陸上

【陸上競技】第21回日本学生ハーフマラソン選手権 『箱根5位』へ向けての船出は64分台ゼロと苦しい結果に

第21回日本学生ハーフマラソン選手権
2018年3月4日(日)
陸上自衛隊立川駐屯地滑走路、国営昭和記念公園及びその外周道路

異例の暑さの中で開催された日本学生ハーフマラソン選手権。新体制となり、箱根へ向けて良い形での第一歩を踏み出したい法大だったが、結果は大畑の48位が最高位。箱根5位を目指すチームとしてはやや不安の残る試合となった。

 MG 1758 R
チームトップの走りも悔しさを滲ませた大畑

試合結果

結果

順位 選手名記録 
48位 大畑和真(社3) 1時間5分11秒
82位 増田蒼馬(経2) 1時間5分48秒
97位 松澤拓弥(社2) 1時間6分01秒
118位 佐々木虎一朗(スポ2) 1時間6分16秒
144位 本多寛幸(社3) 1時間6分48秒
171位 奥山智広(経1) 1時間7分00秒
178位 中村雅史(経1) 1時間7分04秒
203位 須田大貴(社2) 1時間7分26秒
223位 一瀬泰大(経1) 1時間7分38秒
283位 強矢涼太(経2) 1時間8分21秒
297位 土屋勇樹(社2) 1時間8分33秒
360位 鈴木快(社1) 1時間9分07秒
402位 田辺佑典 (経1) 1時間9分38秒
425位 糟谷勇輝(経1) 1時間9分52秒

 

戦評

 東京箱根間往復大学駅伝(箱根)では総合6位という結果を納め、ロードでの強さを見せつけた法大。新チームとなって臨んだ今回の第21回日本学生ハーフマラソン選手権大会にも、その結果に大きな期待がかかった。しかし多くの選手が故障や不調等で、万全な状態で挑めず。『箱根5位』指すチームにとっては苦しい結果に終わった。
 法大トップは新主将の大畑和真(社3)。上尾ハーフに続くチームトップでのフィニッシュ。新チームのスローガンとして掲げた『チャレンジ』にふさわしい『挑む走り』をみせた。続く増田蒼馬(経2)は1月頃にかかったインフルエンザの影響からかあまり練習が積むことが出来ず、上尾ハーフ同様、チームトップを大畑に譲るチーム2位。納得のいく結果とはならなかった。昨季、増田は三大駅伝の全てにエントリーはされていたものの補欠でどの大会も走ることができなかった。それについて大畑は「悔しさをバネにすればこれからもっと伸びてくる選手ではないかと感じている」と評価し、これからの期待の選手に増田の名前をあげた。松澤拓弥(社2)は箱根、神奈川ハーフと続いた連戦による疲労から納得のいかない結果で終わった。自分の走りについて「良かった点はない」と振り返った。しかし調整方法を見直す良いきっかけとなり今後に向けた良い収穫のある大会となった。
 強豪への道を着々と進みつつある法大。今大会は納得のいかない結果に終わったが、チームとして掲げた箱根駅伝総合5位という目標に向け、さらなる高みへのチャレンジに期待がかかる。(近藤のぞみ)

 

監督・選手インタビュー

坪田智夫監督

―今日の試合を振り返って
 収穫がないレースでしたね。結果も数字も悪いですし、新しい力も上がってきてないので、非常に厳しい結果かなと。

―今年は箱根組の出場も見受けられました
 練習の内容の良い悪いはあるのですが、やはりチーム内の競争というよりも、外に目を向けて、他大の選手たちと競うなかで結果を出さないと箱根では通用しないので。そういった意味で箱根組も出場させたのですが、結果としては悪すぎましたね。

―今回のレースにおける監督の理想というのは
 箱根を経験したことのない選手たちが箱根組を負かす、また箱根を走った者たちも他の大学の主力たちと互角以上に戦うというのが大事な大会なので。もちろんこの大会がゴールではないので、選手たちにもスタート前には「この結果を受けて箱根に繋げなさい」という話しはしていました。

―この冬季の調整について練習、調整方法については
 特に変えてはいませんが、今年は故障者がかなりでたので、選手たちの体調管理のしかた、コンディションの持っていき方が非常にまずいですね。今年は箱根で六番に入っていますし、来年度は更に高いところに目標を設定しています。そうなってきた時に、体調管理等の基本的なことを徹底できていない状態で夏、秋と迎えれば次の箱根では厳しい結果が待っていると言わざるを得ませんね。

―春先へ向けて意気込みを
 春先に関してはまず関東インカレで得点を取る、そして全日本の予選会を通るところに目標はあります。今の主力の力があれば、両方とも可能ではあるのですが、やはり法政としての最大の目標は箱根ですので、全体としての底上げ、大幅な自己ベストの更新であったりとか、そういったところに重きを置いていければと思います。

