teテニス

【テニス】関東学生新進テニス選手権大会 6日目 男子単複決勝 藪が優勝!!藤井・賀川ペアが準優勝!

関東学生新進テニス選手権大会
2018年2月20日(火)

慶応義塾大学日吉テニスコート

新進最終日。この日はいよいよ2月5日から始まった新進の決勝が行われた。この日も天候に恵まれテニス日和。そんな中、法大からは、藪巧光(経2)と藤井俊吾(社2)・賀川稜太(社1)ペアが出場。どちらの試合でも法大テニス部からの応援が響く。その結果は―。

 

3
左から優勝の藪と準優勝の藤井・賀川ペア

試合結果

男子シングルス決勝

勝敗選手名スコア対戦相手
藪巧光(経2) 2-6,6-3,7-5 坂本光(青学大)
 

男子ダブルス決勝

勝敗選手名スコア対戦相手
藤井俊吾(社2)・賀川稜太(社1) 3-6,6(4)-7 加藤彰馬・吉田慎(亜大)
 

戦評

 ついに新進決勝戦の今日、単複共に頂点が決まった。

 最初に始まったのは男子シングルス決勝戦。ファイナルセット第10ゲーム、静寂の中、ラリーをする互いの打球の音だけが聞こえていた。その長い長いラリーを制したのは坂本光(青学大)だった。しかし、マッチポイントを握られても藪巧光(経2)は決して諦めることはなかった。デュースに持ち直し、2ポイント連取。ブレイクバックをした瞬間、大きく強くガッツポーズを決めてみせた。その後の第11ゲームでサービスエースを決め、自身のサービスゲームをあっさりとキープ。第12ゲームで優勝が決まった瞬間、強く握った拳を高く上げ、ガッツポーズ。満面の笑みがこぼれた。決して順当なゲーム展開ではなかった。ファーストセットを2-6で落とすもセカンドセットは6-3で奪取し迎えたファイナルセット。しかし、観ている側からすれば藪のいつものペースだった。辛抱強くベースラインぎりぎりにボールを返す。またしても耐えに耐えた『我慢強さ』が顕著に表れた試合だった。その結果、見事に優勝!プレーの最中、応援席にいた仲間の姿に「部のみんなが応援してくれたことがすごく力になった」と表彰式で少し照れくさそうに仲間達の方を向いてチャンピオンスピーチをするその姿は、決して1人だけでつかんだタイトルではない事を物語っているかのようだった。(梅原早紀)yabugatu

 シングルスの表彰式を終えると応援席で緊張をして待っていた藤井俊吾(社2)・賀川稜太(社1)が動き出す。初めて出る新進本戦での緊張感とここまで来れた嬉しさなど様々な思いを胸に、法大勢の大きな掛け声に包まれコートイン。頂上決戦が始まった。ファーストセット、決勝の魔物がいたのか、ミスが多発し、ブレイクを奪われる展開に。そこからブレイクを返すも、2度あったデュースをなかなかものにできず、ファーストセットを落としてしまう。何とか巻き返したいセカンドセットでは、仲間たちの応援の声で勢いづき2-5から一気に追い上げを見せ、6-6のタイブレイクまで持ち込む。結果は、最後まで攻め込むことができず準優勝となったが、表彰式では、法大勢からの声掛けに照れ笑いを見せ、なにか自信に満ち溢れたような表情に見えた。この新進を終えて、先輩後輩の良い関係性や自分の弱み、応援の力の偉大さを知り、来年度へ向けた大きな自信を手に入れられたことは間違いない。(下石川愛実)daburusugatu R

選手コメント

藪巧光(経2)

ー優勝おめでとうございます。今のお気持ちを聞かせてください
正直びっくりした気持ちの方が強くてまだ(優勝したという)実感はないです。今日のポイントとかを見れば実感は湧いてくると思うんですけどね。これから今日の結果に負けないくらいの結果を出さなきゃいけないというプレッシャーはあります。
ー試合前に緊張はありましたか
緊張はしていなかったんですけど、ちょっと動きがかたかったかなという印象があります。
ーファーストセットを振り返ってみて坂本選手(青学大)にかなり左右に揺さぶられていた印象がありました
ちょっとファーストは身体がかたくなっていていつものスピンの球が深めにいかなかった気がします。とにかく坂本選手についていこうという気持ちでした。坂本選手は僕がいつも粘ろうとして打つ球を決めにかかってきたんですよね。それがすごく対応しづらかったです。
ーセカンドセット前半はキープすることに重きを置いているようにうかがえました
ファーストセットを落とすかもしれないって状況になった時、もうセカンドのことを考えていました。少しファーストセットより立ち位置を後ろに下げて来た球をきちんと返そうと思っていました。

