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【陸上】法大「出来すぎ」の快進撃!!西池、黒山、関口の活躍で往路5位!!! 箱根駅伝・往路

第89回東京箱根間往復大学駅伝競走
往路:2013年1月2日(水)

 ついに箱根駅伝が開幕。3年ぶりの出場となった法大は往路で並み居る強豪を退け5位で往路を終えた。5位の大健闘に成田監督は「出来すぎ」と話し選手たちを労った。 

 全体的には区間配置がピタリとはまり、予想以上の結果をもたらしたレースであった。1区で集団走の得意な西池和人(スポ2)が飛び出す。先頭集団を形成し、区間3位で2区の篠原義裕(現4)へ。篠原は13も順位を落とすブレーキをしてしまったが、各校のエースがひしめく中、後方ではあれども10位集団の中で粘り、前との差を広げなかったことは後の区間の順位交代にも大きく影響したといえるだろう。そして本日エントリー変更で3区になった田井慎一郎(経3)。区間13位ではあるが、安定した走りで15位との差を縮めてのタスキリレー。 

 ここまでは3人の実力を考えれば予想できるシナリオである。しかし、この後の2人の走りは予想外であった。4区の黒山和嵩(現2)は往路のスピード区間で区間3位の好走。13位まで順位を押し上げる。続く5区。予選会で西池に次ぐチーム2番手の関口頌悟(社2)が満を持して箱根の山へ。競歩を思わせるロスの少ない走りで猛追。8人を抜き去り、区間2位。山を制した関口はチームを一気に5位へと押し上げた。序盤で西池、篠原、田井が差を広げずつないだことに加え、黒山や関口の爆発的な快走が功を奏した。往路では2分30秒の貯金を残した法大。復路にエースを温存する大学もあるなかで、シード権内を守りきれるか。上位校へ食らいつこうとする、攻めの走りがより一層求められる。 

201301021 R
法大の『山の神』の活躍をみせた関口

試合結果

区間選手名区間順位区間記録往路順位往路記録
1区 西池和人 3位 1時間3分47秒 3位 1時間3分47秒
2区 篠原義裕 17位 1時間13分27秒 16位 2時間17分14秒
3区 田井慎一郎 13位 1時間7分54秒 16位 3時間25分8秒
4区 黒山和嵩 3位 57分59秒 13位 4時間23分7秒
5区 関口頌悟 2位 1時間22分32秒 5位 5時間45分39秒
法政大学 5位 5時間45分39秒

コメント

成田監督

―往路を終えて

出来すぎです。本当に出来すぎです。

―出来すぎの要因は

最後の関口の活躍もそうなのですが、一番は4区の黒山じゃないですかね。まあ西池も区間3番という事で予想通りの走りを見せてくれました。

―関口選手の山での走り

そうですね。まあ調子がよかったのである程度やってくれるだろうと思っていました。山での適正もあると思うので実力を出してくれましたね。

篠原選手、田井選手については

まあ想定の範囲内の走りをしてくれましたよ。ただ、もうちょっと頑張ってくれれば黒山が楽になったと思いましが。でも、よくやってくれました。

―選手に対してどんな指示を出していたのですか

正直、始まったらタイムがどうだとかは一切言わなかったので特に指示は出しませんでした。 

―復路に向けて

6区ですね。6区がどこまで頑張れるかにかかっています。後は耐えて耐えての走りになると思います。

坪田コーチ

―往路を終えて

驚きの結果ですね。できすぎだと思います。

―各選手の走りを振り返って

計算通りといった感じですね。計算外だったのは四区の黒山が走りすぎたというか、本当によくやってくれたことが、いい結果を残せたことに大きくつながってると思います。関口に関してはすごくよかったのですが、もともとある程度の計算はしていたので。ただここまでは予想していなかった、というのが正直なところです。

