フェンシング

【フェンシング】関東学生リーグ戦 男子サーブル・女子エペ

関東学生リーグ戦
2017年5月15日(月)、5月16日(火)
駒沢オリンピック体育館


男子サーブル団体、女子エペ団体のリーグ戦結果は共に4位という結果に。王座決定戦への進出が望まれていただけに、悔しい結果となってしまった。

murakami2 R R
女子エペの柱としてチームを引っ張る村上

試合結果

種目出場選手試合詳細順位
男子サーブル 高橋優作(法4)、佐藤篤志(営4)、大槻達哉(法4)吉井想(営3)、 日体大●41-45 日大○45-44 専大○45-38 早大○45-33 中大●27-45  4位 
女子エペ 都甲好栄(国文4)、村上久美(国文3)、富永恵美(法3)、新井ひより(営1) 慶大○45-37 日大●36-45 明大●38-45 専大○45-39 早大●37-45   4位
 

男子サーブル戦評 

 現在、この大会を5連覇している男子サーブル。6連覇に向け、チームが動き出した。

 初日、最初の相手は日体大。1セット目の吉井が5-2とリードし、このまま勢いに乗ると思われた。しかし徐々に相手に連取を許し、5セット目を終えまさかの9点ビハインド。そこから点差が詰まることなく迎えた8セット目は高橋。29-39から6連取で一気に差を詰める。35-40で最後回りにつなげる。最後回りの吉井も連取で意地を見せるも、序盤の大差を埋めることはできず。41-45で初戦を落とし、まさかの黒星スタートになった。
 2試合目の相手は日大。何としても王座に向け勝ち星をつかみたいところだったが、序盤から大差でリードを許す展開に。8回り目を終え、10点ビハインド。連敗かと思われた。しかし最後回りの吉井が意地を見せる。36-44で崖っぷちの状態から7連取。スコア43-44とし、続く1点はビデオ判定に。この判定が法大のポイントとなり、44-44。勝負は一本勝負に。最後は勢いをつかんだ吉井が勝負を制し、45-44で勝利を飾った。
 
 リーグ戦2日目。この日法大は専大、早大、中大と対戦した。
 1試合目は専大。序盤からリードを奪う。途中、追い上げられ点差を詰められる場面もあったが、最後は5連続ポイントを奪って45ー38で勝利した。
 2試合目は早大。手にゲームを取られるも場面もあったが、すぐさま取り返すとそのままリードを奪うと、徐々に点差を広げて45ー33で勝利。
 3試合目はは中大と対戦。序盤から相手にリードを許す苦しい試合となった。その後も流れをつかむことはできず、最後の吉井がピストに上がった場面のスコアは26ー40と14点ビハインド。苦しい展開になったが、昨日の日大戦で大逆転を果たした吉井の剣にすべてをかけた。しかし、中大も全く譲らない。試合の流れを渡さず、ポイントを重ねる。結局、追い上げることはできず、27ー45で敗戦。

 

女子エペ戦評

 女子エペは昨年から主力として活躍した村上、富永を中心に連覇を目指す。
 初戦の相手は慶大。序盤は初戦の緊張からかリードを許す。しかし4回り目の村上が開始早々同点に追い付くと、そこからは安定した力を発揮。最後まで相手を寄せ付けることなく、45-37で初戦を勝利で飾った。
 続く相手は日大。相手の攻撃を崩すことができず、大差でリードを許す展開に。最後まで流れを相手に持っていかれ、36-45で敗北を喫した。
 大会2日目。女子エペの1戦目の相手は明大。34-38の時点で富永が肩の関節を脱臼する。その時の状況を「痛かったし手が伸びなかった」と語る。リードされたまま試合は37-45で敗戦。
 2戦目は専大。6-15で2回り目の村上に順番が回るとそこから怒涛の7連続ポイントなどの活躍により5点差にまで差を縮める。その勢いのままに3回り目の村上は本日2回目の7連続ポイントで逆転する。
「前に行くだけ、村上の分を無駄にしちゃいけない。」ラストは富永が肩の痛みに耐えながらも点差を広げることなく45-39で勝利。
 3戦目は早大。序盤はリードする展開。しかし2回りでは村上が得意である足を狙ってポイントを稼ぎにいこうとするも、相手は村上を研究していた。「相手ベンチから『足くるよ!』という声が聞こえた。私は(狙うのは)足だけじゃない!という反抗の気持ちだった。」と言うようにいつもとは違い胴体を積極的に狙いにいくも、点差埋まらず。37-45で試合を終える。
 去年の春季リーグを優勝し王座に臨んだ女子エペ。今回2連覇することはできなかった。富永は「去年は池田五月先輩(28年度卒)という頼りになる先輩がいて今思うと甘えてたんだなという部分がある。今は自分と村上に全てかかってくるというのを試合で身をもって知った。」上級生という去年とは違う立場でプレーすることに悩みながらも、秋でのリーグ戦優勝という目標に向けて浮き彫りになった課題をどう克服していくのか。
 
 男子サーブル団体、女子エペ団体のリーグ戦結果は共に4位という結果に。王座決定戦への進出が望まれていただけに、悔しい結果となってしまった。この大会、4位という結果に終わった男子サーブル。連覇が途絶えると同時に、王座決定戦への出場も逃す結果に。この大会、男子サーブル復活へ、彼らはすでに関カレ、インカレを見据えている。
 女子エペも4位と納得のいく結果ではない。この悔しさを胸に、残りのタイトルを取りにいく。(阿部暁野、増田卓巳、京岡沙寿乃) 

選手インタビュー

高橋優作(男子サーブル)

