陸上

【陸上競技】関東インカレ直前企画 監督・選手インタビュー&法大エントリー選手一覧

2018年3月7日(水)
法大多摩キャンパス

 いよいよ明日に迫った関東学生対校選手権(関東インカレ)。今回は監督・選手インタビューに加え、法大エントリー選手一覧をお届けする。

IMG 0716 R
短距離を率いる苅部監督

エントリー一覧

種目別エントリー

種目選手名学年資格記録
男子100m 川辺隼也 10秒57
勝瀬健大 10秒43
亀井直弥 10秒69
男子200m 村瀬翔太 21秒17
川辺 21秒01
樋口一馬 21秒00
男子400m 片山雄斗 47秒22
白幡大輝 47秒57
江藤拓都 47秒27
男子1500m 久納碧 3分45秒69
守角隼 1 3分51秒91
男子5000m 坂東悠汰 13分47秒26
岡原仁志 3 14分17秒00
男子10000m 坂東 28分44秒87
佐々木虎一朗 3 29分43秒14
男子ハーフマラソン 大畑和真 29分32秒92*
土井大輔 29分27秒30*
佐藤敏也 3 28分35秒98*
男子110mH 吉間海斗 14秒24
樋口陸人 1 14秒46
丹羽勇斗 14秒18
男子400mH 中嶋敦史 4 51秒73
高田一就 50秒28
豊田将樹 50秒32
男子3000mSC 青木涼真 8分46秒75
田辺佑典 2 9分01秒30
人見昂誠 8分52秒14
男子4×100mR 川辺
村瀬
勝瀬 3
直野孝斗 3
樋口陸
桑田成仁 1
男子4×400mR 片山
白幡 4
江藤
樋口一
澤田夏輝
淺利玖朗人 1
男子走高跳 芋川駿 2m17
佐久間滉大 4 2m03
男子棒高跳 竹川倖生 5m20
中村海斗 4m80
男子走幅跳 松添基理 7m69
佐久間 4 7m76
日高修杜 7m39
男子三段跳 加藤準也 14m96
矢羽健一郎 15m25
男子砲丸投 天野光汰 15m16
男子円盤投 沖見拓真 46m98
曽我歩希 43m20
男子やり投 前田秀悟 67m04
齋藤一樹 1 61m34
女子100m 田植晶子 11秒89
女子200m 田植 24秒85
女子800m 宮治河奈  2分15秒03
女子100mH 鈴木美帆 13秒54
齋藤碧彩  13秒92
白井杏子 14秒32
女子400mH 齋藤杏里彩 1分02秒98 
白井杏子 1分01秒22
女子4×100mR 鈴木美
田中芹奈
田植
鈴木志保
石井菜摘
原岡望美
女子4×400mR 鈴木美 4
齋藤杏
鈴木萌果 3
根崎百香
田植
宮治
 *は10000m記録となっております

監督・選手インタビュー

苅部俊二 監督

 ―短距離ブロックが不振に陥った昨年度、改めて振り返ってみていかがですか
一昨年にリレーで1番になっていたチームが去年は予選落ちということで。大瀬戸(一馬=平28年度卒、安川電機)、長田(拓也=同年度卒、デサント)という二人がいないだけでここまで落ちるというのは、彼らに頼りきっていた部分が大きかったのかなと思います。私は大瀬戸、長田という大砲が抜けても、勝瀬であったり村瀬であったりと、充分に戦える戦力が揃っているチームだと思っていたので、やはり実力的な要因だけでなく、精神的な、「この二人がいるから大丈夫だ」とチーム全員が甘えてしまっていた弱さが去年に出てきてしまった形ですよね。実力の差以上に結果が悪くなってしまった、残念ですよね。

―厳しかった昨年だからこそ川辺選手や勝瀬選手の復活というのが強く望まれてくると思いますが
勝瀬は大分良くなってきて、そろそろ自己ベストを更新できそうかなという状態まで来ています。川辺に関しても今はまだ状態は芳しくありませんが、200mで20秒台を出す力があるので、今年こそは挽回してくれると期待していますね。