―西池選手の区間3位については

3番でいいのか悪いのかというのは彼の判断なので。ただ、非常に悔しいと本人も言っていましたし、私としても褒められた結果ではないと思います。区間賞を取るといって3番ということは負けてしまっているので、大きく課題が残ったのかなと思います。ですが、法政としてはいい流れを一区で持ってきてくれたので、よかったと思います。

―シード権獲得に大きく近づきましたが、明日の戦略は

特にないですね。もう我慢するしかないと思います。なんせここまでできすぎなので、普段通りの、こちらが指示した通りに走ってくれれば結果はついてくるのかなと。平常心ですね。 

苅部監督

―往路を振り返って

みんな言うと思うのですが、予想外に良かったなと。下馬評が悪かったので、我々スタッフもまあ10番くらいに入れればと思っていたのですけど。よくやってくれたなと、選手に本当に感心しています。今回は。

―今日の5人の中で注目していた選手は

西池は区間賞を狙えるくらいだとわかっていたので、もちろん注目をしていました。それと、関口もある程度いけると前々から予想していたので、その二人はとても期待をしていました。なのでほか三人がどれだけ踏ん張れるかなというところでした。黒山がとても頑張ってくれて、いい位置で襷をつなげたのが大きかったです。なので彼は、区間三位ということも含め本当に今日の殊勲者というか成果だと思います。

―元々の今日の目標は

私が言うのもなんなんですが、明日が少しきつきなると思っていたので、まずはシード権内をとれるように。シードが狙える位置で復路につなげたいなと。ですがよくても6・7番、まあ10番とかかなと考えていて、下手をすればずるずる下位に沈むこともありえたので、今日の結果は100点だと思います。 

関口選手

―初めての箱根の感想は

ものすごい雰囲気でしたね。本当にどっからこんなに人が来るのかと思いました。ですが本当にそれが力になりました。法政は伝統校ということで、より多くの声援をいただくことができたので。

―昨日は寝ることができたか

緊張が全くなかったわけではないのですが、小田原までの移動の疲れもありよく寝ることができました。

―箱根の山登りののイメージは

下見である程度把握はしていたのですが、やはり人が多くて。そこで少し感覚は違いましたね。

―重要性については

往路の最後なので、そこである程度順位が決まってしまうのでしっかりやりきろうと。 

―山に向けた特別なトレーニングは

特別なことはしていないですね。監督コーチが日ごろ出してくれるメニューをしっかりとこなせば、自然と実力がついてくるので。あとは少し自分でイメージトレーニングをするだけでした。

―区間はいつ決まったのか

11月頭に下見をした際に「お前はここな」と言われて、「わかりました」と。 

―今日の強風については

自分のフォームに少しあっていたのかなと。そういう環境のなかで走ってきて形成されたフォームなので。

―向かい風の影響は

下りになった時に、スムーズに下るときのフォームになれなかったです。まあでも、他の選手も同じ状況なので。

―風はもともと苦にしていない?

そうですね。

―結果については納得しているか

思った以上の位置でタスキをもらえたので、その流れを崩さず復路に向けてつなげられたかなと。しっかりと自分の実力を出すことができたと思います。

―走っているときは何を考えていた

特に何かを考えているわけではなく。前に人がいれば食ってやろうという意気込みで走っていました。

―明日はどのような心境で見守るのか

明日は6区の5㎞タイム取りを任されているので。あとは大手町でシード権を獲得している瞬間をしっかりと見守りたいと思います。

―坪田コーチが「関口ならこれくらいやるだろうと思っていた」と話していたが

自分の力通りの走りはできたと思います。

―明日の5人に向けてなにかメッセージを

明日は3・4年生中心のメンバーなので。皆さん本当に信頼できる方々なので、信じて待っていたいと思います。 

 

フォトギャラリー

  • 201301021 R区間賞争いをみせた西池
  • 201301022 R区間賞争いをみせた西池
  • 201301023 R安定したはしりの田井
  • 201301024 R順位を落とすも食らいついた篠原
  • 201301025 R躍進の立役者黒山
 

 

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