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【自転車】第58回全日本学生選手権トラック自転車競技大会 2日目 昨年インカレ覇者の鈴木・高橋ペア、悔しい準優勝… インカレでの巻き返しを期す!

第58回全日本学生選手権トラック自転車競技大会 2日目
2017年7月2日(日)
伊豆ベロドローム

インカレ王者が悔しい準優勝に終わった。タンデム・スプリント決勝に臨んだ鈴木・高橋ペア。しかし、早大ペアに勝つことができず、2位で大会を終えた。約2か月後には、全日本大学対抗選手権自転車競技大会(インカレ)が控える。全種目の選手たちが一回り大きくなった姿を見せてくれることに期待したい。

DSC 1780 R
レース後悔しい表情を見せる鈴木陸(手前)と高橋

試合結果

1kmタイムトライアル 決勝

順位名前(学部・学年)タイム
6位 鈴木陸来(文3)  1'05"018
14位 五味大征(法1) 1'06"639

スクラッチ 決勝

順位名前(学部・学年)タイム
11位 白垣良祐(人4)
15位 鶴健志(文1)
DNF 高橋綜一郎(営3)

ケイリン 1/2決勝 1組

順位名前(学部・学年)タイム備考
2位 昼田達哉(法1) 決勝進出

ケイリン 1/2決勝 2組

順位名前(学部・学年)タイム備考
4位 鈴木玄人(人3) 7~12位決定戦進出 

タンデム・スプリント 1/2決勝 1組

順位名前(学部・学年)備考
1位 鈴木陸来(文3)・高橋綜一郎(営3) 決勝進出 

ケイリン 7~12位決定戦

順位名前(学部・学年)タイム備考
5位 鈴木玄人(人3) 1着入線も反則により5位降格。11位が確定した。

ケイリン 決勝

順位名前(学部・学年)タイム
5位 昼田達哉(法1)

マディソン 決勝

順位名前(学部・学年)ポイント
DNF 鈴木良(経3)・渡部将太(人3) 13pt
DNF 上野恭哉(営2)・近藤翔馬(文2) 0pt

タンデム・スプリント 決勝 

順位名前(学部・学年)
2位 鈴木陸来(文3)・高橋綜一郎(営3)
※DNF…Did Not Finishの略
 

戦評

1kmタイムトライアル 決勝
 ルーキーの五味は良いスタートを切ったものの500mから750mのタイムが伸びず14位。伊豆ベロドロームにて行われた昨季のインカレ同種目で3位に入賞の鈴木陸。今大会でも表彰台に上がりたいところだったが、ラスト250mから粘りを見せることができず6位。

スクラッチ 決勝
 60周、15kmで行われたレースに白垣、鶴、高橋の3名が出場。レースは序盤からラップ認定を受ける選手が発生。法大からは37周目に高橋が、40周目に鶴が仕掛けるがラップをすることはできず集団に吸収される。高橋は仕掛けた直後にレースから離脱。
 白垣はゴールスプリントで入賞を狙ったが届かず、11位に終わった。

ケイリン 1/2決勝
 3位以上が決勝へ進出する1/2決勝には鈴木玄、昼田が出場。鈴木玄はペーサーが外れると同時に5番手からアタックを仕掛ける。3,4コーナーまで2位を保っていたが、ゴール前で差し切られ決勝進出はならず。
 昼田は3周目まで先頭に位置し、後方の様子を伺う。4周目に入りペーサーが外れるが、アタックする選手はいない。残り1周で1選手が飛び出し、昼田もそれに続きそのまま2位で決勝へ。

タンデム・スプリント 1/2決勝
 2本先着したチームが決勝へ進む1/2決勝。互いに1度ずつ先着し勝負は3回戦へ。後方からのスタートになった鈴木陸・高橋は日大チームの隙をつき、前に出てインコースに入ると一気に仕掛ける。ラスト500mで1度抜かされるがゴール前で抜き返した。

マディソン 決勝
 各チーム2人1組で行う変形型のポイントレースであるマディソン。法大からは鈴木良・渡部ペア、上野・近藤ペアが出場した。鈴木・渡部ペアは実力通りの走りで序盤からポイントを奪取していく。しかし、45周に-1ラップとなるとポイントは獲得するものの、前を行く京産大ペアから大幅に遅れをとり80周に-2ラップで足切りに。上野・近藤ペアは交代時の落車でレースから脱落し、法大から完走者を出すことはできなかった。

ケイリン 7~12位決定戦
 レースは「狙い通りだった」と鈴木玄が語るようにペーサーが外れるやいなや一気に先頭へ。そのまま先頭でゴール板を通過したが、違反により降格となってしまった。

