陸上

【陸上競技】第97回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会 直前特集 選手インタビュー 鎌田航生、清家陸、河田太一平

2020年10月14日(水)
オンライン取材

 いよいよ明日に迫った箱根駅伝予選会。今回は直前特集として、坪田監督、糟谷主将に加え3名の選手のインタビューを行った。予選会に向けての選手たちの意気込みをお届けする。
※監督、主将インタビュー&エントリー選手一覧はコチラ

kamata1 R
エースとして予選会に挑む鎌田

選手インタビュー

鎌田航生

—自粛期間はどのように過ごしましたか
オンラインでの授業と、ポイント練習ができなかったのでジョギングといった練習が中心でした。

—寮は一旦解散になりましたか
一応解散になったのですが、実家が神奈川なので帰ってもあまり意味ないなと思ったので、こっち(寮)に残って、練習してオンライン授業を受けていました。

—全体練習ができなかった時期に個人で取り組んでいたことは
試合が無いのでけがをしないことを念頭に置いて、練習を続けていました。

—トラックで練習を積めない中、不安はありましたか
次の試合がいつかわからないという、目標に対する不安がありました。

—4月と5月は個人練習で、6月から8月にかけて全体でかなり距離を踏んだ練習ができたと伺いました。その中で成長したと感じる部分は
個人練習が多かったということで、自分でどうしたらいいのかということを考えながら取り組んだので、以前よりは考えることができるようになりました。

—先日、国士舘大学競技会に出場されました。久しぶりの記録会だったと思います。手応えや見つかった課題は
練習の流れでペース走という感じで走ったので、特に気負うこともなく、状態の確認でした。試合勘を確かめることが第一だったので、課題とかは特に無かったです。久しぶりの試合で、雰囲気が分かったのは大きな収穫だったと思います。

—予選会メンバーに選出されての心境はいかがですか
選ばれたからには自覚を持ち、チームのためにも自分のためにも走っていきたいと思っています 。

—今年は予選会からのスタートとなります。鎌田選手はチーム内で自分はどんな役割だと思いますか
タイムを一番稼ぐということが自分の大きな役割なのかなと思っています。

—監督が鎌田選手が伸びているとおっしゃっています。質の高い練習ができていると評価されていますが、鎌田選手自身はどう感じていますか
やはり、(エースだと)言われるからにはしっかり意識を持って、仕事を果たしたいと考えています。

—今年は3年生ということで上級生の区分になります。昨年と比べて意識の変化などは
自分が2年生の時と比べて、自分がチームや周りのことを見ないといけないんだなと感じるようになりました。そして、チームの状況を見て自分はどう動くべきか、自分の立場で何ができるのかということを考えていくことは、ここしばらくやっていることでしたね。アドバイスに関しては、自分が気づいた範囲でするようにしています。

—予選会メンバーには下級生の2年生が多く入っています。今年はどのようなチームですか
どちらかと言うと、下級生が中心の若いチームになるんですかね。経験の少ない選手が結構多いので、それを自分たち上級生がいかにカバーできるか、どこまで支えていけるかがポイントですね。

—現在のコンディションは
特に問題も無く、順調です!

—予選会に向けての意気込み
最低限、しっかりと走って予選会を勝ち抜くことを第一にやっていきたいと思っています。その上で、本戦ではシードを狙っていきたいと考えています。

—ファンの方々に一言お願いします
自分たちを応援してくださってありがとうございます。その応援に応えられるように、精一杯頑張っていくのでこれからも応援の程よろしくお願いします。

kamata1 R 鎌田航生(かまた・こうき)
 社会学部3年
 出身校:法大二(神奈川)
 10000m自己記録:28分53秒97

 (取材・山岡菜月)

清家陸

—現在のご自身の調子はいかがですか
今年はコロナの影響で合宿ができなかったりとか、練習できる場所が限られてしまったりとかかなり厳しい状況の中ではありましたが、夏も個人的には距離をしっかり踏めて、夏以降も予選会に向けて練習は詰めてきたかなと思います。

—春先から大会がない中でのモチベーションは
3月くらいからずっと大会も記録会もない状態で、僕も2カ月くらいけがをしていたのもあってモチベーションを保つのはちょっと難しかった時期もありました。

—自粛期間に重点的に行ったことは
練習メニューはある程度出ていたんですけど、競技場が使えないということで走れる場所も見つけるのが大変でした。練習場所の確保は自分たちでしっかりやってたという感じです。

—自粛期間に練習以外でやっていたことは
自分はドラマを見るのが結構好きで、自粛期間は再放送が多かったので結構見てましたね。

—全体練習ができるようになってからの練習を振り返って
自粛期間で個人練習が多かったので、全体練習になってみんなで集団走とかポイント練習もみんなでできるようになった時は、前までは当たり前でしたが改めてうれしさを感じました。

—坪田監督がポイントとなる選手の中で清家選手を挙げていました
先日の1万mプラス5000mの練習などでもかなり手ごたえのある走りができたのもありますし、練習をかなり積めてきていてあとは本番を迎えるだけという状態なので、坪田さんからも信頼していただいているというのはありがたいことですが、自分もそれに応えられるくらい調子は上がってきているかなと思います。

