バドミントン

【バドミントン】関東大学バドミントン春季リーグ戦 第5戦 女子は大敗を喫しまさかの5位、男子は筑波大に勝利し4位でリーグ戦を終える

関東大学バドミントン春季リーグ
2018年5月4日(金)
日本体育大学健志台キャンパス米本記念体育館

GWに5日にかけて行われたリーグ戦もついに最終日を迎え、男女とも2位争いに食い込む混戦の中、男子は筑波大、女子は明大と対峙。男子は今季強化したシングルス陣が3勝して筑波大に勝利し、全体4位でリーグ戦を終えた。一方女子は負けられない1戦で0-5で明大に大敗。順位は5位に転落し、厳しい結果となった。

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桐田主将がチームの勝利を決め、ハイタッチを交わす選手たち

試合結果

総合試合結果(男子)

法政大学

3

-

筑波大学

2


詳細結果(男子)

試合試合詳細(後者が対戦相手)
第1シングルス  ○野田悠斗2-1牧野桂大(24-26、21-17、23-21)
第2シングルス  ○嶺岸洸2-1土平孟(16-21、21-10、21-5)
第1ダブルス   ●桐田和樹・山澤直貴1-2西野勝志・春成星哉(21-16、20-22、17-21)
 第2ダブルス  ●小森園隆平・春日井一生0-2牧野・下川大樹(9-21、13-21)
 第3シングルス  ○桐田2-0西野(21-16、21-16)

総合試合結果(女子)

法政大学

0

-

明治大学

5

詳細結果(女子)

試合試合詳細(後者が対戦相手)
第1シングルス  ●勝俣莉里香1-2正田捺実(21-17、11-21、13-21)
第2シングルス   ●東久留望0-2西口涼子(11-21、9-21)
第1ダブルス   ●勝俣・工藤ひな子1-2上杉夏美・鈴木成美(23-21、15-21、11-21)
第2ダブルス   ●清水一希・今野聡子0-2小原凛々子・由良なぎさ(19-21、18-21)
 第3シングルス  ●柳井咲耶0-2鈴木いよ乃(19-21、19-21)

 

戦評

男子

 長かった連戦も最終日となる今日、法大は最後の相手として筑波大を迎えた。この試合結果により、順位に変動があるため、上位進出を目指し勝利を飾りたいところだ。

 法大第1シングルスは野田悠斗(経2)が起用された。第1ゲームは、相手の高い打点から放たれる鋭いスマッシュに反応するものの、ロビングが浅くなり相手にチャンスを与える苦しい状況が続く。相手に先にゲームポイントを握られ、必死に食らいつき1点を争う攻防を見せるが24-26で力尽きこのゲームを落とす。第2ゲームは、持ち味である速いスマッシュで相手の体制を崩しプッシュで押し込む攻撃スタイルで21-17で奪い返した。第3ゲームに入ると、ネット前で繰り広げられるヘアピンショットや低い打点のドライブショットで相手のミスを誘発。先にマッチポイントを先取する。しかし、相手も食い下がらず、デュースに持ち込まれるものの最後は粘り勝ち勝利を収めた。DSC 0242 R

 第2シングルスは嶺岸洸(社1)が登場。第1ゲームは主導権を相手に握られる。アウトラインギリギリを狙ったショットに反応するが、追いつくことができない。相手のコースを狙った多彩なショットに対応できないまま16-21で落とす。後がない嶺岸はここで勝負をかける。第2ゲームは先程とは裏腹に嶺岸が放つ緩急のある球に相手が一歩も反応できない。このまま本来の実力を取り戻し21-10で圧倒してこのゲームをものにする。運命のファイナルゲーム。流れは確実に嶺岸に傾いた。ゲーム開始から13点連続ポイントを獲得。そのまま相手の攻撃を振り切り21-5で勝利。これで出場したシングルス全てで勝利を収める活躍を見せた。DSC 0474 R