ーこの2日間を振り返って
去年の団体メンバーとは変わって、僕は去年から出ていましたが他の2人はあまり団体に出ていないメンバーだったので、そういう意味では僕が引っ張っていかなければならない状況だったんですけど、昨日の初戦で相手の勢いに負けてしまいました。そこから内容自体はよかったんですけど流れを変えるというのがなくて、逃げ切って勝ったり、奇跡的に逆転して勝ったりという形でした。もう少し流れを変えることが必要だったのかなと思います。

ー王座決定戦を逃す結果になったが
団体戦は気持ちの面などいろいろあったと思うんですけど、実力的には正直に受け止めるしかないと思ってます。中大には実力で負けたと思いますし、王座に行けないとしても秋の試合に向けてもっと強化していかないと思います。

ー中大は相手の方が一枚上手という感じですか
個人戦でやったら、もう少しそれぞれお互いが点を取れたのかもしれないですけど、どうしても団体戦は流れが大事になるので最初の1回り目で負けてそのままずるずるといってしまったのが原因かなと思います。一人一人が個人戦だと思って、5本勝負をしっかりとやっていけばもう少し粘れたというか、食いつけたのではないかな、と思います。

ー今後についてひとことお願いします
王座は出れないんですけど、夏合宿であったり、韓国に合宿に行ったりして、そこで他の大学よりも練習、試合を多くして秋の関カレでは優勝したいと思います。

吉井想(男子サーブル、初日の日大戦で最後大逆転する活躍を見せた)

ーこの2日を振り返って
シンプルに悔しいですね。

ー昨日の日大戦では最後大逆転しましたが
これ以上負けられなかったのでとりあえず、がむしゃらにやった結果です。

ー今日の中大戦でも同じような場面でピストに上がりましたが逆転してやろうという気持ちでしたか
そうですね。それはありましたけど、最後はそれが空回りしてしまったという感じです。

ー中大戦、昨日の再現とはなりませんでした
強かったですね。普通に。

ー王座を逃したことについて
内心、王座には出られると思っていたので、こういう結果になってすごく悔しいです。

ー今回の順位に関しては納得していませんか
受け入れるしかないですけど、やっぱり悔しいです。

ー今後の目標についてひとことお願いします
団体で負けてしまったので関カレ、そして、インカレでちゃんと1位を取れるようにしっかりとやっていきたいと思います。

 村上久美(女子エペ)

ー今日を振り返って
昨日は調子が悪くて挽回しようという気持ちでいたんですけどいい時と悪い時の波が大きすぎて安定感が欲しかったんですけどリーグ中は上級生としての戦い方を模索していました。

ー上級生になったことでプレッシャーは大きくなったか
それは分かってはいました。今まではずっと下級生で上には五月先輩がいて、今まではのびのびやらせていただいていたなと思います。引っ張っていかないといけない、という環境でまだまだ力が足りないというか、上級生としての戦い方がまだまだでした。

ー専大戦の時に9点差でピストに向かった時の心境は
どうかな?いけるかな?と思ったんですけど落ち着いて自分のプレーをやればできると思ってたら思いの外結構点が取れました。だけど後半取られてしまったのがもったいなかったです。それがもうちょっと(相手をは点が)取られない(自分の)点の取り方ができたなと思います。

ー早大戦で積極的に胴体を狙ったことについて
元々足を狙うのが得意でした。そこが研究されていて、「私は足だけじゃない!」という反抗の気持ちで相手を揺さぶって点を取ろうと思いました。戦術とかではなくて、自然と胴体に狙いを定めてたって感じです。足を狙われているのに相手は気がついているからそこを逆にオトリにした、というところです。

ー次の秋のリーグ戦に向けて
王座を逃して去年はリーグ戦優勝しての王座だったんですけどまだ自分たちにできることがあるなと思ってます。今回見つかった課題を秋には克服できるように自分たちの目指しているいいところ目指して勝てるようにこの夏の練習をやっていこうと思います。

富永恵美(女子エペ)

ー今日を振り返って
最初の明大戦は入りと中盤までも良かったんですけど肩が外れてしまって相手の一番手と法大の一年生がやったときに打ち負けてしまってそれは想定内のことだったのでそこから私と村上の二本柱で立て直すことができたら勝てたのにな、という感じです。

ー肩が外れてしまったことについて
痛かったし手が伸びなかったんですけどその分足と手を使ってやれることをやったのと自分の前で村上が大逆転してくれたので自分が前に行くだけだ!、村上の文を無駄にしちゃ行けない、という気持ちでやりました。

ー1年生との初めての団体戦について
元々めちゃくちゃ仲のいい女子エペなんですけど去年はさつき先輩という頼りになる先輩がいて今思うと甘えてたんだなという部分があります。今は自分と村上に全てかかってくるというのを試合で身をもって知りました。
勝ちたかったですけど、秋に向けて課題は浮き彫りになったかなと思います。

ー王座を逃したことについて
悔しいですけど(実力が)これなんだなっで感じです。

フォトギャラリー

  • murakami2 Rチームの柱として引っ張る村上
  • murakami 2 R試合に挑む村上
  • tominaga R途中負傷するも奮戦した富永
  • tominaga2 Rエペ再建へ富永の状態がカギ
  • zyosidantai R試合後円陣を組む女子エペ団体
  • takahasi R得点を決めガッツポーズの高橋
  • yosii R日大戦大逆転勝利の立役者となった吉井
  • saburudantai R日大戦に勝利し歓喜の男子サーブル選手陣
 
 

スポーツ法政 最新号

S 6477908564910 R

定期購読の申込み