ーセカンドセット第7ゲームにはブレイクに成功しました
そうですね、自分は結構リターンゲームの方が得意なのであの時特に焦りはしなかったですけどチャンスがあればとは思っていました。チャンスを運良く活かせただけだったので勝負はここからだな、とは思っていました。

ーファイナルセットでは2度マッチポイントを握られてしまう場面もありました
この大会を通して自分の中で焦りとかがなかったのでマッチポイントだとはわかっていたんですけど身体はかたくなることはなかったです。マッチポイントをしのいだ時はもう嫌なイメージは吹っ切れていましたね。

ー今大会では準々決勝、準決勝も共にファイナルセットまでもつれこみました
そうですね、あんまり気負うことなくプレーしてきたので、逆にそれが上手くいった要因だったのかなとは思います。

ー応援席でもたくさんの仲間が応援をしていました
僕は応援をしてもらえると調子が上がるので、ああいう雰囲気でプレーすることは気持ちとしてはすごく良かったです。

ー今大会を振り返ってみてどのようなお気持ちですか
ひとつひとつの試合だけを考えてきた大会だったなとは思います。1試合を大事にできたことが今回は結果につながった気がします。

ー今年度を振り返るとどのような1年でしたか
そうですね、春関はラケットを直前に替えて思うような試合ができなかったり、インカレは直前に体調崩したりと色々あった1年でした。春関でもっといいスタートが切れてれば良かったとは思います。なので1年を通して良い調子でいられることが次の目標ですね。

ー今年のシングルスとダブルスでの目標をそれぞれ教えてください
シングルスはインカレでベスト8とか16までいきたいですね。できればもっと上が良いです。ダブルスは岐阜のインカレに出られるようしっかりやっていきたいと思います。

ー最後にひとことお願いします
1週間を通して大会をやってきた中でこういった結果を残すことが出来て嬉しいです。これからもしっかり結果が出せるよう緊張感を持ってプレーします。

藤井俊吾(社2)・賀川稜太(社1)

 -準優勝おめでとうございます、今のお気持ちは

藤井:正直嬉しいが半分以上ありますね。ちょっとだけやりきれなかったところがあるので悔しいですけど、結果的にはここまで来れたのは嬉しいです。

賀川:僕もここまで1年生の内に上がれると思ってなかったので、嬉しいんですけど、高校の時から結構準優勝は多かったので、またいつもみたいにまた決勝で負けたなぁというところで悔しいのと残念という感じがあります。

-入ってきた時に緊張していた印象がありましたが、今までと比べるといかがですか

藤井:(今までと)同じくらいでした。どの試合も結構緊張しがちだったので、同じ感じですね。
賀川:僕は昨日とかの方が試合前のメンタル的にはすごく緊張していて、今日も試合前も決勝だったから頭の中でリラックスしていたんですけど、もういざ試合に入ってみたら体がガッチガチでした。
-今日の試合を振り返って、良い点と悪い点を教えて下さい
藤井:良かったところは、まぁ、自分が先輩という立場だったので1回戦からそうやって先輩として自分が焦っちゃダメだみたいな思って引っ張る側という自覚を持ちながらやっていたので、ブレイクされても自分が取るぞという気持ちを忘れないで上がれたところは良かったというか、自分から展開というか、攻撃できたところは良かったかな。良くなかったところはやっぱり、そういう感情の中にも自分のサーブが、下手というところは自覚していたので、そこで、もっと工夫してすればよかったなって、独りよがりになって焦ってやった部分があったのでそこをもうちょっと試合の中で考えてやれば良かったかなという感じです。
賀川:最初はもう緊張していたからいい悪い関係なく全体的にガチガチ過ぎてあまり話しにならないようなプレーばかりだったんですけど、まぁ途中からなんでかわからないんですけど、場の雰囲気に慣れたのか、自分のプレーが出来てきて、やっぱそうなるのがセカンドセットの途中からだったからちょっと遅かったかなと…。僕と藤井さんはいつも出だしでリードしてからの展開だったのに、今回初めていきなりブレイクされてみたいな追う展開だったので、その時にまぁ、出だしで大事なところで僕もリターンミス何本かして、その力んでのミスが多く、勿体ないなと思いました。
-相手選手はやりやすかったですか
藤井:結構相手も経験があったので…。今までの相手は自分たちが思う感じでハマってくれたんですけど、(今日の相手は)そういう大事なところとかで返って来たりしたので、僕的には結構やりにくかったです。
藤井:なんか初めてこの試合をやっていて相手が一番ダブルスっぽい感じでやってきて、昨日までずっとそのシングルスっぽい感じでやってきてくれたから、やりやすかったんですけど、ロブとか打たれたりちょっとやりずらかったですね。
-今まで一緒に新進を戦ってきたお互いについてはどう思いますか
藤井:もともと組むとは思ってなかったので、こいつとやるためにはこういうプレーしないとなというのが自分の中にあって、けど、多分こいつ自身にも色々自分の考えはあったので、僕は思ってるだけであまり言わないところとかもあったので、そこらへんで話し合いができたのでやりやすい感じはあったなという感じですね。
賀川:僕は、引っ張ってもらうダブルスの経験があまりなくてとりあえずずっと引っ張っている側だったので、今までにはない感覚だったんですけど、ちょっと僕が何かでミスっても藤井さんなら取ってくれるというか、頼りになるというか、安心して任せられるような感じだったしそのおかげで、プレーサイド的にも2人で前でプレーする感じだったから僕的には結構高校の時からずっとそういうプレーだったのでやりやすかったなと思います。
-応援席にはたくさんの仲間たちや家族が応援に来ていらっしゃいました
藤井:今回結構応援してくださってセカンドセットも2-5から6-5まで持って行ったところで僕たちがいいプレーしたら応援も盛り上がってくれてそこから勢いに乗れた感じで自分が思った以上に応援の力というのがすごい大きいんだなと感じました。心強かったですね。