ケイリン 決勝
 昼田も同様に2周半から仕掛け始め先頭で最終周へ。しかし、早くもバックストレートで後続にとらえられ、5位という結果に。

タンデム・スプリント 決勝
 1/2決勝同様2本先取で勝敗を決する。 1本目、先行したのは鈴木陸・高橋ペア。残り1周半からスパートをかけて早大ペアを引き離していく。最後の直線にも法大ペアが最初に表れたが、すんでのところでかわされ1回戦を落とす。
 2本目は早大ペアを前に置き様子を伺いながら好機を待つ。残り2周でホームストレートから一気に加速し、早大ペアを抜いて引き離す。このまま寄せ付けなければ、3回戦へ望みを託すことができる。しかし、またしても早大のスプリントに屈し悔しさの残る2位で表彰台に。

 今大会はインカレに向けた前哨戦としても位置づけられる。そのような状況下においてインカレでも表彰台が期待されるポイントレースの荒井、タンデム・スプリントはまずまずの結果となった。また、インカレ出場を目指す近藤や昼田なども活躍し、法大内の争いも活性化している。インカレまでは残り1ヶ月彼らのさらなる進化に期待したい。(山崎志馬)

選手コメント

高橋綜一郎・鈴木陸来

―今日のレースを振り返って
高:苦しいレースばかりで1本1本とっていくのが大変でうまくいかなくて、実際ぶっつけ本番というのがあって練習もできていなかったので、本番で合わしていくといった感じで苦しかったですね。

―ぶっつけ本番になってしまった要因は
高:なかなか一緒に練習ができなかったですね。天候もありますし、練習場所の確保もありますし、そこがかみ合わなかったですね。

―今日のコンディションは
高:(ここに)結構合わせてきたので、よかったです。
鈴:あまりよくなかったですね。

―惜しくも2位でした
高:出し切ったので、良かったんじゃないかなとは思います。
鈴:作戦は結構自分たちで満足はしていて、きれいに決まったとは思ったので、それで負けたならただ自分たちが走れなかっただけで向こうが強かったっていう話かなと。レースの内容に関しては悔いはないです。

―昨年のインカレと比べると簡単には勝ち上がれませんでした
鈴:他大が結構強くなってきているので、自分たちも頑張らないとなという感じです。
高:インカレでは勝てると思うので、そこは落ち着いて練習を積めば勝てない相手ではないと思うので、そこは焦らずにやっていきたいです。

―2日間を通して、よかったところと悪かったところは
高:大会新(記録)で(予選を)上がれて力的には他大よりも1枚上手かなというのは感じていたんですけど、(2人で)合わしてない分そこで他大が詰めてきているので、そこの隙を突かれたかなと思います。
鈴:いつも大会の前は緊張するんですけど、あまり緊張せずにいけて。自分自身が結構今年調子が悪くて気持ちも入らなくて、でもタイムは出てるんですけど感覚が戻ってこないので、なんとも言えないですね。成績と気持ちがかみ合ってないというか。感覚が昨年みたいにうまくつかめたらいいんですけど、そのくせにタイムが出てしまっているので、なんか変な感じですね。

―インカレに向けてどうしていきたいですか
鈴:その感覚というのがある程度(ペダルを)回した後のもう一段階踏みまわすというものなんですけど全然ないので、それをインカレまであと2ヶ月で取り戻せば勝てないことはないかなと、同じ土俵で戦えるかなとは思いますね。
高:今まで通り個の力を伸ばせばもっと強くなるだろうし、インカレは勝つしかないので勝ちにこだわってやっていきたいです。

―最後にインカレに向けて一言
高、鈴:頑張ります!

 

鈴木玄人

—今日のレースを振り返って
1日目はスムーズに上がることができたのですが、2日目は決勝に進むことができなかったので残念でした。

—順位決定戦での展開は予想通りだったのでしょうか
そうですね。降格にはなってしまったのですが自分から行って入着できたので、そこは良かったです。

—今大会での目標は
今回はメンバーがそんなに濃くなかったので表彰台もいけるかなと思ってましたが、そんなに甘くはなかったですね。

—コンディションや練習はいかがでしたか
コンディションは良くも悪くもなくいつも通りでした。練習も普段通りでこれに向けて特にはなかったですね。

—今後に向けて
インカレが本番だと思っているのでインカレで優勝できるように頑張りたいです。

 

フォトギャラリー

  • DSC 1780 Rインカレでの挽回に期待
  • DSC 1124 R鈴木陸は1kmTTで伸びを欠き、6位に終わった
  • DSC 1141 R鶴(右)と白垣は入賞圏内に入ることはできなかった
  • DSC 1476 R昼田は1年生ながら堂々決勝まで進んだ
  • DSC 1601 Rマディソンは両ペアともDNFに終わった
  • DSC 1420 R鈴木玄は1位入線も降格となり結果を残せず
  • DSC 1865 Rタンデム・スプリント表彰式で壇上に上がる2人
  • DSC 10371 R1日目に行われたポイントレースの表彰式も行われた
 

 

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