スケート

【フィギュア】東京選手権 宮田が復活の優勝!いざ勝負の東日本選手権へ!

2017年東京フィギュアスケート選手権大会
2017年9月23日(土)~24日(日)
ダイドードリンコアイスアリーナ

全日本選手権のへの第一次選考となる今大会。5月に行われた春季関東学生選手権をけがで欠場した宮田大地が復活の優勝を遂げた。また、シニア男子に出場した宮田を含む4選手が東日本選手権への出場が決定。10月末に山梨で行われる同大会に向け弾みをつけた大会となった。

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宮田は見事に復活の優勝を遂げた

試合結果

試合結果

クラス選手名(学部・学年)順位SPFP総合得点
シニア男子 宮田大地(文3) 優勝 58.92② 118.41① 177.33点
 〃 小林建斗(文1) 8位 56.64③ 90.85⑩ 147.49点
小林諒真(営1) 10位 43.87⑫ 94.67⑨ 138.54点
渡邉直弥(通3) 14位 34.44⑭ 75.45⑫ 109.89点
シニア女子 藤澤亮子(文4) 14位 37.30⑯ 68.23⑮ 105.53点

※SP:ショートプログラム、FS:フリースケーティング。丸数字は種目別順位。

戦評

男子シニアSP

 法大勢で最初に登場したのが小林建斗。ルーキーながらも夏季東京選手権では3位に入賞し、今大会でも好演が期待されていた。
曲は今季から新プログラムの『Anvil chorus』。冒頭の3トゥーループ+3トゥーループを綺麗に着氷。小林建らしい高さのあるジャンプに会場が沸いた。続く3フリップも丁寧に降りる。しかし続くフライングアップライトスピンが乱れると、最後の2アクセルも降りるも、最後のスピンもふらつきを見せた。しかしステップではアップテンポなジャズにしっかりと音を当て、最後まで演じきった。
ジャンプはすべて成功させる好演だったものの、スピンで悔しさが残った小林建。「細かいところまでしっかりやって滑り切る」と翌日へ意気込んだ。

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少し表情に硬さが見れた小林建

 

8月に行われた東京夏季競技大会で優勝を果たした宮田大地。昨季はケガによりなかなか思うようにはいかなかった彼にとって、今季は完全復活をかけるシーズンとなり、東日本選手権の前哨戦ともなる今大会にも一層の期待がかかる。
 SPは『四季「冬」』での演技。序盤の3ルッツ+3トゥーループは減点されてしまったものの、次の2アクセルは成功。中盤のスピンについて本人は「もうちょっとレベルを取れたかなという感じがある」と振り返ったが危なげない滑りを披露した。その後3フリップは減点されるが、躍動感ある世界観を演出する。スピードが落ちることなく終盤のスピン・ステップを決め演技を締めくくった。結果は58.92点で2位。「慎重に入りすぎて窮屈な滑りになってしまった」と振り返り、「(明日は)悔いなく滑りたい」とFSでの逆転優勝を意気込んだ。

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SP『冬』で特徴的な音に合わせて手を開いていく振付

 

6月に開催された関東学生選手権をケガの影響で欠場するなど、シーズンに入り未だ本調子とはいかない中での出場となった渡邉直弥(通3)。ケガの箇所はほぼ完治したが、ケガ明けのシーズンから今一つ感覚をつかめない状況が続いていると本人は話す。そんな中で今大会の演技には、少しずつ実践感覚を取り戻そうという渡邉の前向きな思いが表れていた。
 SPの曲目は『memory』。序盤は3ルッツを転倒してしまうものの、2アクセルを成功して持ち直すことに成功。その後は独特の衣装と演技が上手くマッチした世界観を作り出した。後半はスピンやステップでなかなか加点がされない状況が続き、結果は34.44点。14位で折り返した。試合後渡邉はSPの結果を受けて悔しさを表しながら「今できることをやって、どのように自分が評価されているかということを確認しながら滑りたい」とFSに向けて意気込んだ。

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SP『memory』はこれで見納め


そして春季関東学生選手権で3位入賞を果たした小林諒。ショートは『River flows in you』。透明感のある滑りが持ち味の小林諒にはぴったりのプログラムだ。
冒頭の3ルッツ+3トゥーループのコンビネーションはトゥーループで転倒。続く2アクセルは堪えながらも成功させる。後半の3フリップも回転不足を取られるなど、ジャンプに苦戦こそしたものの、スピンやステップで会場を魅了。ピアノの繊細な音に合わせた滑りが会場の色を変えていくようだった。
「緊張してスピードが出なかった」と演技を振り返った小林諒。フリーでの巻き返しに期待したい。