賀川:途中、応援の人たちと一緒になって騒いでたら僕自身も結構プレーが良くなったし、僕らのプレーが良くなったらさらに盛り上がって相手も少しずつ押されて行って、藤井さんも言ってたんですけど後は応援の力というのを今までで本当に一番というか高校の団体戦の時と同じくらいな感じの試合だったと思っています。
-今年度で成長したなと思う部分は
藤井:今年度は後輩もできて正直自分はそんなテニス自体は強くないので、越されるというのが当たり前だと思っててあまり先輩という自覚を持たないでやっていこうという感じだったんですけど、今日のダブルスとかでその自分が先輩という自覚を持つことの大切さを知ったし、もっと自分が、2人でやることも大事なんですけど、先輩として落ち着いてプレーして点数が取れるという考え方も大事なんだなと、精神的なものとかも結構成長できるところあったかなという感じですね。
賀川:僕は同期が4人しかいなくて僕以外全員推薦で、僕も二高でやっててそのまま大学でもメンバーとして戦いたいなと思って、選手として活躍したいなと思って、入って来た中で、同期もみんな強くてポテンシャルも高いし僕には持ってないところばかりみんな持っててそんな中でやっぱどうしてもやっぱシングルスだとそのポテンシャルとかその元の技術とかで負けちゃってたところがあったのでまぁそのダブルスだけでもまぁみんなより結果残したいなと思っていたところで今回初めて新進本戦上がれたんですけど僕の中ではすごくチャンスだと思ってたしまさか藤井さんと組めると思ってなかったのでだからまぁこのチャンスを生かしてまぁ1試合1試合食らいついていこうと思ったら、この一年間高校の時と比べて先輩達がいっぱい練習付き合ってくれたしなんか自分で自分のテニスについて考える時間がめっちゃ増えたから、考える力みたいのが今までその高校生の時と違ってすごい自分の中でし慣れた一年だったと思いました。
-今年の目標
藤井:リーグ戦に出るためにも今の実力だとダメだし、個人戦で結果を逃さなければならないので、ダブルスが良くてもシングルスが下手くそ過ぎるのでしっかりシングルスとダブルス両方ともインカレに行けるように頑張りたいです。
賀川:僕はシングルスは一回も本戦上がっていないのでシングルスの目標は本戦に上がることで、ダブルスは緊張しながらもここまで上がってこれたので春関ではしっかり勝って、やっぱインカレ本戦とかシングルスでは勝てない相手でもダブルスは勝てるということがわかったので、ダブルスではインカレ本戦を、目指して、ペアは誰と組むかわからないですけど、もし後輩と組むとなったら僕が引っ張れるように一つ一つの試合を残していきたいなと思います。

フォトギャラリー

  • yabu1『我慢強さ』で勝利を掴んだ藪
  • yabusiki表彰式で仲間を見て笑顔になる藪
  • daburusuuti応援に力をもらい大健闘した藤井と賀川
  • daburusuhyousyou表彰式では2人とも嬉しさを露わにした
  • yabuouen R決勝でも法大勢が大きな声援をおくった

 

最近の記事

 

スポーツ法政 最新号

 april1st

定期購読の申込み