―ショートスプリント全体としての目標は
4継(4×100mリレー)に関して言えば、一番は日本一奪還ですよね。一昨年は圧倒的な強さで優勝を総なめにしてきましたし。ただ、今の法大には大砲がいないので。そういった意味では大砲のいる東洋さんとか東海さんなどと競るのは、少し厳しくはなってくるのかなとは思います。ただ確実に決勝には行きたいし、表彰台にも乗りたいですよね。

―リレー繋がりで言えば、マイル(4×400mリレー)でも苦戦を強いられました
今は片山と江藤がとてもいい感じに練習を積めていて、あまり悲観はしていません。特に江藤なんかは、ひょっとしたらひょっとするかもという期待も抱かせてくれます。ただ、非常に気持ちが優しい子であまりガツガツ行く子ではないので、どこかで吹っ切れて「いくぞ」という気持ちになってくれればと思います。

―金井大旺(=平29年度卒、福井県スポーツ協会)選手が抜けて、短距離ブロックとしては大砲がいなくなった形となりましたが、インカレで得点を期待する選手はいらっしゃいますか
やはり400mHの高田だったり、豊田だったり、そういったところは来てもらわないと困りますよね。あとはフィールドで安定して成績を残せる走幅跳、走高跳、棒高跳なども期待しています。また、大砲について言及すると、今年は少し厳しいかもしれませんが新入生で樋口という子が入ってきてくれて。110mHの選手なんですけど、100mも10秒3台で走るし、金井と非常に似た、スピードハードラーに成長してくれると期待していますね。

―高校時代は常にワンツーを決めていた走幅跳の佐久間選手、松添選手は、大学に入ってからの3年間はあまり納得のいく数字を残せていないように感じます
二人ともインターハイで1位と2位ですからね。もっともっと活躍しなければならない選手たちですよね。日大の橋岡君なんかが8mを跳んでいるなかで、彼らは高校時代から自己ベストは変わらず、あるいは微増と。特に佐久間なんかは高校時代に7m80を跳んで鳴り物入りで入ってきた訳ですから、結果が思うようにいかないというのは本人が一番よくわかっているし、一番歯痒いんだと思います。私も歯痒いですが(笑)

―結果が思うように出ないという点について、監督は何が原因だとお考えでしょうか
佐久間がどう思うかはわかりませんが、やはり殻を破れていないのが一番ですよね。あれだけ実績があって、あれだけ練習が積めている選手が伸び悩むというのはやはり何かが足りないんだろうと。決して体力が落ちているわけではないし、記録も自己ベストに近い数字はコンスタントに残せているんですよ。だからこそ何かが決定的に足りないんだろうなと。そこを自分で見つけて修正していければ記録は大幅に伸びると思います。佐久間もアメリカに合宿に行ったりと、自分で足りないものを見つける努力はしていますが、もっと貪欲に新しいことにチャレンジしてみて、何とか自分の力で殻を破ってほしいですね。うまく破れれば、多分とんでもない記録が出ますよ。

―佐久間選手の現状についてはいかがですか
おそらく自己ベストに近い記録では跳べる状態ではあると思います。何度も言うようですが、練習も積めていますし決して悪い状態ではないんですよね。本当にちょっとしたきっかけが足りないだけだと思います。

―昨年は女子でも田植選手、鈴木美帆選手など魅力的な選手が台頭してきました
そうですね、鈴木に関しては13秒台に入ってきて、本当に動きもよくなったし去年も入賞していますので。今年はもっと上の順位を目指してほしいですよね。田植は少し怪我をしてしまったのですが、何とかシーズン始めには11秒台を出してもらって関東インカレも上位に食い込むような走りを見せてほしいですね。

―最後に関東インカレ、そして今年度に向けての目標をお願いします
関東インカレでは前回の順位を越えるということですね。金井は抜けてしまいましたがまだ主力も多く残っていますし狙えるだけの位置にはいるので。そして今年度については、様々な方面でのきっかけ作りが出来る年にしたいと思います。法政というのは一人強い選手がポンと出てくると、相乗効果であれよあれよと強くなっていくチームなので、誰か一人でも出てきてくれればと。やはり今の法政は他大ともそこそこ戦えはするのですが、大砲がいないということで。そういった意味で今年はきっかけ作りをしていける年にしていきたいですね。

