テニス

【テニス】全日本学生テニス選手権大会  男女シングルス2回戦

全日本学生テニス選手権大会
2016年8月9日(水)
岐阜メモリアルセンター

ほとんどの選手が順調に勝ち進んだ初戦。しかし、全国大会はそう甘くない。進むたびに厳しい試合が強いられる。厳しい日差しの中、約3時間にわたる試合も多く見られた。最後まで戦い抜いた法大テニス部だが、シングルス2回戦を勝ち抜いたのは男女それぞれ1名となった。

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江見はインカレを終え、2部昇格への思いを新たにした

試合結果

男子シングルス2回戦

勝敗選手名(学部・学年)スコア対戦相手
前崎直哉(経3) 2-6,3-6 三好健太(早大)
岡垣光祐(経1) 1-6,6-4,4-6 高村佑樹(早大)
藪巧光(経2) 2-6,3-6 斎藤和哉(中大)
太田悠介(経4) 7-5,6-3 中村進之介(慶大)

女子シングルス2回戦

勝敗選手名(学部・学年)スコア対戦相手
竹内あやか(社1) 5-7,5-7 城間安実(慶大)
江見優生乃(社4) 3-6,3-6 沈静河(関大)
下地奈奈(社2) 6-1,2-6,6-4 細沼千紗(早大)
 

戦評

男子シングルス

男子シングルスで最初にコートに現れたのは岡垣光佑(経1)。強豪・早大の高村佑樹との対戦となった。左右前後に揺さぶるような相手のショットに必死に食らいつく岡垣。キャッチはするものの、相手のコートに返すことができない場面が続く。1-6でファーストセットを落としてしまう。しかし、セカンドセットから自分のテニスを取り戻す。長いラリーに耐え、ポイントを稼いだ。緩急をつけたショットで相手を苦しめ、6-4でファイナルセットへつないだ。何度もラインギリギリのショットで得点し、会場を沸かせたが勝利には一歩届かず。3時間の戦いの末、岡垣は天を仰いだ。初めてのインカレは悔しさの残る大会となった。  

藪巧光(経2)も2回戦で姿を消した。終始、バックハンドを狙ったラリーに苦戦。「力の差を見せつけられた」試合となった。今回の敗戦は悔しいものとなったが、「今年のインカレは70点」と振り返った藪。はにかみながらそう答える藪は次の試合を見据えていた。  

前崎直哉(経3)もストレート負けを喫した。ファーストセットを2-6で落とし、前崎のやる気は削がれたと思われた。しかし、前崎はセカンドセット開始早々、ブレイクに成功。第2ゲームも、10回以上デュースになる粘りっぷり。炎天下の中、前崎は吠え続けた。しかし、その声もむなしくセカンドセット3-6で試合終了。明日以降はダブルスとしての出場となる。  

太田悠介(経4)は法大勢唯一3回戦進出を果たした。さらなる磨きをかけ、鋭さを増したサーブを中心に攻撃し、第3ゲームをブレイク。このまま優勢に試合を運ぶかと思われたが中盤、ブレイクバックされてしまう。ゲームカウントは5-5。手に汗握る展開となったが太田はゲームを連取。ファーストセットを7-5で手にした。続くセカンドセットはお互い攻めるテニスを展開。何度もデュースを迎えるが太田の集中力は切れなかった。自らも「スーパーショット」と讃えるほどのプレーを連発。6-3でセカンドセットを終え、次戦へ勝ち進んだ。


女子シングルス

女子シングルスは3試合が行われた。

1回戦で死闘の末勝利をつかんだ竹内あやか(社1)は、この2回戦でも激闘を演じた。安定したショットを放つ相手に対し、姿勢を乱される場面が目立ちながらも、竹内も負けじと相手のミスを誘い、お互いサービスキープが続く。5-6の膠着状態のまま、竹内のサービスで迎えた第12ゲーム、相手の勢いに押されてしまいゲームを落とす。あとがなくなって迎えたセカンドセットもお互い譲らず「粘りあい」となるも、またも5-6で迎えた第12ゲームでブレイクを許し、ストレート負け。試合時間は3時間を優に超えるタフなゲームとなった。接戦をものにした1回戦と同様に、最終盤の集中力がカギとなったが、今回はあと一歩粘りきることができなかった。

