テニス

【テニス】2019度関東学生トーナメント大会(春関) 本戦開幕直前特集 男女本戦出場者インタビュー ~戦う『姿勢』と試される『真価』~

2019年4月21日(日)
法大多摩キャンパス内テニスコート

爽やかな季節に熱戦を繰り広げる関東学生トーナメント(春関)本戦が4月30日から5月6日まで開催される。2月に行われた新進では男子が単複で優勝するなど波に乗る法大。今回は本戦出場者を中心に取材を敢行。選手たちが開幕前の意気込みを語った。


※春関予選期間などの都合により、本選出場全選手に取材を敢行することができませんでした。ご了承下さい。

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練習後意気込みを語った鈴木(左)と賀川

監督・選手コメント集

植村直己監督

-春関本戦開幕前のチームの状態は
今のところトレーニングや練習を順調にやってきているので、期待している気持ちはあります。ダブルスのペアを組みかえまして、いい形で試合に向かっていけると思います。ただ、4年生が就職活動の影響で練習量が上手く確保できていないことは懸念材料ではありますが、毎年同じ状況なので、そのような状況下でもベストを尽くしてほしいです。2,3年生に関しては、どれだけ粘り強いプレーができるかというところがポイントだと思っています。特に1、2年生がどこまで上位に食い込んでいけるかは蓋を開けてみないとわからないのですが、期待したいです。1年生も1人でも多く予選を勝ち抜いてくれればいいなと思っております。

-新進を経てチームの現状は
楠原(悠介、経4)は少し遅咲きだった部分もありますが、けがなどを乗り越えて安定してきたと思っています。自分のテニスも良くできていますし、練習も良くこなしてくれているので、インカレに向けて弾みをつけて欲しいです。柚木(武、スポ3)に関しては春に海外遠征に行きまして、手ごたえをつかんだようなので少しでも単複共に上位に食い込んで欲しいです。

-選手に向けて応援のメッセージをお願いします
戦う姿勢、というものを見せて欲しいと思います。勝ち負けは後から結果としてついてくるものなので、最後まであきらめることなく、戦い抜いて欲しいです。たとえそこで負けてしまったとしても次につながるので、その日のベストを尽くすように戦うことが、本人にとっても良い経験になります。法政のチームとしてもいい流れがつかめると思います。

鈴木保貴(スポ4)×賀川稜太(社3)

-大会前の調子は
鈴木:僕は2、3月から就職活動を行っていたこともあり、その間は上手く練習時間を確保できていないことが多かったです。しかし、3月の終盤から練習に時間を割けるようになってきてだいぶ(コンディションも)仕上がってきました。
賀川:僕はここ最近練習に集中できているので、新進であまり結果は残せなかったのですが感覚も良いです。今年こそ結果を出したいです。

-ペアを組みかえたダブルスについて
鈴木:僕はインカレインドアから柚木と組んでいるのですが、それまでは寒川(雄太=平29年度卒)さん、そして藤井(俊吾、社4)と組んだりしたのですが、柚木はサーブも速いですしストロークも速いので比較的組みやすいなと思います。春関は優勝したいですね。
賀川:僕は藤井さんと1年生の新進から組ませていただいて、それからずっと引っ張って頂いています。藤井さんと組ませていただく上でやはり僕もコート内でしっかり動けるようにならないといけないと思います。足を引っ張らないよう僕なりに頑張ります。

-春合宿について
鈴木:合宿は例年茨城県でやっているのですが、今回は三重県で行いました。なぜかというと、三重県に新しくハードコートで屋外とインドアのテニスコートがある球技場が出来ました。そして僕が四日市工業高出身ということもあり、僕の高校時代の先生が法政大学のOBでもあるので三重県での合宿開催にあたりご尽力いただき、コート面数を確保していただきました。また、コート面数を確保できたことで、練習は5セットマッチの試合形式で行いました。いつもコート面数が少ない分5セットマッチは出来ないので、合宿で取り組んだことにより体力がついたのではないかと思います。大体5日間くらい三重にいました。きちんとテニスに集中できるような環境で最後は明るく終わることができたと思います。

-部の雰囲気は
鈴木:そうですね、後輩が先輩に言いたいことを言える環境になっていると思います。
賀川:確かに僕ら3年生は4年生に言いたいことが言えていますね。
鈴木:お前たち、俺ら先輩だと思ってないやん(笑)。
賀川:やはり言うべき時は伝えるべきじゃないですか。
鈴木:まあ、そのぐらいの感じで向かってきてくれた方が僕たちもうれしいです。先輩の態度次第ではやはり後輩も気を遣って自分を出すことができないと思います。自分を出すことができないということは個性を出せないということなので、部の人間関係を良くする上で大事にしています。だから自分をどんどん出してくれる後輩たちが、僕は好きですね。

