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【スキー】第90回全日本学生選手権大会 5日目 女子1部SL 男子1部クロスカントリー10km×4リレー 林が表彰台獲得! リレーも5位入賞と素晴らしい幕切れに

秩父宮杯・宮妃杯 第90回全日本学生選手権大会 5日目
2017年2月24日(金)
大鰐温泉スキー場ほか

ついにやってきた大会最終日。今大会苦戦が続いた女子アルペン勢だったが、最後のSLで林鮎子(現2)が3位入賞。今大会法大勢初の表彰台となった。また、男子クロスカントリーリレーでは5位に入賞。この結果、男子は総合6位、女子は総合7位となり、今年の大舞台の幕が下りた。

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林が今大会初表彰台

試合結果

女子1部SL

順位選手名(学部・学年)  一本目二本目 合計
3位 林鮎子(現2) 56.08  57.44  1:53.52
12位 山北鮎夏(1) 57.38  58.91  1:56.29
13位 下村美緒(社3) 57.60  59.41  1:57.01
39位 下村彩恵(デ工4) 1:18.17 1:04.64   2:22.81
 DNF 渋谷光(社2) 58.09  -  -

男子1部クロスカントリーリレー 10㎞×4

種目順位選手名(学部・学年)記録
クロスカントリーリレー10㎞×4 5位 ①若松龍貴(1) 1:52:27.2
②川野創平(経4)
③佐々木謙也(経3)
④加藤光哉(社3)

男子1部総合順位

順位学校名SGGSNH30㎞FSLNH+10㎞F10㎞Cリレー総合得点
1位 早稲田大学  0 6 7 19 18 27 19 9 105
2位 東海大学 9 24 21 14 15 1 13 8 105
3位 日本大学 4.5 8 6.5 14 8 0 9 11 61
4位 明治大学 0 1 21.5 2 0 22 0 1 47.5
5位 中央大学 2.5 12 0 0 5 0 0 2 21.5
6位 法政大学 1.5 3 0 7 2 0 0 6 19.5
7位 東洋大学 0.5 2 0 0 0 6 4 4 16.5
8位 東京農業大学 0 0 0 0  0 0 6 7 13

※上位8校のみ掲載

 

女子1部総合順位

順位学校名SGGSNH10㎞FSL5㎞Cリレー総合得点
1位 日本大学 8.5 3 9.5  27 4 20 9 81
2位 早稲田大学 6.5 21 4.5 15 14 11 75
3位 東海大学 4.5 12 6.5 11 11 7 61
4位 同志社大学 0 0 0 17  0 11 8 36
5位 日本体育大学 4 13 0 13 0 6 36
6位 専修大学 2 0 0 5 0 4 11
7位 法政大学 2.5  0 0 8 0 0 10.5
8位 慶応義塾大学 0 0 0 1 8
※上位8校のみ掲載

戦評

女子1部SL

 最終日、最初の種目は女子1部SL。法大からは林、渋谷、下村美、下村彩、山北の5人が出場した。
 昨年は2種目で入賞を果たしたものの、今大会、SGでは12位、GSではDNFと苦戦が続いていたのが林。しかし最後にしっかりと力を発揮して見せる。
 1本目、「バーンが悪かった」と振り返る悪い状況の中でも7位につけ、迎えた2本目。表彰台を目指す林は、2本目の全体トップとなる57.44で合計1:53.52。見事表彰台に上った。
「安定して上位に入ること」を来季の課題に挙げた林。来季は今大会以上にアルペンの軸として得点が求められるだろう。さらなる飛躍を誓い、笑顔で大会を終えた。

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来年は安定感を兼ね備えた姿を見せたい

男子1部クロスカントリー 10km×4リレー

 インカレの最後の種目となる10Km×4のリレー。クロスカントリーのみならず、アルペン種目の選手も多く駆けつけ、盛り上がる中で競技が開催された。

 1走の若松は序盤いい走りを披露したものの、途中集団の混乱に巻き込まれ順位を落としてしまう。「1走の経験があまりなかった」と若松。それが響き11位と出遅れてしまった。
 若松からバトンを受けた2走、川野はこれが競技生活ラストラン。その思いをぶつけ、区間順位6位の好成績。チーム順位はこの時点で10位と1つ順位を上げるだけにとどまったが、前とのタイム差を大きく縮め、エースの3走、佐々木につないだ。川野はレース終了後、コースに倒れこみ、しばらく動けないほど。それだけ全てを出し切った走りだった。
 3走の佐々木も、これがラストラン。得意のスケーティングで前にいる選手をどんどんと抜き、バトンをつなぐときにはチーム順位は6位。順位を大きく押し上げた。
 4年生の思いを受け継いだ4走、加藤は冷静な走りを展開。ここでも1人をかわし、フィニッシュ。昨年同様の5位でレースを終えた。

