陸上

【陸上競技】第96回東京箱根間往復大学駅伝競走区間エントリー&直前インタビュー 第3回 鎌田航生、久納碧、清家陸

箱根直前インタビュー
2019年12月15日(日)
法大多摩キャンパス

 東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根)まで残すところあと4日。箱根を2週間後に控える今月15日に、箱根への意気込みや想いを伺った。今回は鎌田航生選手、久納碧選手、清家陸選手のインタビューをお届けする。

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 次期エースの鎌田

エントリー

区間エントリー

区間距離選手名
1区 21.3km 久納碧(経2)
2区 23.1km 鎌田航生(社2)
3区 21.4km 田辺佑典(経3)
4区 20.9km 河田太一平(社1)
5区 20.8km 青木涼真(生命4)
6区 20.8km 坪井慧(経4)
7区 21.3km 松澤拓弥(社4)
8区 21.4km 中園慎太朗 (社1)
9区 23.1km 糟谷勇輝(経3)
10区 23.0km 奥山智広 (経3)
補員 岡原仁志 (経4)
増田蒼馬 (経4)
佐々木虎一朗 (経4)
須藤拓海 (社3)
清家陸 (社2)
 守角隼 (社2)
大会当日、補員と区間エントリーされたメンバー間でエントリー変更ができる

インタビュー

鎌田航生

ー2年連続のエントリーとなりました。今の心境は

去年とは違う立場であると感じています。去年は1年生ということで選ばれるか選ばれないかわからない状況だったんですけど、今年は学年が上がってタイム的にもチームの上位の方なので責任を感じます。

 

ー全日本駅伝を終えてからの調整は

スピードを上げた練習をしています。その中で少しずつ距離を踏んで行っているという感じですかね。

ー全日本駅伝のチーム目標として掲げていた6位は叶いませんでした。駅伝後にチームで行った立て直しや坪田監督からどのような話がありましたか

このままではシード権も危ういな、という話がありました。その中で、今何をしなくちゃいけないのか、何が足りないのかということをチーム全体で考え直しました。具体的には、きちんと練習を考えて取り組む、だったり、そういった意識の面を話し合いました。

ー富津合宿ではどのような練習をされたか

富津までは距離(を踏むこと)がメインで、富津合宿ではスピードを徐々に上げていくのが1つの重点的なところでした。

ー富津合宿でのコンディションは

悪くないなという感じでした。富津合宿を通して徐々に上がってきたと思います。

ーここまでの駅伝シーズンを振り返って

徐々に調子が上がってきたなという感じで、出雲はあんまり良くなかったんですけど、その反省を踏まえて全日本では挽回できたので、その点は良かったのかなと感じています。でも全日本でも課題が見つかっているので、課題を修正して箱根を迎えたいです。

ー全日本で得た課題とは

やはり全体的にレベルが高いなと感じたことと、ハイペースな展開が今まで自分はあんまりやってこなかったので、ハイペースで突っ込んで耐えるのがどういうものかを体感できたのは、大きな収穫かなと考えています。

 

ーこの1年で成長したところは

全体的に余裕を持って取り組めるようになったのが大きいかなと思います。

ー今のコンディションは

順調に仕上がってきている感じで、箱根まであと2週間ちょっとというわけですが、2週間ちょっとで仕上げて箱根に向けて万全な準備をしていきたいです。

ー4年生の主力が欠けたチーム編成となりました。次期エースとして期待されている鎌田選手は、どのようにチームに貢献していくか

やはり走りの方ですね。しっかり上位でつないでいく走りをして、チームに貢献していきたいと思っています。

ー今年は鎌田選手の他に2年生の選手が3人エントリーしています。2年生同士で話すことは

2年生みんな上がってきたね、ということはよく話します。そういった話があることはモチベーションにもつながりますし、自分たちの代でチームをもっと盛り上げていきたいね、って常々話しています。

ーー去年も1年生ながら箱根駅伝を経験されましたが、1年生でエントリーしている河田太一平選手と中園慎太朗選手へかける言葉は

初めての箱根駅伝ということで、人も結構多くて緊張したりすることもあると思うんですけど、箱根駅伝は大学生活で多くて4回しか走れないと思うので、しっかり楽しんで、自分の走りをして欲しいなって思います。

 

ー憧れの先輩は

やっぱ、青木(涼真)さんです。青木さんみたいに自分で考えて行動できるような先輩になりたいと思います。

ー走りたい区間は1区・2区・3区ということですが、その理由は

1・2・3区はどこのチームも主力が走りますし、自分自身も競っていくということが好きなので、前半でしっかり競って行きたいなって思っています。

 

