フェンシング

【フェンシング】】第71回全日本選手権 男女フルーレ 鈴村が予選を1位で通過するも、準々決勝で逆転負けを喫す 女子は梅津が社会人選手に対し、善戦も金星とはならず

2018年12月17日
駒澤オリンピック公園体育館

昨年度はこの大会で優勝を果たした西藤。またW杯では銅メダル獲得に貢献した今季絶好調の鈴村。西藤はまさかの予選で7位と出遅れ、準々決勝で、強敵のライバル松山に敗戦し、悔しさの残る7位に終わった。鈴村もロンドンオリンピックの銀メダリストに最後に逆転負けを喫し、悔しさの残る全日本選手権となった。女子フルーレでは梅津が健闘。実力者相手に両者一歩も譲らない展開に。一度はリードをするも、終盤に巻き返されこちらも悔しい11位入賞となった。

suzumura R
準々決勝で惜しくも敗れた鈴村

試合結果

種目 出場選手 順位
男子フルーレ 鈴村健太(法2) 5位
  西藤俊哉(法3) 7位
  敷根崇裕(法3) 10位
  敷根章裕(生命4) 11位
  野口凌平(営4) 16位
  岩田圭介(法1) 31位
  北村透海(社1) 54位
女子フルーレ  梅津春香(国文3) 11位
  髙田真帆(法2) 20位
  緒方実奈海(法4) 42位
 
 

戦評 

男子フルーレ

 男子フルーレには敷根章裕(法4)、野口凌平(営4)、西藤俊哉(法3)、敷根崇裕(法3)、鈴村健太(法2)、岩田圭介(法1)、北村透海(社1)の7名が出場した。
初戦で北村は惜しくも敗戦するも他の6名は順調に勝ち上がった。

 2回戦では、岩田がOBである藤野(DENSO岩手)に序盤こそリードしたが中盤で大量リードを許し、敗戦。敷根崇と敷根章が14-14の一本勝負に競り勝つなど5名は3回戦へ。

 3回戦では、西藤と敷根章の同校対決に。西藤が試合を優位に進め15-2と圧勝。鈴村も、中大のエース永野を相手に鈴村らしくない戦いにはなってしまったが、なんとか勝利をあげた。
野口は岩田を破った藤野を相手に7-8と中盤で逆転に成功する。しかし、そこから相手の猛追を受け11-15で敗戦した。敷根崇も、ロンドンオリンピックで団体銀メダル獲得に貢献した三宅(F-ステージ)に対し、11-15と敗戦した。

 準々決勝では、鈴村は敷根崇を破った三宅と対戦。10-9で逆転に成功し、鈴村がリードを広げる展開になると思われたが、まさかの14-14に追いつかれる。1分の休憩をはさみ迎えた一本勝負に競り勝てず逆転負けを喫した。
西藤は昨年度の決勝カードを準々決勝で迎える。予選を2位で通過し調子の良かった松山に対して一度もリードを奪うことが出来ず敗戦した。

 鈴村が予選を1位で通過したものの、エースである敷根崇や西藤が予選を本調子で通過することができず、本戦でも思うような結果にはつながらなかった。プール戦の結果で本戦の組み合わせが決まるため、改めて予選の入り方の大切さを確認した。来る2週間後の全日本団体では創部初となる3年連続の5冠がかかっている。僅かな時間ではあるが、修正をし誰もが成し遂げていない高い場所へ4人がたどり着けるか。(京岡)

女子フルーレ

 女子フルーレは緒方実奈海(法4)、梅津春香(国文3)、髙田真帆(法2)の3名が出場した。
緒方が初戦で姿を消すものの、梅津と髙田は順調に勝ち進んだ。

 2回戦では髙田が常盤学園高校の狩野と対戦。点差を詰めるが逆転はできず敗戦した。一方の梅津は立ち上がりから相手を寄せ付けることなく4点に抑え圧勝。

 3回戦では全体の5位通過と格上の選手である久良知(城北信用金庫)と対戦。序盤から梅津が仕掛け、得点を重ねるも久良知が中盤で勢いに乗り逆転を許し悔しい11位入賞に終わった。(京岡)

