バドミントン

【バドミントン】第70回全日本学生選手権 女子 個人戦  山口がシングルスでベスト16 ダブルスは最高成績ベスト32で今大会を終える

全日本学生選手権 個人戦
2019年10月14日(月)~17日(木)
小田原アリーナ

大風19号の影響により団体戦が中止となった今大会。どこかやりきれない思いを抱えながらも、迎えた個人戦で女子はシングルスに8選手、ダブルスに2ペアが出場した。山口萌(人2)は単複共に出場し、今大会の法大女子の最高成績であるシングルスベスト16、ダブルスベスト32という成績を残した。ラストインカレとなった4年生達は試合後悔しさを滲ませながらも、晴れやかな顔で法大での4年間を振り返った。

DSC 2540 R
単複ともに活躍した山口

試合結果

シングルス

選手名結果
山口萌 ベスト16
伊東佑美 ベスト32
 岡部天 ベスト32
柳井咲耶 ベスト32
森優紗 ベスト32
今野聡子 2回戦敗退
山田楓 2回戦敗退
清水一希 1回戦敗退

ダブルス

試合結果
今野聡子・山口萌 ベスト32
清水一希・鈴木優香 2回戦敗退

 

戦評

シングルス

 1回戦には4選手が出場した。清水一希(人4)は立命館大の中島祐月と対戦し、立ち上がりから勢いに乗り切れず第1ゲームを落とす。第2ゲームではリードを保ったままインターバルを迎えたが、相手の緩急つけた攻撃に翻弄され徐々に点差をつけられ、挽回叶わず敗戦となった。

DSC 2022 R
清水一希選手

 2回戦には7選手が登場。今野聡子(人3)が今大会準優勝に輝いた日体大の池内萌絵に屈し敗退となり、山田楓が3位となった明大の西口涼子に敗れ、5選手が3回戦へと駒を進めた。

 迎えた3回戦では苦戦を強いられる。森優紗(国1)は早大のルーキー、吉田瑠美と対戦し第1ゲームを落とした後、第2ゲームでは8-21と大差をつけられ敗戦する。岡部天(国3)や柳井咲耶(国2)は龍谷大の選手と対戦し、一歩及ばず敗退となった。また、リーグ戦で幾度も苦しい戦いを勝ち抜いてきた主将・伊東佑美(営4)もファイナルゲームまでもつれこむ激戦となったが、相手選手の四隅を突く精密なショットに足が追い付かず、無念の敗退となった。

DSC 2312 R
伊東佑美選手

 激戦を乗り越え迎えた4回戦。法大最後の1人として出場した山口は龍谷大の西江彩花と対戦した。第1ゲームはデュースの末に相手選手に取られると、第2ゲームでも非常に競った展開となったが、攻撃を決めようとしてミスした失点が響き9-11でインターバルを迎える。その後も相手選手のレシーブ能力の高さにより攻撃が決めきれない場面があり、14-21で惜しくも敗戦となった。

DSC 2540 R
山口萌選手

ダブルス

 女子ダブルスには2組が出場。春リーグでは全戦全勝、秋リーグでも全試合出場した清水一希(人4)・鈴木優香(国4)ペアは2回戦で立命館大の下陸ひかる・永田瑞稀ペアと対戦。「緊張していた。自分の良いプレーが出せなかった。」と試合後に鈴木が語ったように、インカレという大舞台で実力を十分に発揮できないまま試合は進み、21-23、19-21で惜しくも敗戦となった。

DSC 1806 R
清水一希・鈴木優香(右)ペア

 今野・山口ペアは3回戦まで勝ち進み、龍谷大の生木萌果・藤原奈央ペアと対戦した。この試合でもカウントが16-16となるなど手に汗握る接戦となったが、終盤にテンポよく攻められ第1ゲームを落とした。続く第2ゲームでは仲間の応援により2人は一時勢いを取り戻したが、点差をつけられずデュースに突入すると、先制を許しそのまま20-22でストレート負けとなった。

DSC 1561 R
今野聡子・山口萌(左)ペア

 シングルスの最高成績がベスト16、ダブルスがベスト32という結果で終わった今大会。4年生が引退し、新体制となって来年勝ち進んでいくためには、伊東のように接戦でも粘り強く戦えることやダブルス陣の下級生のさらなる台頭が必要になってくるだろう。今大会での経験をいかして来年さらなる活躍を見せてくれることを期待したい。(村井美咲)