ー箱根への意気込みをお願いします

去年とは立場が違った箱根駅伝となるので、自分の走りをしてチームに貢献していきたいと考えています。

ー法大ファンへメッセージ

自分は2回目で去年とは違う立場での箱根駅伝となるんですけど、精一杯頑張っていくので応援よろしくお願いします。

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鎌田航生(かまた・こうき)

社会学部2年
1999年5月5日生まれ
165センチ・50キロ
出身校:法政二(神奈川)
1万メートル自己記録:28分53秒97

 

久納碧

―今年1年間を振り返って
前半のトラックシーズンは走れていなかったので、夏超えて駅伝シーズンに向けて徐々に自分の思い通りになってきたのかなと思います。

―その中で箱根のエントリーメンバーに選ばれました
まずは一安心というのが大きくて、ここで選ばれるか選ばれないかでスタートラインに立てるか立てないかという意味合いもあるのでとりあえず安心しました。

ー全日本では1区を走りました
三大駅伝は初ということもあって、緊張もしましたし、プレッシャーも感じましたが、自分は合格点ギリギリくらいの走りはできたのかなと思いました。

ーレース前に監督から伝えられたことは
全日本の3日前くらいに厳しいところで使うよと言われていたので、そこに対する心の準備はできていました。

ー1区というポジションはどうでしたか
やはりチームの命運というか、最初のスタートの部分は1番重要だと重々感じていたので、その中で走る楽しさもありましたけど、プレッシャーもあったという感じです。

ー箱根での1区はどうですか
任されたら僕がいくしかないと思っているので、チームの目標に近づけるような走りをしたいと思います。

ー手応えはありますか
調子自体はそんなに悪くないので、このまま上がっていけばシード権内で渡せる自信はあるのかなと思います。

ー走りたい区間は5区以外ということで、かなり自信がありそうですね
まぁまぁまぁ、そうですね。(笑)上り自体はそんなに走れないですけど、それ以外なら任された区間なら走るよという意味での5区以外です。

ー主にどういったところを期待されていると思いますか
区間賞とまでは、そんな力はないので、チームの中盤で耐える区間で僕が耐えられればなと思います。

―エースの佐藤敏也選手がエントリーから外れました
敏也さんが走れないのでそこの穴埋めをしなきゃいけないと考えて練習に取り組んできました。

―その中でご自身の役割は
僕自身は区間賞取れるようなレベルではないので、いかにしてチームの目標に近づける走りをするか、どれだけ耐えられるかが、僕たち中間層には1番必要だと思います。

―富津合宿を終えてみて、いかがですか
富津合宿自体は結構練習量を落とさず練習していたので、きつい面もありましたが、そのきつい中で動かせてはいたので自信にはなりました。

―その中で見つかった課題は
どうしても中間層というのが1番の課題だと感じていて、これからの練習で突き詰めていければいいなと思います。

―ライバル選手は
早稲田にいる半澤黎斗です。同じ高校ってのもあっていちばん負けたくないですね。僕自身が彼に1回しか勝ったことがなくて、大学でも1回負けてますし、箱根駅伝で一緒に走って勝ちたいというのはありますね。

―「ここだけは見て欲しい」というような久納選手のアピールポイントは
ラストスパートですかね。ラストスパートが自分の1番の持ち味だと思っているのでそこを見てくれたら嬉しいです。

―箱根駅伝に向けて意気込みをお願いします
箱根駅伝というのは1番大きい大会であって、4年生とも最後の大会なので、4年生が立てた4位という目標に貢献できるように僕も全力の力を出し切ってチームを元気付けられればいいかなと思います。

―ファンに向けて 
走り終わったあとに「がんばったね」とか言ってくれたら嬉しいです。(笑)

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久納碧(くのう・あおい)
経済学部2年
2000年1月26日生まれ
170センチ・59キロ
出身校:学法石川(石川)
1万メートル自己記録:29分53秒46

 

清家陸

―メンバー入りをして今の心境は
昨年のこの時期はずっとけがをしていて悔しい思いをしていたので、率直にうれしいです。

―現在のコンディションは

出雲、全日本と走って箱根の選抜合宿もふたつ終えて、徐々に箱根に向けて仕上がってきているのかなと思っています。


―合宿を終えて
合宿の中でもしっかり自分の思い通りの練習などをかなり高い質の中でできたので、自信はついたかなと思います。

―今の調子はいかがでしょうか
世田谷ハーフが終わってからは調子が悪かったです。また、富津合宿ではなんとか練習を積むことができたのですが、1年間の中でかなり調子が悪い方であったためエントリーメンバーに入ることができるか不安でした。しかし今は、練習自体はなんとか合わせて徐々に調子が上がってきているのかなと思います。