-やはり後輩としても競技に集中しやすいですか
賀川:しやすいです。昨年卒業された先輩方も優しくして頂いています。僕たちも思ったことが自由に言えたり、考えたりすることができ、それを先輩方がしっかりと聞いてくださるところが、すごく風通しの良い環境に身を置いている気がします。

-新入生の様子は
鈴木:今回男子はスポーツ推薦入学者が3人で法政二高から上がってきた選手3人と合わせて6名の新入部員がいます。いつもはスポーツ推薦入学組とそれ以外にやはり力の差があって、スポーツ推薦入学者組が主になってしまう傾向にあるのですが、今年の新入部員はすごく法政二高の3人がすごく競技への取り組みが熱心だと感じています。スポーツ推薦入学だとやはりテニスを頑張ることが当たり前だという使命感があります。入学させていただいたという感謝の気持ちもありますし、自分が結果を出さないと母校の後輩たちが法政でプレーをしたいと思った時に、後輩の選択肢を妨げてしまうようなプレーはできないのでそういった責任感は感じます。対してそれ以外だと、自分自身がテニスを好きだという気持ちで続けているので、競技への気持ちを維持することは難しい場面もあるとは思うのですが、新入生は全員がしっかりとプレーしてくれているので楽しみです。

-賀川選手は法政第二高出身ということで新入生と接点がありますね
賀川:僕、実は高校3年生の時主将をやらせていただいたので、今年の新入生とは面識があります。僕は高校時代厳しい方だったと自分でも思っているので、後輩たちも大学で僕が変化したことに驚いていると思います(笑)。
鈴木:その点もやはりテニス部が先輩、後輩の関係性をどんどん改善していったからだと思います。だから後輩たちも賀川さんは高校時代少し近寄りがたい先輩だったかもしれませんが、今は普通に話せると思います。
賀川:僕今、いじられキャラだと思います(笑)。
鈴木:高校時代いじられたらめっちゃキレてたんだよね?
賀川:それはないですって(笑)!ないです!

-昨年度を振り返って
鈴木:僕は正直大学1年生の時に一番結果が出ていました。ですから、それ以降はテニスに関してあまり納得できるような結果を残すことができていませんが、ずっと頑張ってきたことは変わっていません。ですから、大学最後の一年で何かいい結果が得られればいいなとも思います。新進の時も腰をけがしてあまりいい思い出はないのですが、テニスが楽しいという気持ちに変わりはないですし、一度も競技を嫌いになったことはありません。できれば今年は結果が伴って欲しいです。
賀川:僕はダブルスの方が得意なのですが、新進で藤井さんと準優勝した後に春関では早いうちに負けてしまったことが悔しかったです。春関やインカレなど大きな公式戦で緊張して結果が出なかったので、今年こそは気を引き締めて頑張っていきたいです。そして来年は就職活動も控えているので、今年がテニスに集中できる最後の年なのかな、とも思います。春関も上位を目指して、まずインカレに出場する権利を得ることを目指したいです。

-応援してくださる方々へ抱負とメッセージをお願いします
鈴木:まずは単複共にインカレ本戦出場を決めたいと思います。そして春関も最後なので、学生としてテニスに打ち込んでいけるのは本当に残りわずかの期間です。ですから、植村監督やコーチの皆さん、OBの方々や同期、後輩が自分の試合を応援していただけるのは本当にこれから限られた時間になってくると思うので、精いっぱい自分のベストを尽くします。頑張ります。
賀川:僕はまずインカレ予選出場を決めたいです。ダブルスは今回シード選手として出場するので、ベスト8まできたいです。植村監督や両親など周囲の方がいつも以上に応援してくださっていることを感じているので、春関を勝ち上がっていきたいです。頑張ります!

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練習後意気込みを語った鈴木(左)と賀川

岡垣光祐(経3)×柚木武(スポ3)

-始めに春休み期間に行ったトルコ遠征について
岡垣:試合、練習、トレーニングの繰り返しでした。
柚木:大体毎日練習をしていました。
岡垣:春休みに1か月半くらい行っていました。
柚木:2人で行ったので岡垣と一緒にシェアルームをしていました。

-テニス以外で印象に残った出来事は
岡垣:柚木が色々と物を無くしたり、向こうの美容院で髪を切ったりしたことです(笑)。
柚木:トレーニング中にプールでワイヤレスイヤホンを無くしてしまって(笑)。すぐにドライヤーで乾かしたら奇跡的に聞こえるようになったんですけど、3日後にまた壊れました。そしてそのまま聞こえなくなったので使えなくなりました。

