バドミントン

【バドミントン】関東大学バドミントン秋季リーグ戦 第4戦   男子は主将の桐田が2勝するも、3つ目の黒星に…女子は無敗を守り、全勝優勝に大手をかけて明日の最終戦へ!!

関東大学バドミントン秋季リーグ戦
2018年9月22日(土)
日本体育大学健志台キャンパス米本記念体育館

今季も終盤を迎え、男子は筑波大、女子は早大と対峙した。男子は第3シングルスで野田が敗戦し、苦しい3つ目の黒星に。女子は、4-1で早大を下し、全勝優勝へ大手をかけた。

DSC 7604 R
単複とも勝利を挙げた桐田

試合結果

総合試合結果(男子)

法政大学

2

-

筑波大学

3


詳細結果(男子)

試合試合詳細(後者が対戦相手)
第1シングルス ●嶺岸洸0ー2牧野桂大(16-21、13-21) 
第2シングルス  ○桐田和樹2ー1高上麟龍(19-21、21-11、21-17)
第1ダブルス   ●藤原圭祐・山澤直貴0ー2西野勝志・春成星哉(10-21、20-22)
 第2ダブルス  ○桐田・嶺岸2ー0下川大樹・牧野(22-20、21-17)
 第3シングルス  ●野田悠斗1ー2西野(18-21、21-8、19-21)

総合試合結果(女子)

法政大学

4

-

早稲田大学

1

詳細結果(女子)

試合試合詳細(後者が対戦相手)
第1シングルス  ○勝俣莉里香2ー0平野紗妃(21-14、21-13)
第2シングルス   ●東久留望1ー2松本茜(21-23、21-11、17-21)
第1ダブルス   ○勝俣・工藤ひな子2ー0中村幸・片桐悠夏(21-11、21-16)
第2ダブルス   ○鈴木優香・今野聡子2ー1平野・桃井伶実(19-21、21-13、21-14)
 第3シングルス ○岡部天2ー0片桐(21-16、21-9) 

 

戦評

女子

 今季も後半戦となり、4戦目の相手として迎えた早大戦。現在開幕から無敗を誇る女子は、今日勝利を収め、優勝へまた一歩近づきたいところだ。

 第1シングルスは今季好調の勝俣莉里香(営4)が出場した。力のあるスマッシュや相手を翻弄(ほんろう)する配球で、第1ゲームから危なげなく試合を進めていく。実力差を見せつける形で、第1、2ゲームとも連取しストレート勝利を収めた。IMG 7844 R勝俣莉里香選手

 第2シングルスは、持久力に定評のある東久留望(法3)が起用された。第1ゲームは、東が優位にラリーを展開するも自身のミスが重なり、得点がきっ抗。2点差でゲームポイントを奪われてからデュースに持ち込むも、21-23でこのゲームを奪われる。第2ゲームではうって変わり、東が実力差を見せつけ21-11で圧倒。しかし、第3ゲームになるとまたも試合は相手ペースに。今日はうまくコースが決まらない東がラインアウトで失点を重ね、17-21でフルゲームの末、敗れた。

 第1ダブルスでは勝俣・工藤ひな子(人4)ペアが登場。コンビネーションの良さで、着実に得点を重ねて第1ゲームを先取。続く第2ゲームでも互いのショットが冴え、安定した試合運びを展開。21-16で勝利し、ストレート勝ちを収めた。

 勝利への鍵を握った第2ダブルスには鈴木優香(国3)・今野聡子(人2)ペアが出場。相手ペアに食らいついていくもなかなか流れをつかめず第1ゲームを落とす。しかし、ここから2人は持ち前のアタック力で挽回していく。第2ゲーム序盤から果敢に攻めたプレーを見せてこのゲームを21-13で奪うと。完全に試合のペースを握った第3ゲームでは相手の隙を狙ったプッシュなどで次々に得点して勝利した。IMG 8050 R今野聡子(左)・鈴木優香ペア

 第3シングルスに出場したのは岡部天(国2)。相手選手の配給にもしっかり対応してレシーブ。最後にネット前にうまく落として第1ゲームをものにする。第2ゲームもミスを誘い出すなど3-11でインターバルを迎えると、その後も試合を優位に進めて21-9で危なげなく白星を挙げた。IMG 8110 R岡部天選手

 4-1で早大に勝利して4連勝とし、優勝に王手をかけた法大女子。明日の対戦校は昨季6位の専大だが油断はできない。「気持ちで負けないように(鈴木)」の言葉通り、強気の姿勢で臨み、全員で栄冠をつかみにいく。(大平佳奈・渡辺詩織) 

男子

 リーグ戦4日目を迎え、ここまで1勝2敗の男子。対戦相手は、春季リーグ戦で3-2で勝利した筑波大だ。

 第1シングルスに登場したのは嶺岸洸(社1)。筑波大4年生の牧野桂大に翻弄(ほんろう)され、持ち味の強烈なスマッシュを打つことができない。得意技を封印された嶺岸は焦りからかミスも増え、挽回かなわずストレート負けとなった。

