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【自転車】第57回東日本学生選手権トラック自転車競技大会2日目 鈴木、白垣、荒井が優勝! 3冠達成で好スタートを切る!

第57回東日本学生選手権トラック自転車競技大会 1日目
2017年5月7日(日)
山梨県境川自転車競技場

新シーズン早々好スタートを切った。法大は、鈴木陸来(文3)が1kmTTで、白垣良祐(人4)がスクラッチで、荒井佑太(営4)がポイントレースで優勝。団体種目こそ奮わなかったものの、個人種目で本領発揮。次週の全日本選手権にも期待がかかる。

※掲載が遅れましたこと、お詫び申し上げます。

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法大は鈴木を含め、3勝を挙げた。

試合結果

ケイリン 敗者復活戦

 組順位名前(学部・学年)タイム備考 
3組 3位 昼田達哉(法1) 敗者復活戦敗退
3組 4位 上野恭哉(営2) 敗者復活戦敗退

ケイリン 1/2決勝

順位名前(学部・学年)タイム備考
 1組 1位 鈴木玄人(人3) 11"45 決勝進出

ケイリン 決勝

順位名前(学部・学年)タイム
 2位 鈴木玄人

1kmTT 決勝

順位名前(学部・学年)タイム
優勝 鈴木陸来(文3) 1'05"116
5位 高橋綜一郎(営3) 1'06"197
9位 五味大征(法1)  1'06"969

 スクラッチ 決勝

順位名前(学部・学年)タイム
優勝 白垣良祐(人4) 12'02"

 ポイントレース 決勝

順位名前(学部・学年)ポイント
優勝 荒井佑太(営4) 30pt
4位 渡部将太(人3) 14pt
12位 近藤翔馬(文2) 3pt

 

戦評

ケイリン 敗者復活戦
 敗者復活戦には上野と昼田が3組に出場。道中、上野は3番手、昼田は最後方に控えて迎えた最終周。先に仕掛けたのは上野。残り400mから順位を上げていく。昼田も後を追い200mから仕掛けるが、先行していた中大・東矢を捉えることはできず1/2決勝には残れなかった。 

 昨日の予選を快勝した鈴木玄は1/2決勝も1位で通過し決勝へ。決勝はペーサーが外れた直後早大・佐藤と日大・照井が仕掛け、それに鈴木玄が追走。3人の争いはゴールまで続きわずかな差で佐藤が勝利、鈴木玄は2位に終わった。

1kmTT 決勝
 法大からは3人が出場。3組の高橋はスタートからスピードに乗り、勢いそのまま1分06秒197と好タイムを記録。ルーキーの五味もスタートは良かったものの後半に伸びを欠きタイムを伸ばせなかった。

 法大勢最後に現れたのは鈴木陸。昨年に同種目を制し連覇が懸かる。レース後「調子は良くなかった」と語ったが力強い走りで2週半を駆け抜けた。タイムは昨年を大きく上回る1分05秒224で2連覇を達成した。

スクラッチ 決勝
 
前日の予選では白垣が2位通過し、決勝に駒を進めた。だが、その白垣は予選前から肉離れを発症しており、万全の走りは発揮できない状況。それでも堂々の走りを披露した。
 痛みを抱えている白垣は、集団中段に控え最後のゴールスプリントに全てを懸ける作戦に。そして足を貯めて臨んだ最終周。早めの仕掛けで好位に取りつくと、最終コーナーを回り5人でのゴールスプリントの様相となった。必死にもがいた白垣の思いが通じたのか、僅差で制し、優勝。念願の勝利を手に入れた。

ポイントレース 決勝
 決勝は60周で争われる本レース。ポイントレースを得意とする荒井は前半から積極的にポイントを狙い、途中の3度連続1位通過を含め55周までに30ポイントを獲得。4位以内のゴールで優勝は確実であったが、56週目によもや荒井の足が途絶えて失速。60週走り終えるのがやっとだったが中大・今村を1ポイント差で振り切り優勝。渡部は荒井、今村からは離れたメイン集団の先頭で着実にポイント重ねて4位。近藤は12位に沈んだ。

