テニス

【テニス】2020年度全日本学生選手権大会 男女単1、2回戦・複1回戦 『秋のインカレ』が開幕!シングルス5選手が3回戦に進出した!

2020年度全日本学生選手権大会
2020年11月17日(火)、18日(水)、19日(木)
四日市テニスセンター

 『秋のインカレ』が開幕した。男女シングルスでは矢島淳揮(スポ2)を始め、5選手が3回戦へ。一方のダブルスはシード組以外の選手が全敗。明日の第4日にどれだけ勝ち上がれるか注目だ。

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試合を経るたびに成長を遂げている矢島

男子シングルス1回戦

勝敗選手名スコア対戦相手
賀川稜太(社4) 6-2,6-4 金子歩夢(信州大)
横尾淳司(社4) 6-2,6-2 佐々木康介(甲南大)
矢島淳揮(スポ2) 6-3,6-3 天崎荘汰(日大)

男子シングルス2回戦

勝敗選手名スコア対戦相手
岡垣光祐(経4) 6-2,6-0 菅瑞樹(小樽商科大)
柚木武(スポ4) 6-2,6-0 砂田正樹(富山大)
中川舜祐(社3) 6-3,6-3 清水奎吾(亜大)
矢島淳揮 6-2,6-2 蓮見亮登(明大)
賀川稜太 4-6,4-6 山尾玲貴(関大)
横尾淳司 2-6,4-6 大野翼(関大)

男子ダブルス1回戦

勝敗選手名スコア対戦相手
守屋達貴(人2)・加藤木塁(経1) 5-7,5-7 平林輝・吉田響介(駒大)

女子シングルス1回戦

勝敗選手名スコア対戦相手
猪川結花(社2) 6-1,6-1 加藤早織(朝日大)

女子シングルス2回戦

勝敗選手名スコア対戦相手
猪川結花 6-2,6-3 下地奈緒(早大)

女子ダブルス1回戦

勝敗選手名スコア対戦相手
蛸井涼華(スポ3)・山﨑京花(経2) 6-2,2-6,13-15 西田賀杏央・清水柚華(大教大)

戦評

第1日(11/17 男女シングルス1回戦)

男子シングルス1回戦 
 法大勢初戦となる試合に春関のコンソレを勝ち上がった矢島淳揮(スポ2)が挑んだ。矢島は相手を前後左右に揺さぶるテニスで試合を優位に進める。第1セットを6-3で奪うと、続く第2セットでも6-3とストレート勝ち。コンソレの勢いそのままに2回戦に進出した。
 自身初となるインカレに臨んだ横尾淳司(社4)。サブセンターコートで行われた試合は序盤からサービスエースや高いストローク力で相手に付け入る隙を与えない。第2セットに入ってもその勢いは衰えず、6-2,6-2と貫禄勝ち。ラストイヤーの執念を見せた。
 矢島、横尾に続いて三重の地に降りたのは賀川稜太(社4)。格下相手にも油断することなくストロークをしっかりと繋げる。時に前に詰めて果敢に攻めるなど多彩なプレースタイルで相手を攻め立てる。第2セットで押し込まれる場面も見られたが最終的には6-2,6-4と大きく崩れることなく勝利をもぎ取った。
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安定したストローク力で試合を制した横尾

女子シングルス1回戦
 夕方の四日市テニスセンターには猪川結花(社2)が登場。力強いストロークと、隅をつくコントロールで相手を圧倒する。次々とゲームをものにし第1セットを制すると、第2セットでもブレイクを重ね、完勝。この日は男女あわせて全ての選手が2回戦へと進んだ。

第2日(11/18 男子シングルス2回戦、女子ダブルス1回戦)