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腰の痛みを抱えながらの演技となったSP

 

 シニア女子SP

そして女子唯一の出場となった藤澤。春季関東選手権に出場しなかった藤澤にとって、今大会が今季初戦となった。
SPの曲は『swan lake』。高校時代に使用したプログラムを、ラストイヤーに使うことを決めた。冒頭の3ループは両足着氷も、続く2トゥーループは成功。得意のスピンは今大会でも遺憾なく発揮された。後半の盛り上がりとステップの大きさが見せ場のこのプログラム。最後の2Aを綺麗に降りると、最後は得意のスピンで締めた。
「私らしく」。藤澤が演技後に口にした言葉。まさにその言葉を体現する温かいプログラムになるだろう。

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得意のスピンは藤澤の代名詞となっている

 

シニア男子FS

2日目、法大勢最初の登場は小林諒。FSのプログラムは『ロミオとジュリエット』。公式練習で抱えていた腰の打撲が悪化したため、要素を落として臨んだ。
腰の影響が不安視されたものの、しかしほとんどのジャンプを成功させるなど丁寧に一つ一つの要素をこなしていった。「激しい愛」よりも「切なさ」を感じさせる曲構成。ラブストーリーの表現が「難しい」と言うも、それを感じさせない滑らかな表現を見せた。
次の東日本インカレでは、けがを治し、小林諒だけの『ロミオとジュリエット』を作り上げて欲しい。

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「難しい」という『ロミジュリ』の世界観をどう表現するかが今後の鍵となる

 苦しい滑りが続いた前日のSPから、今の自分の滑りを最大限に出せるように意気込んだ渡邉。昨日の転倒から技の難易度を落として臨むFSとなった。曲目は「オペラ座の怪人」。同じ曲で演技する選手も多い中、振り付けや衣装などを自身が感じた曲の世界観からアレンジし、彼にしかできない演技を観客に披露しようとした。最初の3トゥーループを転倒し、続く2ルッツは成功したものの、3サルコウは失敗。ジャンプの精度は「最悪だった」と振り返った。スピンやステップは一見すると何も失敗に見えないような感じではあったが減点される結果となった。本来点が貰えるはずのところで減点されてしまい、「今後は良くなっていくと思う」と次を見据えていた。総合得点は109.89点で14位。全体の最下位で終了したが、本人は前向きに「今回見せた世界観より良いものを見せたい。やっているからには順位にこだわって頑張っていきたいと思う」と力強く話した。東日本選手権で本来の彼の姿を見ることができれば、きっと良い結果が待っているはずである。

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FP『オペラ座の怪人』では仮面を意識した振付も


3位で折り返した小林建。曲は「EL CHOCRO」。「物凄く緊張した」と振り返る。
冒頭の3ルッツは転倒。続く2アクセルで立て直したかと思われたが、続くループでも回転不足を取られるなど、ジャンプにミスが続いた。しかし、艶やかなジャズに合わせたセクシーな振りは、ルーキーとは思えない色気を感じさせた。
男らしさと色っぽさをどちらも華やかに演じることのできる小林建。ショート、フリーどちらも完成が楽しみになるようなプログラムだ。表情豊かな小林建の世界観が見られることに期待したい。

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大人っぽく演じたいというFS

最終グループでの滑走になった宮田は、同じくSPで好成績を収めた選手たちとのグループになったが、6分間練習では動じることなく自分の滑りに集中していた。迎えたFSの曲目は『パール・ハーバー』。序盤の3トゥーループは成功させ、会場を沸かせる。波に乗りたい宮田は続く3ルッツ減点されるが3ループは成功。ここからは持ち味のスケーティング技術の高さをアピールした演技を続け、堂々の滑りを展開した。演技中盤の3ルッツ+2トゥーループ、3フリップ+2トゥーループなど安定したジャンプを成功させる。終盤になるにつれて疲れが溜まり本人は「疲れました」と笑いながら話したが、疲れた様子があまり見えない滑りで減点も最小限に抑えた。結果は総合得点177.33点で見事優勝。2大会連続で表彰台の頂点に立った。
ケガ明けということを全く感じさせないような滑りを見せた宮田。優勝は「嬉しい」と話したものの、これだけでは満足していない様子だった。今後について「スタミナを付けてもっと練習していきたい」と意欲を示し、これから佳境を迎えるフィギュアシーズンの先を見つめていた。