 目標は4位とあと一歩及ばなかったが、レース後川野と佐々木は「もう悔いはない」と語った。4年生2人は「応援が力になった」と話すように、仲間の声援を受けレースを走り終えた。ここで川野と佐々木は競技生活を終了するが、その思いは後輩が受け継ぎこれからもクロスカントリー部門は走り続ける。

 
 今日でインカレ全競技が終了した。コンバインドの選手が数十年ぶりに入学するなど、新たな風がスキー部に吹き込まれた今季。男子は6位、女子は7位という結果に終わったものの、選手それぞれが要所で力を発揮してみせた。
 また、今大会では佐々木を始め、最終学年の選手たちが底力を見せつけた結果となった。彼らが残したこの力を、近藤監督が各チーフに任命した蔦、加藤を中心にさらなる大きな力に変えていきたい。(阿部暁野・橋爪優典)

 

コメント

近藤浩之監督

―今大会の総括をお願いします
今年は男子が3種目ともエントリーができるということで、各種目でポイントを獲得しようというのが目標だったんだけど、アルペンとクロスカントリーはできたのでよかったんじゃないかなと思います。(ポイントが取れなかった)コンバインドの子たちは今年入ってきた1年生2人なので、これから見ていけばいいかなと思います。それとリレーで5位というのは、本当はもう1つ上に行きたかったんですけど、去年と同じ5位なので「まあいいか(笑)」といった感じです。

―コンバインドの選手はどういった経緯で入学されたのですか
コンバインドの選手は競技人口が少ないので、強豪校に行くケースが多いんです。だから、法政は何年も前からコンバインドの選手はいなかったんですけど、その道を作るという意味であまり強くない選手でもいいやと思っていたら、1人いい子が来てもう1人も入るということで、偶然と言ったらあれだけど、2人声をかけていた子が法政に入りたいと言ってくれたので、それで入りましたね。

―これからはコンバインドの方にも力を入れていくということですか
そうですね。来年も1人入ってくるし、各学年には1人ずついてもいいんじゃないかということですね。

―男子総合成績について
男子の総合は去年8位だったのが今年は6位と、ポイントも上澄みできているということで、一応及第点です。本当はもう少し取れたけど、言ったらタラればになるので、よかったと思います。

―今年の男子は蔦選手と塩入選手の2名でした
本当は塩入君の場合は点数が取れるはずだったんですけど、まあいいんじゃないですか、初めてのインカレの雰囲気を味わえて(笑)。

―女子総合成績について
女子は新井真紀子(スポ4)が出られないということが分かっていたので、こういう感じだとは思っていましたけど、それでもちょっと物足りないですね。各種目出ているんだけど、2人ずつ(入賞に)入っていくという計算だったので、ちょっと不満ですね。

―近藤監督から見て今大会良かった選手は
やっぱり佐々木謙也が4年間で力をつけて、本当は優勝するチャンスもある選手なんだけども、そこはほかの学校も強化している中で、それでも最低限といったら変だけれども4位という成績はちゃんと計算してくれた通りやってくれたなと。最終学年の強みを出してくれたなと思います。

―今日も区間順位3位という走りでした
あそこはエース区間なので、そこで3位という成績は評価できると思いますし、あそこで前とのタイム差を詰めてくれたおかげで4走がちゃんと追い越してこれたというのもあるので、今回のリレーでの貢献も評価できると思いますね、でも、今日のリレーは元々そういう作戦で、クラシカルはうちが弱いのでそこである程度離されてもフリーで挽回するという作戦だったので、作戦通りだったけどクラシカルでもうちょっとね。秒差があり過ぎたかな。

―佐々木選手や新井選手が抜ける来季で、鍵となる選手は
クロスカントリーでは加藤光哉っていう今日4走を走った選手が、大学3年間ですごく伸びてきた選手なので、今年の佐々木のように4年になったらきっちり入賞してくるような選手に育ってほしいなと思いますね。アルペンは蔦。蔦有輝は安定感もあるしリーダーシップもあるので、来季のアルペンチーフに任命しましたけども、いい子もどんどん入ってくるので、そういう強い個性のある選手をどうまとめていくかってところを彼に期待したいです。

―それを踏まえて、近藤監督としては来季に向けてどうしていきたいですか
力のある子が揃っているのに大一番でちゃんとした結果が出せないというのは、まだ何か足りないところがあるということなので、そこはしっかりレビューしてまた来年のインカレに備えたいと思います。