IMG 0716 R関東インカレに向けて意気込みを語る苅部監督

坪田智夫 駅伝監督

 ―昨年度を振り返って
箱根に全てをかけるということでしたので、それ以外はあくまで練習、試行というスタンスで1年を戦ってきました。出雲駅伝、全日本駅伝に関しても、新しい戦力を投入してみたり、学生ハーフや上尾ハーフ等のレースには極力大勢の選手を出場させ、新戦力の台頭を促したりと、様々な試行錯誤を重ねて、最終的には全てを箱根に繋げるという1年だったと思います。

―今のチーム状況は
けが人が上級生に多く決して良い状況とは言えません。箱根で6位をとったから次もシードは簡単に取れかとなればやはり箱根はそこまで甘くないので、もう少し危機感を持ってほしいというのが本音です。

―今年は駅伝主将の発表が遅れました
私の中ではある程度決まっていて、決して悩んでいたというわけではないです。ただ、前回の結果が箱根6位ということで、今年度はより高い目標になってくると。そこでもう一度冷静な状態で、念を押すような形で決断をするため少し期間を空けました。

―今年の学生ハーフでは、いわゆる主力と呼ばれる選手は出場しませんでした
まず一つに故障者が多かったのが一点。そして、坂東であったり、青木、佐藤など核となってくる選手たちは別の試合の流れを組んでいました。確かに学生ハーフというのはレベルも高く大事な大会ですけども、それ以上に優先すべきことがあったということです。

―優先すべきことというのをもう少し具体的に教えていただけますか
坂東や青木であったら、トラックに向けてのスピード練習なんかが今最もやるべき課題でしたし、佐藤であれば熊日(30km)を走るということでしたので。

―その佐藤選手は熊日30kmで1時間30分04秒という素晴らしい記録を残されました
そうですね、本当によくやってくれたと思います。彼は学生のレベルではなく、日本、延いては世界で戦うことを見据えいくことのできる選手ですので、思いっきり勝負してこいと送り出したのですが、少し私の想像以上でしたね。

―昨年は佐藤選手にマラソンを走らせる気はないと仰っていましたが、その方針は変わりそうでしょうか
そうですね、やはりあの記録で走ってこられると、やらせたくなるというのが本音です。ただマラソンというのはすぐできる試合ではないので、1年後、2年後という長期のスパンの中で挑戦させてみたいなと思います。

―一方で坂東選手は故障のため福岡クロカンを回避しました
福岡クロカンも無理をすれば出れる状態ではありました。しかし箱根前に一度練習が途切れていますし、終わった後も1週間ほど練習が空いてしまう期間がありましたので。本人は出たがっていたのですが、ここで無理をして、春に調子を崩されても困るということで回避させました。

―最後に今シーズンについて一言
チームの目標としては5位ということで設定しています。昨年度走った選手が8人残り、もちろん経験者が多いだけでは箱根は戦えないのですが、全員が気を引き締め臆せずチャレンジをしていけば面白い結果が出るのではないかと思っています。

 MG 3281 R
 法大を着実に箱根強豪校へと導く坪田監督

川辺隼也 短距離主任

―個人での昨年1年間振り返って
アキレス腱を痛めたこともあって思うような走りが出来ず今までで一番悪い位のタイムでシーズンを終えてしまいました。

―アキレス腱を痛めてしまったのはいつ頃ですか
シーズンの初めの方で痛みを感じました。今は治ってしっかりと冬季練習が詰めています。

―怪我を通して得た課題や収穫などは
治療を通して弱点を克服するためににプラスaでトレーニングなどをしていました。

―冬季練ではどういった練習をしていましたか
走り込みや体作りを主にやっていました。ただ、走るだけではなくマネージャーに走っているところをビデオで撮って貰い自分の走りを確認し理想の走りに近づけるように工夫をしていました。

―1年生の頃から4継に出場し注目されていましたがプレッシャーはありましたか
とても速い先輩方と一緒に走らせてもらうということで失敗してはいけないというプレッシャーもありましたが、いろいろな人に支えられて期待に応えたいという気持ちの方が大きかったです。