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『パールハーバー』では滑りのスケールの大きさを感じさせた

 

シニア女子FS

迎えた藤澤のFSは新プログラム『slow dancing in the big city』。
1つ目の2ルッツを美しく成功させるも、続くループはパンクしてシングルに。後半の2アクセルは2本とも成功。調整不足のなか、スピンを全てレベル4で揃えてくるのは流石の一言。柔らかくも芯のある演技に会場は魅了された。

しかし東日本選手権の枠は13。藤澤は総合105.53点の14位で、東日本への切符は掴めず。ラストイヤー、続くは東日本インカレ。最後一年、藤澤らしく笑顔で締めくくって欲しい。

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演技後は観客席に笑顔で手を振った

選手コメント

宮田大地

SP後

―今日のコンディションはいかがでしたか
疲れましたね。体調はあんまり良くなかったですね。

―東京夏季競技大会では優勝されましたが、あの大会を振り返っていかがですか
夏季はまあまあでした。今日よりかはのびのび滑ることができていたかなっていう感じはあります。

―前回の大会から、どういった部分を修正しようとして今大会に臨みましたか
まだまだ全然スピンやステップでのレベルを取れなかったので、もうちょっと取れたかなという感じはありました。

―今日の演技ではジャンプの精度はいかがでしたか
ちょっと慎重に入りすぎたかなっていう感じでした。(演技全体は)まあまとまったかなという感じですね。

―今日はSPを終えて2位という結果に終わりました
まあ、良かったかなという感じですね。

―今後、明日のFSに向けて改善していきたいことはありますか
明日はもうちょっとのびのび滑りたいなという感じですね。今日は窮屈というか慎重に行き過ぎて(滑りが)あんまり楽しくなかったと思うので、悔いなく滑れたらと思います。

―後輩も2人加入し、4人体制での大会となっていますが、一緒に滑っていてどう感じていますか
部員も増えて、活気も出てきていいなと思っていますね。

―明日のFSに向けて意気込みをお願いします
がんばります!(笑)

FS後

―今日のコンディションはいかがでしたか
まあ、ボチボチです。昨日と比べては楽しくのびのび滑ることができました。

―2位での折り返しになりましたが、今日はどういった点を注意して滑ろうと思っていましたか
(昨日の事など)そういうのは気にせずに自分の今日の演技に集中していました。

―コーチからはどういったアドバイスをもらいましたか
昨日と同じように、力み過ぎずにっていうように言われました。

―今日の演技ではジャンプの精度などいかがでしたか
(ジャンプは)まだまだですね。まだまだかなっていう感じでしたね。

―スピンやステップはいかがでしたか
スピンはあまりレベルが取れていなかったので、もうちょっと頑張っていきたいと思います。

―FSは昨日と比べて演技時間が長かったですが疲れなどはありましたか
疲れました(笑)。

―今後に向けて、今日の演技で見えた課題や改善点はありますか
今日の演技だとやっぱり体力ですかね。もうちょっとスタミナを付けてやっていきたいです。

―総合得点で1位となり、見事優勝を果たしましたがそれについてはいかがですか
まあ、嬉しいですね。

―次の大会に向けて意気込みをお願いします
頑張ります!(笑)

 

渡邉直弥

―今日のコンディションはいかがでしたか
まあ、良くはなかったと思います。体調面ではそんなに悪くないんですけど、気持ち的なところであんまり良くなかったです。

―今季はケガからのシーズンとなりましたが、現在の状況などはいかがですか
ケガした場所は痛みも無くて良くなっています。(悪い部分は)そのせいではないんですけど、それと同じく靴を変えたりエッヂを変えたり色々して、何もできない状況からスタートして、その何もできない状況が長くて、とりあえず今もなんですけど自身が全く持てないっていう感じが練習でいくらできていても本番で決まる想像が出来なくて、上手くハマらないんですけど。周りの人、特に先生とか仲間とかに気まずい雰囲気を出させちゃっていないかなというか、どう声をかけたら良いかなみたいな感じで、気を遣わせすぎちゃってるんじゃないかなっていう、申し訳ない気持ちがあって、全然自分的には気にしていなくて、そんな簡単にできるもんじゃないと思っているので。ケガからのシーズンが久しぶりなので、思った以上にきついですね。