大健闘を見せたルーキーに続いてコートインしたのは江見優生乃(社4)。女子唯一の本直選手としての意地を見せたかったところだが、今回はサーブやショットでイージーミスが出てしまい、天を仰ぐ場面が多く見られた。ファーストセットを3-6で落とすと、セカンドセットもリターンショットのコントロールに苦しみ、流れを変えることができずストレート負け。本来の実力を発揮することはできなかった。

下地奈奈(社2)は、2番シードの細田千紗(早大)相手にファーストセットを6-1で難なく取るも、セカンドセットではネットに阻まれる場面が目立ち、2-6で落としてしまう。ファイナルセットは一時劣性に立たされるも、終盤に相手のサービスゲームを立て続けにブレイクし、6-4と逆転。格上相手に白星を挙げ、下地は急成長を遂げた。フルセットの末、女子では唯一の3回戦に駒を進めた。(高野茜・戎井健一郎)

選手コメント

岡垣光祐(経1)

ー試合を振り返って  
最初悪かったですけど、最後巻き返して惜しかったので悔しさは残る試合になりました。  

ー相手の印象は
 学生の中でもトップレベルの選手なので、サーブが1番自分とは違ったと思います。要所要所の気持ちの強さとか、テニスの工夫とかあと少しの差になったと思うので、やっぱりそういう要所が強かったと思います。  

ー中盤から復調した要因は  
最初は自分の持ち味がラリーですけど、相手に合わせてラリーしてしまったところがあって相手のペースで進んでしまったところがあったので。セカンドセットからはロブとかスライスも混ぜていって相手のペースを乱すことを意識したことで、自分のペースになりました。あとは自分のサービスをしっかりキープすれば流れがくると思っていたので、サービスゲームに集中してやりました。  

ーファイナルセットの最初のブレイクが響きました  
最初のゲームの気持ちの入れ方が甘かったかなと思っていて、それが最後のキープし続けて終わったので、やっぱり気持ちの差もあったし、最後に響きましたね。出だしの気持ち弱さが出てしまったかなと思います。  

ーファイナルセットでもブレイクを奪うことが出来ませんでした  
何度もチャンスはありましたけど、そこを取りきれないのは弱さでもありますし、相手の強さでもあって。取れそうな所で相手がファーストサーブを入れて僕が受けちゃってみたいな所があったので、そこが差だと思います。  

ー初めてのインカレの雰囲気は  
1年生で、挑戦するだけだったので気持ちの面では楽でしたし、向かっていけたから予選も突破できて格上の選手ともやることが出来ていい経験にはなったと思います。  

ーリーグ戦へのメンバー争いではいいアピールになりました  
リーグ出れるかは分かりませんが、自分が法政を引っ張っていく気持ちはあるので、しっかり貢献できるようになればと思います。  

ー最後に意気込みをお願いします  
リーグは全勝するつもりで、しっかりやれればいいと思いますし、その前に夏関もあるので、そこでリベンジして繋げていければと思います。


藪巧光(経2)

 ー今日の試合を振り返って
力の差を見せつけられました。ポイント的には取れてるところもあったんですけど、大事なところで相手の集中力がすごかったです。相手がぼくの嫌なところを突いてくるような低いところに集めるバックラリーの質の高さとか。そういうところが結果につながったと思います。

ー昨日の試合について
最後まで頑張って元気よくやろうと思っていました。(法政の)みんなが盛り上げてくれたので頑張れました。

ー予選について
最初は正直(本戦に)上がれないだろうなと思っていました。でも思ったより調子よかったです。ドローもほかのところよりも良かったのかなと思います。でも去年と同じ結果なのでポイントは変わらないですけど、本戦に出れてよかったです。

ー昨年のインカレとの違いは
去年は1年生だったので思い切りプレイすることだけしか考えていなかったんですけど、今年はしっかりラリーもして、しっかりポイントをとって、という感じだったと思います。

