フェンシング

【フェンシング】関東学生フェンシング選手権大会 男子サーブル・女子エペ 男子サーブル団体が4年ぶり優勝!吉田は個人団体2冠達成!

関東学生フェンシング選手権大会
2019年10月16日(水)、22日(火)
駒沢オリンピック公園体育館

5日間に渡って開催される関東学生選手権。男子サーブル・女子エペは2日目、3日目に試合が行われた。
まず行われた個人戦では、男子サーブルに8人、女子エペに4人が出場。3回戦以降が行われた3日目には吉田多聞(営1)と新井ひより(営3)の2人が駒を進めた。中でも吉田は、3回戦を突破するとそのまま勢いに乗って決勝戦へ。決勝では1本勝負の激戦を制し、優勝を飾った。
続いて行われた団体戦は、男子サーブルが2回戦から、女子エペが3回戦からの登場。女子エペは惜しくも初戦で敗れてしまったが、男子サーブルは初戦を大差で勝利すると、その後も上位校との接戦を立て続けに制して決勝へ。決勝でも日大との接戦の末に逃げ切り、同種目4年ぶりの優勝を果たした。

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個人戦優勝を決め、雄叫びをあげる吉田

試合結果

男子サーブル個人

選手名順位
 吉田多聞(営1) 優勝
山本真太郎(営2) 17位
武捨大輔(文3) 29位
古田凌大(文3) 41位
小野大貴(文3)  43位 
山名星文(理工3) 49位
 小田隆介(営2) 59位 
  魚躬裕介(法4) 67位 
 

女子エペ個人

選手名順位
新井ひより(営3)  15位 
 前田友菜(文4) 25位
鈴木詩(文1) 31位
加藤有紗(営3)  62位 

男子サーブル団体

出場選手  試合詳細順位
星野剣斗 山本真太郎 吉田多聞 小野大貴  3回戦〇45-5東大 準々決勝〇45-41日体大 準決勝〇45-42中大 決勝〇45-42日大 優勝

 

女子フルーレ団体

出場選手試合詳細 順位
 前田友菜 新井ひより 鈴木詩 加藤有紗  準々決勝●28-45明大  ベスト8

男子サーブル個人戦評 

 男子サーブル個人には、古田凌大(法3)、山名星文(理工3)、武捨大輔(文3)、小野大貴(文3)、山本真太郎(営2)、吉田多聞(営1)が予選プールを経て本戦トーナメントに出場した。
 1回戦では、シードの山本を除いた全選手が出場。古田は中村(立大)と対戦し、試合の流れをつかむことが出来ず、8-15で敗戦と悔しい試合になった。山名は中盤まで互角の戦いを見せるも、後半に得点を伸ばせず9-15で敗戦。小野は、中盤までリズム良く良く得点を重ねるも、後半に失速し、9-15と勝利とはならなかった。武捨は、澤畠(中大)と対戦し、中盤から後半にかけて得点を重ね勝利。吉田は、序盤からコンスタントに得点を重ね、その後も勢いは弱まることなく、15-10で勝利を収めた。
 2回戦は、武捨、山本、吉田が進出。武捨は小林(慶大)と対戦し、前半にリードを保っていたものの、中盤に連続得点を許し、そこから得点を重ねられず敗戦と悔いが残った。続いてシードの山本と、1年の吉田が同校対決を繰り広げた。お互いの手の内を知り尽くしている両者だけあって、一歩も譲らない接戦となったが、最後は吉田が一本勝負をものにし、勝利を収めた。
 吉田は3回戦で中盤ポイントを先行されたものの、5ポイント連取など底力を見せ15-11で準々決勝に進出。準々決勝でも力むことなく相手の出方を予測し着実にポイントを重ね勝利を収めた。準決勝でも序盤はポイントの奪い合いが続いたものの、3-3から3ポイント連取で流れに乗る。15-7と大差をつけ決勝の切符をつかんでみせた。
 迎えた決勝では渡邊裕斗(中大)と対峙。前半は渡邊のペースで試合が進み、一時は3ポイント差をつけられる展開に。しかし、吉田は力強く踏み込み再び同点に戻すと渡邉に思わぬアクシデントが起こる。試合中に足を痛め治療の為試合が中断に。再開後もポイントを奪い合う展開が続いた。そして13-14とマッチポイントを握られるも、その後取り返し勝負は一本勝負に。思い切り踏み込み攻撃を仕掛けた吉田に軍配が上がった。一本勝負を制し、関カレ初出場ながら頂点に立った。(飯嶋幸喜、梅原早紀)