-遠征での収穫は
岡垣:まずテニスは世界が広かったと思いました。パワーがすごくて、やはり日本人にないものを世界の選手たちは持っているなと身をもって感じました。あと、クレーコートでプレーする時の戦い方も勉強になりました。日本と違うことが多かったので苦労しました。
柚木:岡垣と感じたことは似ているのですが、遠征に行って初めて自分と同じような体格の選手が沢山いる環境でプレーをしたので、そういった選手たちのプレーを間近で観ることができて新鮮でした。

-遠征中の公式戦出場について
岡垣:国際トーナメントには世界ランキングを持ってないと出場が出来ません。僕たちはポイントを持っていないので、優勝すると主催者から出場権利を頂ける予選WC大会から挑戦しました。

-春関前の調子は
岡垣:僕はとても調子がいいです。トルコで学んだことを生かして春関は優勝を目指して頑張りたいと思います。
柚木:トルコではクレーコートだったので、いつも使っているハードコートとは球足や打球の弾み方が違うので日本に帰ってきてからは、ずれが生じるのですが徐々に慣れていきたいと思います。

-他大学にも練習に赴いていると聞いたが
岡垣:僕は早稲田大学さんの練習に参加させていただいたことがあるのですが、日本の大学トップレベルの選手がいる練習環境に身を置かせていただいたことでいつもの練習では得ることのできないことを学ぶことが出来ました。とてもいい経験になったので、今後も積極的に行動が出来たらと思っています。
柚木:光祐の言ったとおり、日本のトップレベルの選手たちと打ち合うことができるので、そういった選手たちは何に取り組んでいるのかということはすごく勉強になりました。

-3年生になって気持ちの変化は
岡垣:立場は変わっても、気持ちは変わらないですね。いつも後輩にも頼らせてもらっている時は多いので、初心を忘れず頑張りたいです。
柚木:僕も同じですね。僕はいつも先輩方に引っ張ってきていただいたことの方が多いです。ですからあまり上級生になったという意識はないですね。

-昨年度を振り返って
岡垣:成績は年々良くなっていっています。昨年も学生大会では結果も残せましたし、一般の大会も良かったと思います。昨年の結果があるからこそ、今の自分があると感じています。
柚木:昨年の結果は決して満足できるものではなかったのですが、自分が大会ごとに何ができるようになったことが増えていく実感はありました。しっかりと成長できているんだなと感じた一年でした。

-応援してくださる方々へメッセージをお願いします
岡垣:春関で皆さんが見たことのない新しい自分を見せるつもりなので、応援よろしくお願いします。
柚木:岡垣と同じように頑張りますので応援よろしくお願いします!

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トルコ遠征を経た2人(左から岡垣、柚木)

藪巧光(経4)

-大会前の調子は
就職活動をしていることもあり、練習時間は限られています。ですが、本戦前に少しずつ練習量は増やしていけるようにしています。

―昨年度を振り返って
岡垣(光祐、経3)のおかげでインカレのダブルスで準優勝することができ、本当に良い1年でした。3年生が成長してきてくれているので、僕も頑張ろうと思います。

-春合宿の参加について
今年の合宿は三重県だったので、就職活動を名古屋でして途中から向かいました。

-春関の目標は
単複で本戦に出場するので、特に順位としての目標はないのですが自分が準備したうえで納得ができる結果を残すことです。

-卒業後競技の継続は
今の段階では続けるつもりでいます。

-応援してくださる方々にメッセージをお願いします
頑張ります!応援よろしくお願いします。

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藪は『明るく』コートに立つことを抱負にする

村田雄飛(社1)

-大会前の調子は
大学生の打球にも徐々慣れ始め、調子も上がってきました。今春関の予選に出場中で苦しい試合もあるのですが、勝ち切れることもあるのでやはり毎日練習するということが大事だと思いました。

-ダブルスで藪(巧光、経4)選手と組んだ経緯は
ポイントを持っている先輩方が7人いらっしゃって、僕が最後の高校総体で結果が良かったこともあり、そのおかげで大学でのポイントがあったので、もしかしたら本直者になれるのではないかと話がありました。そして藪さんと組ませていただくことになりました。

-春合宿について
最初はすごく緊張をしていました。合宿中だけではないのですが、ここはこうした方がいいかもしれないといったことや、俺だったらこんな風にこの場面ではプレーする、などといったことを先輩方から沢山教えていただき参考になりました。