選手インタビュー

鈴村健太

ー今日の試合を振り返って
今日は自分の理想とは違っていたので、予選は全体の1位通過して点数は取られていなかったのですが自分の思っていたプレーとは違う状態で勝負していたので、結果は良く見えるかもしれないのですが本戦の内容は良くないものでした。トーナメントでなんとか修正したかったのですが、自分から攻めて得点できた機会が少なかったのでその点を直さなくてはいけないな、と思いました。

ー本戦はシード権もあり、2回戦から試合となったが緊張は
緊張はありませんでした。最近自分の中で得点ができる良いイメージがあったのですが、今日はそのイメージが持てなくて。何か相手のミスで得点を得ることも多かったのでその点が良く無かったかな、と思いました。

ー鈴村選手が思う、ご自身の理想のプレーとは
僕はディフェンスよりも、自分で積極的にアタックを仕掛けているスタイルなので、自分のミスも今日かなり増えてしまいました。いつもより少し力が入ってしまい、差を広げる契機が無かったかな、と思いました。

ー準々決勝では最後の一本勝負で惜しくも敗退となったが
一本勝負の前に、少しリードしていたので相手の様子を見て次のセットに勝負を決めようと思ってしまった自分が良く無かったかな、と思いました。前のセットで時間がなかったんですけど、勢いがあったので自分でしっかり突きに行けば勝つことができたのかな、と選択ミスをしてしまった気がします。

ー団体戦が控えていますが、調整したいことは
団体戦も、基本的にはミスが多いのでいかに自分のミスを最小限にすることだと思います。他の先輩方もしっかりしていらっしゃるのでチームに貢献したいですし、頑張りたいです。

ーW杯など今シーズンの残りの個人戦へ向けての意気込みをお願いします
僕はシニアのW杯で個人戦はベスト32より上に行けないことが多いので、いきなりメダルなどではなく、少しでも上に行けるように頑張っていきたいです。その為に今回の全日本は悔しい結果になってしまいましたが、終わってしまったことなので切り替えて頑張っていきたいです。

梅津春香

―プール予選を12位で通過しました
全勝する予定で挑んで、国内ランキング1位の宮脇花綸(慶大)には勝って高校生に負けてしまいました。最後まで気を緩めてはいけませんでしたし、自分のつめが甘かったなと思います。

―1.2回戦ともに圧勝しました
自分自身はそこまで圧勝できたという印象はなくて、集中して点を重ねたら点差が開いたって感じです。

―3回戦では実力者相手に接戦されました
自分が仕掛けていった技が中途半端のまま相手に出してしまったので、それが負けてしまった要因だと思います。ですが、どの技がまだ中途半端で相手に出しているのかが分かったところは良かったかなと思います。

―次は全日本団体です
4年生の(緒方)実奈海先輩が最後の試合になるので、みんなで先輩を送り出せるような結果を出したいです。

フォトギャラリー

    • suzumura R準々決勝で惜しくも敗れた鈴村
    • saito R全大会覇者西藤は好敵手松山に2連覇を阻まれた
    • shikinetaka Rけがを乗り越え、公式戦に復帰した敷根崇
    • shikineaki R学生最後の全日本選手権となった敷根章
    • noguti Rテンポよく攻撃を仕掛けた野口
    • iwata R1年生ながら2回戦進出を果たした岩田
    • kitamura R落ち着いた剣さばきで本戦出場を決めた北村
    • ogata R法大女子フルーレをけん引してきた緒方
    • umetu R梅津は3回戦進出と奮闘を見せた
    • takadamaho R髙田は1回戦を突破するも、次戦で惜しくも敗退
    • suzumura2 R一本勝負の末の敗戦に悔しさを表情に浮かべる鈴村
    • saito2 R西藤は今大会2連覇はならなかった
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