 勝利まであと一つの法大は桐田和樹(経4)・山澤直貴(経2)ペアを送り込んだ。攻撃では、強打で攻め込む姿勢で相手に攻撃権を譲らず、守備では山澤が反応しきれない部分を桐田がカバーに回るという、連携のとれたコンビネーションを見せ21-16で第1ゲームを先取する。しかし、ここでもう後がない筑波大の猛攻が始まる。第1ゲームでは決まっていたショットが決まらず長いラリーが続き、最後は我慢しきれずミスしてしまう場面が目立ち始める。サーブミスや、サーブを受けてからの1、2球でのケアレスミスも重なり相手に簡単に得点を与えてしまう。立ち直しを図りたかったが、時はすでに遅く20-22、17-21で連取され敗北となった。

 第2ダブルスには小森園隆平(社4)・春日井一生(経3)ペアが登場した。しかし第1ゲームから試合は筑波大ペースに。ミスを連発し序盤に8連続失点すると、攻撃を仕掛ける間もなく9-21で落とす。第2ゲームも悪い流れを断ち切れないまま相手のスマッシュに対応できず13-21でストレート負けを喫することとなった。

 後がない第3シングルスには桐田が出場。絶対に勝利したいこの場面でエースらしさを見せた。第1ゲームは一進一退の攻防が続き、ビハインドで迎えたインターバルだったがプッシュや緩急をつけたショットで追い上げ21-16で先取。続くゲームも積極的にスマッシュで攻めていき、ベンチの盛り上がりも最高潮に。相手の巻き返しも振り切り、最後はヘアピンで勝負を決め、法大の勝利となった。DSC 0911 R

 3勝2敗と何とか勝ち越したものの、4位という結果で春季リーグを終えた男子。しかし、シングルスでの健闘やルーキー嶺岸の台頭など、実りもある5日間となった。今後は最後まで課題になってしまったダブルスを重点的に強化し、より一層強くなったチームで6月の関東選手権を迎えたい。(杉本ひかり・渡辺詩織)

女子

最終戦となった今日、現在法大を含めた4大学が2勝2敗と並び、2位争いを展開。1つでも順位を上げるには、負けは許されないことはもちろん、1試合も落とさずに勝利をつかみたい。

 第1シングルスに出場した勝俣莉里香(営4)は序盤にリードを許したものの、後半にスマッシュやプッシュを立て続けに決め、6連続ポイントを奪い21-17で第1ゲームを選手。しかし、第2ゲームなると連戦の疲れからか、勝俣のネットミスやサイドアウトが目立つようになり、相手のペースで試合が展開。11-21、13-21で相手のルーキーに逆転負けを喫した。

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東久留望(法3)は、第2シングルで過去の対戦で敗北している西口涼子と対峙。西口の緩急をつけた多様な攻撃に、序盤から苦しめられた東。攻撃の隙を与えられず大きく点差を離されて、ストレート負けとなった。

勝利に後がなくなった法大は、第1ダブルスに勝俣・工藤ひな子(人4)ペアを起用。第1ゲームはゲームポイントでデュースとなり、接戦を繰り広げるも工藤が後衛からスマッシュを何度も打ち込むなど、攻めの姿勢で23-21でこのゲームをものに。しかし、第2ゲーム以降は相手の守備が安定し、攻撃のリズムを崩されると、自分たちのミスで失点を重ねていく。結局15-21、11-21で敗戦となった。

第2ダブルスには、初戦以来の出場となった清水一希(人3)・今野聡子(人2)ペアが3試合ぶりに登場。1点を争うシーソーゲームを展開し、19-20と接戦でゲームポイントを奪われると、最後はプッシュを決められ第1ゲームを落としてしまう。巻き返したい第2ゲームだったが、攻めの姿勢で打ち込んだスマッシュがネットにかかるなどのミスが続き、中盤に6連続ポイントを許してしまう。最後までこの連続失点が響き、19-21で敗北を喫した。

第3シングルスには、メンバーチェンジで柳井咲耶(国1)が起用され、リーグ戦初出場に挑んだ。公式デビュー戦にもかかわらず、堂々たるプレーを見せ落ち着いてヘアピンなどを決めるが、19-21で第1ゲームを落とす。続く第2ゲーム目も健闘するが、相手の勢いに飲まれストレートで敗戦した。IMG 0923 R