 第2シングルスには桐田和樹(経4)が出場。驚異の反射能力で相手の攻撃を粘り強く拾うが、攻撃を仕掛けることができず第1ゲームを19-21で奪われる。続く第2ゲームでは相手がミスを量産する。スマッシュを打ってオーバーする展開などが目立ち、それに助けられる形で1ゲームを奪い返した。勝敗が決する第3ゲーム。赤いユニフォームに着替えた桐田は攻めのプレーを見せ、強烈なスマッシュやプッシュで点を重ねる。そのまま勢いに乗ると21-17でこのゲームを奪取。主将が貴重な一勝を挙げた。

 1-1という状況で始まった第1ダブルス。この試合には山澤直貴(経2)・藤原圭祐(経2)ペアが登場した。なんとか勝利したいところだったが、序盤からミスを重ねるとともに、相手の攻撃が炸裂。スマッシュを次々と決められ、あっという間に第1ゲームを奪われてしまった。続く第2ゲームでは気持ちを切り替え攻撃を決めていくも、藤原のミスが目立つ展開に。失点が響きデュースまでもつれ込むと、勢いにのまれ敗戦となった。

 第2ダブルスは桐田・嶺岸ペアが登場した。第1ゲーム序盤は、ネット際での些細なミスが積み重なり、5連続失点の場面も。しかし、その後ゲーム中盤からは桐田、嶺岸ともに強烈なスマッシュが決まり22-20と接戦を制す。続く第2ゲームは序盤、相手の巧みな緩急の使い分けに苦しめられたが、第1ゲーム同様、スマッシュを武器に窮地を脱し、21-17とこの試合をストレート勝ちした。DSC 7748 R桐田和樹(右)・嶺岸洸ペア

 第3ダブルスに登場したのは野田悠斗(経3)。第1ゲーム序盤、果敢にスマッシュを放つが点にはつながらず、6-11と相手に5点のリード許す。後半もその流れを変えることはできず、18−21とこのゲームを落とす。しかし、続く第2ゲームでは相手のネットやライン際での些細なミスが続き、流れは法大に。野田の高い打点からのスマッシュを武器に21−8と相手を大きく突き放し、このゲームを制す。ゲームカウントは1−1と、負ければチームとしても敗退が決定する状況下で迎えた第3ゲーム。お互い全力のスマッシュがきっ抗する試合展開。しかし、後半、野田のネット際でのミスが目立ち、19−21とこのゲームを落とすと同時にチームの敗北が決まった。DSC 7877 R野田悠斗選手

 中大戦での勝利の流れの中で迎えた、筑波大戦。昨季は勝利を挙げている相手なだけに、勝たなければならない試合であった。しかし、第1シングルスの嶺岸や、第2ダブルスの山澤・藤原ペアが落とすなど下級生陣営が勝ち切れなかった。一方、第2シングルスと第1ダブルスに登場した桐田は、どちらも勝ち切り、主将の意地を見せた。チームとしては2-3と苦い結果となった男子。だが、彼らにとって一番の舞台である、インカレはまだ残っている。この舞台で最高の結果が残せるように、まずは明日の日大戦で勝利を収め、今季リーグ戦を有終の美で飾りたい。(村井美咲・大政欣也)

監督・選手インタビュー

升佑二郎監督

ー4戦目を終えましたが

(今季は)野村がぱっとしなかったので、やっぱり引き締らなかったですね。あとはダブルスがどうしても課題ですね。

ー早大戦では早大の主力を欠く中で、敗戦してしまいました
自分たちの隙が多くて、相手に2人主力がいないという中で気の緩みが出てしまったんだと思います。逆に相手が強いと頑張るので、相手というよりは自分たちの気持ちの問題で、ゲームの内容が左右されているのが甘いかなと感じます。

ー昨季調子の良かったシングルスも、今季は勝ちきれない試合が出てきています
今回はインカレに備えて、第1シングルスをいろんな人にやらせるようにしています。法政の良い形というのは、何となく分かっているのですが、そうではなかった時に、どういった試合になるのかというのを試しています。それが少し裏目に出て、苦しくなっている部分はあります。それはインカレで迷わないようにするために、例えば今日だったら第1シングルスで嶺岸を出したりだとか。インカレに向けてあえて、リスクを背負っている部分があります。

ー早大の第1シングルスでは、原口選手を起用し善戦したが
そうですね。インカレの本番でも、もし誰かが出られなくなったという時に誰を出すかというのを考えました。そうなった時に、1番元気のいい原口がいいのではないのか、というのがあって起用しました。実際、いい試合をしてくれたので、1つの戦術として手応えは感じられました。

ー課題や修正していくべき点
苦しみながらやっているのが、いい方向にいくように。特に法政は隙を見せると一気にだめになるチームなので、苦しい方が逆に気が引き締まっていくのではないかと。この緊張感を普段の練習に持っていけるようにできたらいいなと思っているので、とにかく隙を見せないように気を引き締めながら。といいつつも、上手くいかないのが法政っぽいのですが、なんとか明日は大人のバドミントンができるように頑張りたいと思います。

