フェンシング

【フェンシング】全日本学生個人選手権・第58回全日本大学対応選手権 男子サーブルは団体戦で悔しい6位入賞 女子エペは5位と全日本団体へ課題の残る結果に…。

全日本学生個人選手権
2017年11月14日~18日
大山崎町体育館(京都)

5日間にわたって行われた学生王者を決める大会、インカレ。男子サーブルは個人戦で全員が姿を消す結果となった。インカレ2位の屈辱を晴したかったが、準々決勝で日体大にまさかの終盤に逆転負けを喫した。しかし、古田が団体戦デビューを飾るなど全日本選手権に向けて収穫のある大会となった。
女子エペは団体戦で関学大に序盤からリードを許し、中々点差が詰められず惜しくも敗戦。全日本選手権に向けて再出発することとなった。

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ガッツポーズをする団体戦初出場の古田

試合結果

種目出場選手順位
男子サーブル 柳嘉亮(文4)  19位
  横尾知浩(社4) 21位
  小野大貴(文2) 40位
  山本真太郎(営1) 55位タイ
 女子エペ 富永恵美(法4) 9位
  新井ひより(営2) 27位
  村上久美(国文4) 31位
  前田友菜(文3) 51位
 

男子サーブル

出場選手試合詳細順位
横尾知浩(社4)、柳嘉亮(文4)、小野大貴(文2)、古田凌大(文2)、山本真太郎(営1) 2回戦○44-25関大準々決勝●41-45日体大 6位
 

女子エペ

出場選手試合詳細順位
富永恵美(法4)、村上久美(国文4)、前田友菜(文3)、新井ひより(営2) 2回戦○44-20京大 準々決勝●36-45関学大 5位

男子サーブル戦評 

個人戦

 プールで山本真太郎(営1)が敗戦し、本戦へと進めたのは4年コンビである横尾知浩(社4)と柳嘉亮(文4)、そして小野大貴(文2)の3人となった。

 1回戦で横尾が序盤についた点差から追いつくことはできず敗戦。柳も13-15と惜しくも敗戦。小野も7-14と7点ビハインドで終盤を迎え、7-14から怒とうの追い上げを見せ13点目まで食らいついたが惜しくも軍配があげることはできなかった。(京岡沙寿乃)

団体戦

 今大会は2回戦からの登場となった法大。
初戦、2番手で登場した柳嘉亮(文4)が6連続ポイントを奪い、一気に流れを引き寄せるとその後も着実にポイントを積み重ねてゆく。11ポイントリードして迎えた2回り目の2番手では、団体戦初出場となる古田凌大(文2)が出場。連続してポイントを失う場面もあったが、しっかりとリードを保って後続へバトンを渡す。その後も安定した戦いを見せ、初戦を突破する。

 続く準々決勝も序盤から快調にポイントを奪ってゆく。関カレで躍進を見せた山本真太郎(営1)も1回り目の3番手から登場し、リードを広げる活躍を見せる。柳、横尾知浩(社4)の上級生コンビも堅実なプレーを一時は最大で9ポイントのリードを奪うも、終盤に失速。必死に粘りを見せるも最後に登場した柳が力尽き、敗戦。関カレ準優勝の実力を見せられないままベスト8で敗退となった。(片山和貴)

女子エペ戦評

個人戦

 前田友菜(文3)がプールで敗戦し、本戦へは新井ひより(営2)、村上久美(国文4)とシードの富永恵美(法4)が登場した。

 1回戦では村上が8-8と接戦になるものの、終盤で怒涛の攻めを続けそれ以降相手に1点しか与えず15-9で快勝した。
新井もじりじりと相手をピストの後方に追いやり得点を重ね10-5で初戦を突破した。

 2回戦で村上は富永と対戦。最後のインカレでまさかの対戦となった。中盤まではわずかながらのリードをするも終盤で富永が攻め続け14-14に。勝負の行方は一本勝負までもつれたが富永が勝利をあげた。

 3回戦で富永はノーシードでここまで勝ち上がってきた慶大の久末と対戦。中盤までリードし試合を優勢に進める。しかし、徐々に歯車が狂い始め追いつかれてしまう。14-14と2試合連続で試合の勝敗は一本勝負へ。同時に突いたかに思われたが、ランプは相手にしか点灯せず悔しいベスト16となった。(京岡)

団体戦

 女子エペ団体には富永恵美(法4)、村上久美(国文4)、前田友菜(文3)、新井ひより(営2)が出場。昨年度覇者として2連覇を目指した。

 2回戦では京大相手に圧倒的な強さを見せ、45-20で勝利を飾る。好発進した矢先、準々決勝では関学大と対峙。1回り目で点差を広げられると、3、4点ほどのわずかな点差を追う場面が続く。最後回りでは、村上が4点差から追い上げを図るも、同時得点が続き点差を縮めることができない。限られた3分という時間の中で攻撃の契機を探るものの、そのまま関学大が逃げ切り37-45で敗戦。試合後には、思いもよらぬ結果にチーム全員が悔しさを見せた。

 「全日本選手権でリベンジしたい」。試合後、最上級生の富永が語ったこの言葉に、タイトル奪取へ懸ける思いが表れていた。後に控える全日本選手権へ向けて、チームは再始動する。(梅原)

選手インタビュー

柳嘉亮

ー今日の団体戦を振り返って
すごく悔しい気持ちでいっぱいです。

ー競った試合展開だったが
そうですね、緊張して動きがかたかったので力が出せず、本来うまくいく部分を失敗してしまった気がします。

ーリーグ戦、関カレと順位を少しずつ上げて臨んだ団体戦を振り返って
一生懸命4年間やってきたのですが、思うような結果が出なくて悔しいです。インカレも順位を上げて優勝したいと思っていたのですがうまくいかなかったです。