―大瀬戸一馬(=平28年度卒、安川電機)、長田拓也(=同年度卒、デサント)両選手の2枚看板が抜けた中での短短ブロックの雰囲気は
OBとして来て下さるので雰囲気は変わらないのですが、成績としては得点を稼げていないという現状です。なので昨年以上の結果を残していかなければならないと思います。

―苅部監督が「大瀬戸、長田に頼っていた部分が大きい」とおっしゃっていましたが
頼っていた部分は多いです。抜けてしまって法政の短距離が強いというイメージが崩れてしまい、そういう面では頼っていたなと感じます。

―2人の穴を埋めていくには
全体のレベルが低いので強化していきたいです。中にはポテンシャルが高い選手もいますし、法政の短距離を支えられるような選手もいるので期待していきたいです。

―特に期待してる選手は
村瀬や勝頼ですね。

―4継での目標は
昨年は関東インカレや全日本インカレで決勝を逃してしまい、日本選手権リレーでも予選敗退をしてしまったので決勝に残れるような実力をつけていきたいです。

―個人としての目標は
まずは関東インカレで入賞したいです。そして200mについては今年は20秒台を安定して出していきたいです。

―川辺選手が今後短短ブロックを引っ張っていくことになると思いますが
僕が引っ張るというか、選手自ら行動できるようなチームにしていきたいです。そこで大事なとこをまとめることが僕の仕事だと思っています。

―ラストイヤーにかける思いをお願いします
学生最後のシーズンなのでやれることをやっていくしかないと思っています。陸上生活の集大成となるで今までの練習などの成果を出せるように頑張りたいです。

4100短距離主任に就任した川辺(左から2番目)

大畑和真 駅伝主将

 ー去年のチームの結果を振り返っていかがですか
昨年度のチームは箱根駅伝総合6位という結果でチームの目標を達成できたのはやはり四年生の力が大きなチームだったと思います。

ー今年のチームのスローガンは
『チャレンジ』です。

ーなぜ『チャレンジ』というスローガンにされたのですか
今年のチームスローガンは私たち新四年生で考えました。いくつか候補のある中で『チャレンジ』という目標が、レース中にも思い出して繋げて行けるのではないかと考えたからです。シンプルではあるが、選手一人一人の中で掲げやすい目標であると思います。

ー今年の目標は
箱根駅伝総合5位です。

ー今年のチームの雰囲気はどうですか
箱根から立川ハーフまでの間だけですが、故障者も少なくなくあまりいい雰囲気とは言えないです。立川ハーフもあまり良い結果ではありませんでしたが、改善点が発見できたので選手一人一人が改善していくことができれば、チームとしてレベルアップすることができると感じています。

ー特に期待している選手は
個人的には高校の後輩である増田蒼馬選手には期待してます。彼は三大駅伝の全てにエントリーはされていましたが、補欠でどの大会も走ることができていませんでした。彼が一番悔しさを感じていると思うので、その悔しさをバネにすればこれからもっと伸びてくる選手ではないかと感じています。

ーどのようなチームにしていきたいと考えていますか
まとまりのあるチームを作っていきたいと考えています。選手一人一人がチームの掲げた目標に自分が何をしないといけないのかを考えることのできるようなチームの雰囲気を作っていけたらと思っています

ー主将になられた経緯は
監督から指名されました。

ー理想のキャプテン像というのはイメージしていますか
自分が進んで練習などで先頭を走るタイプではありませんが、一年目から力がない中で3年間やってきました。地道に取り組む姿勢を後輩達に見せていくことができたらいいと思います。

ー最後に今年も応援してくださっている方々に一言お願いします
チームとして箱根駅伝総合5位の目標を掲げました。応援してくださる皆さんに結果でお答えできるように頑張ります。応援よろしくお願いします。

  MG 1258 R
昨年度から頭角を現した大畑は、実力でチームを引っ張る

フォトギャラリー

  • IMG 0716 R短距離を率いる苅部監督
  •  MG 3281 R長距離を率いる坪田駅伝監督
  • 41002年前の関東インカレでは4継メンバーとして3位となった川辺(左から2番目)
  •  MG 1258 R前回の箱根で8区9位と好走した大畑は駅伝主将に
 

 

最近の記事

 

スポーツ法政 最新号

 45

定期購読の申込み