陸上

【陸上競技】第95回関東学生陸上競技対校選手権大会 3日目

第95回関東学生陸上競技対校選手権大会
2016年5月21日(土)
日産スタジアム

関東インカレは折り返しの3日目を迎えた。
トラックでは400mHで2選手、200mで大瀬戸が明日の準決勝進出を決め、男子マイルリレーでも決勝進出。3000mSC決勝ではルーキー青木が6位入賞と長距離では今大会初得点を獲得した。
フィールド競技でも、走高跳の小川が高校以来となる自己ベストを更新し、4位と好成績を残した。

DPP 0035 R自己ベストを更新し4位入賞を果たした小川

試合結果

種目別結果

種目名前記録順位結果
男子200m予選 長田拓也(経4) DNS - -
  川辺隼也(スポ2) 21秒89 3組5着
  大瀬戸一馬(スポ4) 21秒19 4組1着
男子800m予選 中村彩人(スポ4) 2分00秒99 3組8着
男子400mH予選 小林英和(スポ3) 51秒73 1組3着
  高田一就(スポ1) 51秒83 3組3着
  濱井涼介(社4) DQ - -
男子3000mSC決勝 青木涼真(生命科学1) 8分53秒79 6位 -
男子走高跳決勝 小川僚太(現3) 2m13 4位 -
  芋川駿(スポ2) 2m05 6位 -
  佐久間滉大(スポ2) NM - -
男子棒高跳決勝 中村海斗(1) 4m70 16位 -
  竹川倖生(社1) NM - -
男子4×400mR予選 片山雄斗(スポ2)-矢野琢斗(スポ4)-江藤拓都(経1)-伊藤健太(経4) 3分9秒78 2組着
女子200m予選 鈴木萌果(1) 27秒44 5組8着
女子400mH予選 齋藤杏里彩(スポ2) 1分03秒12 1組6着
女子4×400mR予選 齋藤杏里彩(スポ2)-内山恵梨子(スポ3)-根﨑百花(1)-鈴木美帆(スポ2) 4分00秒89 2組5着
 ※()は学部、学年。結果欄の☆は決勝進出、○は準決勝進出、●は敗退、-は決勝種目。
※DNS=欠場、DQ=失格、NM=記録なし

戦評

 関東インカレも折り返しの3日目。この日は予選種目の多い1日となった。
 男子棒高跳決勝は1ルーキー2人が登場。大学に入り初の公式戦もあってからか中村海斗(スポ1)は4m70でピリッとせず。5m20の自己記録を持つ竹川倖生(社1)は入賞が期待されたが、記録なしに終わった。
続いて男子800m予選。この種目で唯一の出場となる中村彩人(スポ4)は準決勝進出を目指すが500m付近で失速、予選敗退に終わる。
 女子400mH予選には斎藤が出場。こちらも組6位で準決勝進出ならず。昨年まで絶対的エースだった川端涼夏(平成27年度卒)の穴を埋められるかが女子躍進の鍵となるだろう。男子400mH予選ではまさかの事態が発生。小林英和(スポ3)と昨年のインターハイ覇者である高田一就(スポ1)はそれぞれ組3着で準決勝を決めるも濱井涼介(スポ4)が失格。学生ラストイヤーだけに悔しい結果となった。全日本インカレでの活躍に期待したい。
 男子走高跳決勝では小川僚太(現3)、芋川駿(スポ2)・佐久間滉大(スポ2)の3選手が登場。小川と芋川が4、6位で入賞を決める。小川は自己記録を更新しての入賞だけに喜びもひとしおだ。本人も失敗に終わった2m19以降にも可能性を感じていただけにこれからの跳躍に注目したい。
DPP 0033 R
2m13を跳び、喜びをあらわにする小川