ー春関(関東学生トーナメント大会)からインカレまでどのように過ごしましたか
新進(関東学生新進選手権)からあまり調子が良くなくて、負けっぱなしだったのでインカレくらいは頑張ろうと思っていました。練習では特に変えたことはありません。ラケットをかえてから調子がありよくなくて。重さとかの変化があるからですかね。だんだん慣れてきて調子が良くなってきたと思います。

ーインカレを自分で採点するなら100点満点中何点ですか
えー、何点だろう(笑)。70点くらいですかね。思ったよりできたと思います。予選で負けてしまうと思っていたので。思ったより勝てて、調子も上がってきていると思いました。ただ、最後の試合が雑だったかな、と思います。

ー次戦へ向けて
去年、夏関(関東学生テニス選手権)出れなかったので出たらやるだけなんで、楽しくやるだけですね!リーグは出れたらなんですけど頑張りたいです。


江見優生乃(社4)

ー試合を振り返って
やっぱり今大会はコンディションが良くなくて、就活などでの練習不足もあって自分の試合感覚がないままこの会場に来てしまいましたね。 1回戦から調子がよくなくて、そのまま2回戦に入っちゃって。気持ちの面で引いてしまったところがプレーに出てしまったと思います。  

ー今日の相手の印象は  
関西の人でしたね。関東は打つ人が多いので、自分は打たれた方が得意でした。でも今日の相手はしっかりラリーをしてくる相手でそういう相手に対して決めきれなかったですね。打っても決まらないことに対して自分の中でミスが多かったと思います。  

ーインカレを個人的に振り返って  
最後というのもあって、終わっちゃったなって感じです。もう出れないので寂しい気持ちもあって。もう少し頑張れたじゃないかなと思います。  

ー女子はシングルスから3人が本選に出場しました  
本当に後輩が心強くて、なんか4年間やってきた中で1番層も厚いですね。  

ー今日の試合も後輩から熱い声援が飛んでいました  
そうですね。本当に後輩の為にもリーグは頑張りたいと思っていて。もちろん2部昇格して引退したい気持ちもありますけど、それよりも後輩に2部でプレーさせてあげたい思いがあるので。それをモチベーションに頑張ってます。  

ー女子の期待する選手は  
今大会一緒に戦ってきた2人はずっと試合見てていいなと思うので、3人を軸としてリーグは勝っていきたいと思います。インカレ経験した自信もついたと思うので。  

ー最後に意気込みをお願いします  
本当に最後なんで、後輩の為にも2部に昇格したいと思います。


竹内あやか(社1)

ー試合を振り返って  
最初のセットがどちらもキープが続いてから最後にブレイクされて。大事な場面でポイントが取れなかったと思います。  

ーどちらのセットも接戦でした
 2セット目は自分が先にブレイクして、チャンスはありましたけど、相手の方がしっかりポイントを取っている印象があったと思います。  

ー1回戦を振り返って  
相手が強いと聞いていたので、帰る準備もしていましたけど(笑)。ファーストセットを取って、勝ちたいと思ったので、相手のミスを誘ったりロブとか緩急を使ったりしてギリギリですけど、勝ち切れました。昨日の試合は自分の中でも納得出来るテニスが出来たかなと思います。  

ー初めてのインカレの雰囲気は  
高校とは全然違うなと思いました。やっぱり個人がしっかりしていて、もっと自分もしっかりしないとなと思います(笑)。  

ーリーグ戦に向けて
自分は主にシングルスに出ると思いますけど、1つでもチームに勝ちをつけれるようにもうちょっと練習しようと思います。  

ー最後に意気込みをお願いします  
もうすぐ夏関やリーグもあるので、そこで1つでも勝てるようにしたいし、また来年も戻ってこれるようにしたいです。

フォトギャラリー

  • IMG 2379 R江見はインカレを終え、2部昇格の思いを新たにした
  • IMG 2516 R調子を取り戻しつつある藪
  • IMG 2357 R大健闘を見せた竹内
  • IMG 2476 R太田は成績でもチームを引っ張る
  • IMG 2438 R連戦を戦い抜いた前崎
  • IMG 2411 R下地は女子テニス部の期待を背負う
  • IMG 2422 Rインカレでの敗戦が糧となる(岡垣)

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