女子エペ個人戦評

 女子エペ個人戦では、前田友菜(文4)、新井ひより(営3)、鈴木詩(文1)の3人が予選プールを通過し、トーナメントへ駒を進めた。
 3人全員が出場した1回戦では、前田が中盤以降に着実にリードを広げる盤石の戦いを見せ、15-8で快勝。さらに、新井、鈴木もそれぞれ15-12、14-11と接戦を辛くも逃げ切り3人とも2回戦への進出を決めた。
 迎えた2回戦、まず登場した鈴木は中盤まで一進一退の攻防を繰り広げ、一時は9-7とリードを奪っていたものの、ここからまさかの8連続失点を喫し9-15で敗退となった。続いて登場したのは新井。互いにけん制しあうロースコアの展開で試合が進む。残り時間わずかとなったところで、6-8と2ポイントのリードを許していた新井だったが、ここから土壇場で2連続ポイントを奪い、同点として一本勝負に持ち込む。一本勝負でも勢いのままポイントを奪い、劇的勝利で3回戦進出を決めた。2回戦で最後に登場したのは前田。競り合う展開となったが、終盤、わずかにリードを許した場面から立て続けに失点を重ね、11-15で敗戦。2回戦で敗退となった。
 週をまたぎ行われた3回戦。新井は序盤は一進一退の戦いを見せたものぼ、2セット目終了時に6-8と僅かな点差を追いかける展開に。3セット目には時間をゆっくりと使い自身のペースで攻めるも、残り時間30秒で1点差まで詰め寄るも追い上げかなわず3回戦敗退となった。(片山和貴、梅原早紀)

男子サーブル団体戦評

 男子サーブル団体は2回戦からの登場となった。
 迎えた2回戦では東大との対戦となったが、序盤から相手を圧倒した法大は、試合開始から19連続ポイントと圧巻のプレーを見せる。その後も攻撃の手を緩めることのなかった法大は、試合を通じて相手をわずか5ポイントに抑え込む完勝で準々決勝へ進出した。
 準々決勝ではシード校の日体大と対戦。試合途中、吉田が首を痛めるというアクシデントに見舞われたが、大事には至らず試合を続行。中盤、吉田と山本の活躍で大きなリードを奪った法大だったが、最後回りを務めた星野が日体大に反撃を許してしまう。しかし、最後は辛くも逃げ切り、45-41で勝利。ベスト4入りを決めた。
 準決勝の相手は関カレ3連覇中の中大。15-13とリードして1回り目を終えた法大は、その後一時逆転される場面もあったがすぐに巻き返し、わずかにリードして最後回りの星野へつなぐ。最後は追い上げを図る相手にも冷静に対処した星野が試合を締め、45-42で勝利。王者を降して決勝戦へ駒を進めた。
 迎えた決勝戦の相手は日大。序盤からリードを奪い、流れを握って試合を進める法大。試合中には、思い通りの判定にならず動揺を見せる場面こそあったものの、リードを許しながらも食らいついてくる日大に対し、冷静にリードを守りながら試合を進める。最後回りの星野には40-38と2点リードでバトンを渡すと、日大の追い上げを食らいながらもしっかりとと逃げ切り、45-42で勝利。男子サーブル団体では4年ぶりの優勝を果たした。(片山和貴)