男子シングルス2回戦
 
矢島は昨日の1回戦に続いて2回戦に臨んだ。前戦同様に、コートを広く使うテニスを展開し、球際での粘り強さも光った。2ブレイクで第1セットを制すると、第2セットでも強烈なリターンが冴え、6-2。格上のシード相手に圧勝し、次戦への期待がふくらむ一戦となった。
 初戦を好発進したのは中川舜祐(社3)。1回戦を勝ち上がった清水奎吾(亜大)相手に、第1セットから得意のフォアハンドで攻め、6-3で先取に成功する。続く第2セットも第3ゲームからブレイクすると、そのまま試合の流れを掌握。コート内でも軽やかな動きを見せ、爽やかな笑顔と共に初戦を難なく突破した。次戦の第2シード・山尾玲貴(関大)との戦いに注目だ。
 春関で惜しい試合を競り負け、上位進出を果たせなかった柚木武(スポ4)。シードとして出場するインカレで雪辱を誓いたい。その柚木は第1セット、長身から放たれるパワーサーブがさく裂する。6-2でこのセットを制すると続くセカンドセットでもサービスゲームから流れを作り、1ゲームも落とすことなくストレート勝ちを収めた。
 これまで数々の大会で上位進出を果たしてきた岡垣光祐(経4)。学生最後の大会であるインカレにかける思いも強いだろう。そんな岡垣は9~12シードとして2回戦からの登場となった。相手のミスでポイントを重ね、自身の巧みなストロークで試合を優位に進める。第1セットを6-2で制すると、第2セットは柚木同様6-0と終始相手を寄せつけず、完勝。明日の3回戦ではダブルスのペアである柚木との同校対決となる。
 1回戦を順当に勝ち上がった横尾は2回戦で大野翼(関大)と対戦した。第1セット、繋げることを意識し、相手のミスを待ったという横尾だったが、ボールが浅くなり相手にコースを突かれる悪循環に陥る。その結果2-6でこのセットを落としてしまう。後がなくなった第2セットでは、「深め深めにと考えた」と語ったように意識を切りかえ反撃を図る。その作戦が功を奏し、中盤にはブレイクを奪うなど調子を上げていく。だが、「勝負どころで向こうがチャレンジした分、僕がチャレンジできなかった」と相手の強気なショットに翻弄(ほんろう)され、徐々に押し込まれる。結局4-6でセットをものにできず、痛い敗戦を喫した。卒業後はテニスのコーチになるという横尾。「4年間苦しかったけれど、最後にインカレに出られて良かった」と清々しい表情で四日市を後にした。
 1回戦を突破した賀川は、苦渋の表情を見せる試合展開となった。今大会第2シードの山尾玲貴(関大)に第1セットを4-6で奪われると、続く第2セットでも好機をつかめない状況が続いた。浮いたチャンスボールも決めきれず、空を仰ぎ苦しい表情を見せる場面も。自身のサービスゲームをキープし続けるも、第9ゲームでブレイクを許し敗戦となった。残されたダブルスで、田中諒弥(経3)と共に上位進出を狙う。
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ダブルスでの巻き返しを誓う賀川

女子ダブルス1回戦
 
女子ダブルス1回戦に登場した蛸井涼華(スポ3)・山﨑京花(経2)組。第1セットから息のあったダブルスを披露し、試合をリードする。相手のミスに付け込み山﨑のボレーや蛸井のストロークでゲームを次々と制し、6-2で第1セットを奪取。しかし、第2セットでは一転、ミスが目立ち始める。第3、第5ゲームでブレイクを許し、試合は最終セットにもつれ込んだ。「やるしかない」と臨んだスーパータイブレーク。6ポイント連続で得点するなど勢いを見せたが、再三のマッチポイントをものにできず13-15で試合終了。「マッチポイントを取れたのに強気になれず引いてしまった」と両者。この敗戦をばねにより一層の進化を誓った。
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最終セットで激闘した蛸井・山﨑組

第3日(11/19 男子ダブルス1回戦、女子シングルス2回戦)

男子ダブルス1回戦
 西日が差すセンターコート、最終第4試合に守屋達貴(人2)・加藤木塁(経1)組が姿を現した。下級生ペアながら春関でベスト8に入るなど勢いに乗る2人。第1セット、試合の立ち上がりは加藤木が強烈なサーブやフォアでチャンスを演出し、守屋が甘いボールを前に詰め決めるという展開が目立った。ただ、終盤で2つのブレイクを許し5-7でセットを落としてしまう。第2セットでも第1ゲームでブレイクを奪われ苦しい戦いに。中盤でブレイクを奪うなど一矢報いたものの、またも5-5からブレイクを許し惜敗。2人は「また来年この場所に戻ってきたい」と力強く誓う。冬のトレーニングを積み、一回り成長した下級生ペアの今後が楽しみだ。
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あと一歩及ばなかった守屋・加藤木ペア