―今日の演技はどんな意気込みで臨まれましたか
前回の東京夏季競技大会よりいいものを、良くなってきている中でやっているので、それを出せるように頑張りたいなと思いました。まあ、上手くハマってくれなかったですね。多分ジャンプが気まぐれなので。

―コーチからは演技前にどんなアドバイスをもらいましたか
思い切りやってくれという感じに言われたんですけど、ちょっと覚えていないですね(笑)。上手く試合に対しての集中力と緊張もコンディションも全部が合わなくて、自分で勝手にどうなっちゃうのかなと思って、そんな感じの中で聞いていました。

―今日の演技を振り返って、全体的にはいかがでしたか
滑りもスピンもできていないわけではないと思うんですけど中々点数に繋がらないので、今感情をすごく殺しているから何も思わないんですけど、普通にちゃんと考えたら凄いことをしてしまったんだろうなって思うと思います。

―ステップやスピンはとても綺麗に決まっていたと思います
全然ダメらしいんです。でも褒めてもらえるだけでとても嬉しいです(笑)。

―衣装は昨年と変更されましたが、それについてはいかがですか
元々は真っ白な衣装で今は色が付いているんですけど、それは親が着色料を水に入れてその中に布を付けて古来の人の染め方みたいな感じでグラデーションしてくれたので、結構凝っていて、自分としてはすごく好きな衣装です。

―今年は4人体制で臨む法大男子チームですが、それについていかがですか
また4人なので、自分が先輩として迎える4人体制なので、しっかり色んな面で示せるものがあれば示していきたいと思います。

―明日のFSに向けて意気込みをお願いします
出来ることしか結局出来ないので、周りのみんなとかはあまり気にせずに、自分がやって来たものをできるだけ100%出して、どのくらい評価を受けるかっていうのを確認する試合にしないと本当に意味が無くなってしまうで、自分のために滑っていきたいなと思います。

 FS後

―今日の演技を振り返っていかがでしたか
昨日の6分間練習であまりいい転び方が出来なくて、そこから体の調子がちょっと悪くなってしまって、今日の朝起きて上手く体が動かなかったので、今日は難易度を大分落として滑ったんですけど、それでもやっぱり体的に厳しかったです。今日は全然上手くいかなかったんですけど、得られるものがたぶん無かったとは思います。

―昨日のお話で集中力が切れてしまったとおっしゃっていましたが、今日の演技前などはいかがでしたか
今日は、動かないと足が固まってしまうので6分間練習が終わった後からずっと歩いて動きを止めるということをしないようにっていうのを意識して、試合前やっていました。

―コーチとはどんなお話をしましたか
とりあえず滑り切ってということを言われて、ケガは仕方ないから最後まで滑り切りなさいということを言われました。

―今日の衣装についてこだわっていることはありますか
今日の曲は『オペラ座の怪人』で、やる人は皆タキシードとかを着ているんですけど、みんなと同じは嫌だねって言うのをデザイナーさんや母と話していて、皆と被らないようにしたのがこだわりです(笑)。(左右非対称の衣装は)誰もやったことのない衣装だけど、かつ曲は表現しなきゃいけないので、みんなと違うのが良いわけではないし、だからオペラ座らしさを壊さないような衣装にできたかなと思います。

―今日はどういう世界観をアピールしたいと思っていましたか
見た時に喜怒哀楽がしっかりしている映画だなと思っていたので、自分が見た中で感じたことを(お客さんに)感じてほしいから、誰になりきるのではなくて映画の内容を伝えられるように頑張りました。まあ(表現するのは)難しいですね。

―今日はスピンやステップの精度というのはいかがでしたか
全然ダメで、点数にならなかったので、今日は頑張ったんですけど、本来貰えるはずのレベルが取れていなくて、それがすごく残念でした。今後は良くはなると思うので。
―演技では細かい部分とダイナミックに表現する部分の使い分けをされていましたが注意した点などありましたか
最初の強めの音と、中盤の柔らかい音と、後半になってまた盛り上がっていくところの強弱は付けないとなあなあになってしまうので、そこはしっかりこだわろうと思って滑っています。