 複数入賞が期待される200mも予選が本日行われた。女子200mは鈴木萌果(1)が出場。走りが乗り切らず、初の関東インカレは8着に沈んだ。注目の男子は昨日の100mで2位入賞を果たした大瀬戸一馬(スポ4)が貫禄の走りで予選を通過した。後半にかけて余裕を持った走りだっただけに明日の準決勝も主将の快走で勢いづけたいところだ。一方で川辺隼也(スポ2)は後半競り負け5位、長田拓也は欠場という結果となった。
 本日のトラックで法大出場種目としては唯一の決勝種目だった3000mSC。塩尻和也(順大)が五輪参加標準に迫る高速レースで進めるも青木涼真(生命科学1)が粘りの走りで6位入賞を果たした。レースプランも思惑通りにいき、1年生ながら法大の得点に貢献した。これからも頼もしい存在となりそうだ。
 3日目の締めは男女の4×400mリレー予選。女子はアンカーの鈴木美帆(スポ2)が終盤追い上げを見せたが組5着に散った。激戦の男子はラストまで4チームがもつれ込む展開に。日体大にわずかながら先着を許し4着となるものの、タイムで明日の決勝へと駒を進めた。新1年生も含めた新チームでどこまで戦えるだろうか。決勝では攻めの走りをしてもらいたい。
IMG 3108 R
初めての関東インカレはマイルメンバーとして出場した江藤

 明日はいよいよ最終日。これまで個人種目の優勝は0。個人の優勝はチームとしても追い風となるだけに是非とも獲得したいところだ。いま一度、チームとしての真価が問われる。(宮坂天)

 

選手インタビュー

 小川僚太

 ー今日の試合を振り返って
今季の試合が全部2m00とかでだめな試合が続いていて、攻めていこうと調整しました。サブトラックにスパイクを忘れたりアクシデントはあったんですけれどもしっかりできました。  

ー自己記録を更新しましたが、記録が出そうな兆しはありましたか
課題は明確だったので、そこさえしっかり潰せればいけるかなとは思いました。意識はしたんですけれど、課題克服されてなかったので、まだまだ自分の中ではいけそうな気がしています。  
ー“課題”は具体的にはどういったことですか
試合になるとテンションが上がって助走で走りすぎてしまい自滅してしまうところですかね。あとはカーブでの内傾が回りこみすぎてしまう二点ですね。  

ー今日のベスト(2m13)を跳んだときは課題は出来ていた方ですか
2m13を跳んだときはやばいなと思いました。2m10の2本目が、コロって落ちた跳躍が自分の中で一番良かった跳躍でした。まぁちょっとたなぼた感がありましたね。  

ー2m00と2m05は1回でクリアしました。体調は良かったのですか
身体は調整もうまくいっていたので、良かったと思ってます。あとは課題が克服できればもっといけるかなと。  

ー昨シーズンはどうでしたか
課題は昨シーズンからわかっていたんですけど、それが潰せずにいて、そこに時間を使ってしまいました。やっとそれなりにまとまってきたっていう感じで、ちゃんと克服しきれれば、2m23くらいいけるんじゃないんですかね。  

ー冬は課題克服に取り組みましたか
いや、冬は身体作りですね。冬は寒くて跳べないので、とにかく春先で作っていく感じですね。  

ー身体作りは主にウエイトトレーニングや走り込みですか
そうですね。純粋にスプリント力があって損はないので。  

ースプリント力は身につきましたか
はい。去年よりも100mが速くなっていて、それが助走でって感じですね。  

ーゆとりを持てるようになったということですね
そうですね。60%の助走でも去年の助走の60%とは違うと思います。  

ー上位の選手と記録の開きがあったと思いますが、これからどう縮めていきたいですか
優勝した子以外は4年生なので、しっかり順当に表彰台に上って、失敗した2m19に挑戦したいです。  

ー2m19はいままで未知の領域だったと思いますが、現実味を帯びてきましたね
そうですね。やってみたらそうでもないかなという感じです。ただちょっと課題がうまく解消できてないだけで、克服すればいけますね。自信がつきました。

佐久間滉大 

-昨日の走幅跳の跳躍を振り返って
1本目を少し置きにいって7m59だったので、攻めていけばもう少しいけるかなと思って2本目、3本目を跳んだんですけど、ファールっていうことで。風とかあんまコンディションが良くなくて、結局記録が残せないままだったので、ちょっと悔しい試合になってしまいました。

