陸上

【陸上競技】第28回上尾シティマラソン 箱根本戦へむけ、厳しい結果に

第28回上尾シティマラソン
2015年11月15日(日)
上尾運動公園陸上競技場~上尾市内~上尾運動公園陸上競技場

箱根前最後の大規模なロードの大会である上尾シティマラソンが開催され、法大からは11名が出場。予選会のメンバー外の選手が出場し、本戦へむけアピールしたいところであったが、期待された好結果を残すことはできなかった。

kimura R
法大内で2番でゴールした木村

試合結果

ハーフマラソン・男子大学生の部 結果

全体順位法大内順位名前記録
56位 1位 園田憲佑② 1時間04分42秒
77位 2位 木村優志③ 1時間05分12秒
95位 3位 増田真也② 1時間05分31秒
129位 4位 生澤佑樹③ 1時間05分59秒
188位 5位 矢嶋謙悟① 1時間06分58秒
210位 6位 須崎裕也④ 1時間07分23秒
230位 7位 坂東悠汰① 1時間07分47秒
237位 8位 阿部泰久② 1時間07分54秒
269位 9位 平出修也④ 1時間08分21秒
315位 10位 藤井孝之④ 1時間09分33秒
373位 11位 後藤大輝② 1時間12分34秒
※数字は学年です 

戦評

 「あまり良い結果ではなかった」。レース後、坪田智夫駅伝監督は選手を厳しく評価した。今大会は箱根駅伝のメンバー選考にも関わる、重要なレースだ。予選会のメンバーを外れた選手のみが出場したが、メンバー外からの大きな突き上げはなかったかたちだ。

 そんな中でも一定の評価を得たのが、園田憲佑(社2)だ。法大で唯一64分台をマークし、順位は法大でトップの56位。自己ベストも更新した。それでも「箱根を走るとなると、速いタイムではない」と満足する様子はない。箱根のメンバーに入り、箱根路を駆けるため。園田はさらに先を見据えた。sonoda R
強豪校の選手とも競り合った園田(右)

 予選会の14名のエントリーメンバーに入っていた阿部泰久(理工2)や矢嶋謙悟(経1)、さらには箱根経験者である藤井孝之(経4)ら期待された選手は思うような結果が残せなかった。

 だが坪田監督は、週末の法大記録会での1万メートルと合わせて選手を評価すると明言している。今回法大内で2番目のタイムを記録した木村優志(経3)も「(今日の反省点を)改善して、メンバー選考に絡みたい」と意気込みを見せている。思うような結果が残せなかった選手にも、挽回のチャンスはある。メンバー入りに向け、週末の法大記録会が正念場となる。(佐々木岳)

監督、選手コメント

坪田智夫駅伝 駅伝

―レースの総括を
あまり良い結果ではないですね。

―チームトップでゴールした園田選手はベストも更新しました。園田選手を含め選手をどう評価されていますか
ベストとは言ってもハーフを走る機会はあまりないので、ベストはほぼ全員が当然の結果だと思っています。今の個人の記録を考えたときに、ベストを更新するというよりも、外にむけてと言いますか、他大と比べてどうか、といったことが大事だと思います。昨日、それぞれに目標値を個別に出させたのですが、それよりも低いかなと。

―こういった結果の中でも評価する点は
悪いとはいっても園田が最低限の、良いか悪いかギリギリですね。1年生に関しては2人ともハーフは初めてなので、多少目をつむるところはあるのですが、上級生、回数をこなしている選手に関しては悪い結果だと思います。

―今大会は予選会に出ていなかった選手の力を試すといった位置づけだったのでしょうか
そうですね。選手たちにそれは伝えてあるのですが、やはり予選会を走った選手と比較をしなければならないですね。とはいっても、予選会は負ければ終わりという状況の中、相当なプレッシャーの中で走っています。20キロとハーフということで距離は若干多いのですが、やはり予選会の選手たち以上の、かなり良い記録ではないと評価できないと、選手たちには言っていました。そういった中で、3人、4人とメンバーに絡んでくるようでないと厳しいなと思っていたのですが、今回絡めそうなのは園田1人だけなのかなという状況でしたね。

―今回エントリーした選手は多かったと思いますが、多くの選手が欠場されました
多少ケガ人もいるのですが、エントリーがかなり早く、予選会前だったので欠場が多くなっています。予選会を走った選手も含めて、外れたときにここで走らせて試す、という位置づけでした。今回走らなかった選手でいえば、細川とかは順調にきていますし、練習させながらですね。山の対策もしなければならないので、そういった部分もあり今回の大会からは外したといった感じですね。

