スケート

【スピード】第83 回全日本スピードスケート選手権大会 2日目 法大勢上位入賞ならずも、インカレへの課題や収穫を得る!

第83 回全日本スピードスケート選手権大会
2015年12月23日(水)
長野市オリンピック記念アリーナ(エムウェーブ)

大会2日目は1500㍍、10000㍍が行われた。
1500㍍までの3距離終了時点で上位8名に入らなければ、10000㍍の出場権は得られない。
法大から1日目と同じく三輪準也(営4)、佐藤裕斗(営4)、大竹拓三(文1)の3名が出場。
それぞれが目標を持ち1500㍍を滑るも、好成績は得られず。
3人とも10000㍍出場は叶わず今大会を終えた。

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3距離終了時点で10位となった三輪

レース結果

個人成績

種目順位選手名記録
 1500m   10位 三輪準也  1分51秒95
26位 佐藤裕斗  1分54秒792
35位 大竹拓三  1分55秒84
 ※10000㍍は3距離終了時点で上位8名のみ出場
 
 

最終成績

順位選手名
10位 三輪準也
21位 佐藤裕斗
26位 大竹拓三

戦評

大会2日目は1500㍍から始まった。まずは大竹から滑走。昨日の2距離に引き続き自己ベスト更新を目指して滑るも、スタートから思うように足を動かすことができずにフィニッシュ。余裕のないレースをしてしまったと話し、納得のいくレースとはならなかった。次に佐藤。佐藤も自己ベスト更新を目指して滑る。レース中は同走に勝つことを意識したという佐藤は、競り勝つことはできたもののまずまずの結果となった。法大勢の最後を飾るのは三輪だ。1500㍍の練習をメインに行ってきたというだけあり、期待がかかる。同走の林(佐久長聖高)から逃げるように先行するも、後半に追い上げを許してしまった。結果は1分51秒95。学生内では1、2を争う好タイムではあったが、プロの高い壁に阻まれ10位となった。
法大勢は3距離終了時点で上位8名の枠に入ることができず、最後の10000㍍に出ることなく今大会を終えた。

最終結果だけ見れば決して華やかな成績とはいえないが、プロも交えた日本トップクラスの大会でのレースは必ずこの先のインカレにつながるだろう。
今大会を通し具体的な課題や収穫を手に入れた選手たちは「学生日本一」、そして「二連覇」の未来に向けてさらに実力を磨いていく。
年末には短距離組である藤野裕人(文4)、中村隼人(営2)らが出場する全日本スプリント選手権も行われ、インカレ前の活躍も期待される。

残り約2週間、それぞれがそれぞれの場所で最後の調整を行う。
日光のリンクに法大の校旗がはためくその日が、いよいよ近づいてきた。(野口愛優)

選手コメント

三輪準也

―今日のレースを振り返って
半分ぐらいは点数をあげられるのかなと思います。少し安心した部分もありました。

―よかった部分は
よかったところを具体的に上げるのは難しいんですけど。調子も下がってきて、滑りもいいなって感じる部分もなくて、足も昨日の疲れたまって、苦しい展開の中でもシーズンベストが出たことです。トップには遠く及ばないですけど、インカレ出る中ではトップなので。

―昨日おっしゃっていた300㍍の入りについて
意識していったんですけど、やっぱり氷との相性が良くなくて。自分がまだどの氷でも滑れるような技術が今はないです。今日は700㍍までも遅かったですね。そこから、良くはないですけど、1.5秒落とし、1.5秒落としでかえってきて、今までよりは最後だれなかったのでそこは少し評価できると思います。

―同走の林選手(佐久長聖高)について
今高校生で一番勢いのある選手で、後半強いので、前半逃げるしかなかったんですけど。上手くいかなくて、逃げ切れなかったので、最後当然のように良いカモになってしまいました。
インカレでも誰と同走になるのかわからないので...。後半型の選手と一緒になったときもっと最初いかないと、最後追われてしまって相手をアシストする形になってしまうなと。今自分は後半型でも前半型でもない、万遍ない感じで行くタイプだと思うので、もっと前半いくようにしたいと思います。

―今大会を振り返って
ただただすごいなと、トップが。みんなナショナルチームに入ってから、今年一気に飛躍したので。やっぱりオランダコーチの力はすごいなあって感じです。この大会で結構いろんなものを見てきて、盗めるものがたくさんあるので、これから生かしていきたいと思います。来年スケート続けるかは分からないんですけど、スケートには指導したり、携わっていくと思うので。まだレース(10000㍍)も終わっていないので、できるだけ盗んでから帰りたいなと思います。

―法政として、インカレについて思うこと
チームとして勝ちたいって気持ちは僕も当然あるんですけど、僕は僕の仕事をやるだけなんで、自分のレースに集中してやっていきたいと思います。
やっぱり団体で戦うって言っても所詮は個人競技なんで。パシュートに関してもリレーに関しても、チームで戦うといっても、パシュートは僕中心で引っ張っていかないといけないですし。リレーも藤野と中村は安定して速いですけど、僕は波もあるので。
やっぱり(インカレでは自分が)キーマンだと思います。去年も僕が遅かったら多分ダメだし。去年はリレーの時だけ速く滑れたので、それを目指して。自分の種目にしっかり集中したいです。