ー今年度チームリーダーを務めて
一応リーダーとしてチームを引っ張っていく立場ではあったのですが、後輩たちにも頼ってしまった面があるので申し訳ないな、という気持ちです。

ー個人戦を振り返って
全部力を出し切れたかと言うと、ミスもあったので少し悔しいです。

ー全日本選手権の出場は
します。目標は予選を上がって本戦に進むことです。出来る限り出し切りたいです。

ー4年間を振り返って
4年生として最後の学生大会だったので普通に緊張もしましたし、思い入れもあったので悔しいです。

ー全日本選手権へ向けてひとことお願いします
OBの方や部の先輩方に教えて頂いたことに対して、恩返しをするような気持ちで、結果を出したいです。

横尾知浩

―今大会を振り返って
個人戦も団体戦もあまり結果がよくなかったので、お世話になったOBの先輩方には申し訳ないと思いますし、長い歴史のある法政のフェンシング部の先輩方に顔向けできない結果かなと感じています

―自身の調子は
始まる前は結構調整とかが上手くいっていて、団体戦は僕個人としては結構全力を出せたいい試合ができたと思います。

―団体戦では下級生の選手たちも起用されました
山本に関しては1年生ながらも奮闘してくれて、春から入って半年くらいしかやっていませんけど、ベンチにいると安心できるくらいの実力もありますし、頑張っている姿も見ているので、そこに関しては本当に感謝しています。

―団体戦の日体大戦では惜しい負け方になってしまいました
単純に実力としてきっ抗していた相手だったと思うんですけど、序盤は雰囲気よく行けてたんでですけど、後半で点を取られ始めてから止まらなくなってしまったことが負けに直結したと思います。

―全日本選手権に向けて
本当に最後の試合になるので、個人団体共に自分の出せる最高の結果が出せればいいと思います。

富永恵美

ー今日の試合を振り返って
結果としては敗戦で、勝てたのに、と思うと言い訳になってしまうのですが作戦次第では勝てた試合でした。とても勿体ないな、と思っています。

ー関学大との試合の戦略は
直近で対戦したデータが3年前のものでとても古かったので、全然どういうプレーをしてくるのかが分かりませんでした。なるべくロースコアで抑えようと意識づけはしていましたが、できなかったことが敗因だと思います。

ー最後回りの村上選手に助言をする場面もあったが
村上が最後に当たった選手と私が当たっていたので、その時に点が取れたプレーを教えていました。

ー個人戦を振り返って
個人戦は村上と当たって、負けたくなかったですし最後の最後で勝てたことはうれしかったです。次戦で慶大の1年生と対戦して1本勝負で負けてしまったことが本当に悔しかったです。できることならもう一度やりたいくらい悔しい思いです。

ー全日本選手権の出場は
個人戦、団体戦共に出場予定です。

ー学生大会が終わったが4年間を振り返って
1年生の頃が一番成績が良くてのびのびプレーができていました。けれど様々なプレッシャーを背負いながら4年間やってきたことで、得られたものもあります。辛い中でも、楽しかった4年間です。

ー同期の村上選手とチームをけん引して来たが
もちろん彼女がいたことで切磋琢磨して来れたという面もあります。彼女はすごく目立つプレーで、点を取ることで周囲も盛り上がるのでそれを悔しいな、と思うこともありました。彼女がいたからこそ技術面でも、そして精神面でもすごく成長させてくれた仲間だと思っています。

ー最後に全日本選手権へ向けて一言お願いします
個人戦は悔いなく終われるように、と思っています。団体戦も優勝という形で終わらないと不完全燃焼になってしまうと思っていて。なので、全日本選手権で頑張りたいです。

村上久美

—団体戦を振り返って
関学戦は最初からリードされる展開になってしまって、その差を埋められなかったことが敗因かなと思います。一人一人が詰められる点差を少しずつ詰めれなくて噛み合わなかったのかなと思います。

—昨年は個人戦と団体戦2冠されて、連覇のかかった今大会でした
去年は個人戦と団体戦で優勝して今年は連覇のかかった1年だったんですけど、4年生になると就活だったりとやらなきゃいけないことが増えてきた中でフェンシングの練習と就活、学校生活とかのバランスがうまく取れなかったかなと思います。就活に重きを置いて過ごしてることの方が多くて、いざ練習するってなった時に切り替えがうまくできなかったように感じます。

—全日本選手の団体戦では
技術を180度変えて新しい戦い方をしていくんじゃなくて、自分たちのできることの精度を上げていくことに後1ヶ月は集中していきたいです。
学生最後の試合で優勝できなかったので全日本こそ、という意識でやっていきます。それこそ女子エペチームとしても、今まで取ったことないタイトルなので。日本の一番上にあるタイトルを取りたいです。

フォトギャラリー

  • 1110125 Rガッツポーズをする団体戦初出場の古田
  • 1116122 R4年生として下級生をプレーで引っ張る横尾
  • 11 181117 0128 Rインカレでも最後回りを務めた柳
  • 111 0139 R今大会は団体戦のメインメンバーとして活躍した小野
  • 1116 181117 0141 R団体戦インカレ5位と悔しさをにじませた富永
  • 1116 0140 R個人戦は惜しくも本選進出とはならなかった前田
  • S  66019344昨年は団体戦と個人戦の2つを制した村上だったがおしくも連覇とはならなかった

 

小野大貴(文2)

 
 
 
 
 

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