―細川選手はケガがあるわけではないということでしょうか
そういうことではなくて、基本的には山というところですね。ハーフの実績もありますし、まだベストの状態でなく、8、9割くらいなので、ここで無理させるのではなく、100%の状態で箱根本戦にスタートさせることの方が、彼に関しては重要なので今回は欠場させました。

―来週は1万メートルの記録会も控えていますが
今回走った選手たちには、上尾と1万メートルをセットといった形にさせています。先ほども言ったように、予選会と同じプレッシャーでは走れないと思うので、しっかり2本走って評価するよ、と伝えています。今回良かった園田に関しても、来週の1万メートルで大きく外してしまうと評価を下げてしまうことになるので、来週の1万メートルというのはもう一回アピールしていかなければならないですし、今回悪かった選手に関しても、やはり次の1万メートルでアピールするチャンスはあるので、そこでしっかりと結果を出してほしいです。ここで結果を出してまずは合宿のメンバーに入る、というのが第一だと思います。

―来週の1万メートルで選手たちに期待することは
来週は学連の記録会と翌日に法大記録会の2つあって、今回走った選手は法大記録会に出ます。学連の記録会にエントリーする選手は予選会のメンバーなので、まず自己ベストを出すこと、そして上尾と同じで自己ベストだけではなく、他大学と自分たちの力を比較してもらいたいので、他大にも負けない走りをしてもらいたいと思います。

 

木村優志

―今日のレースを振り返って
設定していたタイムよりも1分ほど遅いので、自分としては満足いく結果ではないのです。ですが、最初の5キロである程度いいリズムで入れたので、そこだけは今回のレースの収穫かなと思います。

―設定タイムは
64分20秒ほどを目標としたのですけど、10キロ以降の落ち込みが激しかったので、そこが今後の課題だと思います。

―レースプランは
最初の10キロは15分10ほどで入って、残りの10キロも20秒くらいで、20キロの通過を61分前後で走れれば設定タイム通りに行けたと思います。10キロの通過がそれよりもだいぶ遅かったので、今回届きませんでした。

―箱根本選のメンバー選抜にも関わるレースだったと思いますが
先ほどミーティングでもありましたが、64分前半で走らないと、少なくとも10人のメンバーにも入れないなと思っています。自分も改善さえすればメンバー選考に絡めると思うので、集中的に練習に取り組んでいきたいです。

―今日までに取り組んだ調整は
先週も試合があったので疲労を抜きつつ速いスピードにも対応できるようにして、間のジョグなどはだいたい60分ほどで、調整しました。

―今日の走りに点数をつけるなら
40点くらいですね。設定タイムより1分ほど遅いですし、チーム内で1番にもなれなかったですし。後半の落ち込みなど、きついところで粘れなかったのでこれくらいの点数かなと思います。

―後半の落ち込んでしまった要因は
少しペース設定が遅く、焦ってしまいました。無理に上げてしまって、少しオーバーペース気味になり、足に疲労が溜まりすぎたのかなと思います。

―来週の記録会にむけて
明日は疲労を抜いて、今週1週間はスピードを入れていきたいです。ハーフと走り方が違ってくるので、スピードに重心を置いて、今後の課題となる後半の落ち込みを無くすようなイメージ作りをしていきたいと思います。

 

生澤佑樹

―今日のレースを振り返って
自分が目標としていたものよりも時間がかかってしまい、さらに後半ペースが落ちてしまったので今は悔しい気持ちです。

―自身の今日の状態については
先週はそんなに調子は良くなかったのですけど、今週は段々と調子があがっていたと思っていました。でも結果的には良くなかったですね。

―今日のレースまでにどんな調整をしてきましたか
3週間前に1万メートルを走ってからはAチームの中で練習をやってきて、今週は疲れを抜くことを心がけて調整をしてきましたね。

―この大会の雰囲気については
走るのは2回目ですけど、人が多いのでスタートは混雑して大変ですね。でもその分レース中は前の人を追って走ることができるので、良いと思います。

―今回の記録については
一応自己ベストは更新しましたけど、もっといいタイムを出したかったというのが本音ですね。

―チーム内で4位という結果については
やはりもっと上にいきたいですね。

―今日の自身のレース展開を振り返ると
最初は予定通りのペースでいって、その後も段々と前の人を追っていきながら順位を上げることはできました。後半にタイムを大幅に落とすことになってしまったので、そこはもっと力をつけていきたいなと思います。

―今日のレースでの収穫と課題は
満足はしてないですけど、一応自己ベストが出たのは収穫ですね。課題は後半に体に力が入ってしまったので、上半身をほぐしていいフォームで20キロをしっかり走るようにしていくことです。