林鮎子

-レースを振り返って
SGとGSでポイントを取ることができなくてすごく悔しかったので、SLで表彰台に乗れたことは嬉しく思っています。

-3位という結果については
目標が表彰台だったので、嬉しいです。

-タイムはいかがでしょうか
2本目、セカンドラップを取ることができて。1本目のビブが15番で、バーンが悪かった中で7位につけたことは気持ち的に「まだ行ける」と思えたので。良かったですね。本当にポイントが取れてなくて、女子のポイントも2.5点というあまり良くない点数だったので、良かったです。

-今大会を振り返ると
苦しい大会だったなと思います。

-見えた課題は
安定して上位に入ることがこれからの目標だと思います。

-来季に向けて
来年のインカレでは1年生のとき以上の成績を出すことと、全種目で表彰台に乗ることです。

若松龍貴・川野創平・佐々木謙也・加藤光哉

―今日のレースを振り返って
川野:いつも通りいい走りができればと思ってスタートして結果的には区間6位だったんですけど、タイム差的にはいい走りができたんじゃないかなと思います。
佐々木:クラシカルの2人がいい感じでつないでくれて、僕の役割は順位を一つでも上げてくることなので、結果的に(順位を)4つ上げられたのでよかったかなと思います。
加藤:僕は(佐々木)謙也さんがつないできてくれて前との差も詰めてきてくれていたので、冷静に走り切りました。
若松:すごく緊張していて最初はいい感じで行けたんですけど、他の集団に巻き込まれて後ろの方に行ってしまって、1走の経験があまりなかったので難しさを感じました。もう少しいい形でつなげればよかったんですけど、悔いの残る走りになってしまいました。

―佐々木選手は区間3位でしたが、調子やスケーティングはいかがでしたか
佐々木:ちょっと30KmFの疲れが抜け切れてはいなかったんですけど、気持ちと応援も多かったのでやり切れましたね。

―今日のレースのプランや目標にしていた順位は
川野:4位です。

―その中で昨年と同様の5位という結果はどう捉えていますか
加藤:満足しています。
川野、佐々木:もう悔いはないです。

―川野選手と佐々木選手は最後のインカレでしたが、今後は競技を続けていかれますか
川野:いえ、続けないです。2人とも。

―競技をここまで続けてきて、法大での4年間の思い出は
川野:高校で全然成績が出なかったんですけど、大学で成長したというか全体的に速くなっていたので、最後の集大成としてリレーに臨んだんですけど、自分の走りができたと思います。あと、応援が本当に力になりました。
佐々木:まずあっという間だったなと思います。あと、法政を選んでよかったなというのと1年生の時がつらかったなという記憶があります。環境が変わって大変だったなという感じでした。でも、いいチームなのでここを選んでよかったと思います。

―今大会を振り返って各々いかがでしたか
川野:個人戦がダメダメだったのでリレーも不安だったんですけど、何とか最後ということでつなぐことができたので、その点はよかったんじゃないかなと思います。
佐々木:チーム全体として前向きに上の順位を目指して、個人もリレーも頑張っていたので、雰囲気がすごい良くていいインカレだったなと思います。
加藤:昨年は30kmがダメだったんですけど、今年は全体を通していい感じで成績を残せたので、来年への弾みになったと思います。
若松:僕は初めてのインカレだったんですけど、目標は30位以内というところで大体が40番台で終わって悔しい思いをしたので、来年は成績をよくできるようにオフシーズンのトレーニングを頑張っていきたいと思います。

―残った2人は、来季に向けてどうしていきたいですか
加藤:僕はランナーのチーフになるので、しっかりと責任をもって個人で優勝して、リレーでは今年以上の成績を残せるようにみんなで頑張っていきたいと思います、
若松:いろいろ課題が見えてきたので、それを克服する練習をして、来年はチームに貢献できるような成績を残せるように頑張りたいと思います。

 

フォトギャラリー

  • DSC 2535 R林が法大に大きなポイントをもたらした
  • 0X0A7251 R「苦しい大会だった」とインカレを振り返った林
  • DSC 2492 R山北は1年生ながら堂々とした滑りを披露
  • DSC 2454 R来年は最終学年となる下村美
  • DSC 2780 R力を合わせて入賞をもぎ取ったリレー勢
  • DSC 2648 Rリレーではバトンパスも見どころだ
  • DSC 2615 Rエース・佐々木が大一番で力を発揮した
  • DSC 2677 R近藤監督の激励を受けフィニッシュした加藤
 

 

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