 
 今シーズン初戦から3冠と好発進をした法大。次週には全日本選手権が控えており、ますます戦いは激化していく。その中でも法大勢は輝きを見せられるか。まだ歩みは止められない。(山崎志馬・橋爪優典)

選手コメント

荒井佑太

—今日のレースを振り返って
予選を走ってみて決勝でもいいレースがしたいと思っていました。前半からポイントを取りにいって、後半は我慢がまんのレーズ展開だったと思います。

—2位の今村選手とは1pt差でした
中央大学の今村選手とは普段から競技力を競い合っている仲なので、そういった意味では肉体的にも精神的にも我慢のレースでした。

—最後は足が止まってしまいましたが、足の状態は
前半から逃げてスプリントをしていたので足は限界がきてましたが、負けたくないという思いがあったのでこの結果につながったと思います。

—昨日の4kmチームパーシュートでは
団体追抜きは先輩方が抜けてからいち早く強化してきた種目です。白垣、渡部、鈴木良の一人ひとり役割を与え、それを発揮できれば大会新記録を狙えると思っていたので、それを目標にして今大会に臨みました。

—結果は3位でしたがタイムには満足されていますか
目標にしていたタイムには届かなかったですが、反省して成長することができればインカレにも間に合うのではないかと思います。

—法大勢の総括を
3種目で優勝することができたのは良かったと思います。やはり、短距離種目で結果が振るわなかったのは反省すべきだと思います。団体種目でも優勝することができなかったので、インカレに向けてそこは強化していかなければいけないなとおもいます。

—1年生について
今大会がチームで団結して臨む初めての試合だったので、大学生のレースを経験したというのは良かったと思います。

—来週の全日本選手権に向けて意気込みをお願いします
全日本選手権は僕の地元ということで、大きな期待をしていただいているので、レースでは自分の実力以上のものが出せると思います。

鈴木陸来

—今日のレースを振り返って
昨日からずっと調子が悪くて朝の練習でも良い感触ではなく、今日は厳しいかなと思っていました。アップの時にベストを出せるように気持ちを持っていけたのでそれが良かったです。

—来週に全日本選手権を控える中、今大会の位置づけというものは
今シーズン初めの大会ということで良い結果出せるようにと臨みました。

—目標タイムは設定されていましたか
自分の調子からみて1分6秒から7秒、8秒しか出ないのかなと思っていたので、意外とタイムがでて良かったです。

—昨年も同種目を制覇されていますが、プレッシャーなどはありましたか
同期や他の選手たちが声を掛けてくれていたので、周りが意識しているのを感じましたし、それに恥じないようにとしようと思いました。

—3年生として意識していることはありますか
1年生も入ってきて下級生が増えたので、これまで以上に見られているという自覚をもって競技や普段の生活を過ごしています。

—来週の全日本選手権に向けて意気込みをお願いします
今年初めての全日本の試合なので良い結果が出せるようにがんばります。

渡部将太

―今日のポイントレースを振り返って
結構、メンバーを見ていてレベルが高いなと思ったんですけど、その割には動けたなって思います。

―レース前にどういったことを考えていましたか
レース前に自分は一発一発を中途半端じゃなくて思いきって、中途半端なレースはせずにメリハリのあるレース展開をしようと思っていました。

―それは実際に行動に移すことはできましたか
そうですね、行く時は行く、行かないときは行かないという、レースの中での動きはできました。

―昨日の予選はいかがでしたか
予選は結構自分の中では危ないなという感覚というか、レース展開が読めていないなと感じて。それは今日につながる反省点になったので良かったですね。

―今日は思い通りの動きができましたか
そうですね、最初も逃げができたんですけどそれを二人で追うこともできたし、途中の荒井先輩の入った逃げにも誰かが一人で飛び出したのに、思い切ってついていってブリッジできたというのもありますし、良かったですね。