最終戦をまさかの0-5と、完敗に終わった法大。順位も全体5位とふがいない結果になった。また、実力的には勝てる相手にも負けてしまう試合が多く、「勝ち気が足りなかった」と主将の勝俣は振り返った。今後さらに大きな大会を勝ち抜くためには、気持ちを新たにチーム全員が闘志を燃やし、勝利への執着心を持って臨まなければならない。団体戦でタイトル獲得。この悲願達成に向けた彼女たちの戦いは、始まったばかりだ。(大平佳奈)

監督・選手インタビュー

宮康二監督

ー今日の試合を振り返って
予想外ではありますが、かばうとすると勝俣がもう(今季は)9試合目、10試合目なので相当彼女に負担がかかっていたかなと。あと、昨日最下位を懸けた大一番で、専修大学に4-1で勝ったことで精神的に抜けた部分があるのかなと思っていて、締めようかなと思ったのですが、締めきれずに今日の第1シングルスで相手の1年生に不覚を取ったというところで、その後のダブルスなどに引きづられたと思います。でも、そうは言いつつも最低限、秋にまた挑戦する権利が残っているので、この後しっかりやり直していくしかないですね。

ー今大会を振り返って、シングルスは
勝俣はスタミナさえ切れなければそこそこやるのかなと思っていました。岡部も勝負強いので良かったかなと思います。2番目のシングルスが東なのか、柳井なのか、中静なのか、初戦使った伊東なのかというところですね。どちらにせよ、そこがもう少しレベルアップしないとよそのチームに比べると落ちるのかなと思いますね。

ーダブルスに関しては
ダブルスはペアを組んで間もないこともあって、固まっていないのもあるのですが、1年生の山口がそこそこ力があるので、勝俣絡みと山口絡みでやるのかなと。後は清水、今野も今日使ったのでそこを使うかですかね。どっちにしても強化しないとまだ足りないですね。

ー新体制で迎えた春季リーグとなりましたが
今のメンツだとこの順位くらいなのかもしれないです。早大と専修の2つしか勝っていないので、他にも勝っていくとなると、全体的にレベルアップしないと厳しいかもしれないですね。

ー収穫は
1年生の柳井とか山口が出場したことです。1年生にそれなりの力があるので、これから鍛えていけば1年後、2年後に良くなるかなと思います。

ー関東選手権へ向けて
スタミナやパワー、テクニックなどを全体的に変えていく必要があります。練習の中身も多少見直してやっていかなくてはいけないと思います。

勝俣莉里香主将

ー今日の試合を振り返って
出だしが本当に悪くて、私がああいう試合をしてしまったから、後にもこうなってしまったのかなという感じです。

ー単複で全出場し、疲労は
疲れはあって、最後はもう足が動かなかったですね。でも毎回そうなので、そこを克服しないと勝てないのかなと思います。

ー今大会のシングルスを振り返って
いい時もあったし、悪い時もありました。(対戦相手が)全員年下でやりづらさはあったのですが、4年になって、年下と当たることが多いのは当たり前なので、変にプレッシャーとかにとらわれないようにしたいです。自分が先陣を切って、いい流れに乗っていけるようにしたいと思います。

ーダブルスについては
自分たちは攻めないと勝てないのですが、攻めさせてくれないペアとどう戦うかというのが、これからの課題だと思います。

ー修正点は
勝てる試合に負けていて、その原因が勝気が足りなかったりというところだと思います。仲が良いのは良いところですが、先輩後輩関係なくもっと勝ちにこだわってやらなくては、これからのリーグ戦で勝てないと思います。もっと声を出して、そういう人じゃないと、応援も乗ってこないと思うので出る人は責任を持ってちゃんと勢いづけられるようにしないといけないと思います。

ー次回の関東選手権に向けて
個人戦なのですが、それがこれからの団体戦に繋がると思うので、それぞれの目標に向けてこれからも練習を頑張ります。早くインカレの権利を取れるようにしたいです。

