードを長水路で出せるようにしていきたいです。

―インカレの目標は
全体的に調子的には悪くないので、この調子で持っていきたいです。インカレでは決勝に残れたらと思います。

白井早弥香

―レースを振り返って
選手権よりは上がったが、3秒台は出していきたかったのですごく悔しいです。

―課題とされている後半が伸びませんでしたが
ラスト25㍍くらいのところで失速したのが分かったので、自分の勝負所だと思います。

―失速の原因は
前半から攻めていくのがレース展開だが、力みすぎて後半まで持たなくなる持久力不足。加えてテンポの遅く、上げられていない部分が大きいと思います。

―インカレではメドレーもありフル回転が見込まれますが
もっと練習を積んでいつでもどんな状況でも3秒前半や2秒台を出せるような選手になりたいです。

長濱瑠花

―レースを振り返って
この1カ月で150㍍までをベストラップで行くことを目標としていました。感覚では150㍍まで頑張れたが思ってたより遅く、ラスト50mもきつかったです。

―不調の原因は
体の動かし方が下手なことと泳ぎがまだ定まってないことが大きいですね。

―昨年までは400㍍での活躍が目立ちましたが今は
あまりタイムが伸びてなくて、試合にもあまり出ていないので、頑張りたい気持ちはあります。でも200㍍の方を重視しているので、それで400でも続くかは分からないです。

―インカレでは200㍍、400㍍両方での活躍が期待されますがどう改善されますか
これからは法明立と関カレの2試合でしっかりと気持ちを入れて、インカレの本番に近いレースをしていきます。2試合を生かして、本番で緊張したり、うまく調子の合わせられないようなことがないようにしていきたいです。

岡本拓巨

―レースを振り返って
選手権よりもタイムが上がるかなと思っていたが全然上がらず、自分のレースができなかったことが残念です。

―まだ腰のけがの影響はありますか
もう少ししっかり練習したいが、まだ痛みが出ることもあるので、自分の体調管理ができていないなと感じます。これからしっかり治して、夏に向けて頑張りたいです。

―重点的に取り組んでいる練習は
夏がメインになってくるので結果が残せるように、初心に戻って基礎から重点的にやってます。

―これまでと大学に入ってからの違いは
大学生は自主性が大切だと思うことが多いので、いろんなことに自分一人でもやっていけるようにしないといけないと思ったことは変わった部分ですね。

―インカレへ
今のタイムのままではレギュラーも取れるか分からないので、法明立でしっかり結果を出して夏は自己ベストを更新できるように頑張りたいです。

河田華佳

-レースを振り返って
もっと前半から行けばよかったなと思います。

―ハプニングのあった日本選手権のレースと比べると
準備はちゃんとできたが、思ったより泳げてないなと思います。

―日本選手権後に取り組んできたことは
できるだけ良かったときの泳ぎを崩さないようにしようとは思っていました。

―今後の課題はありますか
もっと積極的にいけるようにしたいです。

―次に向けて
400㍍はちゃんとB決勝や決勝に残れるようにしたいです。

フォトギャラリー

  • DSC 0132-2 R病気から復活しベストに近いタイムを出した伊藤
  • DSC 0032-2 R約3年ぶりに2分10秒台に突入した平野
  • DSC 0411-2 Rタイムが思うように伸びなかった齊藤
  • DSC 0589-2 R平泳ぎを引っ張る存在へ強化に励む塚本
  • DSC 0304-2 R心機一転、練習拠点を変えて大学ラストシーズンに挑む小松
  • DSC 0160-2 R得意の100㍍での巻き返しを狙う林孝
  • DSC 0670-2 R前半からペースに乗れなかった河田
  • DSC 0381-2 R大学入学後は苦しいレースの続く岡本
 

 

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