―専大と日大の有力選手は
1500㍍は小坂(専大)と池田(専大)が安定して力あるのかなと思います。ただ法政もそこには負けていないと思うので、藤野も1500㍍出るので。互角以上に戦えるのかなって思います。逆に日大はそこの選手層が薄いので。
5000㍍はやっぱり小川と伊藤がライバルになってくるのかなって思うんですけど。他に一戸(信州大)って選手と大林(山梨学院大)って選手がいて、ポイント争いには直接関係ないんですけど、2人の調子が悪くて、小川がトップで、2人入って僕っていう形だけは絶対に避けたいと思います。そこの2人とも戦えるくらいにはしたいです。ちょっと厳しいんですけど。スケート1年で上がる競技で、みんな今年1年で強くなって帰ってきたので。もう1か月もないんですけど、少しでも変われると思うので。インカレに向けてしっかり練習していきたいと思います。

―小川選手のメイン種目は
1500㍍、5000㍍がメインだと思うんですけど。たぶん5000㍍と10000㍍に出ると思います。2日目の5000㍍でしっかり互角か、勝てるくらいに滑って。小川はそのあと10000㍍なので、勢いに乗らせたくないですね。

―インカレに取り組んでいきたいこと
これから練習は許可いただいてここでやらせてもらいます。このまま1人で長野に残って、専修大学と練習させてもらうことになりました。インカレではライバル同士ですけど、練習ではチームっていう感じなので。いいところをしっかり全部盗んで、良い練習をして、インカレでは勝ちたいです。

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インカレ2連覇のカギを握る三輪

佐藤裕斗

―今日のレースを振り返って
最初の300㍍と2周目のラップがコンマ5秒ずつくらい遅かったなって感じです。

―どんなことを意識して滑りましたか
滑ったときは同走に負けないっていうのを意識して滑りました。

―上手くいったことはありますか
特にないですけど、相手に勝ったのはまあまあっていうところです(笑)。

―今大会を振り返って
トップスピードが落ちたなって思いました。

―今年を振り返って
良いわけでもなく、悪いわけでもないって感じです。

―インカレで出場される種目は
多分5000㍍と10000㍍です。

―最後のインカレとなりますが
とにかく二連覇できるように頑張ります。

―インカレに向けて取り組んでいきたいこと
調子を上げるように頑張ります。

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長距離の得点を支える佐藤

大竹拓三

―今日のレースを振り返って
今日は自己新を狙っていたんですけど、もう全然。思ったよりも最初の300㍍で楽にスピードが出なくて、最初から最後まで余裕のない滑りになってしまったなと。

―意識したことは
辛くなるとタイムが落ちてくることがあるので、テンポを最初から作って、それを乱さないで滑り切ろうと思ってたんですけど。余裕がなかったのでそういうことを考えることもできず、無難に滑り終えちゃいました。

―この大会を振り返って
500㍍と5000㍍は自己ベスト出せて、5000㍍は自分の中で今までと違って感触があったんですけど。1500㍍に来て、ばたばたして崩れちゃったかなって感じがします。

―収穫はありましたか
やっぱり5000㍍ですね。自己ベスト出て、ペースとかラップとかも思ったより出たりしていたんで、今までと違ったものがあったので。これからまた練習するんですけど、そこをもっと磨いていけばいいんじゃないかなと思います。

―今年を振り返っていかがでしたか
とりあえずジュニアワールドカップいけたってことですね。中学校の時の全国大会とか、一昨年と去年の距離別とか、長野でたくさんレースがあったんですけど、1本も納得した滑りができなかったので、エムウェーブは自分の中で苦手意識があったんですけど、今回は5000㍍で自己ベストを出せて、距離別でもジュニアワールドカップを決めることができました。結果に満足はしてないですけど、ここまでは充実してるなって思います。

―インカレで出場される種目は
5000㍍と10000㍍とパシュートですね。
全種目、本当に(全日本)選手権前から選手権以上に緊張していて。自分のために走るっていうよりも、チームのために走らなきゃいけないっていうのがあるので。こんなところで全然満足はしていないですけど、もっともっと、気持ちの面とか頑張んないといけないなっていうのは、インカレでもあります。

―やはりインカレにかける思いは強いのでしょうか
やっぱりチーム全体が勝ってるじゃないですか。自分のためだけのレースではないので、何が何でも、調子がいいとか悪いとか言ってられないので。そこで入賞して、パシュートはもちろん優勝を目指して。最高の形で年を始めて、そこからまたシーズン終わるまで突っ走りたいなって思ってます。

―インカレに向けて取り組んでいきたいこと
今回も長距離的な練習をして選手権に挑んだんですけど、その練習した成果っていうのが5000㍍で出ているので。インカレに向けてもそういった練習をしっかりして、万全の状態で臨みたいです。

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大竹は初のインカレでどれだけ活躍できるか

フォトギャラリー

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