選手インタビュー

伊東佑美

ーインカレ個人戦を振り返って
初戦の相手は強くて、早い展開で攻めてきたので最初はそこに負けてしまったのですが、後半は対応できるようになったので良かったです。次戦の相手は初戦の人とはまたプレースタイルが違くて、力で押すのではなく綺麗に四隅を狙ってくる選手でした。そこが自分としてはやりづらくて、なんとか凌いで凌いだのですが、最後は足が動かなくて負けてしまったので残念です。

ー団体戦がなくなってしまいましたが、個人戦に向けてどのように気持ちを切り替えましたか
切り替えてはないかもしれないですが、とりあえず最後なので思い切って勝ちまくって、悔いのないようにしようという思いだけで試合に臨みました。

ー主将としてチームを牽引してきて
主将としての働きはまずまずかなと思います。悪くもなく良くもないというか。中間よりちょっと上くらいですかね。(笑)
やっぱり、リーグか東日本かインカレで優勝したいという思いはあったのですが、とりあえず入れ替え戦だけは回避しようと思っていたなかで、春リーグで上位に入れたというのは良かったなと思います。ただ、東日本と秋リーグで明大に2連敗してしまい、1度負けた後にチームを立て直すことができなかったというのが良くなかったなと思います。

ー法政での4年間で成長できたことは
試合で我慢することができるようになったことですね。リーグ戦で2-2でまわってきた時も、我慢して我慢して、ぎりぎりのところで勝つことができるようになって、そういう逆境で勝つという経験がすごく自信になりました。

ー後輩たちに託していきたいことは
上位になってくると、向かってくる相手に勢いがあるから引いてしまうのですが、誰が相手でも挑戦して攻め続ける姿勢を忘れなければ、たぶん勝つことができると思うので、常に挑戦して攻め続ける姿勢を大切にしてほしいです。

清水一希・鈴木優香ペア

ー今日の試合を振り返って
清水:相手は2回戦目で自分たちは1回戦目というのもあって、体が動いていませんでしたし、インカレという大きな大会で実力を発揮できずに終わってしまったので、悔しい気持ちがありますが、最後まで戦えて良かったです。
鈴木:自分が緊張して最初は縮こまっていて、相手ペアもそこを押してきていたので自分の良いプレーが出せませんでしたし、最後結構追い上げていたのに自分がミスしてしまったので、すごく悔しい気持ちがありますが、もう終わってしまったので。自分は卒業してもバドミントンを続けていこうと思っているので、悔しさをぶつけていきたいと思います。

ー団体戦がなくなってしまいましたが、個人戦に向けてどのように気持ちを切り替えましたか
清水:切り替えるのがすごく難しくて。団体戦が無くなるというのが初めてだったので、気持ちを切り替えるというよりは違う大会みたいでした。

ーお二人でこの1年間ペアを組んできました
清水:春リーグから試合に出て、全勝して団体戦に貢献できたと思うのですが、その後の大会であまり良い成績を出せなくて。最初は勝てていたので、もう少し頑張れたかなという気持ちはあります。
鈴木:最後の1年だったのでとても特別な気持ちがありました。最初は勝てていたので、自分もそのままいけたらいいなと思っていたのですが、秋リーグは最後勝てませんでしたし、今大会も勝てなかったので心残りではあります。ただ、色々ペア換えしてきた中で最後同期と組むことができ、この1年間を頑張ってこれたというのは自分にとって大切な思い出になりました。

ー法政での4年間で一番印象に残っていること
清水:先輩方の偉大さですかね。1年生の時の方がすごく記憶に残っています。先輩方がインカレの個人戦で1位と3位になって、自分達もそうなりたかったのですが負けてしまって。もう少し頑張りたかったなと思いました。
鈴木:法政に入学した時は先輩方が強すぎて、ただただすごいなって感じだったのですが、今年団体戦で勝てたりして、自分達もここで戦っていけるようになったのだなと思って、感慨深いものがありました。

ー後輩に託したいこと
清水:リーグ戦とかで勝つためにも、上級生にはしっかりしてもらいたいというのはありますね。
鈴木:今までの団体戦での戦いを見て感じとってもらいたいものはありますし、自分は引退しても練習とかに顔を出すと思うので、自分の練習もしつつ後輩達に何か少しでも残せたらなと思います。

フォトギャラリー

  • DSC 2071 Rインカレ初出場となった山田
  • DSC 2104 R日体大のエース相手に善戦した今野
  • DSC 2420 R1年生ながらに3回戦に進出した森
  • DSC 2444 R来年度は最上級生としての活躍が期待される岡部
  • DSC 2460 R新たなシングルスの柱となれるのか注目の柳井
 
 
 
 
 

最近の記事

 

スポーツ法政 最新号

202002173

 

 

定期購読の申込み