—チームの中でご自身の役割は
チームのエースは鎌田だなと思ってはいるんですけど、やはり今回4年生が1人しか選ばれていないという状況の中で、自分たち3年生がメンバーをまとめてチームを引っ張っていく立ち位置だと思っているので、自分の練習だけではなくて後輩の練習にも気を配って、状態を確認することなどは心がけています。

—今回下級生も多くエントリーされましたが清家選手から見ていかがですか
特に1年生は、入学したてでコロナの影響でなかなか右も左も分からない状況の中で、練習を積んでチームに勢いを与えてくれているなという印象です。2年生に関しては、自粛期間は帰っていた人が多かったので様子が分からなかったんですけど、全体で合流してから練習でも引っ張っている姿を見て、2年生の積極性もかなり感じられるようになりました。1年生も2年生も上級生に劣らないくらいの力はついているなと感じています。

—予選会に向けての目標と意気込みを
個人的な目標として日本人20番以内というのはありますが、一番はやはり箱根本選の切符を勝ち取るというのが大きいです。今回4年生が1人という中で、やはり最後は4年生に箱根を走ってもらいたいという思いがあるので、それに向けて少しでも貢献できるような走りをしたいです。

—ファンの方々に向けて
当日はテレビでの観戦になると思いますが、少しでも前で走ってテレビに映って法政の存在感を示せるような走りをしたいと思いますので、応援よろしくお願いします。

seike1 R 清家陸(せいけ・りく)
 社会学部3年
 出身校:八幡浜(愛媛)
 10000m自己記録:29分34秒09

 (取材・守本咲希)

河田太一平

—春以降ほとんどの試合が中止に決まったが率直な心境は
鎌田さんが丸亀国際ハーフで良い記録を出していたので、自分も立川ハーフで記録を狙いながら他校のエースと勝負して鎌田さんにも勝てればなと思っていました。それが突然なくなってしまったので1度箱根終わりでモチベーションが落ちてしまっていて2、3ヶ月ほど満足のいく練習は出来ていませんでした。結果的に試合が無くなってしまったことが今年度の自分にはダメージがあって厳しい状況でした。

—自粛期間中の練習状況は
自粛が決まって集まれなくなった時は、練習メニューだけ出ていて各自で取り組むという形でした。自分で路上に出て走ったり、個人的に市街地のコースを見つけて走っていたので全く練習が出来なかった訳ではありませんでしたが、割ときつい面もありました。途中からは朝の集合があって徐々に集まれるようになっていきました。

—練習面以外で自粛期間中の過ごし方は
基本ゲームをしていました。zoomで高校の時の同級生と集まって話したりもしていたので、自粛期間中ならではの楽しみは出来ていたかなと思います。

—記録会などの開催が不透明な中でモチベーションは
モチベーションは他のインタビューを受けている誰よりも低かったと思います(笑) 夏合宿も無くなって、練習も今だから言えるくらいやれていない時もありました。今はなんとか自分で戻してやれていますが、モチベーションは今までで1番低かったと思います。

—夏場に例年通りの合宿が行えなかったことについて
合宿だったら練習がある程度出来る環境が整っていて、食事も量を考えたり質の高いものが出たり、気温やコースなど走る環境面も整っていましたが、合宿がなかったことで暑さなど様々な点から厳しいものがありました。その中でもみんなで頑張れていたのかなとは思います。

—先日の国士舘大学競技会はどのような形で
完全にペース走で、僕は稼ぐ位置にいると思うので練習の一貫という形で状態の確認をしていました。集団で走る人たちにとってはメンバーとしての選考がかかっていたり、本番を意識して走っていたと思います。

—箱根の予選会メンバーは河田選手を含め2年生が最も多い7人ということですが
自粛期間中、みんなうまくやっていたみたいで調子を上げてきていて、同期として一緒に走るというのは嬉しいです。各自での練習だからこそ自分の足りないところをみんな調整出来ていて、とても嬉しいですね。

—1年生で注目の選手は
稲毛が1番化けるのかなと思っています。みんな結構調子が良いので誰が一気に記録を伸ばしてもおかしくないと思いますが、稲毛は富津の練習でも1年生としては良い記録を出していたので1番強い選手なのかなとは思います。高校3年生の時から合宿に来て少し走っていましたが、30㌔のペース走にもしっかり最後までついてきていて、距離もしっかり走れる選手かなとも思っているので是非、活躍してほしいと思います。

—現在のコンディションは
100%とはいきませんが90%以上には仕上がっているんじゃないかなとは思います。

—箱根の予選会はどのように
前に出て走るようなタイプの選手ではないので出来る限り体力を使わずに周りを見つつ、粘って走るレースになるのかなと思っています。

—昨年の実績もあって監督からも期待されていると思います
出来る限り監督の期待に応えられるような結果を残したいなとは思っていますが、今回はチーム戦なので、あまり突っ込んだ走りは出来ないなと思っています。少なくとも今、最大限自分に出来る走りをして監督とチームのみんなの期待に応えられれば良いなと思います。

—最後に意気込み、ファンの方に一言お願いします
しばらく大きな試合には出ていなかったので自分自身、今どのくらい力を持っているのか楽しみですし、皆さんが応援しがいのある走りをしたいなと思っています。

kawada1 R 河田太一平(かわだ・たいへい)
 社会学部2年
 出身校:韮山(静岡)
 10000m自己記録:29分06秒76

 (取材・吉本侑樹)

 
 
 

最近の記事

 

スポーツ法政 最新号

202010191

 

 

定期購読の申込み