―今日のジャンプを振り返っていかがでしたか
まあ、最悪でしたけど…(笑)まあ、仕方ないですね。ここまで上手く調整出来てきているわけではないし、本当に色々あったので。でも東日本選手権まではもう少ししかないし、皆さんの前で滑られるのも数えられるくらいになってきているので、しっかり安定した演技が出来たらなって思います。

―来月の大会に向けて意気込みをお願いします
SPを今のところ変えようと思っているので、そこを新しいものでも滑り込んで、今回見せた世界観より良いものを見せたいということと、やっているからには順位にこだわって頑張っていきたいと思います。

 

小林建斗

SP後

―今日の演技を振り返って
練習がなかなか不安定で、ジャンプが入らなかったんですけど、本番でこうやってジャンプが入ったのは、高校生のときと比べて気持ちの方も成長していると思います。でもそこにばっかり目がいってしまって、スピンのほうがちょっと疎かになってしまったのが非常にもったいなかったので、明日は最後まで気を抜かずに、細かいところに気を使って滑りたいなと思っています。

―スピンは氷に足を取られてしまったのでしょうか
いえ全然。いつもと氷は違うなとは感じたんですけど、全然そんな回れないほどではなかったので、そこは自分のミスです。滑りやすかったんですけど、足を取られやすかったというか。緊張しているのもあったと思うんですけど、尚更そう感じましたね。

―大会の雰囲気は
やっぱり6分間練習から始まって、ジュニアのときと先輩たちは雰囲気が違いますね。自分はルーキーなので入ったばっかりなんですけど、早くこの環境に慣れて、なんなら先輩方を引っ張っていけるような存在になりたいなと思っています。

―東京夏季競技大会では3位でしたが
ショートの方はベストスコアも5点以上更新できたし、良い滑りができたんですけど、やっぱりフリーの方がジャンプだけじゃなくて滑りの方も疎かになってしまいました。点も出なかったですし、とても3位にはふさわしくない結果だったと思います。

―今季のプログラムについて
ショートは小学6年生くらいに使っていた曲で、自分もリズムが取りやすいですし、こういうところで表現できるというのが分かりやすいので、先生と話し合ってこの曲を使うことになりました。逆にフリーの方はタンゴは昔から使ってみたくて、振付けをしたときもすごく楽しかったです。ショートの方はジャズだからアップテンポだけど、フリーの方は大人っぽく演じられたらなと思ってこうなりました。

―明日に向けて
いつもやってしまう今日みたいなケアレスミスをなくして、最後まで集中して、目の前のやるべきことを淡々とこなしていきたいと思います。

FS後

 ―今日の演技を振り返って
正直物凄い緊張で、練習から凄く不安定でした。いい緊張と悪い緊張があるんですけど今回は完全に悪い緊張で、今年の宇都宮であったインターハイが凄く不安な試合だったんですけど、それ以来になんかこう怖い試合でしたし、それがとても演技に出てしまったと思います。最後まで気を抜かずに滑り切ったんですけど、想定内といえば想定内の結果なのであんまり落ち込んではないですし、仕方ないなと思っています。

―ジャンプはミスが続きました
夏の試合が終わってから靴を変えて。言い訳みたいになっちゃうのであんまり言いたくないんですけど、なかなか合わなくて。それからジャンプも崩れていったという感じですね。昨日のショートはそんな中でも結構出来たんです。でもいつもの練習から最初のルッツとかはもともと不安定だったのでできると思っていても、体が失敗することに慣れていたら本番でああなっちゃうよなあという感じでした。本当に仕方ないなという感じです。

―持ち越しのプログラムですが、どのように仕上げていきたいでしょうか
この曲は今年の長野の国体で、ほぼノーミスの演技ができたので、、昨シーズン以上に自信を持って臨みたい曲です。できればこういう結果が良くない試合はしたくなかったんですけど、今日の試合をいい糧にしたいですし、10月から試合が続くので、もっと格好いいタンゴを踊れるようになりたいなあという感じです。

―次は東日本インカレになりますが
東京ブロックは個人の結果なので、良いも悪いも個人の結果なんですけど、次の東日本インカレは大学として臨むので、今回の東京ブロックとはまた違う緊張感というかプレッシャーがあると思います。その試合までに見直しをして、いい練習をしてプレッシャーとか緊張に負けないように、インカレの出場もちゃんと決めて、大学に貢献したいなと思っています。