大畑和真

 ー今日のレースを終えてまず
 今回自分の中の目的は、タイムよりも他大学の選手たちと競り合い、どこまで自分の実力が通用するのか確かめたいと思っていたので、前半から攻めていきました。

ー今日のコンディションは?
 箱根駅伝が終わってから、調子が上がり切らない状態で、少しずつ上がり始めた時のレースでした。

ー箱根後から立川ハーフまでの練習は?
 特に特別なことはやってきませんでした。今まで通り積み上げてきた練習をしっかり継続していました。

ー今日のレースの作り方は?
 行けるところまでしっかり先頭集団に食らいついて行こうと思っていました。しかし自分が思っている以上に早い段階で離されてしまったので、もっと食らいついていけたら良かったです。

ー今日のレースでの課題と良かった点
 良かったところはないです。最初の5キロまでしか先頭集団について行くことができなかったことや、後半の粘りを見せることができなかったことが改善点かと思います。後半の粘りをこれからの練習で修正して行くことができれば、他大学の力のある選手と勝負ができるようになると思っています。

ー今シーズンの個人目標は?
 今年の箱根駅伝では、決していい結果を残せたわけではありませんでした。関東インカレや三大駅伝もありますが、やはり最後の箱根駅伝で、チームの立てた目標の達成に貢献できるような力をつけていきたいと思っています。

増田蒼馬

本日のレースを振り返って

  1月にインフルエンザにかかってしまってからあまり練習を積むことが出来ず、状態が悪い中だったので最低限まとめて今後につながるレースになればいいなと思い臨みました。

 

コンディションは

 暑く、風も強かったのですが自分はあまり気にしないので自分のレースができればいいと考えていました。

 

どういったレースプランを心がけましたか

 序盤は先頭集団に食らいついていきたいと思っていたのですが、早い段階で離されてしまいました。しかし最低限は粘れたかなと思いました。

 

チーム内2位という結果を受けて

 自分は状態も良くない中だったので、周りが結構失速した形でのチーム内2位という結果かなと思います。

 

上尾ハーフの結果から約1分近く遅いタイムとなってしまいましたがその原因は

 インフルエンザにかかってしまったことが大きいです。また調整の段階で疲労が抜けなかったことも原因だと思います。

 

上尾ハーフ同様、大畑選手にチームトップを譲る形になりましたが

 大畑選手が序盤から先頭にいるのがわかっていたのですが、自分の力不足で追いつきたかったのですが無理だったので次に勝負する時に勝てるように練習を積んでいきたいです。

 

今大会は順位とタイムどちらを意識しましたか

 順位を意識しました。

 

箱根での出走が叶いませんでしたが、その時の心境は

 メンバーを見た中で、直前の合宿の内容で上のメンバーと比べて設定なども下げながらやっていてメンバーから落ちるのかなと感じていたのですが、落ちた時は悔しかったです。

 

では今後の目標としては箱根出場ということですか

 そうですね。今年は長い距離に力を入れて箱根を目指そうと思っています。

 

冬季練習ではどのような練習を積みましたか

 実践的な練習であったり、試合に向けた調整という感じでした。

 

関東インカレでの目標は

 ハーフに出たいなと考えています。4月の頭に試合があって、それ次第かなと思います。

 

新主将に高校時代の先輩である大畑選手が就任しました

 あまりキャプテンの印象はなかったのですが、普段から生活も競技でも真摯に取り組んでいてすごいなと思っています。

 

今後の目標は

 トラックでは自己ベストを更新し、三大駅伝出場を目標に掲げています。

 

松澤拓弥

ー今日のレースを終えてまず一言お願いします
 今日のレースでは63分台を狙っていましたが、箱根駅伝から連戦だったので疲労がなかなか抜けずいい結果は残せませんでした。

ー神奈川ハーフも走ったそうですが、今回との違いはありますか
 立川ハーフの方が重要な大会だったので、神奈川ハーフでいい走りができなかった分調整してきましたが、立川もあまり良い走りはできませんでした。

ー今日のコンディションは
 コンディションは悪い状態で臨むことになりました。

ーチーム内3位という結果で終えた感想は
 (良い成績で)走ると思っていたのが上位の3人だったので、特に思うことはないです。3人ともタイムが遅かったので、それが次への課題だと思います。

—今日のレースでの改善点と良かった点は
 良かった点はありません。いい調子でレースを迎えられなかったので、自分の調整方法を見直して次のレースに臨みたいです。

ー今シーズンの個人としての目標は
 全日本予選を走りたいと思っているので、そこに向けて調整していきたいと思います。

フォトギャラリー

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