陸上
 

【陸上】関東インカレ(第89回関東大学陸上競技対校選手権大会) リポート4日目

2010/05/23
関東インカレ

関東インカレもついに最終日。終日冷たい雨が降り続ける生憎の天候だった。まずはハーフマラソンに近藤・清谷・神山が登場。久々のレースで思うように力を出すことができず最高学年の2人が最下位でゴールという結果になってしまった。

しかし、400mHに登場した岸本が期待通りの優勝。関東で終わる選手ではないという監督の言葉通り、圧倒的な力を見せつけた。最後に行われたマイルリレーでは他チームが悪天候で苦しむ中なんとかバトンを繋ぎ、アンカーの吉野がラストスパートで一気に5位まで順位を上げた。

これら全員の尽力により無事1部に留まる事が出来たが順位としては10番目。しかし関東の大舞台で得たものは大きく、今後の活躍に必ず生きてくるだろう。

20100523-02
近藤は序盤先頭に食らいつくも徐々に失速、清谷・神山は終始後方での戦いとなった。

試合結果

個人成績 (丸数字は学年)

種目成績選手名記録
男子ハーフマラソン決勝 24位 近藤 洋介③ 1時間06分24秒
37位 神山 佑太④ 1時間10分15秒
36位 清谷 匠④ 1時間10分14秒
男子400mH決勝 1位 岸本 鷹幸② 50秒89
男子4×400mリレー決勝 5位

藤田③-岸本②-前野①-吉野④

3分12秒58
男子棒高跳決勝 11位 丹治 瑞生④ 4m60
男子砲丸投決勝 14位 古市 裕磨② 14m10
18位 飯室 延郎④ 13m61
女子走り高跳び決勝 藪根 ゆい NM

監督・選手のコメント

苅部俊二監督

―今日のレースの総括をお願いします。
昨日言った通り、岸本が横綱レースというか条件が悪い中で記録はあまり良くなかったですけど、勝負で勝てたのが良かったですね。良かったら記録を狙っていこうと岸本に言っていたのですが、日本選手権をいい感じで臨めるのではないですか。後は淋しい結果でした。ハーフは近藤が途中まで良くて後半はずるずる下がってしまいましたが、故障明けにしては頑張ってくれたました。
清谷と神山には来月に全日本の予選会もあるので、もう少し頑張ってもらいたいです。

マイルリレーは5位でしたがほぼビリのようなもの、最後に2チームがトラブルが起きて早稲田がバトンを落としましたが、最後一人抜いたことは評価出来ます。キャプテンの勝俣を外したのですが、彼がこの走れなかったことをどう受け止めるかが全カレへと繋がってくると思います。

総合的には2部落ちせず、10番で優勝が少なく下位の順位が多かったですね。法政らしさの勝つか負けるかといった場面が少なく、オレンジが目立たない大会になってしまいました。総合優勝はこれだけの部員なので厳しいのでどれだけアピール出来るか、目立てるかが法政らしさですので…。今年は金丸(祐三・現大塚製薬工場)や山田(壮太郎・現富士通)といった選手が居なくてやむ終えなかったのですが、来年は暴れたいと思います。

―400mHの表彰式ではプレゼンターを務めておられました。自分の教え子の岸本選手にカップを渡すというのはどのような気分ですか?
いや、本当は違う予定だったんです。女子400mHの渡す予定だったのですが、男子に渡す予定の人が来れなくなって急に言われたんです。でも、嬉しいもんですよ。私が受け取ったカップ、400mHは法政のお家芸で為末(大・現APF)だとかが居たのでまたこれを法政に持って帰れるので、良かったです。来年もこうなればいいと思います。