―東日本インカレから東日本選手権が1週間ですが
東日本インカレの結果が鍵になってくると思うので、そこも結構大事な試合ですけど、そこも東日本への調整として、東日本インカレの前の段階から仕上がっている段階で臨めればいいかなとは思っています。

―今日ご覧になって気になった選手はいらっしゃいましたか
やっぱり(宮田)大地君の滑りは、いつ見ても自分と違うなと思うところがあって。羨ましいけどこういう風になりたいなと思える先輩なので、凄いですね。

―次に向けて
一個ずつ課題がたくさんあったし、いいところもあったので、良いところはそのまま伸ばして、ダメなところは徹底的に直して。大学4年間の1年目のシーズンを満足して終わりたいですし、頑張りたいと思います。

小林諒真

SP後

―今日の演技を振り返って
緊張してたのと、足がいつも通り動かなかったかなと。それでスピードもあんまりでなくて、それがいろいろミスにつながったのかなと思います。

―東京ブロックは初出場とのことでしたが、雰囲気はいかがですか
前までは関東ブロックで出場していたので、昔から一緒にやってきた人が多かったんですけど、シニアで東京ブロックになって、ほぼ皆先輩という中でやったので、空気が違う感じがしました。

―夏の間に取り組んでいたことは
体力がなかったので体力をつけるのと、いろんな選手のビデオ見て勉強をしていました。

―東京夏季競技大会について
普段出てなかったので、8月の頭に試合があって、8月の終わりに試合があってと結構夏なのにシーズン中みたいな感じでした。練習場所がアイスショーでなかったので、言い訳にはならないんですけど、ブロックと東日本に向けていい勉強になった試合かなと思いました。

―明日の『ロミオとジュリエット』は過去の選手の映像をご覧になっているということでしたが、印象に残った選手はいらっしゃいましたか
名前忘れちゃったんですけど(笑)、ペアの方が『kissing you』のところを使っていて。映画も観たんですけど、映画がそのまま再現されていて、凄いなあと思いました。皆凄いんですけど(笑)。

―明日に向けて
とりあえず、水曜日に腰を打撲して、そこを転んで打たないようにだけ気を付けます。

FS後

―今日の演技を振り返って
公式練習でけがをして、今自分が無理をしないでできる範囲のことができたかなと思います。

―新プログラムの『ロミオとジュリエット』について
昔からあるラブストーリーという感じで。映画みたいな素晴らしい恋はしたことがないので(笑)。経験するのが多分一番いいんですけど多分できないので。想像して、それが難しいです。

―演技前に言われたこと
とりあえずけがを悪化させないように、抑えて。できることをやって、次に向けて頑張りなさいとそんな感じで言われました。

―腰の状態はいかがですか
打ったときよりは痛みはだいぶ良くなっています。

―東日本インカレと東日本選手権が1週間ですが、調整で難しい部分はあるのでしょうか
息抜きというか、ずっと気を張ったままいかなきゃいけないと思うので。調子が良かったらそのまま行っちゃえばいいんですけど、不安定なまま試合を迎えちゃうといろんな失敗もするし、疲れが取れにくくなるかなとは思います。

―見ていて気になった選手はいらっしゃいますか
先輩の(宮田)大地君ですかね。ジャンプだけじゃなくて滑りが。一伸びが凄いですね。「ジャッジにめっちゃアピールするぞ」見たいな感じじゃないのに表現できているのがすごいなと思います。

―次の大会に向けて
ちゃんと身体も心も万全の状態で。次の試合が迎えられるようにしたいです。

 

藤澤亮子

SP後

―演技を振り返って
ジャンプは練習から全然入っていなくて、ジャンプ自体の調子も悪かったので仕方ないかなという部分もあります。ただ最後のアクセルはそんなに悪くなかったので、最後まで諦めずに締められたのは良かったかなと思います。

―SPは『Lake swan』ということで
高校2年生、3年生のときに使っていたプログラムで、もともとは大学1年生のときに使っていた『リベルタンゴ』で夏まではやっていたんですけど、福岡に練習で帰ったときに、最後だから盛り上がる曲にしようということになりました。ステップと、最後のスピンで私らしくがっつり点数を稼げる曲に戻そうと福岡の先生に言われて、そこから戻しました。