升佑二郎監督

ー今日の試合を振り返って
ダブルスがここまでで1回しか勝てない一方で、シングルスが3勝して今日も勝てたので、ダブルスをもっと頑張らなくてはなと思います。

ー今大会では桐田、野田選手はスタメン固定となりました
桐田はシングルス全勝していますし、野田も一度山下(恭平、日体大)くんに負けちゃっただけなので良かったと思います。ただ、5試合出場できるか、というと2人ともまだ出来ないと思います。桐田も野田も1回休みがあったので、全部で出すというのはなかなかリスクがあると思いますし、持久力はまだまだないのかなと思うので、そういったところをこれからコツコツやっていこうかなと思います。

ーその他のシングルス陣に関しては
原口も2試合出て2勝していますし、藤原も1勝1敗で、シングルスは勝つ力があると思います。それ以外の選手も伸びていく雰囲気があるので、そこは本当に評価できると思います。

ーダブルスは今季1勝と苦しみました
昨日の1勝も結局嶺岸頼りになっていたので、1年生に頼っているうちはまだまだダメだなと思います。夏はおそらく他の誰かが伸びてきて、違うメンバーで戦っているんじゃないかなと思いました。

ーダブルスは、かなりペアを組み替えていましたが
ある程度固まってはいます。模索したというよりは、だめだというのを選手に分ってもらおうと。はっきり言って勝つのは難しかったので、どういう負け方をするかというのを考えていました。負けて、なにくそ魂で夏に繋げられたらと思っていました。

ー今季の収穫と課題は
収穫はシングルスは今まで通り練習していけばいいなと思いました。ダブルスはフィジカルが全然ないので、まずは身体づくりをしっかりして、1年生をどんどん伸ばそうと思っています。

ー今季のMVPは
嶺岸じゃないですかね。嶺岸がよく頑張ったと思います。

ー次回の関東選手権に向けて
とにかく身体づくりです。法政のダブルスは最弱だと思うので、夏には強くなったと思われるように関東選手権で結果を出したいです。出すことによって、次に繋がると思うので頑張りたいなと思っています。

桐田和樹主将

ー今日の試合を振り返って
ダブルスは勝たないといけない場面でちょっとうまくいかないという部分はあったんですけど、自分は負けちゃったのでシングルスでしっかり勝てたのは良かったかなと思います。

ーチームとしてリーグ戦を振り返って見えた課題は
やっぱりダブルスですね。自分も出てるんですけど、現状ダブルス陣がすごく少なくてレベルも低くて、これでは秋もインカレも戦えないと思うので、しっかりこれからダブルス中心の練習をやっていきたいです。

ーダブルスがふるわない要因は
みんなのレベルが低くて下が強くないので。下に強いやつがいると上も「しっかり頑張らないとな」となるんですけど、下が弱いから上も全然練習にならないという感じで。競い合う場面がないのでそこが弱いところかなと。

ーシングルスは勝ちきれていました
そうですね。シングルスは層も厚いし、法政のシングルスはどの大学にも下でも通用すると今回のリーグで分かったので、それは強みかなと思ってます。

ーその他の収穫は
嶺岸が自分が想像していた以上に頑張ってくれて。嶺岸とか原口(翔多、社2)、藤原(圭祐、経2)は同じくらい戦ったんですけど、嶺岸の成長がすごく大きいのでありがたいなと思ってます。

-試合後のミーティングで全体に話したことは
やっぱりダブルス陣がまだ弱いので「ここから練習も厳しくなるし、ダブルス中心にやっていく」という感じですかね。

-関東選手権に向けて
目標は優勝なんですけど、とりあえずベスト4に入ってインカレの権利を取りたいと思います。

フォトギャラリー

  • DSC 0918 R桐田主将がチームの勝利を決め、ハイタッチを交わす選手たち
  • DSC 0333 R今季の大車輪の活躍を見せた嶺岸
  • DSC 0561 R後衛から返球する桐田(左)(右、山澤)
  • DSC 0745 R今季からダブルス陣をけん引する小森園(左)は、1勝の重みに苦しんだ(右、春日井)
  • IMG 0225 R単複で全試合に出場した勝俣主将
  • IMG 0378 R東は、昨年の新人戦で優勝を逃した相手に惜敗した
  • IMG 0476 R悪い流れを断ち切れずに、負けてしまった4年生ダブルス(左、勝俣、工藤)
  • IMG 0719 R3試合ぶりの出場となった清水(奥)、今野ペア
 
 
 
 
 
 

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