女子シングルス2回戦
 初戦を突破しシングルス2回戦に進出した猪川。今大会シード選手の下地奈緒(早大)と対峙。格上の相手にも物怖じせず、圧巻のプレーを見せた。第1セットでは、攻めの姿勢を貫いた。ストロークのネットミスもあったものの、得意のフォアハンドを左右に打ち分け相手を揺さぶる。セット中盤でブレイクし、6-2で先取した。
 第2セットは、我慢の要する時間が続いた。第1ゲームからブレイクを許すも、次ゲームでブレイクバック。第6ゲームを3度のデュースの末ブレイクすると、そのまま6-3で逃げ切り勝利をつかんだ。1回戦から着実に試合勘をつかみつつある猪川。2年目の秋、成長著しい女子エースの次戦に期待がかかる。
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猪川はシード相手に圧巻のテニスを見せた

(記事、写真:加瀬航大)

選手コメント

横尾淳司(社4)

ー今日の試合を振り返って
向こうはシードで、僕は1回戦を戦っていて、立ち上がりは相手が緊張していたんですけれど、僕の球が浅くて。自分は攻めるタイプなので球が浅いと相手にずっと打たれてしまって、最終的に決められてしまいました。そのパターンでファーストは最後までやられて、セカンドは深め深めにと考えて、ブレイクを奪って3-2のリードがあったんですけれど、サーブの弱さが出ました。向こうの方がサーブもストロークも強いので、勝負どころで向こうがチャレンジした分僕がチャレンジできなかったので、そこが勝敗を分けたかなと思います。

ーシード相手にどのような作戦を
彼も僕もお互いに知っているので、打つ選手と分かっていたので、とりあえず繋げることを意識して相手のミス待ちをずっと狙っていました。でも、どこかで打たないといけないというのはわかっていました。コロナの影響で自分自身部活にも行けなくて、作戦としては『繋げる』一択でしたね。

ー第2セットの入りは
第2セットの入りはお互いトイレットブレイクを使わずに、そのままの流れで入りました。セカンドの終盤は自分でも悪くなかったと思っていて、ただボールを深く打てばチャンスが来るかなとずっと考えていました。

ー春関とインカレを総括して
春関ではシードに入れないと思っていて、「インカレも厳しいかな」と思っていたんですけれど、シードに入れて。それでインカレに行けるようになって、最初で最後のインカレだったので、「絶対にベスト8以上を目指そう」と思っていたんですけれど、今回負けてしまいました。就職でテニスコーチになるのでこの(負けた)経験を生かせればなと思います。

ー4年間を振り返って
苦しい4年間でしたね。他の同期が活躍していて、自分は1年の時の新進しか上がれず結果がなかなか出ずに1、2年を過ごしました。3年になってやっと3つ(新進、春関、夏関)とも本戦に上がることができて、4年目でインカレに出られて、苦しい4年間でした。でも同期とか植村監督、安田さんに助けられて、最後にインカレも出られたので、満足はしていないですけれど、最後の最後でうれしかったです。

ー感謝している人は
植村監督ですね。僕達の1年生の頃は体制が良くなくて、その中で僕が全然本戦に上がれずにいた時もずっとアドバイスをしていただいて。「どうすればいい」とか「こうした方がいいよ」とか的確に言葉をいただいたので、そのおかげでインカレに行けたと思います。

ーお世話になった方へ
高校の部活顧問の大園先生という方がいるんですけれど、まずは僕を法政に推薦で取ってもらえるように交渉していただいてありがとうございました。そして、周りを支えてくださった監督、安田さんにはとても感謝してます。本当にありがとうございました!

蛸井涼華(スポ3)・山﨑京花(経2)組

ー今日の試合を振り返って
蛸井:ファーストセットは相手がミスってくれて簡単に取れたんですけれど、セカンドになって最初は良かったんですけれど、中盤に流れが悪くなってしまって。守りに入っちゃったかなと思います。テンポイントは博打というか(笑)。駆け引きみたいな部分もありました。でも負けてしまったので単純に悔しいです。
山﨑:ファーストは相手がミスをしてくれて、私たちも調子が良かった分、セカンドは私たちのミスが多くて相手を乗らせてしまって。テンポイントでもチャンスは多くあったのに向こうの方が勝負に来ていたという感じでした。私たちはチキっちゃってそこが敗因かなと思います。