ー明日の日大戦に向けて
日大は強いですから、1つも取れないで負ける可能性もあるし、勝つ可能性もあります。最下位になる可能性もまだあるのですが、競った展開になると思うので、緊張感のある試合になると思います。ポジティブに考えると、インカレに向けていい方向にいくかもしれないです。

ーここまでの総括を
そんなに悪いということもなくて、想定内というか。良くはないですが、悪かったらこんな感じかなという想定内で動けているので、インカレに向けて頑張れそうだなと。こうなったら法政はだめだとか、逆にこうすればいい方向にいくなというのが分かってきたので。そういった意味では、今季は本当は筑波大戦も取りたかったすけど、中央大戦を取れたので。高リスクマネジメントですが、全てインカレに向けてと思えば、良かったのかなと思います。

 

桐田和樹主将

ー今日の試合を振り返って
(リーグ戦の)前半はあまり勝てませんでした。今日は相手がたぶん年下で勝たなければならない場面だったので、ファイナルにいってしまったのですが、集中して最後までできて良かったです。ダブルスも前半戦は1回も勝てていなかったのですが、今日は2-1という絶対に勝たなければならない場面で自分らしいプレーができたので、良かったなと思います。

ー今季を振り返って
法政はダブルスが弱いイメージがあります。シングルスは結構いいのですが、シングルスが負けると団体戦は負けるという感じになってしまっているので、総力を上げるということでダブルスもしっかり強化して、インカレに向けて頑張っていきたいと思います。

ーダブルスを組んでいる嶺岸選手とのコンビネーションは
嶺岸とはあまり練習をしなくて、結構ぶっつけ本番でやっているのですが、ペアが右利きと左利きで組むとやりやすい部分はありますし、嶺岸本人が入れるのが上手い選手なので、とてもやりやすいと思います。

ー今季のチームの雰囲気は 
雰囲気はあまり良くないと思います。練習不足というわけでもなくて、同じメンバーで練習をしすぎて上の人と当たるとあたふたしちゃう感じがあるのだと思います。ですから、インカレまでにそこを修正して、強い人にも勝てるようにしていきたいと思います。

ー明日への意気込みは
日大も強いのですが、勝たないと入れ替え戦になってしまうかもしれないので、しっかりやっていきたいと思います。

鈴木優香・今野聡子

ー今日の試合を振り返って
鈴木:
自分たちの悪いところはいつも出だしが良くないところで、今日も出だしがあまり良くなくて、悪い流れだったんですけど、攻めていったらちょっと調子が戻ってきたので、そこは良かったと思います。全体的にはあまり絶好調ではなかったので、明日に向けて(試合に)出られたら調整できるように頑張ります。
今野:同じように1ゲーム目は恐れたプレーで、2、3ゲーム目は1ゲームほど恐れなかったんですけど、うまくいかなくて。でも相手のミスに救われた部分もあって、何とか勝てたので、もし明日出られたらもっといろんなことを試せるようにプレーをしたいです。

ーペアのコンビネーションは
今野:どっちもゴリゴリ(笑)。攻めの形にもっていくと強いんですけど、守りの形に入るとやられてしまうので...そんな感じです。

ー優勝が近づいています
鈴木:今まであんまり優勝が見えてこなくて、今季は結構最初から出だしも良くて、流れも良くきてると思うので、あと1試合しっかり勝って優勝したいなと思ってます。
今野:自分たちの勝ちのポイントだけでなくて、ほとんど先輩とかに助けられたので、もし明日出られたら明日は自分たちが勝ちのポイントにつなげられるように頑張ります。

ー残り1試合ですが、リーグ戦を通して得られたことは
鈴木:自分はリーグ戦に今回初めて出て、個人戦とはまた違った緊張感というか、そういうのを大きく感じられたなと思いました。
今野:今までリーグ戦には3回出たんですけど、3回とも全部負けてしまっていて、初めて今大会で勝つことができたので、それが成長かなと思います。

ー明日に向けて意気込みをお願いします
鈴木:結構専修のダブルスは今までも強いので、そこに気持ちで負けないように。気持ちで負けたらそのまま流れで負けちゃうと思うので、自分たちが強気でガッといって、良い流れで1ポイントとって、後につなげられるように頑張りたいです。
今野:ダブルスがメインで強いので、シングル陣の助けにもなるように、ダブルの強さをここで食い止めて、優勝に貢献したいと思います。

 

フォトギャラリー

  • IMG 7930 R持ち前の粘りを見せるも、本来の実力が発揮できずに惜敗した東
  • IMG 7963 R勝俣・工藤ペアは、終始声を掛け合い、安定した1勝を挙げた
  • IMG 8017 Rアタック力のある鈴木(右)・今野ペアは、コンビネーションが良くなってきている
  • IMG 8099 R岡部は配球の良さが光り、相手を圧倒した
  • DSC 7498 Rシングルスでは、今季初黒星を付けられた嶺岸
  • DSC 7713 R藤原(右)・山澤ペアは、積極的に攻撃を仕掛ける分、ミスも目立った
  • DSC 7759 R後衛からスマッシュを決める桐田(左)(右・嶺岸)
  • DSC 7837 R野田は第2ゲームでは圧勝するも、最終ゲームで勝ちきれなかった
 

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