-1回目に跳んだときは、もっといけそうだなという手応えはありましたか
絶対にもっといけるなって思っていたので、すごい力が出しきれずに終わってしまって悔しいです。

-ファールが多く出てしまった原因は
頑張りすぎちゃったかなと。攻めていきすぎて、記録を狙いにいきすぎたのが原因だったかなと思います。

-ご自身の調子はいかがでしたか
調子はすごい良かったです。

-今日の走高跳に出場した理由は
今日は少しでも点数を稼いで大学に貢献できればなと思って出場したんですけど、昨日の疲労とかがあってなかなか上手くいかなかったです。

-記録はどの程度を目標にしていましたか
ベストが2m11なので、それは越えたいなと思ってやってたんですけど全然だめでしたね。

-法政の他の2選手は跳べていましたが、そのことはどのように感じていましたか
負けたくないなと思っていたので、まだ自分が力不足だったかなと思っています。

-今シーズン、織田記念3位やゴールデングランプリでシーズンベストを出すなど好調が続いていましたが
シーズンの序盤からかなり記録が狙えているので、まあ焦らずにやっていけばベストはしっかり跳べると思うので、まずは近い目標からしっかり見ていきたいと思います。

-次に出場する大会は
学生個人に出ます。目標は自己ベスト更新です。

 

 青木涼真

 ―今の率直な気持ちを
あんまり実感はないんですけど、上にまだ5人いるって考えると、もうちょっと行けたかなと思います。昨日の予選の疲労が残っていたので、来年こそ表彰台を取りたいと思います。  

―六大学対校の9分12秒15、平国大記録会の9分9秒55、法大記録会の8分59秒57と徐々にタイムを上げて迎えた試合でしたが
自分的にはあんまり調子上がってるとは思っていなくて、どんどん大きい大会になるにつれて全力で走れる機会があったっていう感じですね。それでベストが出て、結果的に調子が上がってたような感じです。  

―予選のタイム8分51秒55については
もうタイムとかラップとかも気にしないで、とりあえず順位だけ見て走っていたので、終わって見てちょっとびっくりって感じですね。  

―決勝のレースプランは
確実に点を取ろうと思っていたので、ひとまず自分の位置と周りの人数とか、周りの走ってる選手の呼吸とか、そういうのを気にしながら走っていました。ラストに力を溜めておいて、スパートで上位に食い込めたらなと思っていたので、最後スパートで抜かすっていうことはできなかったんですけど、上手くはまったかなという感じはします。  

―予選、決勝と大木皓太選手(早大)など他大学のルーキーと競る場面もありましたが
やっぱり得点意識だったんですけど、その中でも片隅には1年生には負けたくないというのはあって。予選は最後流したので、しょうがないかなと思ったんですけど、決勝は絶対抜かすつもりでスパートかけたんですけど、最後追いつかなかったので、それはちょっと悔しいですね。  

―トラックシーズン真っ只中ですが、駅伝に対する思いは
長距離始めるきっかけが駅伝出たいなと思ってたことなので、3000m障害も大事だとは思うんですけど、やっぱり自分的には駅伝のほうが走りたいので、これから切り替えて冬に向けて走り込みたいと思います。  

―次のレースは
来週、全日本大学駅伝予選会の学内選考があるので、そこで今の自分がどれだけやれるのか試したいです。  

―最後に次のレースに向けて意気込みを
今回の疲労をしっかり取って、いけるとこまでいって選考に絡んでいきたいと思います。

 

フォトギャラリー

  • DPP 0019 R準決勝進出を決めた小林
  • IMG 2884 Rルーキー高田も準決勝へ駒を進めた
  • DPP 0039 R6位入賞を果たした青木
  • IMG 2990 R大瀬戸は余裕のある走りを見せ、明日の準決勝に臨む
  • DPP 0015 Rバーを越えることができなかった竹川
  • IMG 2827 R助走をする中村海
  • IMG 2848 R中村彩は予選敗退となった
  • DPP 0035 R自己ベストを更新し4位に入った小川
 

 

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