―後半のステップが非常に印象的なプログラムですね
見せ場がないとということは言われて。自分の持ち味を出せる曲を最後なので使おうということで、変えてもらいました。

―衣装について
衣装は新しくなくって。衣装も高校2年生のときのに戻してたんです。それこそギリギリだったので、衣装も作っていられなくて。これは痩せるしかないなと思って(笑)。衣装が着られるか心配で、いつもは公式練習で衣装はあまり着ないんですけど、あまりにも心配だったので今日は着ました(笑)。気に入ってます。結構古いので、ストーンとか新しく付け替えてもらいました。

―ラストイヤーですが、改めてお気持ちはいかがですか
あんまりうまく調整できてなくって、自分が思うような初戦ではなかったんですが、私のなかで一番はインカレに出て終わりたいと思っています。なので一番は東インカレ頑張らないとなと思っているので、今回は練習と言ったら大きすぎる舞台ですけど、もう一回明日のびのびと滑って東インカレに備えたいなと思っています。

―夏の間はどんな練習を
夏は春関の時期まで全然滑ってなかったので、とりあえず氷に乗って足慣らしをして、戻さないとというのに必死でした。あとはショートを新しく作るか、戻すかみたいなところを迷いながらやって。やっと9月の頭に福岡に帰って、ジャンプも「ここに戻したらいいのか」とか、曲も直してもらったりと。この試合の1か月前くらいに「最後こうやってやっていけばいいのかな」というのが全部固まったので、この試合に合わせるには遅かったかなと思います。

―法大合宿での雰囲気は
まだ自分が1番上っていう感じがしていないのと、法政のみんなもマイペースというか、ふわーっとしているのでみんな自由にのびのびとっていう感じでした。

―明日に向けて
明日は曲も凄く好きな曲ですし、いい曲なので、最後までとりあえず諦めずに。東インカレに向けて、課題が見つかるような試合になったらいいなと思います。

FS後

―今日の演技を振り返って
とにかくすごいしんどくて、でもところどころ試合の雰囲気を味わいながらできたかなと思います。

―新プログラムの『slow dancing in the big city』ですが
曲がいいので、それにまけないスケートをしないとなと思いながら練習をしているんですけど、なかなかジャンプが入らないですね。まずは、普通にジャンプ練習でジャンプが跳べるようになってから、曲に入れていけるようになるものだと思うので、プログラム自体のできは凄くいいものになっていると思うんですけど、そこにジャンプがまだ全然噛み合っていない状態だと思います。

―調整不足とは昨日もおっしゃっていましたが
完全に間に合ってない感じがあって。国体終わってから半年やってなかったので、仕方がないですね。

―この大会を振り返って
自分の中では今シーズンの初戦やってみたいと思う部分と、やってみないとわかんないからやってみたいという部分と、この試合自体が最後になるので、リンクの雰囲気とお客さんの感じと皆の応援とをちゃんと聞きながらやりたいなという思いがあって、それはできたかなと思います。

―次は東日本インカレになります
春関に出ていなくて、今の試合のメンバーと試合に出るのが初めてなので、ちょっと楽しみな部分もあります。でも枠的にはしっかりやっていかないといけない試合なので、楽しみつつ、しっかり合わせていきたいなと思います。

―東日本インカレに向けて
しっかり調整します。

フォトギャラ

  • IMG 0703 Re宮田は復活の優勝を遂げた
  • IMG 9431 ReSPでは「少し窮屈だった」という
  • IMG 9507 Re宮田SP
  • IMG 0610 Re宮田FS
  • IMG 9572 Re中性的にも感じられる柔らかさが渡邉の魅力
  • IMG 9572 Re渡邉SP
  • IMG 0210 Reイメージを覆す白と黒の衣装にも注目だ
  • IMG 0239 Re渡邉FS
  • IMG 1969 Reタンゴのリズムに合わせた振りが特徴的
  • IMG 1971 Re小林建SP
  • IMG 0512 Reショートとは一転、フリーでは色気を感じさせる
  • IMG 0556 Re小林建FS
  • IMG 9655 Re終始ジャンプに苦しんだ
  • IMG 9740 Re小林諒SP
  • IMG 0079 Re悔しさの残るFSとなった
  • IMG 0178 Re小林諒FS
  • IMG 9859 Re藤澤の良さが最も出るプログラムになるだろう
  • IMG 9865 Re藤澤SP
  • IMG 0935 Reジャンプの成功率を少しずつ上げていきたい
  • IMG 0938 Re藤澤FS

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2017-09-254 R

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