-オフの日の過ごし方は
寝ていたりだとか、夜はみんなでご飯を食べに行ったりしています。暇だった時はコートに来て少し汗を流すことがあります。

-春関の目標は
僕にとって今年度最初の戦いです。ダブルスは藪さんと組ませていただいたので本戦で何回か勝つことができるように頑張っていきたいと思っています。

-応援してくださる方にメッセージをお願いします
色々な人に支えられて僕は今テニスができていると思うので、恩返しができるように頑張りたいです。

DSC 1485 R藪と共にペアを組みダブルスに出場する村田

下地奈奈(社4)

ー大会前の調子について
そんなに悪くはないと思っています。自分のベストが出せれたらいいなと思います。

ー新進を終えての課題は
気持ちの面かなと思います。シングルスはダブルスより自信がなくて、それがプレーにも出てるのかなと感じました。春関はインカレにつながる大事な試合でもあるので、まずはしっかり相手と戦えるように頑張ります。

ー春関の目標は
私はもうダブルスしかないので、今回はシードをもらっていることもあり、ベスト8に入りたいです。

ー新入生について
スポーツ推薦入学の猪川(結花、社1)です。高校で素晴らしい戦績を残しているので、彼女の春関は楽しみです!

ー試合前のルーティンは
特にないです。

ーオフの日の過ごし方は
家でのんびりしたり、みんなで飲みに行ったりします。

ー応援してくださるみなさんに向けてメッセージをお願いします
少しでも本戦で上へいけるように全ての試合を全力で頑張ります!

竹内あやか(社3)

ー大会前の調子について
良くもなく悪くもないという感じです。

ー新進を終えての課題は
大事なポイントの決定力です。どうしても守りに入ってしまうことが多いので、大事なポイントこそ攻めて勝負にいけるようにしなければならないなと思いました。

ー春関の目標は
シングルスはまずインカレ本戦を決めたいです。できればベスト16以上に入りたいです。
ダブルスは1年ぶりの本戦出場なので、まずは1回戦を勝ってインカレ予選を決めたいと思います。

ー新入生について
ダブルスペアでもある猪川はとても注目選手です。高校時代から実績を残していて、ストローク力だけなら男子にも負けないと思います。ダブルス組んでてこんなに心強い後輩はいないです。シングルスも凄いショットばかり打つのでいつも羨ましく思ってます。単複共にとても期待しています。

ー試合前のルーティンは
部員とのハイタッチです。

ーオフの日の過ごし方は
同期と遊びに行ったり、お姉ちゃんと姪っ子と出かけたりしてます。姪っ子がまだ1歳なのですが、最近、私の名前を呼べるようになってとても可愛いんです。

ー応援してくださるみなさんに向けてメッセージをお願いします
一つでも多く勝てるように全力で頑張ります。最後まで諦めずに粘り強く走り回ります。応援よろしくお願い致します。

横山祥子(社2)

ー大会前の調子について
まずまずです、あまり良くないです。

ー新進を終えての課題は
大事なポイントを簡単に落とすことがたくさんあったので、1ポイントを大事にすることと、試合中はすぐ弱気になるので常に強気でいることです!

ー春関の目標は
インカレ出場枠を獲得することです。

ー新入生について
新入生の人数が少なくて大変だと思いますが良く動いてくれています。注目ルーキーは猪川結花です。注目してほしい点はコート内外でのギャップです。コートの外にいる時はおっとりした雰囲気が漂っていますが、コートに入ると一転、男子顔負けの力強いボールで相手を圧倒します。全日本ジュニアベスト4の期待のゴールデンルーキーなので、皆さん注目してください!!

ー試合前のルーティンは
ないです。

ーオフの日の過ごし方は
よく友達と美味しいものを食べに行ってます。

ー応援してくださるみなさんに向けて意気込みをお願いします
悔いのないよう自分が出来る精一杯のプレーで頑張ります!

zyoshi R
新進に続き女子の活躍にも注目だ(左から下地、竹内、横山)

(取材協力、写真提供:下地奈奈主将)
※女子部取材にあたり下地選手にご尽力いただきました。併せて御礼申し上げます。

(取材、編集:梅原早紀)

フォトギャラリー

  • suzuki R単複共に出場する主将鈴木
  • kusuhara R新進でシングルス優勝を果たした楠原
  • huzii R再び賀川とペアを組む藤井
  • yabu R藪は持ち味の粘り強さを発揮できるか
  • kagawa R単複共に本戦出場の賀川
  • yuzuki R上位進出が期待される柚木
  • okagaki R柚木と共に海外遠征を経て成長した岡垣
  • sanotakashi R新進でダブルス4強入りを果たした佐野(左)・高清水組
  • zyoshi R取材協力をして頂いた女子部の3人(左から下地、竹内、横山)
  • shimozi R大学最後の春関に挑む下地
  • takeutiyokoyma R単複共に活躍が期待される横山(左)と竹内
 
 
 
 
 

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