―2年生になって出雲、全日本出場など調子を上げていらっしゃるかと思います。そのような1年の中でやってきたことなどは
けがしていた期間というのが3月までずっと故障者にいたので、その期間の中で自分は「絶対来年は箱根に出たい」という思いがありました。だから、その中でしっかりトレーナーさんとマンツーマンで相談しながら自分の弱いところを補ったりとか、走れない分はバイクインターバルなどの心肺トレーニングっていうのを比較的多めに取り入れたりとか、自分なりに工夫してやっていました。

―出雲駅伝を振り返って

出雲は大学デビュー戦というか初の公式駅伝ということもあってすぐ終わったって感じで、悪かったとか良かったっていうのはあまり感じなかったです。自分の中で今の最低限というか自分の中での走りはできたのかなと思います。

―全日本駅伝を振り返って
全日本は出雲の経験も生かして自分の中では区間順位であったりとかタイムであったりっていうのを結構高いものに設定していたので、それに比べると納得のいく走りではなかったかなという風には思っています。まあ自分個人の成績だけじゃなくてチームの順位っていうのも1年間目標にしてきたものとはちょっと離れていたので、その点ではあまり納得がいかなかったかなと思います。

―その出雲、全日本で得たこと
他大との差っていうのが、その二つの駅伝を通してすごく感じることができました。今実際どれくらい(の位置)にいるのかっていうのを再確認できたと言いますか、箱根になったら20㌔っていう距離をほぼ1人とかで走らなきゃいけないと思うので、自分の走りなども通してそういう点では箱根につながるレースだったと思います。また、チームとしても現状が今他大とどうなのかっていうのをしっかり再確認できた二つの試合でした。

―今回、2年生が多くエントリーしていらっしゃいますが2年生の中で何か話したりなどは
自分たちの代っていうのは、「自分たちが4年生の時に箱根優勝する」っていうのを1年の時から各々が口にしていました。その目標を達成するためには今年しっかりアピールして2年生がメンバー争いに絡んでこないと、経験とかも踏まえたらきついなっていうのは話していて、その雰囲気が自然と学年間であって、結果的にこの中に入れているメンバーはしっかり走れてるかなというイメージがあります。

―アピールとのことですが、自身の強みを教えてください
結構アップダウンのコースが得意なのもありますし、アピールポイントって言われたら自分は1人でもリズムを作って走れることが強みだと思っています。箱根って結構1人で走らないといけない状況がどうしても出てくるかもしれないんですけど、そういう時にしっかり自分のペースを作って走ることができると思います。

―希望区間が7、8、9区とのことですが、その理由は
1人で走るのが強みと先程言ったと思うのですが、やはり復路の後半区間になるにつれてどうしても前との差、後ろとの差っていうのが空いて1人で走る区間だと思っているので、そこでいかに自分のリズムを作って走れるかっていうのが重要だと思うので、そこで自分は7、8、9(区)って書かせてもらいました。

――チーム目標『総合4位』に対してどう貢献したいですか
自分の中では『区間5位以内』っていうのを目指していて、その走りをすることによってチームに貢献できるというか、チームの『4位』っていうのにつながるのかなと思っています。

―箱根は出雲、全日本より距離が長くなりますが、その距離への対応などは
この夏はかなり距離を踏んできているし練習も途切れずにつながってて、直前の選抜合宿でもロングのところをおさえて走れているので距離に対する不安というのは全く無いです。

―色紙を書いていただきましたが、『攻める』に込めたものとは
二つの出雲、全日本というのを走らせてもらって、やっぱりまだ「初駅伝」とか「まだ2年生」だっていう意識がどこかであって、かなり守りというか先輩任せ、結果的にもそうですし、きっと自分の心の中でもどこかでそういう意識があったっていうのは否めないところです。それでは箱根の4位につながってこないし戦えないと思っているので、『攻める』って書かせてもらったんですけど、箱根はその『攻めの姿勢』で積極的に、自分がチームの勢いをつけるっていう意識で走りたいという思いです。

―目標とする方は
僕は入学当初から青木先輩を目標にしてて、その理由っていうのが、僕本当は5区を走りたくて、今は7、8、9って書いてあるんですけど(笑)。青木さんがいらっしゃるので今年は難しいんですけど、来年再来年っていうのは5区の山で勝負したいという思いもあって、でも1年生の時から青木さんのような走りをしたいっていうのが自分の中にあります。

――箱根駅伝への意気込み
一番は4年生に笑顔で終わってもらいたい、そのために自分は今できることを最大限にするっていうことです。

―ファンの皆さまへ一言
当日はしっかり良い走りをするので、応援よろしくお願いします。。

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清家陸(せいけ・りく)
社会学部2年
2000年3月15日生まれ
163センチ・49キロ
出身校:八幡浜(愛媛)
1万メートル自己記録:29分34秒09

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