―今日、会場にOBの金丸選手の姿が見られました。後輩達に何か言っていましたか?
マイルを心配して来てくれました。後輩に檄を飛ばして、発破をかけてくれましたね。

―関東インカレ全日程を終えて、法政のチームとしての印象はいかがですか?
法政らしい得点というより暴れる場面が少なく、地味に10番という結果に終わってしまいましたね。
ただ法政の取るべき所の400mHだとか、110mHの矢澤、障害の末山がしっかり取ってくれたので良かったかなと。
ハードルは強くて、末山の3000mSCは成田監督が居たり、110mHには内藤(真人・現ミズノ)も居たので伝統的に強い所は守れたといった印象です。

―来月行われる日本選手権に出場予定の選手を教えて下さい。
小林、岸本です。

成田駅伝監督

―今日のハーフマラソンはいかがでしたか?
駄目ですね。まずキャプテンが全然駄目、レースを途中で捨てていた。怒ってやりましたけど…。

―3人の中では近藤選手が比較的先頭に食らいついていたようですが
彼の練習量から言ったらペースが速かったですね。でも練習をもっとすれば、もっと詰めをなんとかできるでしょう。

―エントリーの選手は皆本調子ではなく、しかも雨というコンディションでしたが…
条件は皆一緒ですから。調子が良くなかったとは言っても、スタートラインに立ったら言い訳はなしですよ。
それにしても清谷は我慢が足りなすぎました。

―長距離ブロック全体の総括をお願いします。
末山が居なかったら長距離のポイントは0だった。ポイントを獲れる選手が1人だけなのでまだまだ厳しいですね。

―新入生の渡辺選手が2種目でのエントリー、田井選手も活躍していましたが長距離の1年生はいかがですか?
渡辺は標準記録をクリアしていたので経験のため出させました。これからは長距離に専念してもらうので、もう800mには出さないでしょう。田井ももう少しですね。使えるようになるかはまだまだわかりません。
相変わらず選手の層は薄いので情けないです。

―来月は全日本駅伝の予選もありますが
今のところ(標準の)タイムがわからないので、今後の記録会によりますね。
記録会でいいタイムが出せないと非常に厳しいです。

吉野寿選手(4×400mR5位 アンカー)

―5位入賞おめでとうございます。今日のレースはいかがでしたか?
僕が走れるかどうかわからない状況で、キャプテン(勝俣)と僕のどちらかが出ることになり結局僕になったので責任をもって頑張らないとと思って走りました。

―監督から指示などはあったのでしょうか?
特にありません。

―走順やメンバーの調整はどのように行われたのですか?
僕は教育実習に行っていて練習不足だったのにアンカーにされていて、作戦ミスじゃないかと思ったけれど、それぞれのメンバーが出来ることをやったのでそこは良かったと思います。

―終盤追い上げての5位入賞でしたが
練習不足にしては…ですね、他校でバトンミスがあったりしての結果なので。

岸本鷹幸選手コメント(400mH優勝)

―優勝おめでとうございます!優勝しての気持ちをお願いします。
素直に嬉しいですが、タイムが出なかったのでそれは悔しいです。

―どのような気持ちで臨みましたか?
転ばないようにだけですね。絶対に勝てる試合だったので。

―マイルリレーの結果についてはいかがでしょうか
運よく5番だったので実力で戦っていけるようにしたいです。

―日本選手権に向けて目標をお願いします。
決勝に残れるように頑張ります。

 

フォトギャラリー

  • 20100523-02近藤は序盤先頭に食らいつくも徐々に失速、清谷・神山は終始後方での戦いとなった。
  • 20100523-03棒高跳には4年の丹治が登場。4m70を失敗で上位争いから姿を消す。
  • 20100523-04打ち付けるように降る雨の中、全体的に記録が伸びなかった女子走高跳。法大も記録なしで終了。
  • 20100523-05転倒だけは避けたいと抑えながらのレースだったが見事優勝!関東に岸本の敵はいなかった。
  • 20100523-06男子砲丸投決勝
  • 20100523-07男子4×400mR決勝
  • 20100523-08苅部監督が日本記録を持つこの種目で何とか順位を上げたい法大。
  • 20100523-09序盤から最下位でのレース展開となるが、アンカーで登場した吉野が順位を上げ5位に入賞した。
 

 

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