女子エペ団体戦評

 女子エペ団体では第4シードとして3回戦からの出場となった。
 迎えた3回戦、今大会の初戦で法大が対戦したのは明大だ。序盤は接戦の展開となり、1回り目を8-9とわずかにリードを許して終える。しかしその後2回り目から徐々にリードを広げられ、最後回りの前田にバトンが渡った時には20-38と大量点差のビハインドとされてしまう。それでも、前田は最上級生としての意地を見せて果敢に反撃を仕掛けるも、奮戦むなしく28-45で敗戦。シード校としての出場となった今大会だったが、無念の初戦敗退、ベスト8で大会を終えることとなった、(片山和貴)

選手コメント

星野剣斗

―今大会を振り返って
初戦からしっかり全力でぶつかって行けたんですけど、日体大戦で最後ちょっと点数を取られすぎちゃったので、混乱してしまったというか、そこでしっかり圧倒的に勝ち切れなかったというのが自分の反省点でもあって、でも、初めて学生の試合で最後回りとか任せてもらって、そこでしっかり結果を残せたのはよかったかなと思います。

―団体戦では全試合最後回りを務めました
吉田が個人戦も優勝して、団体でもけっこう頑張ってくれたんですけど、それでも吉田一人に任せるわけにもいかないので、自分もしっかり点を取らないとという意識の中でやっていていたので、責任感というかプレッシャーはすごく感じましたね。

―判定に不満を表すような場面もありました
けっこう自分の勝ちかなと思ったのが何本かあって、はたから見たら結構取り乱してるというか、怒ってるというかそういう感じにも見えたかもしれないんですけど、意外と内心は冷静で、「仕方ない、じゃあ次切り替えよう」という感じで、怒りとかは全然なくて切り替えようと自分の中で思えたので、それでもし怒ってしまっていたら今回の優勝はなかったかもしれないので、冷静でいられたというのはよかったと思います。

―決勝戦では40-38と2点リードで最後回りに回ってきました
40-38ってめちゃくちゃあぶないというか、どうしても負けてる方をみんな応援するっていうのもあったりして、日大の応援もすごかったですし、試合はいる前はそんなにやってやろうという気持ちよりかは、一本一本取って、5本取って帰ってくるということだけ意識していたので、俺が試合を決めるみたいな、悪い意味での意気込みすぎたという感じではなかったですね。

―今後に向けて
インカレは海外遠征が入っていて自分は出場できないんですけど、その次の全日本選手権には出場できるので、自分がリーダーとして頑張って、チームも一丸となって戦って、優勝できたらいいかなと思います。

吉田多聞

―2冠おめでとうございます。今大会を振り返って
今回、大学1年生として初めて関カレに出場して、個人戦は優勝とすごく嬉しい結果で終わることができて、個人としても一安心していますし、今大会でタイトルをとれたということは自分にとってすごくプラスになるんじゃないかなと思います。団体は、法政が最近優勝から遠のいていたということで、優勝できたことは個人よりもさらに嬉しく感じました。

―厳しい試合でも勝ち切れた要因は
今大会勝てたのは、最後まであきらめないでできたということと、メンタル的にもしっかりと落ち着いて試合に臨めたのが勝利につながったというところだったと思います。

―今後へ向けて
法政大学としては、12月に行われる全日本選手権まで、今後の試合をしっかり優勝できるように頑張っていきたいと思います。個人としては、東京オリンピックへ向けての選考レースに回るので、そこでしっかりと自分の強みを出していけるように、これからも成長していきたいと思います。

フォトギャラリー


  • yosida5 R個人戦優勝を決め、雄叫びをあげる吉田

  • hosino R団体戦では最後回りを務めた星野

  • yamamoto Rチームの主力として奮闘した山本

  • yosida4 R強敵を次々に撃破した吉田

  • musya R2回戦進出を果たした武捨

  • suzuki R主力の一人として活躍を見せた鈴木

  • arai R新井は3回戦へ進出も惜しくも敗退

  • maeda2 R最上級生としてチームを引っ張った前田

  • dantai R男子サーブル団体は4年ぶりの優勝

  • yosida6 R初の関カレで栄冠を手にした吉田
 
 
 
 
 

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