―決勝のレースは中大がチームプレーを見せていた印象でしたが
自分らはこういう大会では、お互いバチバチやるという感じで、あまり手助けしない暗黙の了解というか誰かが(ポイントを)取りに行ってもそれを奪いに行くような、法政どうしのつぶし合いというのも例年あったんですけど、今回は荒井先輩が一回譲ってもらって、という感じでしたね。話し合いとかは特にしませんでした。

―2日間を通してのコンディションは
他大がこのゴールデンウイークで合宿をしていたんですが、自分たちは合宿ができなくて。あんまり団体追い抜きの合わせという意味ではできていなくて、それにしては中々まとまっていたんじゃないかなと。狙っていた後半型、前半は抑えて後半どんどんあげていくというスタイルは朝練の中で練習していたのではまったかなという感じはしました。

―団体追い抜きについて、チームワークは
まだ改善点はあって。でも逆にとらえると、改善点があるのでまだまだ伸びしろはあるなっていう感じですね。昨日でいうと、鈴木良が引き終わったあとにいなくなって、三人で回すという作戦だったんですけど、鈴木良は引き終わった後もついていけていたので、後の自分が引き上げてリードアウト役として、そこは臨機応変にいけたらよかったんじゃないかなと思いますね。

―いつごろからメンバーが固定されたのですか
三月、四月くらいから朝練が始まったんですけど、その時にはもうこのメンバーでいくと決めて、合わせて一緒に練習していました。

―タイムとしては
思った以上に出て、結構驚いてるんですけど、でも他大と比べると自分たちが出たぶん他大も出ているので、そこは勝負なのでもっと出していかなければと思いますね。

―団体追い抜きについての課題は
四人でゴールするというのは結構もったいないという感じがあったので、そこは一人リードアウト役を決めて、というのが課題ですね。

―ポイントレースについては
メリハリっていう部分では良くて。でも逃げができたときにすぐ追いつけていない部分があって。そこはまだ読み切れていないので、決まる逃げと決まらない逃げの判断ができてなかったかなと今回感じたので、周りを見て展開を読む力を来週に向けて、本番気をつけようかなというところですね。

―明日からの1週間はどういったスケジュールですか
スケジュールを決めるのは荒井先輩を中心とした四年生なので、詳しくは分からないですけど、たぶん今週と同じように朝から競輪場入って、全日本に向けた団体での調整をしていくと思いますね。

―前日入りされますか
そうですね、前日の金曜日に入ってそこから土曜日も試合がないので、金土と最終確認をしながらという感じですね。

―最近は朝練をしているとのことでしたが、日中でのレースへ暑さ対策は
そうですね、結構昨日はみんな見た感じ、バテていましたね。朝は10度くらいで寒い中でやっているので、暑さは慣れていないなって感じですね。日焼け止めは塗ろうかなっていう(笑)。熱中症にならないようにそれは気をつけて、日差しを浴びると結構疲れるので、そこは休憩する時は休憩する、アップする時はアップするというように中途半端な状態ではいないというか、日の当たるところで休憩するというようなことはせずにしっかり涼しいところで休むという感じですかね。

―全日本に向けて、目標は
ポイントレースは8位入賞を狙っていこうかなと。マディソンは、鈴木良と組むんですけど全日本で一緒に走ったことがないので、そこはどうかなという感じで、特に意識はしていなくて。一番は団体追い抜きで。昨日走って(4分)21秒出たというのは自分らの中で自信につながっているので、どんどん気持ちの部分でもあげていって、来週の全日本では決勝にのって、優勝したいです。

フォトギャラリー

  • DSC 9591 R堂々の走りで連覇を決めた鈴木陸
  • DSC 9709 R僅差の戦いを制した白垣
  • DSC 9744 R鈴木玄(中央)は惜しくも2位
  • DSC 9502 R昼田(左)、上野は敗者復活戦突破ならず

 

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