ー春関からインカレの少ない期間で行った調整は
山﨑:春関の時に相手にやられたこと、例えば2人で前に出た時のストロークだとか春関の時の課題を短い時間でしたけど練習するようにしていました。
蛸井:私も同じ感じです。あとは対戦相手の動画が片方の子だけあったので、それを見て作戦を練っていました。

ー最終セットの前、どのような心境だった
蛸井:「やるしかない」という感じでした。
山﨑:とりあえずラリーをしっかりしようとしていました。

ー最終セットを振り返って
山﨑:最初は負けていたんですけれど、だんだんこっちに流れが来て。でもその流れのまま行けなくてデュースになってしまったんですけれど、マッチポイントを取ったのに強気になれなく引いちゃったところが悔しいですね。

ー今年1年を振り返って
蛸井:前半はほぼ練習も大会も延期になって、モチベーションの部分で難しいところがあったりしたんですけれど、後半こうやってインカレができるようになって良かったかなと思います。反面、シングルスでもインカレを目指していたので悔しい部分もありました。今回ダブルスも出られたんですけれど、負けてしまって悔しいです。
山﨑:今年は大会ができるか分からず、部活もできない期間があって、まさかここまで来られるとは思っていませんでした。でも、ここまで来られたからには勝ちたかったし、悔しかったです。

ー来年の目標は
蛸井:私は4年生になって来年は最後の年なので、1番上としても部を引っ張っていきたいですし、リーグも2部で勝って1部入れ替えに行けるようにしたいです。個人的にはインカレは絶対に行けるようにしたいです。
山﨑:単複どちらでもインカレに出て、リーグで活躍することです。

ー最後に意気込みをお願いします
蛸井:後悔のないようにやりきりたいと思います!
山﨑:今年よりもいい結果が出るように頑張りたいです!

守屋達貴(人2)・加藤木塁(経1)

ー今日の試合を振り返って
加藤木:入りは特に問題なくて。今日は要所要所の大事な場面を取り切れなかったり、自分たちを鼓舞しないといけない時に上がりきれなかった部分がありました。もったいない試合でしたね。
守屋:入りは2人とも緊張しなかったんですけれど、ノーアドバンテージで落として、ブレイクを奪われるというテンポがありました。そこで僕らが勝手に落としてしまって、終始上がりきらなかったかなという感じです。後半は前半に比べたら勢いもついていたんですけれど、最後まで上げることができなかったというか上がりきる前に終わってしまった感じです。

ーペア間で考えていたプラン
守屋:法政の中川(舜祐、社3)・大田(空、スポ1)とかが相手とやっていたので、フォアサイドの選手のサーブとフォアが勢いがあるというのを聞いていました。後はウォッチすればアウトもあるということですね。平林さんはミスをしないでどんどんコースのいいところに打ってくるということを聞いていたので、そこをどう生かすのかを話していました。勢いに乗るには引かずに対抗してしっかりコースをついてくる相手には浅いボレーを混ぜて崩していこうというのは話し合っていました。

ー第2セットに入る際の心境は
加藤木:3セットあったので、切り替えてセカンドはしっかり取っていこうと気持ちを切り替えていけたんですけれど、最初自分のサービスゲームを取れなくて。そのゲームを取っておけば流れに乗れたんですけれど、そこがもったいないなと思います。

ー今後はどういうダブルスをしていきたい
守屋:僕はストロークが苦手ほどまではいかないですけれど、得意ではないので、今日みたいに2人で前に出てボレーで戦うというプレーを続けていきたいなと思います。
加藤木:ダブルスらしいダブルスをしていきたいなと思います。

ー今後の目標
加藤木:夏関があるので、単複どちらも本戦に上がりたいですね。自分の同期がシングルス強くて、いい刺激をもらえています。同期に負けないように、来年のインカレでも単複で出られるように頑張っていきたいと思います。
守屋:僕はシングルスを頑張らないという訳では無いですけれど、ダブルスの方が得意なので、シングルスよりは力を入れていきたいなと思います。さっきも(コーチ陣に)言われてしまったんですけれど、うまいけど強いか言われたら違うので、そこを極めていきたいなと思います。シングルスは同期も矢島(淳揮、スポ2)だけが勝っているので、頑張っていきたいです(笑)。

ー来年に向けての意気込み
守屋:またここに戻ってきたいと思います!
加藤木:僕も来年もここに戻ります!

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