―監督からは言われたことは
シード圏を目指すにあたって、もっと他のチームを見て、上を目指す意識を持っていかないと駄目だということを言われました。

―次のレースにむけて
来週、法大記録会があって、そこで1万メートルを走る予定です。そこまでは1週間と期間は短いですけど、しっかり疲れをとって良いコンディションで走れるように心がけていきたいと思います。

 

園田憲佑

―今日のレースを振り返って
自分はあまりスタミナがない方で、正直ハーフは走る前は走れるか不安な気持ちだったのでした。ですが、走ってみたときに良い感じに進んで、ベストも出たので良かったかなと思っています。

―設定タイムは
最初65分半くらいで、とにかく20キロを走りきるというようなイメージを持って走っていました。監督から最初の5キロの設定が遅いと言われて、もう少し速くと言われたのでその5キロを速く入った結果、その後良い感じで流れに乗っていけたので、ベスト出たのかなと思います。半分の10キロを過ぎるところまでは余裕持っていけました。その後の10キロ過ぎてからが我慢どころだと思っていたのですが、10キロ過ぎたときにある程度余裕があったので、その後の10キロ以降でもペースも落とさずにいけたと思います。

―ここまではどのような練習をしていましたか
1週間前にレースがあって、最近試合続きだったので、追い込んだ練習はやらずにずっと調整でした。

―順位について
チーム内では1位だったのですが、監督にも言われましたが、結局全体では56位で、自分のタイムも箱根駅伝で走るとなると、速いタイムではないので満足のいく結果ではないです。

―今日の調子は
良くもなく悪くもなくでした。走ってからどんな感じで走れるか、という感じでした。

―レース後、監督からどのようなことを言われましたか
設定タイムが遅過ぎたことを言われました。結果的に設定タイムよりも速く走れたので、自分自身が少し押さえ気味になっていると思うので、もっと上を見た設定タイムや、箱根はチーム内だけでなく、やはり他大学と勝負しなければならないので、他大学の強い選手を見ながら戦えるような練習を、レースでしていかなければいけないなと思います。

―来週の記録会で意識していることは
とりあえず自己ベストを出せるようにやっていくだけです。

―箱根にむけて
走れるかわからないのですが、とにかく箱根に出るというよりかは箱根で勝負しないといけないので、メンバー内に入ることはもちろん、他大学と勝負していくのに練習と意識を変えてやっていこうと思います。

 

増田真也

―本日のレースを振り返って
最初の10キロを早く入ってしまって、後半だいぶ落ちてしまいました。後半粘れる走りが課題だと思いました。

―本日のレースへの意気込みは
前回の1万メートルの記録会が悪かったので、今回はベストを出して走ろうと思いました。

―実際のタイムについては
ベストを切れなかったので、良くはないのですが、調子悪いなかではまとめられたと思います。でもメンバーになるためにはもっと頑張らなきゃいけないなと思いました。

―予選会メンバーから外れましたが
夏合宿からずっと練習してきて、メンバーになれなかったのは悔しかったです。出場が決まったので本選は出られるように頑張ろうと思いました。

―来週の記録会にむけて
来週がメンバーになるための最後の記録会で、自分はメンバー入りが目標なので、しっかり調子を合わせて頑張りたいと思います。

―箱根にむけて
自分は本戦に出て良い記録を出すことが大学での目標なので、後輩が強い中、メンバーになりたいという気持ちが強いのです。メンバーに入りたいと思います。

 

矢嶋謙悟

―今日のレースを振り返って
最初の5キロくらいは予定通りのペースでいけたのですが、そこからどんどんペースが落ちてしまって、ペースを戻すことができずに、ズルズル落ちてしまったので、酷いタイムでした。

―どういったペースで走る予定だったのでしょうか
最初の5キロが15分10秒、次の5キロが15分15秒、次の15分20秒、次の5キロが15分25秒です。5秒ずつですね。ラストは3分20秒くらいの予定でした。

―途中でペースを落ちてしまった要因は
5キロの時点で余裕があまりなくて、休憩しようと思って、ペースを少し落としたら、思った以上に落ちてしまって、それでそのままレースを戻すことができなかったです。

―今大会を迎えるまでどんな調整をされてきましたか
ここの大会は箱根のメンバーに絡むための大事な大会なので、ここにピークを合わせるようにしてきました。

―来週も1万メートルのレースを控えていますが
今日は悪かったので、メンバーに絡む最後のアピールチャンスだと思うので、そこではしっかり結果を残していきたいと思います。

 

フォトギャラリー

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